こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大みそかを迎えました。
 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 故郷で新年を迎えるというかたも多いかもしれませんえ。
 かくいう山歩もその一人。

 今回は、故郷から、山歩のエッセーをお届けします。

 ところで皆さん、「八月のクリスマス」という韓国映画をご存じでしょうか。
 1998年に製作され、1999年6月に劇場公開されています。ホ・ジノ監督作品。
 主演はハン・ソッキュ、シム・ウナ、ラブストリーものです。

 不治の病で余命いくばくもない主人公の青年ユ・ジョンウォン(ハン・ソッキュ)は、二代目として写真館を営みながら父と二人暮らし。母はすでに亡くなっており、姉は嫁に出ています。

 こんな場面があります。

 ジョンウォンの父は現役を退き、隠居の身。ビデオを一人で再生できない父の姿を見ながら、自分が亡くなった後、父はどうなるのだろうと、ビデオの再生の仕方を何度も繰り返して教えますが、なかなか一人でできるようにならない父にジョン・ウォンはいら立ちます。

 ある晩のこと、激しくとどろく雷鳴のせいでジョン・ウォンは寝付けません。雷が怖いのか、間もなく訪れる死の恐怖からか、ジョンウォンは父の休む部屋にそっと入り込み、父の横で眠りに就きます。

 私(山歩)の両親は二人暮らし。父は、腕のいい職人としての仕事人生を送った人ですが、食事の支度となるとからっきし駄目で、最近も母が腰痛で動けなくなると、電子レンジに頼るしかありませんでした。

 仕事となると、何かが降りてきたように厳格に務めを果たす父でしたが、「男子厨房に入るべからず」という人生をそのまま生きてきたのでしょう。
 いともたやすく食事を準備し、片付けもササっと済ませる息子の姿に、帰省するたびに称賛を惜しみません。

 帰省のたびに年老いていく両親。かつては「男子厨房に入るべからず」と息子に繰り返した母も、今は、私が帰れば無条件にその城を明け渡します。
 老いるということはできなくなることが日々増えていくということなのかもしれません。

 そんな親子ですから、4月に息子が大病を患って入院した時には衝撃が走ったようです。

 山歩はジョンウォンのように余命宣告は受けていませんが、親のこと、子どもたちのこと、そしてエンチャイルドのこと、いつ何があってもいいようにしておかなければならないと思いながら過ごす今日この頃です。

 ゆく年くる年。
 いろいろあった2025年。2026年もいろいろあるでしょう。それが社会であり、人生というもの。

 三世代で過ごす年末年始。時の移り変わりを実感しながら、とりあえずは年越しそばの準備と、お節料理の準備に励む山歩です。

 最後にクリプロ2025の進捗のご報告です。
 12月25日以降もご支援賜り、現時点で目標額に75%に達し、30万を超えることができました。山歩の父も先ほど寄付してくれました!
 
 
現地での活動結果報告は後ほど。お楽しみに!

 クリプロ2025にご支援くださった皆さま、誠にありがとうございました。

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