こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 オンライン・スタディーツアーのフィリピン側参加者からの感想をお届けしています。

 今回は、マニラ市トンド地区パローラのエンチャイルド奨学生、アルビン・ビオハン君(21歳)の感想です。

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グローバルフェスタJAPAN2019のステージでスピーチするアルビン君

 オンライン・スタディーツアーに参加して、私は多くの支援者の皆さんとエンチャイルド奨学生たちと再会できたことがとてもうれしかったです。
 ネット接続の課題はあっても、日本の支援者の皆さんと会えたので、参加した奨学生たちは皆、このスタディーツアーを楽しんでいました。

 それぞれが大変な状況であったのにもかかわらず、奨学生たちが地域ごとに出し物を準備してくれていたこともうれしい事でした。それは、エンチャイルドには才能のある奨学生たちが多数いて、常にその才能を発揮できることを証明したことでもありました。

 全体を通じて、このパンデミックにもかかわらず、フィリピン側と日本側の人たちが互いに出会い、話し合い、あいさつし合い、笑顔になる方法を見つけたという事実を体験できたことがうれしいです。
 交流相手の支援者のかたとは会えませんでしたが、オンライン・スタディーツアーでは、現支援者のかたも、新しい参加者のかたも、たくさんお会いすることができました。

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トンド地区パローラのエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

 愛する人に会うためになら、私たちは何でもできるのだということに私は気付きました。インターネット環境がないという事情を抱えている奨学生たちもいますが、支援者の皆さんや奨学生たちに会いたいという熱意や意思さえあれば、それを実現する道は必ずあるのだということも分かりました。
 
 NPO法人エンチャイルドと日本の支援者の皆さま、元気でいてください。皆さんが安全でありますように。遠からず再会し、絆を深め合うことができるよう願っています。
 
 エンチャイルド奨学生の仲間の皆さん、お互い健康で健全でいましょう。単に熱心に勉強するのではなく、賢く勉強しましょう。私たちが夢見ることを実現するためには、それができると信じることが必要です。私たちには夢や目標を達成することを応援してくれている人々がいるのです。その人たちの存在を忘れないでください。

 日本の支援者の皆さま、いつもサポートしてくださり、ありがとうございます。皆さんは、若者は未来を変えることができると信じ、私たちに可能性を見いだしてくださっていることを私は知っています。ですからどうか、私たちをサポートすることに疲れないでください。

 皆さまの安全を心から願っています。神様の祝福がありますように。

コメント 2020-08-30 215549
オンライン・スタディーツアーにおけるパローラの
エンチャイルド奨学生
たちによるプレゼンテーションの様子



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