新年おめでとうございます。
 
 エンチャイルドの広報担当、山歩です。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 新年のごあいさつが遅れましたこと、申し訳ありません。

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 エンチャイルド事務局では、新年早々いろいろなことが起こりまして、理事長と事務局長はジェットコースターのような毎日を過ごしています。
 その辺の事情については、後ほど、お知らせしたいと思います。

 さて、山歩は両親のケアのために年末年始の休暇を延長して、現在も故郷にてリモートで仕事をしながら過ごしております。

 では、今日のブログのタイトルのお話を…。

 山歩の故郷は北東北の小さな町です。大雪の降る地域ではありませんが、それでもやはり冬はしばれる(非常に寒い)所で、朝晩は氷点下。

 高台にある寺の前に立って街並みを見渡していると、ふと「ここは縄文の里だなあ」との思いが降りてきます。

 この思いは、山歩にとって“啓示”とも思えるような内容でした。
 というのも、仕事と家事のバランスがうまくいかず、不平不満の思いがたまってきていたのです。
 この町は、都市部のように便利な生活を自由に享受できる環境が整っているわけではありません。
 
 「俺は今日から縄文人だ」

 そう思った瞬間、不平不満の暗雲が山歩の心からさっと遠のいていくのを感じました。

 その夜、娘からLINEでメッセージが入りました。
 
 「お父さん、食事の準備、毎日大変でしょ? 鍋料理がおすすめだよ。美容と健康にもいいし」と、娘流の鍋料理のコツと簡単レシピを教えてくれました。

 故郷の様子を、食卓の写真をメインに娘たちとLINEグループで共有していたからでしょう。

 鍋料理、といってすぐに思い浮かんだのは、縄文土器!

 縄文人たちは縄文土器で鍋料理を楽しんでいた?

 「そうだ、そうに違いない」

 山歩のわずかな縄文の知識でもそれは確信へ!

 よし、縄文人になり切って、鍋料理を楽しみつつ、ひたすら家族と向き合い、愛の心を持って家族のために生きてみよう(言うは易し行うは難し、だけど…)。

 仕事と買い物は家族のための狩猟・採集の営み、食事の時間は竪穴住居の中で鍋を囲んでの家族の団らん。

 そして食後のコーヒータイムは、縄文と今をつないでくれるタイムトリップの時間。
 カリカリとミルで豆を挽き、ストーブの上で熱くなったお湯をチョロチョロと注ぎます。

 耳は遠いけれど、私よりも嗅覚の鋭い父が「いい香りだ」と反応し、物忘れの多くなった母が「美味しい」と少女のような笑顔を見せます。

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 縄文の人々がコーヒーを嗜んだという話は聞いたことはありませんが、現代の縄文家族は、鍋料理をつつきながらコーヒーを楽しむのも悪くない、と思いながら、せっせと野菜を切り、コーヒー豆を挽いています。

 というわけで、東京では世界の子どもたちを元気にしたいという思いで、故郷では年老いた両親の助けになりたいと、日々奮闘する山歩でした。

 次回から、エンチャイルド奨学生の抱負メッセージの紹介を再開します。

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