こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 入院生活を送る患者にとってなくてはならない存在が医師と看護師です。
 もちろん他にもさまざまな役割を担うかたがたがたくさんいらっしゃって入院生活は成り立っています。

 しかし時間に関係なく、直接的に接することの多いのが患者と看護師の関係です。

 朝昼夕(プラスα)と行われる検温や血圧測定。点滴の設置やチェック、体調確認。患者さんがナースコールすれば、昼夜問わず、病床までやって来て対応してくれます。患者の話も聞いてくれて、検査室に移動する時には車いすを押してくれたり、ストレッチャーで運んでくれたり、必要に応じて常に付き添ってくれるのが看護師さんです。

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 看護師の皆さんは、いずれもホスピタリティーにあふれた対応をしてくださいましたが、看護師の仕事というものは、常に患者の健康、生命と向き合う仕事です。やはり看護師という仕事はハードなんだろうなと想像しました。

 日本医療労働組合連合が調査した「2022年 看護職員の労働実態調査報告」によれば、看護師のストレスの原因として挙げられているのが、まず「仕事の量の問題」(48.7%)、次いで「仕事の質の問題」(31.8%)、そして「職場の人間関係」(22.2%)となっています。

 病棟においては、入院患者の容態によって仕事の状況も変わることでしょう。
 山歩の場合も、手術後高熱が続いた時、医師や複数の看護師さんが何度も行き来し、せわしく対応していました。本人はもうろうとしており、身を委ねるしかありませんでした。

 さて、看護師さんは「白衣の天使」なのでしょうか?

 山歩の答えは、「看護師さんは白衣の人間である」です。
 見えない姿で白衣の天使が活躍しているのかもしれませんが、実際の看護師さんたちは、いずれも看護師としての仕事を全うしようとする、訓練を受けたプロフェッショナルたちでした。もちろん、経験や技術の差はあるでしょうが…。

 今回、17日間の入院生活を通して、たくさんの看護師さんと接しました。
 医師と患者をつなぐ仲介者としての役割、他の看護師や医療スタッフとの連係、患者への対応とサポート…。「生命」を中心とする一つ一つの行為全てが「看護」なのです。

 医師や看護師たちが患者を治療し、健康な生活が送れるようにサポートするのと同じように、私たちエンチャイルドもまた、奨学生たちの学業を援助し、自立と共立の社会生活を送ることができるようにサポートすることがミッションです。そして教育支援&社会教育におけるプロフェッショナルとしての役割を果たすことがエンチャイルドに求められていることなのです。

 17日間の学びが無駄にならないよう、自らの健康管理とともに、これからの教育支援&社会教育事業をどう展開していくかが課題です。

 皆さん!
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