こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 オンライン・スタディーツアーのフィリピン側参加者からの感想をお届けしています。

 今回は、ミンダナオ島北東部地域から参加してくれた二人の男子奨学生です。

 一人は、ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのケネス・アンジェロ・ベロス君(17歳)、もう一人は、マガリャネスのジョン ライル・ボロンガイタ君(16歳)です。

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左端がケネス・アンジェロ・ベロス君

ケネス君の手紙
ケネス君の自筆の感想文

 過去長い間、私は毎年夏に行われる皆さんと直接触れ合うスタディーツアーに慣れてきました。

 しかしきょう、日本とフィリピンとの間の長い距離を超え、さまざまな障害を克服してイベントが行われた事実は、私たちは団結しており、無傷であり、今年のエンチャイルド・スタディーツアーはオンラインのコミュニケーションを通じて見事に開催されたということを証明しました。
 私はそのことに深く感謝しています。

 実は数週間前の私は、心の痛む出来事があって、無条件に私たちをサポートし愛してくれる日本の支援者の皆さんの幸せな美しい顔を見られる状態にありませんでした。
 しかしオンライン・スタディツアーのおかげで、私の心は喜びと希望と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 理事長さん、事務局長さん、イベントの成功をお祝いいたします!
 そしてエンチャイルドで共に学ぶ奨学生たちには、歌の歌詞で私の気持ちを伝えます。

 「今は静かにしている時ではありません。
  光を隠してはいけません。
  世界はあなたの見ている窓の外にあるのです。
  だからあなたはその世界を見過ごしてはいけないのです」


 これが私たちの時代が訪れました!
 エンチャイルドの時代が来たのです!

ケネス・アンジェロ・ベロス

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ボロンガイタさん親子はギターと電子ピアノの伴奏で
「トップ・オブ・ザ・ワールド」を披露

ジョンライル君
ジョン ライル君はOKOME-Projectでも配付作業で頑張ってくれました

 エンチャイルドの皆さん、こんにちは!

 2020年8月30日、「ENCHILDオンライン・スタディーツアー」に参加しました。
 オンラインでエンチャイルドが行った初めてのスタディーツアーイベントで、ズームミーティングを使い、支援者の皆さんとマニラ首都圏の奨学生たちと会うことができました。

   フィリピンのネット環境が非常に遅いことや、接続するのが困難な参加者もいるため、ミンダナオ地域からの参加者のように、マニラ首都圏からの参加者も非常に少ないだろうと思っていました。

 しかしマニラのさまざまなバランガイから選ばれた奨学生たちも多く参加できました。
 彼らが発表した演奏をライブ映像や録画で観ながら、素晴らしい才能を持っている奨学生が多いことに驚きました。

 また、ミンダナオからの参加者は4人でしたが、エンチャイルド・ファミリーの皆さんに出し物を披露することができて、とてもうれしかったです。
 
 インターネットの技術的な課題はいくつかありましたが、日本とフィリピンの両司会者の進行によって、プログラムを正常に終了することができました。日本の通訳者のかたが流暢に英語を話していることにも驚きました。彼女と直接会えるのを楽しみにしています。

 全体として、「ENCHILDオンライン・スタディーツアー」は日本の支援者の皆さんと奨学生たちのたくさんの笑顔で終わることができました。

 エンチャイルド・ファミリーは常に私たちの心の中にあります。

 ENCHILDが長く続きますように!

ジョン ライル・ボロンガイタ


ENCHILD


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