★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

Category: 非営利活動


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日8月25日、NPO法人エンチャイルドは、設立記念日を迎えました! 13周年です。

 エンチャイルドを愛し、支えてくださる皆さまに、心から感謝申し上げます。

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 本来、この日に何かしらの記念の行事をすべきですが、今回はかなわず、9月1日(日)に「日比教育支援交流会/エンチャイルド総会2024」として、エンチャイルド奨学生、日比スタッフ、支援者の皆さん、そしてエンチャイルドの教育支援&共有活動に関心のあるかたに集まっていただき、13周年のお祝いの場にしたいと思います。そして、同イベントは、2024年度のエンチャイルド奨学生としてのスタートの日となります。

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 「総会」と位置付けていますので、この日その中で、今年のスタディーツアーで理事長が提案した「ピース・アドボケイトの日」の制定についても、改めて提議されることとなるでしょう。

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 13周年記念、改めておめでとうございます!

 このような活動を長く続けることは簡単ではないと思います。

 しかし未来世代の育成に対する責任が私たちにはあると思います。

 ハマトマ・ガンディーの言葉です。
 
 The future depends on what we do in the present.

 「未来はわれわれの現在の行動にかかっている」

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 YouTubeチャンネルもぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年8月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年7月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年7月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 8月に入りました。
 暑い日が続いていますが、一方でゲリラ豪雨の被害も…。
 皆さま、盛夏を健康で楽しく乗り越えましょう!

 さて、今回は、エンチャイルド・ボランティアスタッフ、ニューフェイスの「ともみん」さんの寄稿を紹介します。

 不定期連載、とのこと。
 乞うご期待!

ともみんさん

 Maayong adraw!
 エンチャイルドのボランティアスタッフ「ともみん」です (^0^)/

 そう、「ともみん from 神戸」の名で最近このブログのコメント欄に登場している、あの人です(笑)
 このたび、微力ではありますが、フィリピン支援20年を迎えたエンチャイルドの運営サポートをさせていただくことになりました。

 そして今回より不定期ではありますが、ブログ投稿を始めます!! 

 私とエンチャイルド、私と国際協力、私とフィリピン、最近習った面白いビサヤ語 etc...
 市民目線の個人的な内容になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、記念すべき(?)1回目は簡単な自己紹介と、私が感じるエンチャイルドの魅力を述べたいと思います。

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◆自己紹介◆

★居住地:神戸

★年齢:30代真ん中

★職業:メーカー事務職&小学生のママ

★趣味:洋楽を聴くこと、英語・ビサヤ語の勉強、ウォーキング

★夢:発展途上国の子どもたちの支援をする!
(エンチャイルドに携わることで実際に夢への第一歩を進み出しました!)

★フィリピンへの渡航歴:なし(行ったことないのに、フィリピンが大好きです!)

★エンチャイルド歴:今年2024年3月に出合ったので、まだ4カ月少々…

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◆ここがすごいよ!エンチャイルド!◆

1.全員無報酬のボランティアで運営!

2.奨学生・現地スタッフ・日本スタッフ・サポーター、皆さんの心の距離が近い!

3.PC・スマホの画面越しであってもつながり合える心地よさを実感する機会が多々ある!

4.各個人それぞれの持ち味を生かせる場がある!

5.理事長さんに負けるもんか!と歩く機会が増える!(これは余談です。でも本当です。)

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 私がエンチャイルドと出合ってから半年もたっていないので、堂々と「エンチャイルドとはこうです!」と断言できないのが残念ですが、これから日々関わることで得たことや気付きなどを、皆さんにご紹介していく予定です。

 仕事があるから、子育て中だから、学生だから…
 支援が必要な人がいるのは分かっている、知っているけど自分にはできないよ。
 無理だよ。

 つい最近の私がそうでした。
 自分で自分の壁を作って、〇〇だからと逃げていました。
 私自身、まだまだ未熟な人間なので大きなことは言えませんが、同じように「〇〇だから」と進みたい道があるのに立ち止まったり、諦めの心を持っている人に、一歩前へ踏み出すきっかけを、エンチャイルドの活動を通して提供・共有できたら良いなと思います。

 フィリピンの子どもたちのためだけでなく、私たち自身のために、小さなことを積み重ねていって「私だからできること」を探し出し、共に学んで成長していきましょう!


 では、今回はこの辺で。

Amping!
Tomomi-n from KOBE

※写真は私が短大時代に愛読していた本です。15年以上たってもまだ持っている宝物たちです。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 7月1日を迎えました。
 今日は、2024年度下半期のスタート地点です。

 エンチャイルドにおいては、スタディーツアーの開催を挟んで、2024年度のエンチャイルド奨学生の更新手続きが始まっています。

 7月14日、21日、27日には、午後3時30分から、「エンチャイルド・スタディーツアー2024オンライン報告会」も行います。

 下半期、財務の立て直しも計らなければなりません。
 事務所も年内移転予定です。

 これからの半年は、エンチャイルドの今後を決する重要な期間となります。

ENCHILD Facebook++

 さて、今年のスタディーツアーはフィリピンでの教育支援活動20年を記念するスタディーツアーでもありました。

 本日、改めて、20年を支えてきてくださった支援者の皆さまに、感謝申し上げたいと思います。
 そして、この活動を陰日なたで支えてきてくれた関係者の皆さま、特に日比の事務局スタッフの皆さん、現地コーディネーターの皆さんに特別な感謝の意をお伝えしたいと思います。

 ミンダナオ地域のリーダーのジョニー・ボロンガイタさん、マニラ首都圏地域ではエンチャイルド・フィリピン代表のライアン・チュパス氏、キアノ・ロメロ事務局長、そしてアルマ・デラトーレさんらに、「本当にお疲れさまでした。ありがとう。これからもよろしくお願いします」と、この場を借りて、申し上げたいと思います。

特別感謝状_ボロンガイタさん
20周年を迎えて特別感謝状を贈らせていただきました
ボロンガイタさん(右)
特別感謝状_キアノ_アルマ
キアノ事務局長(左)とアルマさん(右)

 NPO法人エンチャイルドは小さな団体です。
 日比共にわずか数人の事務局の体制で長年にわたって完全無給ボランティア体制で実務を回してきました。それでもなんとかこうとか20年やれてきたことは、「奇跡」のような教育支援の軌跡です。

 人生いろいろ、世界の子どもたちを巡る社会状況もいろいろですが、7月1日、とにかく「感謝から始めよう」と思います。

 こういう活動は、個人としてははなから採算度返しです。
 だから感謝の心なくしてはできません。名誉よりも感謝です。社会正義よりも感謝です。
 国境を超えた家族愛を体感できることがエンチャイルドの教育支援、社会教育活動の真骨頂です。

 エンチャイルドの活動は、国境を超えた家族愛の心から始まる教育支援、社会教育活動なんですね。

 エンチャイルドに関わってくださっている皆さま、下半期もよろしくお願いいたします。

マニラ首都圏

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よろしければ、高評価、チャンネル登録をお願いいたします

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年6月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  6月が始まりました。
 エンチャイルド事務局も通常業務に加えて、今月はスタディーツアーの準備が忙しくなります。加えて、次年度のエンチャイルド奨学生の更新手続きが始まります。
 残念ながら、今年も新規募集は行いませんが、更新手続きは教育支援事業における最も重要な業務となります。奨学生たちの未来と向き合う瞬間でもあります。

5本締め

 パンデミックの影響で世界の子どもたちの学校事情は大きく変わりました。
 特にフィリピンは大きく影響を受けた国の一つだと思います。
 日本はほぼコロナ前の状況に戻ったと見られますが、フィリピンの場合は、学年の始まりの時期が以前と2カ月ほどずれてしまっており、このことによる影響は小さくないようです。

 もともとフィリピンの学校は、4~5月が「夏休み」でした。フィリピンが最も暑い時期です。現在は6月が学年末になっています。最も暑い季節に一年の学習をまとめる時期を迎えてしまっているわけです。今は学年末の試験の真っただ中のようです。

 次年度からは従来の6月始まり3月学年末のスケジュールに戻すという方針が政府から出されたようですが、切り替えは簡単ではないでしょう。教育の現場や子どもたちにとってはまだまだ困難な状況が続くことになると思います。

 社会の安定は、子どもたちの教育環境の大前提だとつくづく感じます。
 フィリピンの経済は成長しています。しかし経済の発展と比例して社会課題が自動的に解決するとは限りません。そこが難しいところです。フィリピンに限りませんが、発展途上において最大の課題となるのは格差の問題をいかにか解決するかです。経済格差、教育格差、その結果としての貧富の格差です。

 エンチャイルドはミッションとして、「貧困の世代間連鎖を断ち切る」ことを掲げています。そしてそのミッションを遂行するための理念(価値観)として「自立・共立」「ギブ・アンド・ギブ」を掲げています。
 共立の社会を実現することが、上述の課題を解決できるかどうかの鍵であると考えています。

 それ故、エンチャイルド自身がそのような考え方を実践し、エンチャイルド奨学生および保護者・関係者の皆さまとも価値観を共有することを大事にしています。

 「自立」という価値、「共立」という価値を大切にし、より良い共同体(関係性)を形成するための8エレメントを実践することが、エンチャイルドの事業、活動の中心です。

 このような動機を持ち続けることは簡単ではありませんが、ある意味では信念を持って一つ一つの業務に当たらなければならないと思っています。

 6月、梅雨の季節でもあります。
 心と体と頭の健康に気を付けながら、成果を共に喜ぶことのできる6月にしたいですね。
 
 エンチャイルドファミリーの皆さま、今月もどうぞよろしくお願いいたします。
 

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 今回は、年次総会前夜の理事長のコメントをお届けします。 

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 NPO法人エンチャイルドは、設立から13周年、14年目の年を迎えました。
 2024年度年次総会を前日に控えて、改めて、支援者の皆さまに感謝と御礼の言葉を申し上げたいと思います。

 支援者の皆さま、誠にありがとうございます
 皆さまの日頃のご支援に
心から感謝申し上げます。

 皆さまのご支援と応援なくして、エンチャイルドの教育支援事業は成り立つものではありません。設立以来現在まで変わらずご支援くださっているかたも少なくありません。
 支援者お一人お一人の温かい思いが、エンチャイルド奨学生たちの夢と志を持てる人生、彼らの希望ある未来を支えてくださっています。

 私はエンチャイルドのビジョンを具現化し、ミッションを遂行するために、一貫して「自立と共立(ギブ・アンド・ギブの世界)」の理念とその実践にこだわってまいりました。
 そして子どもたちには「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」となってほしいと願い、エンチャイルド・ユース(シニアハイスクール、大学生のエンチャイルド奨学生)には「誰かのサンタクロースになろう!」と呼びかけてきました。

 受益者から支援者になる、社会課題の解決者となるということは、「自立と共立」の体現者になることと同じだと考えます。
 しかし「言うは易し、行うは難し」です。事はそれほど簡単に運ぶわけではありません。エンチャイルドの事業もまた、試行錯誤の連続であり、失敗と困難の連続でもありました。

 正直なところ、簡単なことは一つもありませんでした。
 それでも今日までなんとかやってこれたのは、支援者の皆さまはもちろんのこと、事務局スタッフ、現地スタッフ、コーディネーターの皆さまのご尽力のおかげです。皆さんの家族愛を中心とする堅固なボランティア精神とたゆまぬ行動力がエンチャイルドの行く道を開いてきてくれたのです。本当に感謝に堪えません。

 私は今回の年次総会を、「リセットの年次総会」「リスタートの年次総会」と位置付けています。
 何度か「今年は正念場である」と申し上げてまいりました。常に正念場にあるのがNPO(NGO)の現場ではありますが、時代の変化、社会の変動によって、民間における国際協力活動の環境は年々厳しい状況に置かれています。

 もちろん、責任を持つ者の不足さが一番の課題です。痩せても枯れても責任者は責任者、物事は責任者次第です。責任者が変われば状況も変わっていくものです。
 今回の年次総会は、責任者のリセットがテーマであると考えます。

 スタディーツアー2024の実施まで、1カ月を切りました。
 ツアー終了後、7月には支援者の皆さまとその成果を共有すべく報告会を開催してまいります。ぜひご参加くださいませ。

 引き続き、エンチャイルドの海外教育支援事業へのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

NPO法人エンチャイルド
理事長 外舘孝則

‐‐‐

 5月26日(日)午後5時よりエンチャイルド日比合同報告会オンラインで行います。
 どなた2023年4月~2024年3月)の活動報告を日比両サイドから報告する場となります。
 エンチャイルドの活動を立体的に感じ取っていただける時間となると思います。

 ぜひご参加ください。

 なお、午後4時からはエンチャイルドの年次総会を行います。支援者(マンスリーサポーター、団体会員さま)の皆さまにはオブザーバーとしてご参加いただけますので、ご希望のかたは事務局までご一報ください。

info@enchild.org


ENCHILD NEWS & REPORT 最新号
ぜひご覧ください

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 スタディーツアーへのご参加を募集しております。スタディーツアーに関心のあるかたは、事務局(info@enchild.org)までお気軽にお問い合わせください。
 2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。


 関心があるよ、というかた、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

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 5月26日(日)午後5時よりエンチャイルド日比合同報告会オンラインで行います。
 どなたでもご参加いただけます。
 2023年度(2023年4月~2024年3月)の活動報告を日比両サイドから報告する場となります。
 エンチャイルドの活動を立体的に感じ取っていただける時間となると思います。
 ぜひご参加ください。

 なお、午後4時からはエンチャイルドの年次総会を行います。支援者(マンスリーサポーター、団体会員さま)の皆さまにはオブザーバーとしてご参加いただけますので、ご希望のかたは事務局までご一報ください。

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ミンダナオ202403‗007

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 穏やかな春のひとときを、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
 山歩、花粉症に悩まされる毎日を過ごしております。
 
 今回は、事務局長によるエンチャイルドの活動リポートをお届けします。

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 3月16日(土)午後2時から、日比NGOネットワーク(JPN)さん主催の第3回学習会が開催され、NPO法人エンチャイルドの理事長が講師を務めました。

 学習会はオンライン形式で、以下の流れで行われました。

【プログラム】(JPNの案内より)
・オープニング
・講師のお話(エンチャイルド理事長)
・質疑応答
・参加者と意見交換
・終了(午後4時)

 今回の同学習会のテーマは、「国際協力の新しいカタチ~ビジネスパーソンが推進するフィリピンの子どもたちへの教育支援」。このテーマとなった背景を簡単にお伝えします。

 国際協力や社会問題・課題には関心があるけれど、「今の仕事を辞めてまで活動に時間も労力もかけられない」「子育てや仕事、家事をしながらでも国際協力できないかしら」「現役引退後、これまでのスキルや経験を生かして自分にも活動ができないだろうか」…といった思いを抱えたかたは少なくありません。

 そういったかたがたのニーズに応えようということで、今回のテーマが設定されました。

 JPNさんからは今年2月に学習会の講師依頼があり、オンラインで1時間あまり、スタッフのかたがたと学習会の内容について打ち合わせをしました。

 打ち合わせの中でスタッフのかたから、「国際協力の仕事を専任として行うのではなく、普段はビジネスパーソンとして歩みながらフィリピンの子どもたちへの支援を20年間続けているエンチャイルドはユニークなNPOだ。これからの時代に必要な、新しいカタチの国際協力かもしれない」と評価していただいたのです。

 そこで、上述のような思いを抱えた人たちに向けて、エンチャイルド理事長の事業に対する思いや組織運営の実際と課題について紹介してほしいということで今回のテーマとなったというわけです。

 本日開催された同学習会は、和やかな雰囲気の中で進行しました。


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  理事長によるプレゼンではテーマソング「Happy One Family」に乗せた2023年のエンチャイルドの活動を振り返る動画も織り交ぜながら、今回の参加者が注目するエンチャイルドの舞台裏を披露。その後は質疑応答、意見交換、記念撮影…と進行し、笑いあり、時には感動で参加者のまぶたを熱くするひとときもある充実した学習会となりました。

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 NPO法人エンチャイルドは今月、3月30日(土)の午後4時~6時、スタディーツアー2024の説明会&エンチャイルド学習会を実施する予定です。

 スタディーツアーのみならずエンチャイルドが推進する国際協力の新しいカタチに関心を持っていただける皆さま、奮ってご参加ください!

‐‐‐

 理事長によるエンチャイルドの社会教育プログラムに関する動画も配信中です。
 ぜひご覧になってください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2024年3月15日号

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ENCHILD NEWS & REPORT 2024年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 子どもたちの未来(子どもたちの立場からは「未来への希望」と言うべきでしょうか)に関することは、全人類的世界的課題です。 

 これは大げさな話ではありません。

 ちょっと考えてみていただければ、誰でも納得できる単純な論理的根拠に気付いていただけるはずです。

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 子どもの未来に関する課題の一つに「経済的困窮(貧困)」があります。

 これは日本社会と無関係な話ではありません。
 6人に一人、7人に一人の子どもが相対的貧困状態にあるという「先進国家」が日本なのです。

 経済的困窮によってどんなことが起きるのでしょうか。

 日本の場合は、

1.衣食住の不足
2.不健康
3.虐待
4.親の長時間労働
5.親のストレス
6.発達への影響
7.無力感
8.孤立

 である、といわれています。

 特に、シングルマザーの子どもたちが厳しい状況に置かれています。

 課題の本質は、貧困の世代間連鎖をいかに断ち切るかです。

 解決策として、

①経済面の支援
②精神面のケア
③就労の支援

 が挙げられます。

 貧困の深刻な問題点は、子どもたちが教育を受けられなくなってしまうところにあります。

 エンチャイルドは、フィリピンの子どもたちを対象に、教育支援にフォーカスして、以下の取り組みを行っていきました。

①教育支援(奨学金給付)
②心の国境を超えた「家族愛」による励まし、ケア
③ピースアドボケイト教育(受益者から支援者となるための自立・共立教育)

 しかし、こんなにも小さなNPOが単独で根本解決ができるわけではありません。

 子どもたちの教育現場である学校を中心に家庭と行政とNPO(地域社会)が連携する必要があります。多くのかたの関り、応援と支援が必要です。

 ここ数年提言させていただいている「エンチャイルド・スクール(社会全体による共育プログラム)」構想です。

 20年続けてまいりましたが、残念ながらいまだ構想にとどまっています。

 2024年、エンチャイルドは自らが行ってきた教育支援事業に対する総括を行い、今後について大きな見直しを図る時期を迎えています。

 繰り返しますが、子どもたちの未来に関することは、全人類的世界的課題です。
 一部の人間だけで担うものでもなく、担えるものでもありません。

 夢と志を共にできるかたの参加をお待ちしています。 

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 11月19日(日)に行われた役員会参加者の感想リポート第2弾です。

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スペシャル・セミナー&歓送交流会に
参加したエンチャイルド・ユースたち


エンチャイルドの役員の皆さんは個性豊かなメンバーで最高!

 今回の役員会では、2023年6月のツアーで行われた、カラガ・ステート大学の先生とエンチャイルド・ユースの子どもたち、そして私たち日本のツアー参加者との交流の様子をまとめた動画を視聴しました。

 この動画にはまさにNPO ENCHILDの神髄が描かれていました。ENCHILDの教育支援は、お金の支援だけではない、他者への愛と心がこもった活動なんだと改めて思い起こされる動画でした。

 子どもたちが自立し、いずれは他者をサポートしていけるようなマインドや考え方を持った人間性を養うには、やはりまず支援者である私たちが自立していること、そしてそれを自覚して行動していることが本当に大切なことなんだと気付かされる時間となりました。

 今回参加したエンチャイルド・ユースの4人の子どもたちの成長ぶりをそれぞれの言葉と瞳の輝きから感じましたし、これからもこんなGive and Giveの生き方に共鳴する子どもたちが増えていくように私たちも行動しなければならいと感じました。

役員会_20231119_3

 いつも素晴らしいスピーチをされる理事長、そして翻訳をされる事務局さんや動画編集をしてくださる後藤さんに心から感謝です。

 小規模団体だからの強みをとても感じ、誇りを持つことができた時間となりました。

 やはり直接会うといいですね! 楽しかったです😊

 エンチャイルドの役員の皆さんは個性豊かなメンバーで最高だと感じました。

 またお会いしましょう😊

役員会_20231119_4


ENCHILD NEWS & REPORT 最新号の視聴はコチラから↓↓↓


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年11月15日号

 感想をお聞かせください! 感想はコメント欄へ

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

ただ今、「クリスマス・プロジェクト
(サンタになろう!プロジェクト)2023進行中!

クリスマス・プロジェクト2023++

 今年も日本の皆さまのご支援をいただきながら、「受益者から支援者へ」「ギブ・アンド・ギブの実践」をモットーに、エンチャイルド・ユースたちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」に取り組んでまいります。

ファンドレージング(資金調達)2023年11月1日~12月10日 【目標額は50万円】

参加チーム数:支援規模3~5万円のプロジェクトを実施する10チームを募集する

プロジェクト実施期間2023年12月10日~2024年1月10日

プロジェクトのテーマ:貧困層の主に子どもたちを対象とした共育支援

結果の共有:2024年1月下旬~2月上旬、2~3回に分けてオンラインで行う

ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

郵便振替
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

お問い合わせ先
NPO法人エンチャイルド事務局
03-6325-3420
 info@enchild.org

アジアカンファレンス2023_001

 同プロジェクトの目的は以下のとおりです。

◆貧困層の主に子どもたちへの共育支援を行うため

◆エンチャイルド・ユースたちのギブ・アンド・ギブ(社会課題の解決のための取り組み)の実践のため

◆エンチャイルド・ユースのピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としての成長のため

 クリスマス・プロジェクトに応援したい、と思われたかた、ぜひ事務局までご一報ください。

info@enchild.org

 昨年のクリスマス・プロジェクトの報告の様子を動画でご紹介します。ぜひご覧になってみてください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月15日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 快晴に恵まれた11月19日の午後。10月を思わせるような日差しの中で、役員会を開催しました。

役員会_20231119_2

 最初に全体で最新号のENCHILD NEWS & REPORT(2023年11月15日号)を視聴しましたが、大変良い反応でした。

 動画の中身は、2023年6月24日に行われたエンチャイルド・スペシャルセミナーの内容です。

❶ボロンガイタさんのスピーチ「What is NPO ENCHILD?」
❷理事長によるプレゼンテーション「『Give and Give』の生き方が社会を変える!」
❸カラガ・ステート大学の先生がたの感想コメント(ダイジェスト)
❹エンチャイルド・ユースたちの体験発表

 の流れで構成されています。

 役員および事務局スタッフからは、エンチャイルドの教育支援と社会教育の意義とその成果がよく分かる内容になっているとの感想が多く、特に支援者の皆さんには全編を通してしっかり見ていただきたい、そうすればエンチャイルドの教育支援のより深い意義をご理解いただけるのではないか、という声も聞かれました。

 ビデオ視聴の後にはクリスマス・プロジェクトの現状を共有し、今後の取り組みについて意見交換を行いました。

 コロナ禍で長くオンラインのみでの役員会が続いていましたが、今年の下半期からは対面での役員会が復活しました。やはり直接会って交流できるのがよいねと、皆さん笑顔で発言されていました。

 今年も残り43日。今回の役員会は、目標と方向性を明確にして一年を締めくくるための出発の場になったと感じます。

役員会_20231119_1

 以下は、事務局長の感想です。

「『クリスマス・プロジェクト』の推進、成功に対して自覚を新たにする役員会になった」

 教育支援と社会教育をテーマに取り組むNPO法人エンチャイルドがその行動指針として掲げている「自立と共立」。
 理事長によれば、「この言葉の意味を最も英語で分かりやすく言い表した表現の一つが『Give and Giveに生きる』ということなのです」ということでした。

 この解説はエンチャイルドのアドボカシーを推進していく役員のみならず、全てのエンチャイルド関係者が認識を共有できると良い内容だと私は思いました。
 「Give and Giveに生きる」という価値観は、世の中をより良くしていく上で、素晴らしい考え方だなと私は思います。理想主義でもなんでもなく、ある意味、大変現実的な問題解決策になり得るアイデアだといえます。

 今日行われた役員会において、限られた時間のうちの多くを割いて共に視聴したのが、エンチャイルドの「NEWS & REPORT 2023年11月25日号」の映像作品でした。
 この映像は、参加者たちの心を刺激し、自らがエンチャイルドに携わっていることの意義とミッションを再認識するものになったと思います。

 「私たちはなぜ子どもたちを支援するのか」「クリスマス・プロジェクトとは何なのか?」「クリスマス・プロジェクト基金に支援する目的、意義は何なのか?」…。
 これらの問いに応え得る内容が散りばめられた映像だと思いました。このblog記事を読まれた皆さまには、ぜひ「NEWS & REPORT 2023年11月25日号」のYouTube動画を視聴していただければと思います。

 今回の役員会を通して、参加した役員の一人一人がエンチャイルドの教育支援と社会教育についての再認識し、エンチャイルドの2023年度の主要な取り組みの一つである「クリスマス・プロジェクト」の推進、成功に対して自覚を新たにすることになったと思います。


ENCHILD NEWS & REPORT 最新号の視聴はコチラから↓↓↓


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年11月15日号

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★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

ただ今、「クリスマス・プロジェクト
(サンタになろう!プロジェクト)2023進行中!

クリスマス・プロジェクト2023

 今年も日本の皆さまのご支援をいただきながら、「受益者から支援者へ」「ギブ・アンド・ギブの実践」をモットーに、エンチャイルド・ユースたちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」に取り組んでまいります。

ファンドレージング(資金調達)2023年11月1日~12月10日 【目標額は50万円】

参加チーム数:支援規模3~5万円のプロジェクトを実施する10チームを募集する

プロジェクト実施期間2023年12月10日~2024年1月10日

プロジェクトのテーマ:貧困層の主に子どもたちを対象とした共育支援

結果の共有:2024年1月下旬~2月上旬、2~3回に分けてオンラインで行う

ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

郵便振替
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

お問い合わせ先
NPO法人エンチャイルド事務局
03-6325-3420
 info@enchild.org

アジアカンファレンス2023_001

 同プロジェクトの目的は以下のとおりです。

◆貧困層の主に子どもたちへの共育支援を行うため

◆エンチャイルド・ユースたちのギブ・アンド・ギブ(社会課題の解決のための取り組み)の実践のため

◆エンチャイルド・ユースのピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としての成長のため

 クリスマス・プロジェクトに応援したい、と思われたかた、ぜひ事務局までご一報ください。

info@enchild.org

 昨年のクリスマス・プロジェクトの報告の様子を動画でご紹介します。ぜひご覧になってみてください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月15日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

世界の子どもたちを元気にする
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はパートナーシップとチームワークについて考えてみたいと思います。

 アンドリュー・カーネギー(米国人の実業家、慈善家)の言葉を引用します。

 「チームワークは、共通のビジョンに向けて協力する能力だ。それは凡人が非凡な結果を達成するための燃料である

 チームワークが大事であることを否定する人はほとんどいないでしょう。

 非営利活動を行っている立場で言えば、チームワークは生命線と言ってもいいほど、事業を推進していく上で重要なものです。

 そしてチームワークの前提として大切だと感じるのがメンバー間におけるパートナーシップ意識です。
 組織の活動を進める上で、リーダーシップ、マネジメント能力が必要であることは言うまでもありませんが、同じくらい求められるのがパートナーシップ(共立性)だと痛感しています。

 昨今は、「パートナーシップ」は別な言葉になってしまったのかと思うほどですが、ここでのパートナーシップの意味は、「協力関係、共同、提携」(デジタル大辞泉)を指し、エンチャイルド流に言えば「共立性」となります。

 共立性がチームワークを円滑に進められるかどうかを決定すると言ってもいいでしょう。

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 カーネギーは、「チームワークは、共通のビジョンに向けて協力する能力だ」と言います。パートナーもまた、共通の目的に向かってつながる関係です。言い換えれば、ビジョンや目的の基準がパートナーシップやチームワークの質を決定するのです。
 
 カーネギーの言葉はこう続きます。「それは凡人が非凡な結果を達成するための燃料である」 と。
 エンチャイルドは凡人にすぎませんが、支援者の皆さまをはじめステークホルダーの皆さんとのパートナーシップ、チームワークという燃料を大切にすることで、非凡な成果を生み出す可能性が高まるのだと理解します。

 エンチャイルドのリーダーシップ、マネジメントはまだまだ十分ではありません。しかしその不足さを埋め合わせ、課題を解決し、ミッション遂行に至ることができるよう、パートナーの皆さまと共通のビジョンと共通の目的を共有していくことに努めてまいります。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 6月4日、NPO法人エンチャイルドの年次総会を無事に終えることができました。
 この日をもって本格的に13期目がスタートした格好です。

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 総会の二部には、ミンダナオ北東部地域のエンチャイルドの責任者、ジョニー・ボロンガイタさんが参加してくださり、2022年度の活動を振り返っての感想、現地のエンチャイルド奨学生たちの様子など、話ししてくれました。

 ボロンガイタさんのメッセージは、ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月15日号でお届けする予定です。

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ジョニー・ボロンガイタさん
 
 全体の司会・進行は事務局長が担当し、総会の議長は理事長が務めました。
 
 理事長による2023年度の活動計画の報告がありましたので、ご紹介します。

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 2023年度の最初の大きな取り組みはなんと言っても4年ぶりに行われるスタディーツアーです。
 今回は日本からは9人が参加します。
 6月22日から26日の4泊5日でミンダナオ北東部地域とマニラ首都圏地域での活動が予定されています。気温も日中は30℃越えの毎日となることでしょう。かなりタイトなスケジュールになると思います。

 帰国後は、7月から8月にかけて、何度かツアー報告会を行う予定です。
 オンライン参加のみ、オンラインと対面参加のハイブリッドで行う予定です。
 報告会の開催日程は決まり次第、当ブログでもご案内いたします。奮ってご参加ください。

 8月5日には、マニラでユニカセさんが主催する英語プレゼンコンテストにエンチャイルド奨学生も数人参加する予定です。
 8回ほどの英語プレゼン研修プログラムに参加した奨学生たちは多くの学びを得た様子で、エンチャイルド以外の団体の皆さんとの日比交流にも大いに刺激になったようです。

 8月~9月にはオンラインによる日比交流会を予定しています。
 新しい学年を迎えたエンチャイルド奨学生たちとの新学年度最初の交流の機会となります。
 2023年度のエンチャイルド奨学生は、大学生73人、ハイスクール生58人、計131人を見込んでいます。

 9月から12月には、奨学生たちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」を予定しています。
 2022年は約30万円の予算で実施しましたが、2023年度は大学生の数も増えていますので、プロジェクトへの参加チームの数も増えると予想されます。最低でも40万円の予算を組めるよう、日本側としてファンドレイジングを進めたいと考えています。

 奨学生によるクリスマス・プロジェクトは、エンチャイルドにおけるユニークな教育支援活動だと思います。より大きな成果が得られるよう、しっかりと準備して取り組んでいきたいと思います。

 2023年度も、教育支援事業(奨学金給付)と共に、ピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)の育成、「受益者から支援者(社会問題の解決者)へ」「自立・共立(ギブ&ギブ精神)の実践者に」を掲げて、奨学生たちへの共育活動を充実させていきたいと考えています。

 今年度もブログ、YouTubeチャンネルなどを利用して広報活動に努めてまいります。
 2023年度も応援のほどよろしくお願いいたします!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「愛は与えるものか、もらうものか」

 社会貢献活動やボランティア活動をしていて、こういった問題意識を持つことはないでしょうか。

 「愛を与える」という意味は分かりやすそうです。では、「愛をもらう」というのはどういうことでしょう。

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 支援している相手に対して、「もっと感謝してほしいなあ」と思ったことはないでしょうか。
 特に日本人なら謝意をしっかり表すのは当たり前という感覚が強いかもしれません。
 かく言う山歩もそういう感覚がないわけでないのですが、この感覚が強過ぎると、支援活動を継続していくというのは難しいかもしれません。

 息子さんがフィリピン女性と結婚したという、ある日本人男性(初老のお父さん)がフィリピンの貧困地域の子どもたちに食料などの物資支援をした時の話です。

 フィリピンの子どもたちやその家族はとても感謝くれたそうなのですが、口々に「神様に感謝します」と言っているのを耳にしたそのお父さんは「感謝するのは神様じゃなく俺に対してだろう!」とつぶやいたというのです。フィリピンは敬虔なキリスト教の多い国です。

 あるあるですね。笑い話として聞きましたが、実際のところ、こういう感覚を持つ日本のかたは少なくないと思います。
 もちろん、子どもたちやその家族が日本のおじいさんの行為に対して感謝していたことは言うまでもありません。

 また、こんなあるあるも。
 「こんなに社会のために貢献しているのだから、評価してほしい。評価すべきだ! なぜもっと評価してくれないのか」といった思い。

 愛をもらいたいモードに入ってしまうと、社会的な活動を続けるのは、なかなかしんどくなってしまいます。社会のために貢献したいという思いは反転し、人々に不信感を抱くようになったり、社会を恨んだりするようになってしまうかもしれません。

 やはり愛は家庭で育み、社会では与える一方で善しとするのが良いように思います。
 家族以外から愛をもらおうとすると、時と場合によってはやばいことになります。配偶者以外に配偶者の愛を求めたり、上司にお父さんの愛を求めたり、あるいはその逆になったり。

 社会的な活動の成功の秘訣(ひけつ)は、良き家族関係や良き仲間との関係を持っていることかもしれません。
 これも自立・共立の理論で説明できそうです。依存で要求でもなく、支配・被支配関係にならない社会的活動(社会的関係の維持)をしようとすれば、やはり“愛”を巡る問題が鍵を握っているようですね。
 
 熱意と誠意と創意がうまく伝わる支援活動、互いを尊重しながら、自立と共立の両立がなされるような社会的活動をエンチャイルドは目指したいと考えています。

 エンチャイルドは、神様にも支援者の皆さまにも、そして未来の希望である子どもたちの存在自体に感謝して活動をさせていただいております! 与える愛の実践に努めます!

 というわけで、今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。


「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

StudyTour2023

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 仕事というのはある意味で問題解決の連続です。
 NPOは社会的問題の解決がミッションですから、「問題解決」はNPOの宿命と言っていいでしょう。

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エンチャイルド・ユースによる被災地支援

 ところでミッションといえば、ビジョン。ビジョンといえば、ミッション。

 (ビジョン/目標)ー(現実/現状)=(現状分析/問題点の列挙)
 
 (問題)⇒(原因)⇒(課題)⇒(解決策/ミッション)
  what           why           how            who, where,  how much

 what:何が問題であり〈問題発見〉
 why:その原因は何か 〈問題分析〉
 how:課題                   〈課題発見〉
 who
 where
 how much:解決策     〈対策立案〉=Projct
  ↓
 Action:実行、実践


 さて、皆さんもこの公式に従って、行動を起こしてみませんか?
 エンチャイルドは、皆さんのマイ・ミッション、マイ・プロジェクトをサポートいたします!

 海外教育支援というミッションに挑戦したいかた、エンチャイルド事務局までお問い合わせください(info@enchild.org)。

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【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 4月10日は何の日でしょう?

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 12年前のこの日、2011年4月10日はエンチャイルドの設立総会が開催された日です。
 東京都の「特定非営利活動法人」としての認証は8月12日、NPO法人としての正式な登記は8月25日になされました。

スライド2

 時計も12で一回り、一年も12カ月で一回り。12年を一回りと見ると、エンチャルドは設立から節目となる12周年を迎えたことになります。

 コロナ禍の影響を受けた3年半も何とか乗り越えてきました。
 まだまだ解決しなければならない課題は多々ありますが、エンチャイルドの主役であるエンチャイルド奨学生たち、ピース・アドボケイトたちと共に、ミッションを遂行し、ビジョンの実現に近づいていく2023年にしたいと思っております。

 5月には年次総会を開催し、6月下旬に4年ぶりのスタディーツアーの実施、そして8月にはエンチャイルド奨学生たちの2023年度の新学年が始まります。今年もさらに大学生奨学生の数が増えてまいります。

 支援者の皆さまには引き続き、変わらぬご協力とご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
 支援の輪の拡大、教育支援および共育活動の充実と社会教育の推進に努めてまいります。

 エンチャイルドを支えてくださる全ての皆さまに感謝を込めて


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、ピーター・F・ドラッカーに学んでみましょう。

 ドラッカーの著作『非営利組織の経営』(ダイヤモンド社)から引用します。

 「非営利組織にも、『してはならないこと』と『しなければならないこと』がある。これを守らないときは成果があがらなくなる」(『非営利組織の経営』)

 これが学びのテーマです。

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【してはならないこと】
 「非営利組織は内部指向になりがちである。あまりに大義にコミットし、正しいことを行っていると信じるがゆえに、組織自体を目的と錯覚する。それでは単なる官僚主義である。『ミッションに貢献するか』を考えずに、『内規に合っているか』を考える。結果、成果は損なわれビジョンも献身も見失われる」(同)

 非営利組織が非営利組織として成功する事業を行うためには、「ミッションに貢献する」ということが軸となります。軸が立たなければ、決して組織が回ることはできないからです。組織のための組織ではなく、ミッション遂行のための組織として変化し、成長していかなければならないということです。そうであってこそ、私たちは共にビジョンに向かうことができ、そこに献身する者たちの存在意義や存在価値を共有できるのです。

【しなければならないこと】
 「重要なことは、組織構造を階層ではなく、情報とコミュニケーションを中心に組み立てることである。非営利組織では組織内の全員が情報に関わる責任を果たさなければならない
 誰もが二つのことを考えなければならない。一つは、自分が仕事をするためには、いかなる情報を、誰から、いつ、いかにして手に入れなければならないかである。もう一つは、他の人が仕事をするためには、いかなる情報を、自分から、いつ、いかに渡すかである」(同)

 「組織構造を階層ではなく、情報とコミュニケーションを中心に組み立てる」
 
 心理学者アドラーは、「人間が持つ全ての悩みは対人関係にある」と言い切りました。
 エンチャイルドの活動を通しても、問題のほとんどは対人関係に尽きると痛感しています。

 組織は「情報とコミュニケーションを中心に組み立てる」とは、至言ですね。
 やはりドラッカーはすごい。

 【他者→自己】どんな情報を、誰から、いつ、どのようにして得るか
 【自己→他者】どんな情報を、自分から誰に、いつ、どのように伝えるか

 一人一人、全員が関わり合えるチームをいかに実現するか。
 エンチャイルド流に言えば、全て目指すところは「自立と共立の実現」だ、といったところでしょうか。
 真の自立は、自立のための自立ではなく、共立のための自立である…。

 ドラッカーは、「情報に関しては、組織内のあらゆる者が責任を負わなければならない」(同)と述べ、情報組織における相互信頼相互理解の重要性を強調しています。
 組織の全員が自らの負うべき貢献と成果に対する責任を考え抜かなければならないとし、さらに相互にそのことが理解されるようにしなければならないと、指摘します。

 そしてドラッカーは言います。 

 「組織は信頼を必要とする。信頼とは、相手に何を期待できるかを知っていることである。それは相互理解である。愛することでも尊敬し合うことでもない。互いが互いについて予見が可能であることである」(同)

 これこそが、相互信頼のための唯一の道である、とドラッカーは結論付けています。

 「このことは非営利組織において特に重要である。なぜならば、非営利組織にはあまりに多くのボランティア、すなわち命令権の及ばない人たちがいるからである」(同)

 非営利組織って実に深い!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 今日は島田事務局長の活動リポートをお届けします!

アジアカンファレンス2022-24+
ミスターエンチャイルド、島田事務局長(右)

「ポジフェス」にエンチャイルドの紹介ブースを出展!

 2月26日(日)、都内で開催されたNPO法人ポジティブ・フロム・ジャパン(PFJ)さんが主催する「ポジフェス」に参加しました。同フェスには、エンチャイルドの教育支援のサポーターでもある一般社団法人グリーンウインドさまから紹介をいただき、今回、エンチャイルドの活動紹介ブースを出展させていただきました。

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『社会貢献×エンタメ』のポジフェス
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エンチャイルドの紹介コーナー(写真は島田事務局長)

 PFJさんによるとこの数年間、コロナ禍のためにポジフェスを行うことができずにいたそうです。しかし今回の開催により、スペシャルトークを務めたマカさんをはじめ、ゲストアーチストの皆さんのトークやパフォーマンスに、会場を訪れた皆さんも大変盛り上がっていました。
 
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会場で出会った講演者やアーチストの皆さんらの著書

 ポジフェスを通じて伝えられていた「ポジティブな心を育む」という世界観は、エンチャイルドのスローガン「世界の子どもたちを元気にしよう!」にも共通する内容があるなと個人的に感じました。

 エンチャイルドとしても、世代や心の国境を超えて、大人も子どもも「ピース・アドボケイト」(平和の擁護者・推進者)を目指し、さらに前向き、積極的に生きる年にしてまいりたいと思います。

 最後におまけです。今回のイベント会場は日比谷公園の近隣でしたので、終了後、日比谷公園に立ち寄り、ホセ・リサール像にあいさつをして帰路に就きました。

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 ホセ・リサール博士とエンチャイルドのエピソードについてはたびたびblogでも紹介されております。ぜひ、バックナンバーをご覧になってください!

1167】日比谷公園に行ってきました! 次回のNEWS & REPORTは日比谷公園からお届けします!
http://enchild.livedoor.blog/archives/18706982.html

339】「異文化間交流」考①~ホセ・リサールと日本
http://enchild.livedoor.blog/archives/7887867.html

301】日比谷公園とホセ・リサール博士の胸像
http://enchild.livedoor.blog/archives/7607307.html


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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 長年NPO活動に携わりながら感じていることの一部をお話ししたいと思います。 

 何事もでしょうが、一つの仕事、それなりの事業というものを進めようとすれば、業務遂行能力が求められるということです。

 熱意、誠意、創意工夫の点においては、エンチャイルドもいい線いっているのではないかと思ったりするのですが、いかがでしょうか。そうでもない? 賛否両論あり?

 やはり問題は実行力であり、業務遂行能力ですね。
 これが伴わなければ、熱意も誠意も創意も宙に浮いてしまいます。

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 現時点でのエンチャイルド(=山歩)が備えなければならない能力(解決すべき課題)は以下のとおりです。

(1)時間管理力:いかに時間を生み出すか。いかに限られた時間で業務をこなせるかです。

(2)資金調達力(ファンドレイジング):いわずもがなですが、お金なくして事業は進みません。

(3)計算力:ずばりお金の計算能力です。四則計算から始まり統計分析まで、計算ができなければ事業の継続は不可能です。

(4)英語力:現地との関係においては120%求められる不可欠な能力。翻訳作業も無限大。

(5)日本語力:国内の活動においては必須。一方通行ではない、伝わる日本語。コミュニケーション能力なくして熱意も誠意も創意も伝わりません。

(6)法律への理解力:NPO活動も法の下で行われます。特定非営利活動促進法の理解はもちろん、国内法に加えて、海外の法律やその背景となる文化にも通じなければなりません。

(7)各種編集・情報発信力:特に広報活動に求められる能力です。活字編集だけでなく、映像編集、各種メディアを使った編集能力が発展するためには不可欠です。今はコンピューターや情報通信技術も使いこなせなければ何も進みません。

 間もなく令和4年度が始まります。

 もちろんコロナ禍や国際情勢による影響という変数の存在も考えなければなりませんが、目の前の解決すべき課題をクリアできれば間違いなく前に進むことができるはずです。
 
 上記七つのスキルアップが令和4年度のエンチャイルド事業推進の鍵になると考えます。

 新年度、熱意と誠意と創意を持つことはもちろん、山歩もこの七つのスキルアップに努めます!


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ENCHILD

 
 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、ちょっとだけお金の話。

 お金がなければ活動できない。
 お金は必要だが、お金が目的ではない。
 
 彼らも私たちもお金を必要としている。
 しかしお金に支配されることが目的ではない。

 私たちの活動の目的はお金で彼らを支配することではない。 
 彼らはお金の支配から解放されるために支援を必要としている。

 支配は依存を招き、依存は支配を呼び起こす。
 支配してもいけないし、支配されてもいけない。

 お金は「個」のためでなく、「共」のために使う。
 依存してはいけないし、依存させてもいけない。

 お金とは何か。人間の生き方を問う分岐点である。
 どの道を選ぶかは人間の問題である。

 お金に依存してはならない。
 お金に支配されてはならない。

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 2月16日23時42分カーリング日本女子、日米戦を制す。日本予選リーグあと1勝で準決勝進出へ。

【ENCHILD INFORMATION】

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 「非営利活動と自己実現」。今日は、非営利活動を推進するためにはどのような動機を持ったらいいのかということについて考えてみたいと思います。

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 人間の行動を起こさせる要因、すなわち動機(理由)となり得るものに「欲求」があります。

 米国の心理学者、アブラハム・マズローは、欲求を「生理的欲求(Physiological)」「安全欲求(Safety)」「社会的欲求〈親和欲求、帰属欲求〉(Love/Belonging)」「承認欲求(Esteem)」「自己実現欲求(Self-actualization)」の5段階で表現し、クレイトン・アルダファーによるモチベーション理論(ERG理論)では、欲求を「存在(Existence)」「人間関係(Relatedness)」「成長(Growth)」の三つに区分しています。

 マズローは、1~4段階の「生理的欲求」⇒「安全欲求」⇒「社会的欲求」⇒「承認欲求」を欠乏動機とし、5段階の「自己実現欲求」を成長動機としました。

マズロー欲求段階説

 欠乏状況を充足させることが行動を起こす理由となるというのが欠乏動機であり、自らを高め、自己の個性や能力を発揮して満足を得たいというのが成長動機です。
 成長動機は、報酬で満足するのではなく、自己実現の行動(成長)そのものが目的となるため、持続性の高い動機となります。

 どのような欲求による動機付け(モチベーション)で活動に関わるかによって「得るもの」が違ってきます。欠乏状況が充足すれば、その後その行動(行為)をやめてしまうかもしれません。一方で欲求が満たされないときには、その行動(行為)から離れてしまうこともあるでしょう。

 前回、非営利活動の推進力は目的志向であり、ミッション志向であると述べました。
 その意味で、非営利活動は欠乏欲求を満たしにくい(欠乏欲求に応えてくれない)活動かもしれません。
 
 受益者の欲求を満たすことができても、支援者の欲求が満たされなければ、活動の存続は難しいでしょう。

 エンチャイルドは、受益者も支援者も成長動機である「自己実現欲求」(さらには「自己超越欲求」=マズローが示した第6段階の欲求)による非営利活動の展開を目指しています。
 なぜなら、自己実現の場としての非営利活動の実現、さらには自己超越欲求を動機とする活動の場となってこそ、主体的(自主的)で持続可能な非営利活動となり得ると考えるからです。

 このことを、エンチャイルドでは<「ギブ・アンド・テイク」から「ギブ・アンド・ギブ」への転換>と表現しています。

 互いの個性や能力をいかんなく発揮し、互いに高め合い、他者(相手)を思いやる心で自発的に行動する非営利活動――そんなエン(empower, enhance, encourage)な活動でありたいと、思っています。
  
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日と明日は、「非営利活動と自己実現」というテーマで書いてみたいと思います。

 「非営利」は否定形の表現ですね。営利に非ず…。

 営利とは「利益を上げること」をいいますが、かといって、非営利活動は「利益を上げること」を否定しているものではありません。
 法律の意味するところでは、「(構成員に)利益を分配してはいけない」ということであり、利益(資金)は団体の活動目的を達成するための費用に充てなければならないということになります。

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 というわけで、非営利活動に携わっていると、もうかるか、もうからないかよりは、活動に対する目的志向、ミッション志向の方が強くなります。

 もちろん、収入がなければ支出することはできません。ですから、活動する目的=ミッションを遂行するために必要な収入を得ることは非営利活動において最優先事項の一つとならざるを得ません。収入がなければ活動(ミッションの遂行)も制限されてしまいますよね。

 ところで、目的には、その目的を求める何らかの理由や動機が存在します。
 心理学用語としての「動機」は、「行動生起の内的な直接因の総称。要求、欲求、願望、意図」といった意味で使われます。

 このことから、目的志向の度合いは、動機すなわち欲求や願望の影響を受ける、と考えることができそうです。目的志向を高めるためには、持続性の高いより強い動機を持たなければならないいうことです。

 非営利活動の推進力が目的志向、ミッション志向にあることは多く指摘されているところです。
 問題は、非営利活動を継続することの難しさです。持続性が高くて非営利活動を推進できるより強い動機とは、どのような動機なのか…。

 非営利活動がミッション志向である限り、「もうからないからやめる(やらない)」というわけにはいきません。「できる(やれる)範囲でやればいいのだ」という考え方もあるかもしれませんが、おそらくそのような「動機」では、ミッション志向のベクトルは下降線をたどるしかないでしょう。


 明日は、非営利活動を推進するためにはどのような動機を持ったらいいのかということについて考えてみたいと思います。(続く)

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、ちょっとお金に関するお話をしてみたいと思います。

 お金の嫌いな人はおそらくいないでしょう。
 山歩もお金は嫌いではありません。いえ、かなり好きな方だと思います。

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 非営利活動と言えば、お金の匂いがあまりしないという印象のかたも多いかもしれませんが、山歩の経験によれば、非営利活動に従事するようになって、それ以前よりもお金に対する意識と関心がかなり高まりました。

 高まったのはお金そのものというよりも、お金の「使い道(目的)」に対する関心ですね。
 使い道が決まれば、そこに向かって突進するって感じです。

 もちろん営利活動もしてきましたが、どちらかと言えば、得意な方ではありません。

 でも分かったことは、営利活動も非営利活動も資金調達(ファンドレイジング)が不可欠だということ、社会的活動に経済力は不可欠だということです。

 山歩のファンドレイジングの原動力、推進力は、やはり「使い道」です。使い道がファンドレイジングのスイッチとなります。


 エンチャイルドのクラウドファンディングも8回ほど関わらせていただきましたが、いずれも「使い道」に対する強い目的観念と意志の力が資金調達活動をけん引し、導いてくれました。

 ファンドレイジングは投入(全力投球)あるのみです。「使い道」が決まったら、そこに向かってまっしぐらです。集中力が養われます。何度となく、「ファンドレイジングハイ」とでも言うべき、心と頭の高揚を感じながらクラウドファンディングに取り組ませていただきました。


 社会的活動は目的志向です。「使い道」がスタート(出発地)であり、ゴール(目的地)です。

 お金が主体ではなく、使い道が主体です。
 使い道が先導して、お金がそれについてくるといった感じでしょうか。

 特にクラウドファンディングの取り組みを通してそのことを体感し、学びました。


 山歩は以前、受益者であるエンチャイルド奨学生たちに「Time is money」という話をよくしていました。

 文字どおり、「時は金なり」ということですが、その真意は「時もお金も行動によって初めて価値を付与される存在である」ということです。

 時間もお金もそれだけでは意味がありません。目的を持った行為や行動と結び付くことによって時間もお金も価値を生み出すものとなるということです。

 ですから、子どもたちにお金だけを求めてほしくなかったのです。お金のためだけに時間を費やしてほしくなかったのです。

 貧困の世代間連鎖を断ち切るためにも、時間やお金に従属するのではなく、時間やお金の使い道(目的)を先に考える真に自立した人間になることを目指してほしいと願いました。それが主体的な行為や行動の起点となるからです。

 さあ、3分が過ぎましたね。
 それでは皆さん、エンチャイルドと一緒に「使い道」探しの旅に出掛けましょう。

サンタクロース for チルドレン 緑
 

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