★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

Category: エッセー


  こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エッセー「おじさんのまなざし」第4弾、「献体」をお届けします。

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 1月19日、寒さの続く日曜日。
 昼食の準備をしている時、LINEの音声通話のコールが鳴った。
 父からだ。

 父からのコールは普段ならほとんどが夜の時間帯。

 「何かあったのだろうか?」

 昨年の暮れには、母が首の痛みを訴えて寝込んでしまい、救急車で病院に運ばれるという事態もあった。幸い、入院せずに帰宅したが、高齢の父母の健康状態は息子にとっては一番の心配事である。

 少し緊張しながらスマホの受信ボタンをタップする。

 訃報…。

 父の末の妹、父の兄弟の中では私に一番年齢の近い叔母が亡くなった。
 死因は動脈瘤の破裂によるとのこと。家族が気付いた時にはすでに息を引き取っていたという。

 父の声は落ち着いていた。でもその声はいつもの父とは違う。年の離れた妹の死が無念であることが伝わってくる。

 「葬儀のスケジュールが決まったら教えてほしい」

 私は懐かしい叔母の若い頃の姿を思い浮かべながら、父に聞いた。

 「まだ分からん。妹の遺体は地元の大学(医学部)に献体されるそうだ」

 「ケンタイ?」
 
 献体とは、自分の身体を死後に医学・歯学の大学で行われる解剖学実習に無償で提供しようとする篤志行為だ。

 叔母は生前に献体を希望し、自分の遺体をその大学に提供する手続きをしていたのだ。


 最近は、高齢の両親のもとに帰る機会が増えることで、疎遠になっていた親戚との交流も少しずつだが増え始めている。

 故郷に帰れば、街並みや山河の景色ばかりでなく、かつて共に過ごした近所の人々や親戚、友人たちの顔が思い出されようになった。

 叔母は享年74であった。
 
 交流することのない時間が長く過ぎてしまっていたことを私は悔やんだ。
 そして、「献体」を望んでいた叔母の考えがどのようなものであったのかを想像した。

 叔母の人生がどのようなものであったのかを知りたい、そう強く思った。

 自分がそうであり、家族がそうであるように、親戚たち一人一人にも人生がある。

 人と人との関係は、その人の人生に向き合うことで結ばれるものなのだと、私の内なる声はつぶやいていた。

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関心のあるかたは、

info@enchild.org まで
お問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、新年最初の山歩のコラムをお届けします。

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「家族ってなんだろう?」

 年末年始は家族で過ごす人が多い。

 1月3日ともなれば、新幹線のホームから、帰省Uターンラッシュの様子が年中行事のごとくテレビニュースで報じられ始める。
 幼い子どもたちがテレビ局のインタビューに答えて、おじいちゃんやおばあちゃんとの思い出を語る。

 彼らにとっておじいちゃんはおじいちゃんであり、おばあちゃんはおばあちゃんである。
 おじいちゃんはお父さんかお母さんの父親であり、おばあちゃんはお父さんかお父さんの母親である。
 そこにはおじさんやおばさん、いとこやはとこも一緒にいたのかもしれない。
 幼い子どもたちにとっては親戚も「家族」だ。しかし大人になるにつれてその境目は可視化されるようになる。

 家族ってなんだろう。
 
 高齢の両親と過ごす時間が増えて、若い頃とは違った意味で親子についてよく考えるようになった。いや、若い頃に考えるべきことを先送りにしてきたにすぎないのかもしれない。

 「家族」という用語に法律的定義はないが、一般的には、「同じ家に住んで暮らし」を共にし、「血縁」であることをもって家族という言葉は理解されている。
 
 ちなみに「親族」については民法による定義がなされている。6親等内の血族と配偶者、および3親等内の姻族を指して親族という。

 エンチャイルドは「家族(ファミリー)」という言葉をよく使う。
 しかしこの言葉の使用はエンチャイルドの専売特許というわけではない。
 家族のように結ばれたグループが「ファミリー」と呼ばれることは珍しくはない。

 エンチャイルドは「家族」をどのように定義しているのだろう?
 エンチャイルドは「心の国境を超えた家族愛の絆」といった表現はよく使う。かなり情緒的なニュアンスを強く感じるフレーズだ。

 一方で、より良い社会の実現を目指すエンチャイルドは、より良い社会の評価基準としてのエレメント(構成要素)を明示している。
 共生、共食、共育、共助、共感、共有、共創、共観の八つのエレメントである。これらのエレメントが満たされる度合いに応じて、より良い社会共同体が具現化されているかどうかの判断基準とする。

 より良い社会共同体はすなわち家族共同体と言い換えることができる。8エレメントは「家族」を「家族」たらしめる要素であり、家族愛の属性だと考えるからである。

 一般通念や民法の定義とは随分違う印象を覚えるかもしれないが、これが「心の国境を超えた家族愛」の理念から道び出された概念である。

 家族って何だろう?

 私たちの家族はどのような家族として生きているのだろう。
 家族を拡大した親族間においてはどうだろう。地域社会においてはどうだろう。

 自分の家族を8エレメントでチェックしてみたらどうだろう。
 生計を共にしているという点では「共生」の項目に☑を入れることはできそうだ。
 「共食」はどうだろう。生計は共にしているが、一緒に作ったり、一緒に食べたりしているだろうか。
 共育は? 共助は? どれくらい共有し、共感し合っているだろうか? 家庭生活(家族の人生)を共創しているだろうか? 同じ価値観やビジョン、目的や目標・計画を共観しているだろうか?

 親子、夫婦は家族である。
 高齢の両親と「家族」の時間が増える。
 8エレメントをチェックしてみる。
 子どもたちとの関係の中で8エレメントをチェックしてみる。

 8エレメントは家族愛の属性である。
 家族愛の絆から生じるものである。

 しかし「家族愛(の絆)」がよく分からないよと、結論を急ぐ必要はない。心配は無用である。
 8エレメントが満たされる過程において、それが徐々に(あるいは、ある段階でにわかに)分かってくるものだからだ。

 8エレメントは実践の理論である。
 実践が仮説を証明する唯一の方法、手段である。
 エンチャイルドの教育支援の実践もまた、8エレメントを満たそうとする運動であり、心の国境を超えた家族愛を探す運動なのである。

 「エンチャイルド・ファミリー」は、単なるグループの名称ではない。
 自立心を育みながら、共立(8エレメントに満たされた共同体)社会を実現するという夢と志を共にする運動体である。
 
 2025年もすでに3日が過ぎようとしている。
 さあ、社会を「家族」のような共同体に創る仕事を始めよう!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は「おじさんのまなざし」第3弾、「断捨離、しなきゃ」。

 クリスマス・プロジェクト、進行中です。
 ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします!


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「断捨離、しなきゃ」

 引っ越し準備の毎日を過ごしている。
 仕事の合間、土日の空いている時間を使ってである。

  つくづく自分は「断捨離」ができないタイプだと思う。
 うちの娘たちは断捨離が得意。親に似なくてよかった。

 断捨離…。
 検索で一番上に出てきたウィキペディアでその意味を確認してみる。

 以下、引用。

 「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、

 断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
 捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
 離:物への執着から離れる。

 という意味がある。

 すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。ヨーガの行法が元になっているため、単なる片付けとは異なるものとされている。

 思わずうなってしまう自分。

 「『もったいない』という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である」

 そうなのだ。還暦を越えて、心も体も頭も身軽に第二の人生ステージを歩む自分に一番必要な「思想」である。

 「もったいない」。この思いを手放さなければならない。
 
 「お父さん、もったいないって考えちゃだめ!」

 娘たちに何度言われてきたことか…。

 今回の引っ越しは、事務所の引っ越し、移転である。

 この引っ越し準備は、新事務所の未来が懸かっている。
 身軽で快適な事務所と活動を手に入れなければ…。

 「もったいない」という思いに限らない。手放さなければならない固定観念は他にもある。

 個人的にもそうだが、今は社会全体がそういう時期を迎えているのかもしれない。

 2025年は「断捨離」の年になりそうだ。


‐‐‐

というわけで、クリスマス・プロジェクトへのご支援もご検討いただけるとうれしいです!


クリスマス・プロジェクト2024 (延長)

 「クリスマス・プロジェクト」は、支援者の皆さまとエンチャイルド奨学生、現地スタッフが共に取り組む、社会課題解決型の奉仕プロジェクトです。
 奨学生たちがチームを編成し、自ら企画したプロジェクトを実施します。チームごとに自主的に社会課題を見いだし、その課題を解決するためのプロジェクトに挑戦します。
 
 プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。2025年2月~3月には、各プロジェクトの成果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施いたしますので、ぜひご参加ください!
 
 プロジェクトに必要な予算は日本側で応援します。なお、ご支援の募集期間を12月25日まで延長いたしました。応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

目標は40万円です
 
「Give and Give~受益者から支援者へ」 
わたしたちはエンチャイルド奨学生たちによる
クリスマス・プロジェクトを応援しています!

ただ今、エンチャイルド・ユースたちが
創り出すプロジェクトのためのご支援募集中!
(期間:2024年9月28日~12月25日)
      
【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

【お問い合わせ】

info@enchild.org

皆さまのご支援なくしてプロジェクトの実現はありません
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 以下は、2022年のプロジェクトの結果報告の動画です。ぜひご覧になってみてください。









チラシ

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、しんかりおんさんのエッセーをお届けします。

 クリスマス・プロジェクトも大詰めを迎えています。
 応援、よろしくお願いいたします!

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★エッセー★お母さんのまなざし(2)

 4人の子育てママの生活の中での気付きをあなたとシェアさせてください。
 子育ては親育て。
 子育てを通じての気付きは、「共育」を掲げるエンチャイルドにも通じると思います。

---

ゆる活

 最近私のはまっていることの一つに「ゆる活」がある。
 「ゆる活」とは、心と身体を緩めること。

 ストレス社会の中で頑張っている私(笑)、子どもたち、家族のために、心身ともに緩めて、充電する時間がとっても大切だな~と。

 そこで意識しているのが、

★お風呂の時間
★寝る時間
★子どもとのスキンシップやキャッチボール

 昔はお風呂にお湯をためるのも結構ケチっていた(笑)私も、定期的にお風呂にお湯をはり、好きな香りの入浴剤を入れ(子どもは入浴剤やバスボムを入れるのが大好き)、一人の時はゆっくり一日の感謝を振り返ったり、子どもと一緒の時は今日あった出来事を聞いたりしている。

 そして寝る前、
 布団でお気に入りのぬいぐるみ(笑)、お気に入りの毛布(笑笑)に囲まれながら、何冊か絵本を読んだり、子どもの好きな香りのオイルなんかを足に塗ってあげたり、時には「こちょこちよ大会」でお互いくすぐり合ったりしながら眠りに就く。

 そんな時、普段しゃべってくれない子どもたちがポロっと今日こんなことあったんだよ~、とか話してくれると母としてはうれしい限り。

 家族の一人一人と心と心がつながる瞬間を生み出していきたい。
 それが母としての願いであり、祈りだと気付く。

 母としての掃除、洗濯、食事作りと、あげれば切りがない家事に追われて、正直疲れることも多いけれど、一つ一つにそんな祈りを込めてできたら、ちょっと幸せ感があがるかなと。

 余談ですが、副産物として(笑)、そんな家族との時間を提供してくれたお風呂場にも感謝の気持ちが湧いて(笑)、お風呂掃除も以前よりかなり心を込めてやることができるようになりました!

 日頃頑張っておられるあなたも「ゆる活」やってみませんか?
 緩めることで、新しい出合い、気付きがあるかもしれませんよ。

(しんかりおん)

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というわけで、クリスマス・プロジェクトへのご支援もご検討いただけるとうれしいです!


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 プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。2025年2月~3月には、各プロジェクトの成果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施いたしますので、ぜひご参加ください!
 
 プロジェクトに必要な予算は日本側で応援します。なお、ご支援の募集期間を12月25日まで延長いたしました。応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 しんかりおんさんの「お母さんのまなざし」に刺激されて、山歩も「おじさんのまなざし」というタイトルで、エッセー風のショートショートを書いてみました(フィクションです)。 

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追悼の帰郷宣言

 僕が還暦を迎えた頃、中学、高校で一番の仲良しだったMが、がんで鬼籍に入った。

 60歳は早過ぎる。


 僕とMは中学1年の時に出会った。
 違う小学校の出身だったが、同じクラスになった僕とMはすぐに意気投合した。なぜか分からないが、運命の出会い、というやつかもしれない。

 僕は野球部、Mは吹奏楽部に所属していたが、放課後、時間があれば、互いの家を行き来した。
 Mの家には大きなステレオとたくさんのレコードがあった。ピアノとギター、ギターはアコースティックギターとエレキギターがあった。

 Mはこなれた手つきでエレキギターを操った。

 テケテケテケテケ…♪

 すごいじゃん、僕は息をのんだ。

 Mは、ベンチャーズというバンドの「ダイヤモンドヘッド」そして「パイプライン」の2曲を、部分的に演奏してみせた。
 
 ステレオのラックにもベンチャーズのレコードが並んでいる。

 その日以来、僕は音楽に夢中になった。

 その転換点は間違いなく「テケテケテケ」である。

 Mのギター演奏のシーンが僕の頭の中に録画され、繰り返し再生される。

 中学の頃から、FMラジオのエアチェックに夢中になり、僕は音楽漬けの日々を送るようになった。
 少し年の離れたいとこたちから未知の楽曲をカセットテープに録音してもらった。ちょっと大人になった気分だった。中3の頃にはカセットテープの本数は3桁を超えていた。

 中学2年の時、親に頼み込んでアコースティックギターを買ってもらった。

 ギターは担任の先生に教わった。
 Mは教えてもらう必要がなかった。Mは僕のずっと先に行っていたからだ。


 僕とMは同じ高校に進学した。
 僕は中学時代の膝のけがの後遺症を引きずり、高校での運動部は断念し、美術部に入った。Mは吹奏楽部に入ってトロンボーンを担当した。

 高校2年の時だ。
 吹奏楽部の部長を務めるKとMが中心になって5人組のバンドを結成した。
 僕もMに誘われてメンバーの一人になった。

 Mはリードギター。Kはボーカル、Sはベースギター、Nはドラム、そして僕はサイドギターとボーカルを担当した。

 秋の学園祭でデビューしたものの、間もなく僕らは受験生となり、バンドは再開を約束しないまま休眠に入った。

 僕らはそれぞれの道を進んだ。


 あれから40年以上が過ぎた。5人はそれぞれの人生を生きた。

 いつの間にか僕らは皆、還暦のおやじになっていた。
 
 「そろそろ帰ってこい」

 父はたびたび、そう口にするようになった。
 高齢の両親をこのままにしておくわけにもいかない。

 61歳の誕生日が間近に迫った頃、父が電話口でぼぞっとつぶやいた。

 「M君が病気で亡くなったそうだ」

 「え? いつ? うそ」

 僕はMが闘病生活をしていることを知らなかった。
 Mの誕生日は6月14日。
 40年たっても、その数字が僕の記憶から消えることはなかった。

 Mは61歳の誕生日を迎えられたのだろうか。

 僕は今でもあの頃の曲を聴く。
 バンドでコピーをして演奏した曲たちは、僕にとって失いたくない宝物の一つ一つなのだ。

 Mは僕にとって“音楽の伝道師”だった。
 おやじバンドをやるならMとやりたい。
 そんな思いが心の片隅にずっとあった。

 少子高齢化を絵に描いたように人口減少が進むわが故郷。
 僕が18歳まで過ごした出生地。野山の姿は変わらないが、社会は変わる。

 40年以上の時が過ぎた。
 たまに帰省する場所でしかなかった故郷。
 僕は今そこに戻ろうとしている。
 帰省ではなく、帰郷だ。

 しかしMにそのことを直接伝えることはできない。
 他のメンバーの携帯電話の番号も、メールアドレスも知らない。

 ギターを持って突然訪ねたら、彼らはどう思うだろうか。
 
 「Mの追悼ライブをやらないか」

 そして僕は、「ビートルズやレッドツェッペリン、キッスやチープトリックの曲をMに聴かせてあげようじゃないか」と問いかけたら、彼らはどんな反応を示すだろうか。

 ベンチャーズの「ダイヤモンドヘッド」のギターのリフが聴こえてくる。
 テケテケテケテケと、クールに弾きこなしている中学生のMが脳裏に浮かぶ。

 故郷は僕の心から消えることはなかった。

 人生を一回りした僕は、故郷に戻って人生を締めくくるのだ。

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 シリーズものになるようですよ。お楽しみに!

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★エッセー★お母さんのまなざし(1)

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「がらくた」

 小学4年生の次男は、学校の帰り道になんでも拾ってくる。
 石ころ、誰かが落としたキーホルダー、色付きガラス瓶の破片…。

 同居している片付け好きのおばあちゃんは、そんな時、いつも決まってこう言う。

 「なんでこんな『がらくた』拾ってくるの?」

 そう言っては、捨てようとする。

 ある時、次男が大切にしている緑色の折り畳み傘が壊れてしまった。
 次男はとっても緑色が大好き。
 気付けば彼の周りは緑色のものが集まっている。
 この壊れてしまった傘…、どうも直せそうもない。

 おばあちゃんにとっては、使えなくなってしまったものはごみ同然。
 捨てる対象だ。
 おばあちゃんは、燃やせないごみの袋に入れた。

 学校から帰ってきて、燃やせないごみの袋に、大切な傘が捨てられているのを発見した次男。
 おもむろに傘を取り出してつぶやいた。

 「どうして捨てちゃうの? これ、今は使えなくても、雨の日、傘を忘れた時、お母さんがこの傘を届けてくれてうれしかった。大切な思い出がつまっているから、捨てないで取っておく!」

 そんな次男の言葉を聞いて、私はジーンときてしまった。

 自分の想いをちゃんと言葉にできて、伝えられたことに、彼の成長を感じ、そして彼はモノとの思い出・ストーリーを大切にするんだなと、彼の意外な一面を知ることができたからだ。

 子どもも大人も、どんな行動にも必ず理由がある。
 その理由や想いを尋ね、共有することの大切さを改めて感じるとともに、また誰かにとっては「がらくた」でも、誰かにとっては「大切な宝物」なんだと…。

 そんなことを感じる一場面だった。

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 12月1日までの期間、エンチャイルド奨学生による「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024」取り組みのためのご支援を募集中です。

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 さて、「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト」はどのようなプロジェクトなのでしょうか?

❶日本の支援者の皆さまとエンチャイルド奨学生、現地スタッフが共に取り組む、社会課題解決型のクリスマス奉仕プロジェクトです。

❷プロジェクトには、エンチャイルド奨学生たちが3~12人でチームを編成して取り組みます。チームごとに自主的に社会課題を見いだし、その課題を解決するための取り組みとしてプロジェクトを実施します。

❸各プロジェクトの予算は企画内容にもよりますが、1チーム5万円前後を考えています。目標額の資金調達ができれば、6~8チームがプロジェクトを実践することができる計画です。

❹エンチャイルド奨学生を対象に10月27日(日)にオンラインでオリエンテーションの場(公開)を持ち、同時進行で、現地リーダーにマネジメントしてもらいながらチーム編成と社会課題解決のための調査と課題策定のための取り組みを進めます。

❺11月後半にプロジェクトの企画発表会をオンライン(公開)で行い、調整を図ります。

❻同プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。

❼2025年2~3月に各プロジェクトの結果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施します。

目標は40万円です
 
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(期間:2024年9月28日~12月1日)
      
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皆さまのご支援なくしてプロジェクトの実現はありません
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 以下は、2022年のプロジェクトの結果報告の動画です。ぜひご覧になってみてください。









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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はエンチャイルド奨学生のスピーチを紹介します。
 カロオカン市MLQ小学校出身の奨学生、クリスティン・メイ・バクードさんのメッセージです。4月20日のオンライン説明会で話してくれた内容です。

クリスティンさん

 エンチャイルドの皆さんが初めて私たちの学校を訪問された時、当時私は小学6年でした。その日のことを鮮明に覚えています。
 午前中いっぱい、日本の支援者の皆さんが私たちの授業に加わり、歌ったり、遊んだり、日本の文学について学んだりしました。皆陽気で、喜んで参加してくれました。日本の支援者の皆さんと一緒にとても楽しく過ごしたことをいつも思い出します。

 その日を前に、私たちは奨学金のプログラムの申請を希望するかどうかを直接尋ねられ、私はすぐに挙手しました。というのも、その頃、私たちの家族は経済的に安定しておらず、どんな形であれ、援助を受けることは家族にとって大きな助けになるだろうと私は自覚していたからです。当時の私の認識は、支援者のかたがいて、資金援助をしてくれる、それだけでした。

 私にとってエンチャイルドは、ただ困っている人たちをサポートするだけの非営利団体ではありません。彼らの目標や志は、国境や文化の違いを超えています。私は以前、ある団体の支援を受けたことがありますが、その中でもエンチャイルドの立ち位置は別格だと言えます。

 彼らの活動は、単に支援を行うだけでなく、受益者が学校やそれぞれのコミュニティーで頑張っている姿を確認もしています。これは常にコミュニケーションを取り、支援者と受益者が集まって、年に一度開催されるスタディーツアーを通じて行われています。

スタディーツアー説明会_4月20日

 数年前、エンチャイルドがスポンサーとなってくれ、余剰作物を農家から直接購入し、地域の生活に困難な家庭に贈ることを目的として奨学生の私たちが企画したコミュニティー・プロジェクトを手助けしてくれました。
 その取り組みを通じて私は、「与える」という行為は年齢や社会的地位によって決まるのではなく、人々を助けようとする意志と思いやりに基づいて行われるものだということに気付きました。まさにエンチャイルドは、そのように歩んできました。国境も言葉の壁も、他者を思いやる心を持つ人々を妨げることはできないのです。

LINE_ALBUM_クリスマスプロジェクト報告(マニラ)2月19日_230219_40

 今年、私はエンチャイルドの奨学生となって10年目を迎えます。残念ですが、もうすぐ大学を卒業するため、奨学生としては最後の年となります。
 私はフィリピン工科大学で土木工学の学士号を目指し、水資源管理を専攻しました。人生において目標を達成するのは決して簡単なことではないことは承知していましたが、大学生活を全うすることは私の想像以上に大変でした。

 私はキャンパスから離れた地域に住んでおり、片道2時間はかかります。夜間の授業もあり、帰宅が深夜0時を過ぎることもありました。翌日に午前中の授業がない限りは耐えることができました。

 私が経験したことを要約すると、通学による移動の大変さに学業の大変さが加わりました。
 工学は数学と科学の基本概念の組み合わせでした。ただ、大学で学ぶレベルの工学は誰にとっても学ぶべき基本的なものではありませんでした。しかし、エンジニアとして私たちがつくるもの全てに、人命が懸かかっているのだから、これほど難しいことなのだと理解しました。

 それは私たちの生活にも当てはまることだと思いました。理解されていないかもしれませんが、私たちや私たちの決断が影響を及ぼす、人の命があるのです。
 私たちの全ての行動は家族や友人、知人、そして同胞までにも影響を与えることになります。

 私たちは互いに重荷を背負い合っているのです。そして、互いに助け合うことで、私たちはその重荷を軽くすることができます。「Walang sinuman ang nabubuhay para sa sarili lamang (自分のためだけに生きる人はいない)」という、フィリピンのことわざにあるように。

 エンチャイルドを通じて、あなたは困っている人たちを励まし、その人たちがやがて他の人たちを助ける人になるような家族の一員になることができます。文化の違いなどは取るに足らないことであり、そのことは、エンチャイルドの20年の遺産が証明しています。

 時がたつのは実に早いもので、もうこんなに成長している自分自身であることに気付きませんでした。
 エンチャイルド・ファミリーは、あの気弱な6年生から今の私へと成長する私を文字どおり見守ってきてくれました。エンチャイルドとの歩みは常に私の成長の証しであり、皆さんが寄り添い、私をここまで導いてきてくださったことをうれしく思います。

 ありがとうございました!

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 I was at sixth grade that time when ENCHILD went to our school. I can vividly remember how that day went – Japanese sponsors joined our class for the whole morning where we sang, played, and learned about Japanese literature. Everyone was jolly and willing to participate and I could always recall how Japanese sponsors were so fun to be with.

 Prior that day, we were asked firsthand who among us wanted a scholarship and I raised my hand quick because at that age, I was aware that we are not financially stable and assistance in any form would be a great help for my family. All I had in mind was there will be sponsors and they will hand out financial support and that’s it, but that changed when I get to know ENCHILD more.

 For me, ENCHILD is more than just a non-profit organization that extends help to those in need. Their goals and aspirations transcend borders and cultural differences. I have been a beneficiary of certain organizations before and I can say how ENCHILD stands differently among them.

 Their work is more than just handling out help but ensuring that their beneficiaries are excelling at school and their respective communities. This is through constant communication and annual study tour where sponsors and beneficiaries get together. Years ago, ENCHILD sponsored our community project that aimed to buy surplus crops directly from farmers and have it given to challenged families in our area. That initiative made us realize that giving isn’t based on our age and status in society, but on our willingness and compassion to help our fellow citizens. Just like what ENCHILD was about. No border nor language barriers can stop people with a compassionate heart for others.

 This year, I would be at my 10th year mark as an ENCHILD beneficiary and sadly, my last year because I would be graduating from college soon. I took up Bachelor of Science in Civil Engineering with specialization in Water Resources Management at the Polytechnic University of the Philippines. I am aware that all things will never come easy in achieving our goals in life, but well, I never knew college was going to be at a different level.

 I live cities away from the campus and the travel takes up to a minimum of 2 hours one way, “rush hour” factor not included. I had night classes and there were times that I got home past midnight. It was tolerable unless I have morning classes the following day.

 Travel was already a struggle, add that up to academics and that pretty sums up what I’ve been through. Engineering was a combination of the basic concepts in math and science, only that those basic concepts aren’t really a basic thing to learn for everyone. However, I understand that this was meant to be this hard because lives are at stake in everything that we build as engineers.

 I realized that such applies in our lives. We may not know it, but there are lives that depend on us and our decisions no matter who they are. Every action that we do constitutes to what our family, friends, acquaintances, and even countrymen experience.

 We are carrying each other’s burdens, and it is through helping one another that we lighten those. As what the Filipino saying goes, “Walang sinuman ang nabubuhay para sa sarili lamang” (Nobody ever lives only for their own sake).

 Through ENCHILD, you get to be a part of a family that lifts up those who are in need and help them be the person who will help others soon. Cultural differences mean nothing, and ENCHILD’s 20 years of legacy was proof of that. 

 Time went on really fast, and I didn’t even notice that I have already grown this much. The ENCHILD family literally watched me grow from being that timid Grade 6 kid to what I am now. It will always be my testimony of growth and I am glad that they were there to witness and help me get to this point.

 Thank you and have a great day!

Cristine Mae D. Bacudo
MLQ Area

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はエンチャイルド奨学生のスピーチを紹介します。
 アンティポロ市サン・イシドロの奨学生、ジョン・アーマン・V・パラド君のメッセージです。彼はグレード8、日本で言えば、中学2年生にあたります。

 ブログなどで紹介している奨学生のメッセージは、ほとんどが大学生や高校生のものです。中学生のエンチャイルド奨学生の声の掲載は少なめ。ぜひお読みください。

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アンティポロの奨学生たち(2019年当時)

 私の名前はジョン・アーマン・V・パラドと申します。
 アンティポロ市のベイゴ・ブリラン出身の学生です。

 小学校3年生の時、私は何も考えていませんでした。しかし、時間がたつにつれて、さまざまな支払いに対するお金がなくて、卒業できるかどうか心配するようになりました。でも、学生である私をサポートしてくれるエンチャイルドの皆さんと出会うことができてからは、不安がなくなりました。

 自分の理想どおりに勉強するのは簡単ではありませんが、エンチャイルドの皆さんと家族のおかげで改善しています。ストレスや緊張、学校の勉強の難しさで孤独になることが多いです。つらくてどうしたらいいのか分からなくなることもあります。

 励ましてくれる人たちがいると思うと、私は何とかやってくることができました。いつも家にいることが多い私は社会の人と交わることができないので、エンチャイルドの交流は楽しいです。学校で行われるプロジェクトはあまり苦にならないからワクワクします。

 6月23日に行われるエンチャイルドのスタディーツアーでは、共に楽しみ、学び合いましょう。
 スタディーツアーの場は楽しくて、ワクワクすること、やりがいのあることがたくさんあります。

 エンチャイルド奨学生の皆さん、一緒に卒業しましょう。そして、一緒に人生を歩んでいきましょう。
 アンティポロ出身の奨学生、夢追い人、パラドがお伝えしました。

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アンティポロの奨学生たちも
ピース・アドボケイトの任命を受ける(2023年6月25日)

 My name is John Arman V. Parado I am a student, From Bayugo Buliran

 When I was in grade 3, I didn't think about anything and as time went by I just thought about being able to finish because of the lack of money and a lot of bills, But when I was in ENCHILD I was not nervous because there was someone who supported me as a student and that was ENCHILD's sponsors.

 It's not easy to study as I expected but I'm improving it because of ENCHILD and my family, I am often lonely because of stress, nervousness, Difficulty with school work, Sometimes I don't know what I'm going to do because it's so hard, I was able to handle it because I thought someone would support me, I enjoy the ENCHILD games because I can't just socialize with people, I'm always at home, I'm excited about the school projects because I don't struggle too much.

 Enjoy and learn on the tour of ENCHILD June, 23, it's fun here and there's a lot to do that's exciting and a lot of challenging, there is a lot to discover Many children's dreams have come true because of ENCHILD 

 Let's graduate together, and continue life together
 Again, this is Parado a scholar, a dreamer From Antipolo


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はエンチャイルド奨学生のスピーチを紹介します。
 ミンダナオ北東部地域のマガリャネス、ブハンのエンチャイルド奨学生、ジョン・ライル・ボロンガイタ君のメッセージです。4月14日のオンライン説明会で話してくれた内容です。

 彼は幼少の頃からエンチャイルドと共に成長してきたメンバーです。
 エンチャイルドのピース・アドボケイト(平和の擁護者)文化の中で育ってきたロール・モデルの一人といえるかもしれません。

 ぜひお読みください。

ジョンライル君
ジョン・ライル・ボロンガイタ君

 日本のNPO法人エンチャイルドの理事長、エンチャイルドのミンダナオ北東部地域のコーディネーターのジョニー・P・ボロンガイタさん、そして、日本側、フィリピン側からご出席の皆さん、こんにちは。

 私はミンダナオ北東部地域でNPO法人エンチャイルドのサポートを受けているジョン・ライル・C・ボロンガイタです。
 日本のエンチャイルドには20年近くお世話になっています。NPO法人エンチャイルドがミンダナオ島で行っているさまざまな活動の意味や目的について、私がまだ幼い子どもで、理解できなかった頃から始まりました。

 年月がたつにつれ、この団体の使命とビジョンが、恵まれない人々や、経済的な能力に恵まれない人々を、奨学金を通じて勇気付け、支援することであることを理解することができました。

 エンチャイルドのミッションとビジョンは、学業での成功を達成するために、より情熱的になり、より努力するよう私を鼓舞してくれます。

 エンチャイルドは社会のあらゆる個人の幸福を促進しようとしています。そのために貢献し得るさまざまな活動を提唱し、実施しています。そしてボランティア活動を行うことで、人道的行為に従事しています。

 エンチャイルドのフィリピン支援の20周年が間近に迫り、スタディーツアーが6月に開催されることになりました。エンチャイルド・スタディーツアー2024は、日本の支援者の皆さんとフィリピンの受益者が、さまざまな文化、伝統、教育を探求し、見識やアイデアを共有する素晴らしい機会となるでしょう。

 一緒により良い世界をつくりましょう。あなたにとっても、私にとっても!
 ありがとうございます!

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左端がジョン・ライル・ボロンガイタ君

 My humble greetings to the Chairman of the Board of NPO Enchild Japan Mr. Takanori Todate. To Mr. Johnny P. Bolongaita, the Coordinator of NPO Enchild Japan for Mindanao Area, Republic of the Philippines. To all attendees from Japan and Philippine side once again, Good Afternoon.

 I am John Rylle C. Bolongaita, an NPO Enchild Japan beneficiary in Mindanao Area. I’ve been part of this organization for almost 20 years. It all started when I was just a young kid whose not totally aware at first, about the meaning and purpose of the various activities conducted by NPO Enchild Japan here in our country. As years passed by, I was able to understand that the mission and vision of this organization is to inspire and support through scholarship the underprivileged and deprived of means of financial capacities and capabilities but are deserving and dedicated “Young Filipino Students” to continue striving to achieve their desired goals by means of education. 

 The Mission and Vision of NPO Enchild Japan inspires me to become more passionate and to strive harder to achieve academic success. To engage in doing humanitarian acts by joining and volunteering in various organizations that focuses on advocating and conducting various activities that promotes and contributes to the social functioning and well-being of every individual in the society.

 As the 20th Year Anniversary of NPO Enchild Japan is fast approaching and will take place this coming June 2024, I would love to invite the Japanese side to become sponsors and to visit the Philippines. The Enchild Study Tour 2024 will become a great avenue and opportunity between the Japanese Sponsors and Filipino Beneficiaries to share insights and ideas that would explore various cultures, traditions, and education. 

 Together, let’s make a better place. For you and for me!
 Arigatou Gozaimasu!


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はエンチャイルド奨学生のスピーチを紹介します。
 カロオカン市マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身の奨学生、ジャネル・マガライさんのメッセージです。

 エンチャイルド奨学生たちの「声」に耳を傾けていただくことが、エンチャイルドの教育支援事業の成果に触れていただく最善の方法だと思います。

 ぜひお読みください。

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ジャネル・マガライさん(右から2番目)

「皆さんの支援と励ましのおかげで、私は自分の可能性を最大限に発揮することができました」

 皆さん、こんにちは。
 まず皆さんにごあいさつします。

 私はジャネル・マガライです。マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身で、エンチャイルドの受益者になってもうすぐ9年になります。私は現在大学1年生で、会計学の学士課程を履修しています。

 エンチャイルドは、勉強を続けるために経済的なサポートが必要な学生に奨学金を提供しています。 私は小学4年生の時にNPOエンチャイルドの受益者になる機会に恵まれ、本当に人生を変えるような経験をしました。

 NPO法人エンチャイルドは、私の大学進学のための経済的負担を軽減してくれただけでなく、同じ価値観や目標を共有する、志を同じくする人たちの支えとなるコミュニティーを提供してくれました。

 NPO法人エンチャイルドは、私のような学生が夢を追い続けられるよう、多大なサポートをしてくれています。皆さんのご支援は、大学卒業と公認会計士(CPA)取得への私のモチベーションをダイレクトに高めてくれています。

 支援者の皆さんは、学生たちが教育への障壁を取り除き、可能性を最大限に発揮できるよう支援しています。
 NPO法人エンチャイルドの支援は、単に学費の支援にとどまらず、新たなチャンスへの扉を開き、自分自身への自信と信念を刺激し、最終的には私たちの人生を変えてくれるものです。私自身、大学生であるため、教育の価値と、教育が開くドアの関連性を理解しています。

 エンチャイルド・ファミリーを通じて、学業に励み、地域社会に恩返しをしたいと思わせてくれる他の奨学生と知り合うことができました。また、エンチャイルド・ファミリーは、私に貴重なスキルを身に付けさせ、ネットワークを広げる機会を与えてくれました。

 エンチャイルド・ファミリーから受けた支援と励ましのおかげで、私は自分の情熱を追求し、自分の可能性を最大限に発揮することができました。

 総括すれば、エンチャイルド・ファミリーは私を経済的に助けてくれただけでなく、世界に良い影響を与える力を与えてくれました。
 私に与えてくれたチャンスや経験に感謝していますし、これからも自分の学歴やリソースを、困っている人たちを助けるために使っていきたいと思います。

 エンチャイルド・ファミリーは、私の人生にとって本当に恵みであり、この素晴らしい成長する家族の一員として、将来何を起こしていけるか楽しみです。

ジャネル・マガライ

ジャネル・マガライさん

 First of all I wanted to greet everyone a pleasant afternoon. I am Ma. Janelle Magalay from MHDPES area, Enchild beneficiary for almost 9 years. I am first year college student currently taking the program of Bachelor of Science in Accountancy.

 EnChild offers scholarships to students who needs a financial support to continue studying.I had the privilege of being a beneficiaries of NPO EnChild when I was in grade four and it has truly been a life-changing experience for me. Not only did the NPO EnChild help alleviate the financial burden of my college education, but it also provided me with a supportive community of like-minded individuals who shared the same values and goals.

 Through the sponsors that part of NPO EnChild, it give a big support to help students like me to continue pursuing our dreams. By supporting me, my sponsors are directly motivate me to graduate in college and be Certified Public Accountant (CPA). 

 Sponsors are helping students to break down barriers to education and empower us to reach our full potential. The impact of NPO EnChild support goes far beyond just funding tuition fees; it opens doors to new opportunities, inspires confidence and belief in oneself, and ultimately transforms our lives. As a college student myself, I understand the relevance of the value of education and the doors it can open.
 
 Through the EnChild Family, I was able to connect with other scholars who inspired me to strive for academic excellence and give back to our community. The organization also provided opportunities that helped me develop valuable skills and expand my network. The support and encouragement I received from the EnChild Family community has enabled me to pursue my passions and reach my full potential.

 Overall, the EnChild Family has not only helped me financially, but it has also empowered me to make a positive impact in the world. I am grateful for the opportunities and experiences that the organization has provided me, and I will continue to pay it forward by using my education and resources to help others in need. The EnChild Family has truly been a blessing in my life, and I am excited to see what the future holds as a part of this amazing growing family.

Ma. Janelle Magalay


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に引き続き、山歩のエッセーをお届けします。
 お暇なかた、お付き合いください。

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故郷にはタイムトンネルが存在する!?

 故郷の物置小屋は、山歩と山歩の弟の物でいっぱいだ。
 学生時代までの足跡が全て段ボールにしまったままだ。両親の重荷も増える一方だ。
 
 故郷に帰宅するようになった山歩の最初のミッションは、物置の片付けだ。
 捨てる物と残す物を分ける。弟の分もだ。埃と湿気を吸った段ボールは意外と重い。

 学校の教科書やノートの類いはほとんど見返すこともなく捨てることにした。
 捨てられないのが自由帳。ティーンエージャーの山歩が描いたイラスト、青春のつぶやきがつづられている。

 それらは残した。

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 捨てられなかった物に、学生時代に読んだ小説や漫画がある。それらは少年の山歩の夢を育んでくれた者たちだ。

 そして手紙やはがき。山歩の青年期にメールはなかった。
 あの頃がよみがえる。
 手紙や雑記帳に残された手書きの文章たち。何十年も思い出すこともなかった学生時代がくっきりと浮かび上がる。

 「もてない」だの、「失恋した」だの、「今日から本気を出す」だの…。
 なあんだ、今も変わらないじゃないか。
 どこにしまってあったのか、連鎖反応のように湧いてくるのが思い出というものだ。

 還暦を超えた山歩が学生時代の山歩を慰め、励まし、無数の後悔の穴を埋めていく。兄のように、メンターのように。

 故郷にはタイムトンネルが存在するのだ。あちらこちらに。

 色あせた本やノートたちが、40年の時を超えて動き出す。

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 物置小屋はだいぶ片付いた。
 わが故郷のタイムトンネルは意外と広い。
 残りのミッションは次回の帰宅に回そう。

 次回は、母屋に山ほど積まれた写真の整理が待っている。母は家中に家族の写真を飾っているのだ。
 物を整理するのは人生を整理すること。年老いた両親の重荷を解く。
 
 故郷もエンチャイルドも今年は節目の年。
 事務所の移転も予定している。
 今年から働き方も生き方も変わる、変えるのだ。

 人生のタイムトンネルを抜けると、そこは人生再スタートの場所だった、てか。


 明日(5月11日土曜日午後4時~)はオンライン説明会です。ぜひご参加ください。

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 スタディーツアーへのご参加を募集しております。スタディーツアーに関心のあるかたは、事務局(info@enchild.org)までお気軽にお問い合わせください。

 また、2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。
 つきましては、5月11日(土)午後4時~、オンラインで「エンチャイルド・スタディーツアー2024 in the Philippines 参加者募集説明会」を開催いたします。
 エンチャイルドに関する説明、スタディーツアーの案内、フィリピンからのエンチャイルド関係者(スタッフ、エンチャイルド奨学生)とのミニ交流を予定しています。ぜひご参加ください。

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★5月11日(土)午後4時~


 関心があるよ、というかた、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 アルマさんがブログ【1573】(タイトル「互いの国が第二の故郷に!」)で「故郷」について話してくれています。皆さんは、お読みになりましたか?

 山歩もフィリピンを第二の故郷と思って生きている者の一人ですが、今回はちょっとリアル故郷についてエッセーを書いてみようと思います。

 お暇なかたは、お付き合いください。

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故郷に帰宅する

 故郷を出てから40年以上が過ぎた。
 コロナ禍の期間こそ帰省できなかったが、それでも毎年のように、盆暮れのいずれかは両親の顔を見に帰った。

 両親は共に健在だが、高齢であることに変わりはない。二人合わせて今年173歳になる。
 父は夫婦の年齢を合わせて数えるのが常だ。息子として、その歳の数を聞くたび、それが父なりの母への愛情表現なのだと理解している。

 コロナ禍が過ぎた頃からだ、「家に帰ってこないのか」と父が口にするようになったのは。
 私が東京に戻る時に「また来るね」と声をかければ、母は「あした来なさいよ」と言うようになった。

 「帰省」という言葉は中国の漢詩に由来し、本来の意味は、祖父母をかえりみることだという。

 私は今年から帰省に対する意識を変えた。
 「私は故郷の家に帰宅するのだ」と。

 かえりみるだけでなく、家庭生活は共に営んでこそである。

 「孝行のしたい時分に親はなし」

 その意味をデジタル大辞泉に求めれば、「親の気持ちがわかるような年になって孝行したいと思っても、もう親はいない。親の生きているうちに孝行しておけばよかったと後悔することが多いということ」と教えてくれる。

 すでに娘たちは自活している。わが子育ては終わったのだ。
 私も十分に親の気持ちが分かる年齢になった。親孝行をしたい心もある。そして親は健在だ。行動さえ起こせば、後悔することもない。悔いなく親孝行が実践できるはずの自分なのである。

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 家族のために海外で働くというフィリピン人は多い。フィリピンは出稼ぎ大国だ。
 今の私にとって東京は仕事をするための場所。
 「出稼ぎ」先だと考えるのも悪くないだろう。

 今年から、私が帰る場所は父と母が暮らす家である、と決めた。

 実際のところ、リモートワークの恩恵にあずかって、環境さえ整えば、どこででも仕事ができる時代になった。
 
 このゴールデンウイークの期間も故郷に帰宅した。
 その間、好天にも恵まれ、標高700mほどの地元の名山に二度登った。
 地元では、「岳(だけ)」と呼ばれるその山に、この20年ほどは登ることはなく、帰省だけで終わっていた。
 登山口から上りは80分ほど、下りは60分ほどで歩ける山だ。頂上近くまでは車でも行ける。
 
 山頂に至れば素晴らしい景観と出合える。雄大な太平洋を見渡し、岩手山、八甲田連峰の展望を眺めることもできる。

 一度目はずっと登りたかった山に久しぶりに登れたという満足を得た。中4日空けての二度目の登山では、「この山、本当にいい山だなあ。いくらで買えるんだろう」などと、山の主にでもなりたい衝動に駆られた。

 40年、いや生まれてこのかた、一度も本気で故郷を愛したことがなかった。
 
 故郷に帰宅するようになってからは、できるだけ故郷の町のあちらこちらを歩くようにしている。
 自然に恵まれた故郷がいとおしいと思えるようになった自分。木々の狭間から聞こえてくる鳥のさえずりがたまらなく美しく、かわいいと感じられる自分が、そこにいた。
 
 家の中では家事もしたくなる。両親をマッサージしてあげるのも楽しい。
 毎日買い物に出かけ、父の趣味事にも付き合う。
 氏神様にあいさつもし、先祖の墓の掃除もする。

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 豊かな自然の中に身を置きながら、ふと第二の故郷に思いをはせた。
 あのミンダナオの農村の子どもたちもまた、わが家族なのだと。

 4000km離れた二つの故郷。
 生み育ててくれた第一の故郷、そして心を育んでくれた第二の故郷を私は持っている。

 20年目のフィリピン…。今年の6月、私は第二の故郷に帰宅する。

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 また、2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。
 つきましては、5月11日(土)午後4時~、オンラインで「エンチャイルド・スタディーツアー2024 in the Philippines 参加者募集説明会」を開催いたします。
 エンチャイルドに関する説明、スタディーツアーの案内、フィリピンからのエンチャイルド関係者(スタッフ、エンチャイルド奨学生)とのミニ交流を予定しています。ぜひご参加ください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「地球村山歩」と称するくらいですから、山歩は山歩きが好きな人間です。
 きついけど楽しい、っていう、ちょっと変わり者タイプ?なのが山歩なのです。
 
 多くの人は「きついこと」「疲れること」は避けますよね。 
 山頂やその近くに到達する手段として、リフトやケーブルカーがあるなら、それを使うのが良い、車で行けるのなら車で行けばいいじゃないかと、普通考えますよね。

 なぜ、登山などという「疲れる」「面倒くさい」「きつい」ことをやるのか、と考える人も少なくないようです。

 山歩はGWは故郷の実家で過ごしています。

 高齢の両親のために何かできればと思いながら、普通の生活ができていますので、両親、特に母の負担を減らすために家事を手伝っています。母は何事も頑張るタイプですが、年には勝てません。無理ができる年ではないんですね。

 そんな中でも、とにかく歩くのが好きなのが山歩です。
 普段の日は8000~10000歩がせいぜいですから、休みの日は山歩きや長い距離を歩きたくなります。
 歩き過ぎは良くない、ともいわれます。そう思います。

 でも体と相談して歩く。GWに入って2日間はいずれも2万歩以上歩きました。
 両親に「大丈夫か?」「無理をするなよ」と言われながら…。
 3日目は、家事以外のこともちゃんとしなければ…。

 考えてみれば、エンチャイルドも山歩きに似ています。
 きついけど、楽しい…。

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 スタディーツアーへのご参加を募集しております。スタデーツアーに関心のあるかたは、事務局(info@enchild.org)までお気軽にお問い合わせください。

 また、2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。
 つきましては、❶5月8日(水)午後8時30分~ ❷5月11日(土)午後4時~、オンラインで「エンチャイルド・スタディーツアー2024 in the Philippines 参加者募集説明会」を開催いたします。
 エンチャイルドに関する説明、スタディーツアーの案内、フィリピンからのエンチャイルド関係者(スタッフ、エンチャイルド奨学生)とのミニ交流を予定しています。ぜひご参加ください。

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5月8日(水)午後8時30分~
スライド2
★5月11日(土)午後4時~


 関心があるよ、というかた、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生、アルシーア・ブスティリオさん(大学4年生)です。
 
 アルシーア・ブスティリオさんの熱い思いの詰まったエッセー! ぜひお読みください!

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます!

アルシーアさん
アルシーア・ブスティリオさん

志を持つ人たちへ

 勉強することの大切さ、そして学業が私の人生をいかに変えることができるかを皆さんにお伝えしたいと思います。

 恩人であるエンチャイルドの皆さんが私に奨学生になる機会を与えてくれた時、私は迷うことなくそれを受け入れ、すぐに求めました。

 大学入学を志望していた私は、教育が重要だと考えていました。両親には私を私立の学校や大学に行かせるだけの財力がないことを知った私は、さらにその意識が高まりました。
 そうです。私が希望する進路に進むためには多額のお金を用意しなければなりませんでした。しかし両親には私を経済的に支えるだけの収入がなかったのです。

 そうした事情は全て、困難で不安定な私の歩みには欠かせないものでした。
 1年以上理髪店でレジ打ちのアルバイトをしたり、デリバリーの宣伝をしたり、パンの包装をしたり、夏休みやクリスマス休暇にはカラマンシージュースの包装のアルバイトでやりくりしたりしながら、私は勉強に集中してきました。

 良い成績を取り、自分の理想とするキャリアを追求することは、私にとって挑戦であり、厳しいものでした。幸いなことに、恩人である皆さんの揺るぎないサポートのおかげで、学業に集中することができたことを深く感謝しています。

 私の家族の一部であるエンチャイルド・ファミリーは、奨学金給付を続けることで私をサポートしてくれました。
 私は現在、大学4年生で卒業を控え、公務員を目指しています。人生には浮き沈みがありますが、私たちが遭遇するあらゆる困難や障害を克服するための手段となるものが学業であり、勉強することは必要不可欠であることを知ってほしいと思います。

 教育は、道徳的に高潔で礼儀正しい人間になることを教えてくれる貴重なレッスンとなります。
 事実を暗記し、良い成績を収めるだけでなく、知識を広げ、新たな視野を獲得し、新たな才能を育むことが学業の意味だと思います。
 今、勉強に費やしている時間と努力は、目標を達成し、願望を追求した時に必ず報われるものです。

 成功とは、単なる運ではなく、努力、忍耐、決意の結果であることを忘れないでください。
 勉強に打ち込み、集中し、決して諦めないでください。自分の能力と自分自身を信じれば、間違いなく大きなことを成し遂げることができると思います。学び続ければ、成功はきっと後からついてきます。

アルシーアさん
左から5人目がアルシーア・ブスティリオさん

"To Aspirants One"

 I would like to share with you the importance of studying and how it can change my life.

 In a nutshell, when this benefactor offered me an opportunity, I accepted without hesitation and pursued it swiftly. As I was preparing to start college, I used to believe that my education was crucial. Realizing that my parents lacked the resources to send me to a private school or university added to my awareness. Yes, I had to come up with a hefty sum of money for the course of my dreams, but how? My parents do not earn enough to support me financially. 

 Nonetheless, all of these challenges were essential parts of my difficult and precarious journey. I dedicated myself to my studies and managed my time by working as a part-time cashier at a barbershop for over a year, promoting foodpanda and grab, packing bread, and packaging calamansi juice during summer and Christmas breaks. 

 It was challenging and somewhat demanding for me to excel in my studies and pursue my ideal career. Fortunately, I am deeply grateful for the unwavering support of this benefactor who helped me stay focused while studying. 

 One of my families, the Enchilds, supported me by providing allowances, and I am immensely thankful to them for their invaluable assistance with my academic needs. I am currently graduating from my fourth year of college and am on the verge of entering public service. I want you to know that despite life’s ups and downs, learning is essential as it equips us with the tools to overcome all the challenges and obstacles we encounter. 

 Education is a valuable lesson that teaches us to be morally upright and courteous individuals. Studying goes beyond memorizing facts and achieving good grades; it also entails expanding knowledge, gaining new perspectives, and nurturing new talents. The time and effort you invest in your studies today will undoubtedly pay off when you achieve your goals and pursue your aspirations. 

 Remember, success is the outcome of hard work, perseverance, and determination, not merely luck. Dedicate yourself to your studies, stay focused, and never give up. If you believe in your abilities and in yourself, you will undoubtedly achieve great things. Keep learning, and success will follow. 

ALTHEA A. BUSTILLO


 2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。
 つきましては、3月30日(土)午後4時より、「エンチャイルド、スタディーツアー2024 オンライン募集説明会」を開催いたします。
 エンチャイルドに関する説明、スタディーツアーの案内、フィリピンからのエンチャイルド関係者(スタッフ、エンチャイルド奨学生)とのミニ交流を予定しています。ぜひご参加ください。

 関心があるよ、というかた、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

ツアー説明会

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 理事長によるエンチャイルドの社会教育プログラムに関する動画を配信中です。
 ぜひご覧になってください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2024年3月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2024年3月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネス、マガリャネス北小学校出身のエンチャイルド奨学生、レモン・ジェルサレム君(グレード10)です。

 自己の成長に集中するレモン・ジェルサレム君の、純粋で真っ直ぐな思いが伝わってくるエッセーですね。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

レモン・ジェルサレム君
レモン・ジェルサレム君

私の抱負

 2023年度の私の抱負は、自己成長と自己研さんに専念することです。最高の自分を発揮できるようになるために、スキル、知識、考え方を磨き続けたいと思っています。

 主な目標の一つは、心身の健康を優先することです。定期的な運動、健康的な食事、セルフケアの習慣を日常生活に取り入れるつもりです。
 健康に気を配ることは、個人的な利益につながるだけでなく、生産性や全体的な幸福感を高めることにつながると信じています。

 それに加えて、私は自分の知識を広げ、新しいことを学ぶことを熱望しています。読書など、私は絶えず自分自身を教育し、さまざまなテーマについて最新の情報を得たいと思っています。それは、自分の助けになるだけでなく、世界に対する視野や理解が広がると思います。

 さらに、私は専門的なスキルを高め、キャリアアップすることを目指しています。
 具体的な目標を設定し、その達成に向けて真摯(しんし)に取り組むつもりです。現在の環境の中で、成長する機会を求めたり、新たなキャリアの道を探ったりすることで、自分自身に挑戦し、人生を前進させたいと思います。

 最後に私は、愛する人との強い関係を維持し、そのつながりを育むために時間を費やすことを熱望していいます。健全な人間関係を築き、維持することは、幸福を得る上で極めて重要です。
 家族や友人と充実した時間を過ごし、感謝の気持ちを忘れず、良い時も困難な時も彼らのそばにいることを優先するつもりです。
 
 全体として、私の今年度の抱負は、自己成長、健康、知識、キャリアアップ、そして強い人間関係を維持することに集中することです。これらの分野に力を注ぐことで、充実した成功の年にし、さらに明るい未来への確かな土台を築きたいと思っています。

レモン・ジェルサレム

マガリャネス北
前列中央がレモン・ジェルサレム君

My Aspirations

 My aspiration for this year, 2023, is to focus on personal growth and self-improvement. I want to continue developing my skills, knowledge, and mindset in order to become the best version of myself.

 One of my main goals is to prioritize my mental and physical health. I plan to incorporate regular exercise, healthy eating, and self-care routines into my daily life. I believe that taking care of my well-being will not only benefit me personally but also enhance my productivity and overall happiness.

 In addition to this, I aspire to expand my knowledge and learn new things. Whether it's through reading books, I want to continuously educate myself and stay updated on various subjects. This will not only help me but also broaden my perspective and understanding of the world.

 Furthermore, I aim to enhance my professional skills and advance in my career. I plan to set specific goals for myself and work diligently towards achieving them. Whether it's seeking opportunities for growth within my current job or exploring new career paths, I want to challenge myself and make progress in my life.

 Lastly, I aspire to maintain strong relationships with my loved ones and invest time in nurturing those connections. Building and maintaining healthy relationships is crucial for overall well-being and happiness. I plan to prioritize quality time with family and friends, expressing gratitude, and being there for them during both good and challenging times.

 Overall, my aspiration for this year is to focus on personal growth, health, knowledge, career advancement, and maintaining strong relationships. By putting effort into these areas, I hope to create a fulfilling and successful year, setting a solid foundation for an even brighter future.

Remon A. Jerusalem


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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネス、マガリャネス北小学校出身のエンチャイルド奨学生、パトリック・ローレンス・ロロール君(グレード10)です。

 シンプルなメッセージの中に、パトリック・ローレンス・ロロール君の熱い思い、強い決意を見いだすことができます。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます。

パトリック・ローレンス・ロロール君
パトリック・ローレンス・ロロール君

2023年度、私の抱負

 私は自分のスキルや才能、夢の実現に役立つことに集中し、学力を向上させ、努力するつもりです。そして、家族の支えにつながる良い行いをします。

 そして、現在通う学校、「Father Urios Academy Of Magallanes Inc.」を、誇りを持って卒業することが目標であり、家族に表明したこれらのことは全て実行するつもりです。

 また、自分自身に誇りを持って、私が夢に向かって正しい道を歩むことができるように導いてくださっているエンチャイルドの皆さんの努力、愛情、サポートに恩返しができるように頑張ります。

パトリック・ローレンス・ロロール

マガリャネス北の奨学生たち_202306
前列右から3人目がパトリック・ローレンス・ロロール君

My 2023 Aspiration

 I will improve my studies and work harder and improve my skills/talents and focus to the things that will help me achieve my dreams and doing good things that will help my family. 

 And I will fulfill everything I told to my family that I will finish my studies so that they can be proud of their s Father Urios Academy Of Magallanes Inc. on, and also be proud of myself and to repay all the hard work, love and support they given to me and guide me to be in the right path towards my dreams.

Patrick Lawrence Lolor


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INFORMATION

 来る3月16日(土)午後、日比NGOネットワーク(JPN)さん主催の第3回学習会にて、エンチャイルドの理事長が講師を務めることになりました。関心のあるかた、参加を希望されるかたは、エンチャイルド事務局までご一報ください(info@enchild.org)。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネス、マガリャネス北小学校出身のエンチャイルド奨学生、ドリッチ・アレクサンダー・デ・グスマン君(グレード10)です。

 短いメッセージですが、彼の純粋さや優しさ、真っ直ぐな性格、正直さが伝わってくるエッセーですね。

 このマガリャネスという地域は、アグサン川という、ミンダナオ島の北東部地域を流れる大河の河口付近に位置する町です。
 おのずと漁業が生計を立てる手段となります。小学生たちに将来に何なりたいかと尋ねれば、男の子のほとんどは、漁業に携わりたい、ドリッチ君のように、船乗りになりたいと答えていたのが印象的でした。

 この地域の課題もまた、子どもたちが学業を全うできずに、学校をやめてしまうことです。
 以前、この町の町長さんとお話をした時、エンチャイルドに対して、ハイスクール生を支援してほしいと要請を受けました。エレメンタリースクール(小学校)よりもハイスクールで学業を全うするのが難しいからです。

 アグサン川沿いにはいくつかのマッチ工場がありました。一つは稼働していましたが、他は閉鎖されていました。時代の移り変わりとともに、町も変わっていきます。良くなればいいのですが、そうならないこともあります。

 マガリャネス北は、マガリャネスの町でも貧困層の多い地域の一つです。

ドリッチ君
ドリッチ・アレクサンダー・デ・グスマン君

 皆さん、良い一日を!
 私はドリッチ・アレクサンダー・E・デ・グズマンです。

 私はグレード10の学生です。私の人生の夢は、船員として成功することです。
 経験を積み、プロフェッショナルのチームと一緒に仕事ができることを熱望しています。両親はいつも私に夢を追求するよう励ましてくれます。

 NPO法人エンチャイルドのファミリーの皆さま、私の学業をサポートしてくださりありがとうございます。皆さんのご支援によって、私は大変助かっています。

ドリッチ・アレクサンダー・デ・グスマン

マガリャネス北
マガリャネス北の奨学生と保護者の皆さん

 GOOD DAY EVERYONE! 
 I ‘AM DRITCH ALEXANDER E. DE GUZMAN,

 I’AM STUDYING GRADE 10 STUDENT.MY AMBITION IN LIFE IS TO BE A SUCCESFULL SEAFARER,
 I’AM EXCITED TO GAIN EXPERIENCE AND WORK WITH A TEAM OF PROFESSIONALS.MY PARENTS ALWAYS ENCOURAGE ME TO PURSUE MY AMBITION.TO MY NPO ENCHILD FAMILY THANK YOU FOR SUPPORTING MY STUDIES IT IS VERY BIG HELP. 

Dritch Alexander De Guzman


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネス、マガリャネス北小学校出身のエンチャイルド奨学生、スティーブン・ジョン・ヤンドゥグ君(グレード10)です。

 グレート10は、日本でいう高校1年生です。
 2022年度までは大学生の奨学生に抱負メッセージをエッセーとして書いてもらっていましたが、2023年度からはハイスクール以上全員に提出を義務づけています。

 「抱負メッセージ」はエンチャイルドの社会教育プログラムの一つでもあります。
 エンチャイルドの自立・共立(GIVE and GIVE)の理念や、エンチャイルド奨学生としての体験をもとに新しい(次の)一年に向かう抱負を書いてもらいます。
 テーマを持って書くことで自分の中の力が引き出されます。
 テーマを持って書くことは自分を刺激することでもあります。
 自分自身への挑戦でもあります。

 夢と志を持つ。そしてその実現のために実践する、行動し続ける。この単純な繰り返しを誠実かつ熱心に取り組む時、人は劇的に成長していくことができるのです。
 
スティーブン・ジョン・ヤンドゥグ君
スティーブン・ジョン・ヤンドゥグ君

限りない向上心を持つ
~より良い未来のために一生懸命勉強します

 教育は常に成功の鍵とみなされてきました。知識を通して、人は限界を超えて願望を達成することができます。私自身、教育がもたらす変革の力を体験し、より良い未来を確保するために一生懸命勉強したいという強い願望を抱いてきました。

 このエッセーでは、私が学業に献身的に取り組む理由、熱心に勉強することの利点、そして学業の旅においてモチベーションを維持するために私が取り組んできた歩みについて詳しく説明します。

 一生懸命勉強することの利点、そして一生懸命勉強することは、無数のチャンスと可能性への扉を開きます。
 まず、多様なテーマや考え方に触れることで視野が広がります。急速に変化する世界では、十分な情報を得ることで、それに適応し成長するために必要な知識と批判的思考力を身に付けることができます。

 さらに、熱心に勉強することで規律と時間管理のスキルが向上し、効率的に自分の取り組みのバランスを取ることができるようになります。
 こうした特質は、学業だけでなく、人生のあらゆる面でも私たちに恩恵をもたらします。
さらに、優れた学歴は就職市場での競争力を高め、より良いキャリアの見通しとより高収入獲得の可能性につながります。

 常に進化し、新たな障害に直面する世界において、より良い未来のために一生懸命勉強するという願望は、賞賛に値するだけでなく、不可欠なものです。

 私たちは学業を通じて、人生の複雑さを乗り越え、夢を実現するために必要な手段を獲得します。熱心に勉強することで、成長、チャンス、成功に満ちた未来を確保するための重要な一歩を踏み出していると確信しています。

 私たちが一丸となってより良い明日を目指して努力することができるよう、この絶え間ない知識の追求が他の人々のやる気を刺激することを願っています。

スティーブン・ジョン・ヤンドゥグ

マガリャネス北の奨学生たち_202306
マガリャネス北のエンチャイルド奨学生たち

The Endless Aspiration
Studying Hard for a Better Future

 Education has always been regarded as the key to success. It is through knowledge that individuals can surpass limitations and achieve their aspirations. Having experienced the transformative power of education myself, I have developed a strong aspiration to study hard in order to secure a better future for myself. This essay will delve into the reasons behind my dedication, the benefits of studying hard, and the strategies I employ to stay motivated on my educational journey.

 The Benefits of Studying Hard, Studying Hard opens doors to countless opportunities and possibilities. Firstly, it broadens our horizons by exposing us to a diverse range of subjects and ideas. In a rapidly changing world, being well-informed equips us with the knowledge and critical thinking skills necessary to adapt and thrive. Additionally, studying hard develops discipline and time management skills, allowing us to balance our commitments effectively. These attributes not only benefit us academically but also in all aspects of life. Moreover, a strong educational background increases our marketability in the job market, leading to better career prospects and higher earning potential.

 In a world that constantly evolves and presents new obstacles, the aspiration to study hard for a better future is not only admirable but also essential. It is through education that we acquire the tools necessary to navigate the complexities of life and fulfill our dreams. By dedicating myself to studying hard, I am confident that I am taking a significant step forward to secure a future filled with growth, opportunities, and success. May this relentless pursuit of knowledge ignite the flames of aspiration in others, as we collectively strive for a better tomorrow.

Steven John Yandug


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 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、ブリジェード・ビラルビアさん(大学1年生)です。

 国が違い、文化も違いますが、私たちはエンチャイルド奨学生たち一人一人と出会ったのですね。
 出会いは、人生に新しい意味を与えることがあります。
 支援者と受益者の関係を超えて、私たちは新しい人生の意味を持って共に歩んでいるのです。

ブリジェードさん
ブリジェード・ビラルビアさん


 夢の数々は山のようなものですが、ほとんどの場合、私は空のように感じます。登って到達するには高過ぎて困難が伴いますが、夢は人生の希望を満たしてくれるものです。
 夢は何よりもまた、価値ある人々との距離を縮めてくれるものでもあると思います。

 私はNPO法人エンチャイルドの奨学金プログラムの受益者であり、今年(2023年)6月でエンチャイルド奨学生として9年目を迎えるブリジェード・ビラルビアと申します。
 NPO法人エンチャイルドは、恵まれない子どもたちをはじめ私にとって、成功をつかむための夢の懸け橋となってくれています。

 大げさな表現に聞こえるかもしれませんが、この団体は、意気消沈していた私に希望を与えてくれたのです。私の言葉では十分い言い尽くせませんが、実際、そのとおりです。
 だからこそ私は、エンチャイルド・ファミリーの一員であることを誇りに思いますし、何よりもエンチャイルドの皆さんに感謝しているのです。

ジェレミー・ファットさん2
前列右から2人目がブリジェード・ビラルビアさん

DREAMS

 Dreams are like mountains but most of the time, feel like the sky. Too hard to climb and too high to reach but dreams fill hope in the life of a person. It also brings you close to people that are worth having more than anything.

 I am Brijade Villarubia, a beneficiary of NPO ENCHILD JAPAN for 9 years now this coming June. As a child and a student from an underprivileged group, NPO ENCHILD became my ladder to success which made me realize that there is nothing as high as the sky as long as you are surrounded by people who are more than willing to lift you up. It may be an exaggeration for some, but my words are not enough to describe how this organization brought hope to the dispirited me. That is why I am proud and more than grateful to be part of the NPO ENCHILD FAMILY.

BRIJADE VILLARUBIA


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージ(2023年度)を順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、キャシーライデ・サロンさん(大学1年生)です。

 キャシーライデ・サロンさんは現在、カラガ・ステート大学の1年生です。抱負メッセージは入学前の時期に書かれたものですが、キャシーライデさんの未来への希望と憧れ、大学生活への意欲が伝わってきますね。

 翻訳はサポーターの江口さんご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

キャシーライデ・サロンさん
キャシーライデ・サロンさん

今年度の抱負

 2023年の私の主な目標の一つは、大学への入学手続きを始めることです。
 私は、教育こそが新しいアイデアを獲得し、真の変化をもたらすことができる鍵であると確信しています。大学に入学するということは、単に学位を取得するということ以上に、自分自身の成長や知的探究、有意義な人とのつながりの可能性をつかむことなのです。

 私は、世界に良い影響を与えることに熱心な学者や思想家、革新者たちがいる、大学という活気あるコミュニティーに参加できることに興奮しています。

 高校時代を通じて、私は学ぶことへの真の情熱を育んできました。常に新しい情報を求め、高い目標を目指して自らを奮い立たせてきました。
 私は、学問的研究が評価され、促進されているカラガ・ステート大学のカバドバラン校に進学します。
 私は、知的好奇心を共有する熱心な学者や仲間たちとともに、示唆に富んだ議論や共同プロジェクトに参加することによって、未来に影響を与えるアイデアを探求できることを楽しみにしています。

Butuan 20230624集合写真
後列中央がキャシーライデ・サロンさん(2023年6月24日)

Aspiring Goals This year

 One of my primary goals for 2023 is to begin the process of enrolling in college. I am convinced that education is the key to gaining fresh ideas and effecting genuine change. Entering college is about more than just getting a degree; It is about seizing possibilities for personal development, intellectual inquiry, and meaningful connections. I am excited to join a lively community of scholars, thinkers, and innovators who are dedicated to making a positive impact in the world.

  Throughout my high school yeas, I fostered a true passion of learning, continuously seeking new information and pushing myself to achieve new heights. I am looking forward to continuing my studies at Caraga State University Cabadbaran City Camus, where academic success is valued and promoted. I am looking forward to engaging in thought-provoking discussions, collaborative projects, and the exploration of ideas that will impact our future with dedicated academics and fellow students who share my intellectual curiosity.


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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域、ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生、カリル・ダイアン・アママンパンさん(大学4年生)です。

 夢と志にあふれたカリルさんは大学4年生。看護師を目指して日々奮闘中です。
 カリルさん、応援していますよ!

カリル・ダイアン・アママンパンさん
カリル・ダイアン・アママンパンさん

今の私の抱負

 誰もが目標や願望を持っています。これらの夢は私たちの基本的なアイデンティティーの中心です。それは私たちが誰であるかを表す基本的な信条であり、なぜ私たちがそのように創造されたのかを説明するものでもあります。
 神は私たちの存在を神ご自身その壮大な計画の一部として完全に表しておられます。「人生で成功したいなら、今いる場所よりも大きな夢を持ちなさい。より有望な未来に向かって前進するための目標をあなたは確立しなければなりません」という教訓があります。
 自分の将来を確立するプロセスは困難です。さまざまな要素に優先順位を付ける必要があり、意思決定のプロセスが非常に難しいことは承知しています。

 私は看護学科を専攻しており、頻繁に障害物につまずいたり、困難にぶつかったりしています。しかし私はその代わりに波に乗って生きていかなければならないことに気付きました。私は失敗しても立ち直る人でありたいです。そのために私は綿密な計画を立てておきたいのです。
 また、地域社会や他の関連組織で模範となることも好きでした。私はリーダーが持つべき真の価値観を再確認し、指導を得るため、学校の非営利活動に参加したいと考えています。強い願望を持つだけでは不十分で、経験豊富な人たちによるセミナーやワークショップも参加する必要があります。

 私は大学教育を完了する決意をしています。2024年には卒業証書を取得したいです。フィリピンの看護師免許試験に合格して、すぐに働き始めたいと思っています。
 私は家族の要求にも応えられるように、経済的な安定を達成したいと常に思っています。私にはまだ教育をサポートしなければならない兄弟がたくさんいます。私たちにはまだ家がないので、家族にマイホームを購入することを目指しています。達成には程遠いと分かっていますが、私は自分を信じています。私は神と周りの人たちから力を得て、その力を持ち続けます。

 将来のキャリアで挑戦してみたい選択肢はたくさんありますが、一歩ずつ進めていきたいと思っています。ゴールを急ぎ過ぎてはその過程で学ぶことができないからです。より良い仕事の機会を得るために海外で働けるかどうかはよく分かりませんが、いつか挑戦してみるかもしれません。

 最近、Facebookで卒業式のスピーチをしている卒業生の姿をたくさん見かけました。彼らの大多数が経済的に安定していないため、教育費を支払うために奨学金を必要としているという事実が私を動機づけています。心の片隅では、私もできるようになったら奨学金や慈善プログラムを始めたいと思っています。
 難しい夢ではありますが、もしそれが神のみこころであり、目的が良ければ、必ず実現することでしょう。

アンバゴの奨学生たち+
右端がカリル・ダイアン・アママンパンさん

MY ASPIRATION IN TODAY’S TIME

 Everyone has goals and aspirations. These dreams are the center of our fundamental identity. It is the fundamental tenet of who we are as people and the explanation for why we were created in the manner that we were. God is putting our own existence into full practice as part of his grand design. There is a piece of advise that states, "Dream bigger than where you are right now if you want to succeed in life. You must establish objectives that will help you advance toward a more promising future. 

 The process of establishing my future is challenging. You need to prioritize different factors and I know the decision making process is quite tough. I'm enrolling in a nursing program, and while I frequently trip over obstacles and crash into challenges, I realize that I must ride the waves instead. I want to be the one that picked up from her errors. A detailed plan is something I'd want to have. 

 I also liked to maintain how to be a role model in my community and other affiliated organizations. I am thinking to join other non- government organizations in our school so that I will have a guide and a refresher of the true values a leader must possess. Having a strong desire is not enough, it should also involve a seminar or workshop that is given by experienced individuals. 

 I'm determined to complete my college education. Hopefully next year I will have my diploma. I want to succeed on the Philippine Nursing Licensure Exam so that I can start working right away. I have a constant desire to achieve financial security so that I can support my family's demands as well. I still have a lot of siblings whose education I must support. In addition, we still don’t have a house that’s why I aim to buy my family our own house. I know I'm a long way from attaining it, but I have faith in myself. I draw strength from God and those around me to continue holding. 

 I have a lot of options I’d like to try in my future career but I am making sure to have one step at a time. Rushing to the goal would only mean that I will not be able to learn in the process. I’m not quite sure if I would be able to work overseas to have a better work opportunity, but I might try it one day. 

 In recent times, I came across numerous images of graduates giving graduation speeches on Facebook. I am motivated by the fact that the majority of them require scholarships to pay for their education because they are not financially secure. In the back of my mind, I suppose I'd like to start a scholarship or a charity program when I am able to and it is God's will. This is a difficult dream, but if the aim is good, it will undoubtedly come true.

Karyll Dianne M. Amamangpang


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、メオ・リッチ・ゴンザガ君(大学1年生)です。

 翻訳はサポーターの山本さんご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます!

ブハンの奨学生たち
後列右端がメオ・リッチ・ゴンザガ君

夢の架け橋

 年月がたつにつれて、私の生活はとても苦しくなっていました。両親の経済的事情で勉強もままならず、とてもつらい思いをしていました。
 しかしNPO法人エンチャイルドがそばにいてくれて、奨学金支援だけでなく、私の夢をかなえてくれようと、私の人生の旅の一部となってくれたことをとてもうれしく思っています。私が今こうして勉強を続けることができているのも、エンチャイルドが私の夢を実現するためのインスピレーションになってくれたからです。

 今では、私は自分の学業を最後まで修めることができると思っています。エンチャイルドの支援のような機会を活用しながら、これから起こるあらゆる問題に立ち向かっていくために、自分の内なる声と力にしていきたいと思います。
 全てのことには理由と目的があると信じています。私は将来、支援者の皆さんとエンチャイルドの目標を実現するために、これまでのサポートに恩返しできるようになりたいと心から願っています。つまり、助けること、愛すること、調和すること、そして助けを必要とする子どもたちや人々を大切にすることのためにです。

 夢をかなえることは、家族の財産や、私たちを取り巻く人々の選択の問題ではありません。私が毎日費やした努力、忍耐、時間の問題なのだと思います。だからこそ、夢を持たなければ私たちの人生は空っぽになってしまいます。
 エンチャイルドの奨学生であることは夢への懸け橋であると私は信じています。だから、私と私の夢との間を遮ることができる存在はどこにもないのです。

メオ・リッチ・ゴンザガ君
メオ・リッチ・ゴンザガ君

"The Bridge Of Dreams"

 As the years went by, my life became so difficult. I felt so hard-pressed with my studies due to the financial support from my parents. But I am so glad that NPO Enchild is there for me, not just to help, but to become part of my journey and make my dreams come true. They are the reason that " Enchild as an Inspirations of Achieving my dreams",why I am still studying right now. 

 As of now, I see myself as able to finish my studies. I will use these opportunities as my voice and strength to face all the upcoming problems. I believe that everything has a reason and a purpose. I really hope that in the future I will repay all the support of my sponsor and this foundation by keeping their goals. To help, to love, to unite, and to care for children and people who need help.

 Achieving your dream is not about the money that you have in your family or the choices of the people who surround you. It's about the hard work, patience, and time that you've spent every day of your life. That's why our lives would be empty without dreams. Nothing will come between me and my dreams because I believe in myself that being an Enchild scholar is the bridge to my dreams.

MEO RICH B. GONZAGA

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、ジェレミー・ファットさん(大学1年生)です。

 夢と志を持って生きる、という命題は、自らの人生をどう生きるかを考えるように導きます。これがエンチャイルド奨学生の第一歩ですね。
 
 ジェレミー・ファットさんもまた、自分の人生を真剣に生きようとしています。

 その熱い思いは、「夢に向かって歩む皆さん、共に闘いましょう!」という言葉で伝わってきますね。

 ぜひお読みください。

ジェレミー・ファットさん2
前列左から2人目がジェレミー・ファットさん

 NPO法人エンチャイルドは、私が人生において数多くの困難に直面しても、夢を追い続け、成功を収めるきっかけを与えてくれました。
 エンチャイルドは日本の支援者によって設立されました。教育支援事業を行っているエンチャイルドの成功は一夜にして成し遂げられたものではなく、勤勉、献身、そして忍耐によってもたらされたものです。正しい考え方と姿勢があれば、私たちは目標を達成し、充実した人生を送ることができるのです。

 あらゆる課題を克服する方法はたくさんあります。
 以下のように学ぶべき教訓もあります。

(1)情熱に従うこと
   私たちは趣味を成功したキャリアに変えることができます。
(2)自分らしさを受け入れること
(3)決意を持つこと
(4)自分自身に忠実であり続けること

 他者からインスピレーションを受け、やる気が出る言葉を取り入れることで、どんなに困難な状況下にあっても、人はその障害を乗り越えて目標を達成することができます。
 先輩のエンチャイルド奨学生たちは、私に目標を達成するためのインスピレーションを与えてくれました。

 私はティーンエージャーとして、自分の情熱や人生への興味についてもっと探求するよう自分に言い聞かせています。私は周囲のみんなの良い模範になろうと努力してきました。そして大きな夢を持つことで、私は自分の人生を生きることに集中できるようになりますし、現実を変えることができるようになります。
 夢を持ち、決意を持ってそれを追求していくことが重要なのです。

 夢に向かって歩む皆さん、共に闘いましょう!

ジェレミー・ファット
北ミンダナオ・カレッジ

ジェレミー・ファットさん
ジェレミー・ファットさん(中央)

 NPO Enchild inspired me to pursue my dreams and achieve success despite facing numerous challenges in life. Enchild was founded by the Japanese sponsor. NPO Enchild Scholarship success did not come overnight but through hard work, dedication, and perseverance. With the  right mindset and attitude, we can achieve our goals and live a fulfilling life.

 There are lot of ways to overcome all challenges and some lessons that can be learned; (1) Follow Your Passion• we can turn our hobbies into a successful career, (2) Embrace your uniqueness, (3) Determination, (4) Stay True to yourself. By taking inspirations and motivational words of others, anyone can overcome obstacle and achieve goals no matter how challenging they may seem. The old Enchild Beneficiaries gives  inspiration to me to achieve all goals.

 As being a teenager, I encourage myself to explore more about my passions and interest in life. I've tried to be a good role model to everyone. And dream big makes my life secure to focus and able to change the reality. It is important to hold our dreams and pursue them with determination. Fighting dreamers!

Jaramie O. Fat

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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、マーク・アドリアン・ワヒン君(大学1年生)です。

 マーク君の素直で真っ直ぐで純粋な世界が伝わってくるエッセーですね。
 ぜひお読みください。

 翻訳はサポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます。
 
マーク・アドリアン・ワヒン君
マーク・アドリアン・ワヒン君(中央)

エンチャイルドと私の志

 私はエンチャイルド・ファミリーから、愛の本当の意味、規律を守る方法、最高の自分になる方法、世界や他者を助ける方法、大きな夢を描く方法、そして心の底から自信を持つ以上に、恐れずに目標を達成する方法を教えてもらいました。

 そんなことが可能なのでしょうか?

 部屋に貼ってあるポスターを見ていたら、セオドア・ルーズベルトの言葉、「あなたができると信じれば、道は開ける」という名言が目に留まりました。
 それで私は、公認会計士になるという目標を持つようになりました。そしてその目標を達成し、最高の自分になりたいと思っています。簡単なことではありませんが、不可能なことではないと思います。

 しかし夢を実現するためには、犠牲と鍛錬、そして最高の自分になるための努力が必要であると自覚しています。これらは私にとって最大の障害です。だから私は、自分の悪い習慣について、問題を回避するために自制心を働かせてどのように克服していくかを毎日日記に書きつづっています。
 私は完璧な人間ではないし、いつも間違いを犯すけれど、そこから学んでいます。そして、常に親切で愛すべき人間でありたいと思っています。

 私の夢を実現することはヒマラヤ山脈を登るようなものですが、諦めたくはありません。いつか、貧困にあえぐ家族を助けられるような自分になりたいです。そしていつか、公認会計士になりたいと思っています。

 それは困難な道だと思いますが、私は常に夢を見続け、信じ続けたいと思います。それが、目標を達成するために学校でベストを尽くす私の原動力になっているのです。

マーク・アドリアン・ワヒン
カラガ・ステート大学

ブハン奨学生
後列右端がマーク・アドリアン・ワヒン君
                                                                
My Aspiration with ENCHILD

 I was taught by the Enchild Family the true meaning of love, how to be disciplined, how to be the best version of myself, how to help the world or others, how to dream big, and how to achieve it without fear rather than with confidence from my heart, so I wondered how? 

 Is it even possible?

 When I was looking at posters in our room, one that caught my eye said, "Believe you can and you're half way there," a quote from Theodore Roosevelt. 

 Because of this, I feel compelled to fulfill my goals of becoming a Certified Public Accountant and to be the best version of myself.  
 I'm aware that it won't be easy, but it's not impossible.

 However, I am aware that achieving my dreams requires sacrifice, discipline, and striving to be the best version of myself. 
 This is the greatest obstacle for me; in fact, I journal daily about my bad habits and how I overcome them by exercising self-control to avoid problems. 

 Although I am aware that I am not a perfect person that I always make mistakes but I learn from them, I have always aspired to be a kind and lovable person. 

 It's like climbing Mt. Himalaya, but I don't want to give up. One day, I want to help my family, which lives in poverty.
 If I believe in my dreams and the good future that awaits me I am half way there.
 I want to become a Certified Public Accountant one day, but I know it will be challenging.  

 However, I always look to my dreams and believe in them, which motivates me to do my best in school so that I can fulfill my goals.

Mark Adrian C. Wahing    


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 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、ルーファ・オグカンさん(大学1年生)です。

ルーファ・オグカンさん
ルーファ・オグカンさん(中央)

夢を実現するためのインスピレーションとしてのエンチャイルド

 個人の目標を定めた後、それを実現するための最初のステップは、将来起こることをただ待つのではなく、目標を実現するための計画を立てなければならないのだということです。
 目標を設定することで、自分の価値観を見つめざるを得なくなります。
 エンチャイルドの奨学生になることによって、私の最大の夢の実現にまた一歩近づくことができました。

 医療分野での職業に就くことは、常に私の人生の目標でした。医療分野に従事することで、患者の健康を回復させ、彼らの生活に真の変化をもたらすことができることに、私は常に興味がありました。
 誰かが最も弱っている時に、その人の健康を回復できるよう支援することほど私にとってやりがいのある仕事はありません。
 医療分野に携わることは最も困難なキャリアの一つかもしれませんが、最終的には、人々の生活に変化をもたらし、自分が情熱を持って取り組めることには間違いなく価値があると信じています。

 エンチャイルドの教育支援のおかげで、私は設定した目標を達成するために必要な教育を受けることができます。
 目標を達成することは簡単ではなく、勤勉と忍耐が必要ですが、目標を持つことは将来の成功につながり、人生を素晴らしいものにするために、最も重要なことの一つなのです。
 私は自分の将来について楽観的です。エンチャイルドの教育支援によって私の夢の実現だけでなく、私はより良い地域社会の実現に貢献できるようになると信じています。
 教育を受ける権利を求めて常に奮闘している私のような学生に、エンチャイルドのような教育支援の機会を提供してくれることに感謝しています。私は目標を実現するまで忍耐強く努力します。

 私は、自分が目指している高等教育を最後まで全うし、必ずやり遂げるという信念と自信を持っています。
 私も成功者になりたいです。それは経済的安定、社会への貢献、そして人生を楽しむことを意味しています。
 エンチャイルドの教育支援は、私に他の人を助け、地域社会に貢献する意欲とインスピレーションを与えてくれました。いつか私も、他の子どもたちの夢の実現を支援できればと思っています。

ルーファ・オグカンさん
ファーザー・サターニノ・ユリオス大学

ブハンの奨学生たち
前列中央がルーファ・オグカンさん

Enchild as an Inspiration of Achieving my Dreams

 I believe that the first step toward defining and accomplishing personal goals is to recognize that you must plan for the future rather than wait for it to happen. Setting goals has compelled me to look at my values.

 Receiving this scholarship would bring me one step closer in achieving my greatest aspiration. A profession in the medical field has always been my goal in life. It has always piqued my interest to be able to apply in medical field to significantly improve the life of patients and genuinely make a difference in their lives. Nothing is more rewarding and fulfilling to me than assisting someone in recovering their health when they are at their most vulnerable. It may be one of the most challenging careers to enter, but I believe that in the end it’ll definitely be worth it to be able to make a difference in people's lives and do what I am passionate about.

 This scholarship enables me to pursue the education I need in order to accomplish the goals I have set. Despite the fact that achieving goals is difficult and requires hard work and patience, but it is one of the most important since having goals may set you up for a successful future and creates structure in one's life. I am optimistic about my future and feel that this scholarship will help me to achieve my dream and the way I can help improve the community's health quality. I am grateful to find opportunities like the scholarship in Enchild that providing the students like me who consistently struggle for the right to receive an education. I will persevere and work hard until I achieve my career goals.

  I have faith and trust in myself that I will follow through and acquire the quality education that I am striving for. I would also like to be considered successful. That means having financial stability, contributing to society, and enjoying life. The Enchild scholarship motivated and inspired me to help others and give back to community. I hope that one day I will be able to help students in achieving their dreams.

Ruffa Ogcang


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、ナシュリー・メイ・ヤナーさん(大学1年生)です。

 エンチャイルド奨学生のほとんどは十代の青少年です。大学生といっても20代前半。そんな彼らがひとたび人生について語り始めると、驚かされることが少なくないのです。

 彼らの言葉は単なる観念にとどまりません。
 体験と体感に基づいて語られています。

 2023年度までは大学生以上にエンチャイルド奨学生としての抱負メッセージを書いてもらっていましたが、2024年度からはエンチャイルド奨学生には全員、抱負メッセージを提出してもらうことにしました。

 言葉にして表現することは大事なことだと考えています。
 自分の中にあることを取り出すことで、また新しいことを獲得できます。
 アウトプットとインプットの関係です。

 息を吐くことで息を吸わざるを得ません。

 彼らのメッセージを受け止めるだけでなく、私たちも自分の中にあるものを表現し、伝えてみてはどうでしょうか。

 「エッセー」は、自由な形式で自分の意見や感想などを述べた散文です。随筆や随想ともいいますね。特定の主題を決めて、自分なりの考えを書いても構いません。そうなれば小論文となるでしょう。

 エンチャイルド奨学生には、自分の思いを表現し、自分の考えを発表できる大人になってほしいと思っています。

ナシュリー・メイ・ヤナーさん(ブハン)
ナシュリー・メイ・ヤナーさん(中央)

優美な刺激

 パソコンの前に座っている間中、私はずっと無表情で、目標を達成するための本当のインスピレーションは誰によってもたらされるのかについて考えを巡らせています。

 夢を見るのは簡単ですが、夢の目的やビジョンを理解するのは簡単ではありません。しかし難しいことでもありません。

 理由は簡単です。私はいまだ成長の途上にあるからです。自分自身を向上させるためには、自分の欠点を受け入れなければなりません。
 
 しかし私はふと思い出しました。
 それは私の夢に対する数年前の考えであって、今は変わったのです。

 鳥のさえずり、そよぐ風、肌を包むわずかな日差しがとても気持ちいいです。だからこそ、自分の好みに合った、居心地の良い、暖かい場所で暮らしたいと思っています。
 それが私の人生の夢の一つでもあることに気付きました。

 現在、私は小さな州内のそれほど静かではない地域に住んでいます。
 人々は親切にしてくれます。私たちの村の屋根付きの広場で何かイベントが行われていると、私はいつもうるさいなと感じますが、同時に神秘的でもあると考えます。

 なぜなら、何が起こっているのかには関心はありますが、それほど興味を持っていないからでもあるからです。
 ともあれ、私の人生の紹介はこれぐらいにして、次は記事のタイトルについて詳しく説明しましょう。

 さて、なぜ私のメッセージのタイトルが「THE ETHEREAL FILLIP (優美な刺激)」なのか、そしてこの記事の主なトピックは何なのか、疑問に思うのは当然だと思います。
 
 この記事の主なトピックは、人生の目標を達成するためにエンチャイルドが私に大きなインスピレーションを与えてくれたということです。

 私は小学校4年生の頃からエンチャイルド奨学生であり、現在は高校を卒業しようとしている学生です。日本のNPO法人エンチャイルドは私たちの人生が特別であることを常に忘れず、一日を通してお互いに助け合うことで大きな幸福がもたらされるという素晴らしい考えを、一貫して私に教えてきてくれました。

 彼らは、私のためだけでなく、この広い世界に住む全ての人のために、学生として成功するためのインスピレーションを与えてくれました。

 支援者の皆さんは非常に熱心に活動しており、仕事に集中しながらも、家族や恵まれない人々を養うことに尽力していることを私は知っています。その特別な行動には畏敬の念を感じます。エンチャイルドは私に優美な刺激をもたらしてくれる存在なのです。

 人生は決して楽なものではなく、常に快適なものとは限りません。私たちは常にこの世での苦しみを経験しますが、実はそれは自分自身からの苦しみなのです。

 普通の人間として、私たちは身体的だけでなく精神的、感情的な健康にも気を配る必要があります。たとえ困難が続いても、最後には勝利が待っているということを決して忘れず、前進することを止めてはいけないのです。

ナシュリー・メイ・ヤナー
カラガ・ステート大学

ブハン奨学生
ナシュリー・メイ・ヤナーさん(後列左から6人目)

THE ETHEREAL FILLIP 

 As I sat comfortably in front of the laptop, I kept a neutral expression on my face, my thoughts wandering to the possibilities of who my true inspirations are for obtaining my goals. Dreaming is simple, but understanding the purpose and vision of my dreams is not simple but also not difficult. The reason why I said that though, is straightforward: I am still in the process of embracing my defects and developing my human potential for the betterment of myself. But I suddenly remembered, that was my comment about the dimensions of my dreams several years ago and now has changed. 

 Birds singing, gentle breeze, and the small amount of sunlight embracing my skin, feels really good to me. That is why I want to live in a cozy, warm place that really suits my preferences. I realized that is also one of my dreams in life. Currently, I live in a not-so-quiet neighborhood inside a small province. People are hospitable. When there is an event happening in our village covered court, I always find it very disturbing but at the same time it's mystifying. Because I am curious of what is happening yet I am not that really invested. Anyways, I am now done introducing my life and let us move to the next part of this article which is elaborating about the title of my article. 

 Now, it is fair to wonder about why my title, ‘The Ethereal Fillip’ and what is the main topic of this article? The main topic of this article is how Enchild greatly inspires me to achieve my goals in life. I have been an Enchild scholar since I was in elementary, grade 4 and now, I am a graduating senior high school student. I can consistently claim that the NPO Enchild Japan has given me great ideas on how we can always remember that our lives are special and happiness greatly occurs when we help each other throughout the day. They gave me inspiration to do my job as a student successfully and effectively, not just for the betterment of myself but also for everyone living inside this wide world. I can see that our sponsors work extremely hard and are committed to providing for their families and the less fortunate while still focusing on their careers. In that specific behavior, it gives me an awe because it is ethereal for me and Enchild is one of my fillips.

 The lives of humans are not easy and always comfortable. We always experience the bitterness of the world, but the truth is, it is the bitterness from ourselves. As an ordinary human being, we should take care of our health, not just physically but also mentally and emotionally. Even if difficulties continue to arise, we should never lose sight of the fact that victory awaits us in the end, and we should never stop moving forward. 

NASHLY JAINAR


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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、クリスティン・メイ・B・ラビノさん(大学1年生)です。

 エンチャイルド奨学生たちはエンチャイルドのことをよく見ています。
 彼らの人生にとってエンチャイルドがそのような存在なのか、エンチャイルドは何をしようとしているのか…。子どもたちがエンチャイルドのリーダーです。

クリスティン・メイ・ラビノさん
クリスティン・メイ・B・ラビノさん(中央)

夢を実現するためのインスピレーションとしてのエンチャイルド

 エンチャイルドは私にインスピレーションを与えてくれました。なぜならその理由は、たとえ彼らが他の国の人であっても、血縁のつながりがなくても、それにもかかわらず私たちの学業を支え続けてくれているからです。だから私も成功し、彼らを見習いたいと思っています。

 大学は私の夢を実現するための第一歩です。
 現在私は高校生です。エンチャイルドの奨学金が大学進学に役立つと分かっているので、成績を上げてエンチャイルド奨学生として続けられるように最善を尽くしています。
 私には自分の将来について大きな計画があります。諦めずに自分なりに何かを成し遂げたいと思っています。

 私は失敗を恐れていますが、その気持ちに負けるつもりはありません。両親は私のことを、そしてエンチャイルド・ファミリーに対しても多くのことを期待しています。
 夢は私を前進させる原動力であり、私にとって努力の対象です。私はいつかその成果を手に入れるつもりです。

 私は学生として、しっかり勉強に取り組み、人生の夢や目標を確実に達成できる方法を提供できると信じています。人生の夢や目標を成功させるための近道はありません。大事なことは、準備すること、勤勉であること、そして失敗から学ぶことです。 

クリスティン・メイ・B・ラビノ

ブハンの奨学生たち
クリスティン・メイ・B・ラビノさん(前列左端)

 "Enchild as My Inspiration in Achieving my Dreams"

 Enchild became my inspiration because they help us in our studies even though we are not related to them even though they are from another country. So I want to emulate them when I become successful. 

 College is my first step to achieve my dream. Currently I am a student in senior high school. I do my best to keep my grades up and maintaining my ENCHILD scholarship, because I know that they will help me into college. I have big plans for my future. I plan to make something of myself, and not to give up. I have a major fear of failure, and I won't let it get to me. My parents expect a lot out of me specially my ENCHILD FAMILY. My dreams are what keep me going,  they are object for me to strive for. I will obtain that object one day. 

 For me, i believe that as a student, I can provide way to ensure that I can cope my studies, achieve my dreams and goals in life. There is no secret to success your dream and goal in life. It is the result that of preparation, hardworking and learning from failure.

Kristine Mae B. Rabino


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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マサオのエンチャイルド奨学生、フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん(大学3年生)です。

 小説風エッセー。ドラマチックな人生を送っているフレッシュニーさんの様子がよく伝わってきます。ぜひお読みください。

 翻訳はサポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます。

フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん
フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん(中央)

夢を実現するためのインスピレーションとしてのエンチャイルド

 「フレッシュニー、あなたは奨学生なの?」
 「ええ、そうよ」と私は答えた。
 「それって何の奨学金制度なの?」

 「そう、私はNPO、NGOの受益者で、スポンサーは日本の人たちなの。私はエンチャイルドという団体の受益者なのよ」と私。
 「すごい!」と彼女は答えた。

 以上はクラスメートから「奨学生」について聞かれた時の会話だ。

 私は自分がエンチャイルドの受益者であることを話すのはいつも楽しみである。
 多くの人に伝えたいと思うし、誇らしい気持ちになる。

 私がエンチャイルドについて彼女に話していると、彼女の顔には興奮した表情が浮かんでいた。
 彼女はエンチャイルドのことをクールだと思ったようだが、私がもっとクールだと思うのは、エンチャイルドが単なる団体ではないという事実だ。エンチャイルドは私を形成するものであり、私の思い出であり、ギフトであり、祝福であり、導き手だからだ。

 この大家族の一員としての年月を数えてみると、どうやってここまで来たのか想像もつかないけれど、とにかく私はその一員になったのだ。

 エンチャイルドの奨学生になってもう9年になるが、私のエンチャイルドに対するイメージはいまだ変わっていない。9年ということは、ほぼ10年になるわけだが、私は今もエンチャイルドによって祝福され、導かれ、形づくられ、エンチャイルドは地域社会に対し生産的であり続けている。

【どう導かれたか】
 当初から私たちはエンチャイルドから地域社会の平和をつくり出す人になること、善意と優しさの模範になることを教えられた。世界が残酷になるたびに、それが私の強い精神的柱となり、世界が挑戦的で誘惑的になるたびに、私の原則となった。

【どう形成されたか】
 学校へ通う道を歩きながら、私は自分の夢を持ち、自分に何ができるかということを誇りに思い、得た知識を持って家に帰るようになった。

【どう生産的になったか】
 エンチャイルドの受益者であること以外に、私が謙虚に取り組んでいることがある。それは、救急救命士と赤十字の青年ボランティアメンバーになったことだ。
 私はこの分野では未熟であり、困難な状況に遭遇することも多い。
 学校行事に派遣されたり、患者さんを支えたり、困難なこともあるが、緊急事態が起こるたびに、その経験は私の財産となり、必ず生かされるものだと思う。


親愛なるエンチャイルド・ファミリーの皆さんへ

 私は最高の成績優秀者といった形では皆さんの期待には応えられないかもしれません。しかし私は、全能なる神の名の下に、毎日、世界が必要とする親切で繊細な人間になるために、なすべきことをなすつもりです。

 私は神が望まれる人間になり、謙虚さと、高く舞い上がる魂を持って生きます。私がなれないと思っていた私に成長させてくれたエンチャイルド・ファミリーに感謝します。
 
 これは始まりに過ぎません。

フレッシュニー・イラ・タンデュヤン
ブトゥアン・ドクターズ・カレッジ

フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん①_マサオ_01

フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん

ENCHILD as Inspiration in Achieving Dream

 ''Freshny? Are you a scholar?''........' Ahhmm, Yes,' I responded.
 '' Of what scholarship?''
 '' I am a beneficiary of a Non-Profit Organization and a Non-Government Organization, we have sponsors from Japan. I am an ENCHILD beneficiary'' I said
 '' wow! '' my classmate responds.
 This was the conversation I had with my classmate when she asked me about being a ''scholar''. 
 I am always excited to say that I am an ENCHILD beneficiary and it makes me wanna share it with many people, which makes me feel proud.
 As I was sharing with her about ENCHILD, there was excitement on her face, she thought it was cool, but what I think is cooler is the fact that ENCHILD is more than an organization, ENCHILD is a molder, my molder, it is my reminder, a gift, a blessing, and a guide.

 Counting all the years as part of this huge family, I could not imagine how I even got here, it was just a typical school day, and Boom! I become part of it. 

 It's been 9 years and I am still holding this label, 9 years almost a decade, and yet I am still blessed, guided, shaped, and productive to my community. BLESSED, with the people I have and to have, the people I know and to know, blessed with opportunities that I thought are too late for me to have but realizing that they are already bringing color to my life.

 GUIDED, since in the beginning, ENCHILD taught us to become peacemakers of our communities, that we must be role models of good and kindness, and that became one of my strongest pillars to continue being one whenever the world gets cruel, it became my reminder, whenever it gets challenging and tempting, it became my principles.

 SHAPED, because as I walk on those roads and streets on my way to school I am bringing my dreams with me, proud of what I am capable of, the things that I am capable of, and going home with the knowledge I acquired. 

 PRODUCTIVE, aside from being an ENCHILD beneficiary, there is also one thing that I am humble about, being a registered first-aider and a Red Cross Youth volunteer.
 I am still a freshman in this field and I have encountered challenging situations.
 I have been deployed to school events and helped patients, challenging but after every emergency, the experiences are those that are something that I can keep and the learnings that I must apply.

 To my dearest ENCHILD family, I may not fulfill your expectations to be the best achiever, and intellect but here is what I will mostly do in my lifetime, I will do the things that must be done in the name of the Mighty God and His commandments, to every day be the kind, sensitive person that the world needs.
 I will be the person that God wants me to be and the soul that will soar high with humbleness. As always, Thank you my ENCHILD family for making me the person I thought I could not be. 

 This is just the beginning. 

FRESHNY IRA TANDUYAN

フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん②_マサオ_01

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マサオのエンチャイルド奨学生、ケネス・レイ・モンティリア君(大学2年生)です。

 ケネス君の真っ直ぐな人柄がストレートに伝わってくるエッセーです。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

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右端がケネス・レイ・モンティリア君

私のインスピレーションとしてのエンチャイルド

 エンチャイルド・ファミリーの一員であることは大きな祝福だと思います。
 エンチャイルド奨学生になってから、私の全てがポジティブに変化してきました。

 私がとても感謝している変化の一つに、エンチャイルドを通じて学んだ者としてどうあるべきか、気持ちの持ち方などの考え方があります。

 この素晴らしいファミリーの一員である私たち全員が、それぞれ感動的なストーリーを持っています。その話を聞くことで、私は試練に立ち向かい、より強く、より勇敢になるための前向きさとやる気を得ることができました。

 エンチャイルドで学んだ考え方は、私が将来手に入れたい人生を実現するためのツールの一部なのです。

 エンチャイルドは、私たち受益者だけでなく、NPO法人エンチャイルドをつくり上げた神髄を知る全ての人々に、常に感化を与え続けてきました。
 
 ほとんどの人は、エンチャイルドを学生たちを経済的にサポートする単なる奨学金団体だと思うことでしょう。しかしエンチャイルドはそうではなく、素晴らしい「ファミリー」であることを知らないのです。

 互いに刺激し合いながら成長していく家族(ファミリー)。家族とは 判断することなく、ただ愛と感謝をもって、自分の物語を語り、自分が何者であるか、そして何ができるかを示す機会を常に与えてくれるものなのです。

 そのおかげで私は 忍耐と決意を持って物事に取り組み、勇敢さと勇気をもって自分の能力を発揮することができました。彼らは皆、私が成長し続け、より良い人間になるよう鼓舞し続けてくれました。これは、人生で夢を実現するための大きな鍵だと思います。

 私たちは皆、未来に向かって努力するために、インスピレーションと希望を必要としています。そしてエンチャイルド・ファミリーという家族は、私にそれをたくさん与えてくれました。

 この家族の一員であることに私はどれだけ感謝しているでしょうか。言葉では説明できません。
 エンチャイルドの皆さんは私の人生の支えとなりました。困難や失敗に直面するたびに、皆さんは私が仰ぎ見る人物の一人であり、そして、エンチャイルド・ファミリーのことを考えるたびに、私に安らぎを与えてくれるし、皆さんは不安なことがあっても私が夢を追い求める原動力になっているのです。

ケネス・レイ・モンティリア

右から二人目がレキシー・ジェーン・デマタさん
右端がケネス・レイ・モンティリア君

Enchild as My Inspiration 

 Being part of the Enchild family is a big blessing. Since I entered this organization, everything has changed positively, and one of the changes that I am thankful for is the character and mindset that I learned through the journey. Everyone of us who is part of this wonderful family has different and inspiring stories, and hearing those stories has given me an extra motivation and inspiration to be stronger and more brave in facing the challenges of life. This kind of mindset is always part of the instrument in achieving the life that I want to have in the future. 

 Enchild has always been an inspiration, not only to us beneficiaries but to all the people who know the real essence of building this organization. Most of the people thought that Enchild was just a scholarship organization that helped students with their school finances; they didn’t know that this was not just an organization, but a wonderful family. A family that inspires each other to grow. A family that always gives others the opportunity to tell their stories and show who they are and what they are capable of without any kind of judgment but just love and appreciation. Because of that, it gave me strength in my studies, in doing things with patience and determination, and in showing my capabilities with bravery and courage. They all inspired me to continue to grow and become a better person, and this is a big key to achieving my dreams in life. We all need inspiration and aspirations to strive for the future, and this family has given me a lot of that. 

 Words can’t explain how thankful I am to be part of this family. They became one of my backbones in life; every time I am dealing with challenges and failures, they are one that I look up to, and every time I think of this family, it gives me comfort and motivates me to continue to dream despite the uncertainties.

Kenneth Rei C. Montilla


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、フレンチー・B・ミラミナさん(大学1年生)です。

 純粋で素直で真っ直ぐな
フレンチー・ミラミナさんの心の世界はあふれたエッセーです。
 ぜひお読みください。

フレンチー・ミラミナさん
フレンチー・B・ミラミナさん

夢を実現するためのエンチャイルドというインスピレーション

 誰もが夢を持っています。そしてその目標や夢を実現するために一生懸命努力するよう励ましてくれる存在があります。
 私たちは皆、さまざまなタイプの人や物事に囲まれています。その中には、私たちに人生の美しい教訓を与え、インスピレーションを与えてくれる人もいます。

 私たちは皆、人生で成功することを望んでおり、そのためにたゆまず努力をしています。奨学生として、学生として、夢を実現するために私を鼓舞してくれているものの一つが、エンチャイルド・ファミリーです。

 この間、エンチャイルド・ファミリーは私を経済的にも精神的にも助けてくれましたし、夢の実現のために支えてくれました。
 諦めそうになった時、いつもそばにいて、どんな困難に直面しても自分がやるべきことをやり遂げられると前向きに寄り添ってくれる人たちがいたということを、いつも思い出します。

 エンチャイルドは私と仲間のエンチャイルド奨学生に多くの機会を提供してくれました。エンチャイルド・ファミリーが私にしてくれたことの全てが、私がより良い人間になるために大きな影響を与えました。

 エンチャイルド・ファミリーの皆さんの言葉は私にインスピレーションを与えてくれます。交流するときはいつも、私や私の仲間の奨学生たちに、慰めと感動を与える言葉をかけてくれるのです。
 また、エンチャイルド・ファミリーは本当にみんなに優しく、私のロールモデルともいえる存在で、私も彼らのようにより良い人間になれるよう常に努力しています。

 私たちが一緒に過ごした全ての時間は、私たち奨学生にとって永遠に大切なものであり、それが私が夢の実現を決意する理由の一つなのです。エンチャイルドが私の人生の大きな部分を占めていることを私は永遠に忘れないでしょう。

 エンチャイルドは、私の人生に対する考え方を変えてくれました。
 エンチャイルドは、人生の全てのハードルをポジティブな方法で取り除くことで、私の人生を前進させる手助けをしてくれています。また、自分の力や能力を信じることができるよう導いてくれています。
 エンチャイルドは確かに私の人生を良い方向に変えてくれました。

フレンチー・B・ミラミナ
ブハンのエンチャイルド奨学生

ブハン奨学生たち
ブハンのエンチャイルド奨学生たち

Enchild as an Inspiration of Achieving My Dreams

 Everyone has a dream, and every dream, we all have someone that inspires us to work hard on achieving those goals or dreams. We all are surrounded by different types of people and things around us. Among these many of them give us some beautiful lessons of life and thus become inspirational figures for us. 

 All of us desire to be successful in our lives and thus we do continuous effort for the same. As a scholar and a student, one of the things that inspires me in achieving my dreams is the enchild family. During my school years, enchild family has been helping me financially and emotionally and is also very supportive of me in achieving my dreams. Whenever there are times that I am close of giving up, I always remember that there are people who are always by my side and are positive that I can always make the things that I should do despite the challenges that I am facing. Enchild has provided me a lot of opportunities as well as to my fellow enchild scholars. All the things that the enchild family did has been a great impact for me to become a better person. Enchild family also inspires me with their words, they always say comforting and inspiring words to me and to my fellow scholars whenever we interact. Moreover, the enchild family are really kind to everyone and I can say that they are my role models, that's why I always try my best to become a better person and be like them. All the times that we spent together will forever be cherished by us scholars and I will forever be reminded that they are one of the reasons why I am determined in achieving my dreams and that they are a big part of my life.

 Enchild as my inspiration changes the way I think about life. They help me in moving forward in my life by removing all the life hurdles in a positive way. They also help me in making me believe in my own power and capability. Enchild really did change my life for the better.

Frenchie B.  Millamina
Buhang Beneficiary


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 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのブハンのエンチャイルド奨学生、アービー・ジョイ・S・アルカラさん(大学1年生)です。同メッセージは2023年4月1日に書かれたものです。

 エンチャイルドとの出合い、そしてその出合いからもたらされたものとは何だったのか。
 アービー・ジョイさんのエッセーから、それが何かをぜひ知ってください。

アービー・ジョイさん
アービー・ジョイ・アルカラさん(中央)

 私はエンチャイルド奨学生として、夢を実現するきっかけとなる経験をしました。
 奨学金制度は知識と学習を追求する手段です。そして自分の知的視野を広げ、新しいスキルや能力を開発する方法です。
 多くの人にとって、奨学金制度は卓越性の追求と自分の可能性を最大限に発揮したいという欲求を象徴するものであり、インスピレーションの源となっています。

 エンチャイルドの奨学金は、学業をさらに進め、将来の見通しを高めようとする私にインスピレーションを与えてくれました。そして学業での成功を目指して努力する動機を与えてくれました。

 エンチャイルドはまた、世界に変化をもたらすよう私を奮い立たせてくれました。
 エンチャイルドは、たとえそれがどんなに不可能に見えても、決して諦めない私を育ててくれました。
 エンチャイルドは希望と忍耐の象徴であり、夢を追い求めるように私を鼓舞してくれています。

 私はエンチャイルドから与えられる夢を実現するためのインスピレーションを次のように理解しています。

1.自分を信じること:自分の能力を決して疑ってはならず、夢は必ず実現できると常に信じる。

2.目標を設定すること:エンチャイルドは自分にとって明確で実現可能な目標を設定することを教えてくれた。

3.行動を起こすこと:エンチャイルドは私に、夢を実現するために行動を起こすことを教えてくれた。たとえそれがどんなに小さなことであっても、自分の目標に向かって行動を起こす必要があることを教えてくれた。

4.障害を克服すること:私は夢を実現する過程で多くの障害に直面したが、エンチャイルドは常にその障害を克服する方法を準備すべきであることを教えてくれた。

5.決して諦めないこと:たとえ状況が困難なときでも、エンチャイルドは、夢を決して諦めないことを私に教えてくれた。私も夢を諦めずに突き進んでいきたい。

 エンチャイルドは自分を信じ、目標を設定し、行動を起こし、障害を克服し、夢を決して諦めないということを私だけでなく全世界に教えてくれています。
 そして卓越性を追求するよう私を奮い立たせ、学び・成長する意欲を与え、世界にプラスの影響を与える可能性を私の中に芽生えさせてくれました。

 エンチャイルドから受けるインスピレーションを源にして、私は自分が心に決めたことは何でも実現できます。
 私は2023年度(2023年8月~)に大学に進学しますが、エンチャイルドが私の夢の実現に向けてさらにインスピレーションを与え続けてくれることを願っています。

アービー・ジョイ・S・アルカラ

前列右端がアービー・ジョイ・アルカラさん
ブハンのエンチャイルド奨学生たち
前列右端がアービー・ジョイ・アルカラさん

 As an enchild scholar, I had experiences with enchild that inspired me to achieve my dreams.
 Scholarship is a means of pursuing knowledge and learning. It is a way of expanding one's intellectual horizons and developing new skills and abilities. For many people, scholarship is a source of inspiration because it represents the pursuit of excellence and the desire to achieve one's full potential.

 Enchild scholarship has been an inspiration to me in seeking to further my education and improve my prospects for the future. It provided me with the motivation to work hard and strive for academic success. Enchild also inspired me to make a difference in the world. 
Enchild molded me to be a dreamer who never gives up on her dreams, no matter how impossible they may seem. Enchild is a symbol of hope and perseverance, and it inspires me to follow my dreams. In achieving my dreams, I used Enchild as an inspiration by:

1. Believing in myself: I should never doubt my abilities and always believe that I can achieve my dreams. 

2. Setting goals: Enchild taught me to set clear and achievable goals for myself. 

3. Taking action: Enchild taught me to take action to achieve my dreams. It taught me that I should take actions toward my goals, no matter how small they may seem.

4. Overcoming obstacles: I had face many obstacles on my journey in achieving my dreams but I remembered what enchild taught me to be that I should always be prepared to face obstacles and find ways to overcome them.

5. Never giving up: Enchild taught me to never give up on my dreams, even when things get tough. I should also never give up on my dreams and keep pushing forward. 

 Enchild is an inspiration not only for me but also to the whole world to believe in yourself, set goals, take action, overcome obstacles, and never give up on your dreams. It inspired me to pursue excellence, gave me the desire to learn and grow, and developed in me the potential to make a positive impact on the world. With Enchild as my inspiration, I can achieve anything I set my mind to. Now, I will be in college next year, and I hope Enchild will continue to inspire me more in achieving my dreams. 

Ervie Joy S. Alcala

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 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マサオの奨学生、レナ・メイ・グムボックさん(大学3年生)です。

 エンチャイルド奨学生たちが語っている内容を、今の日本人、日本の若者や学生の皆さんはどのように受け止めるでしょうか。単なるお礼と感謝の気持ちを伝えるだけ、と考えるでしょうか。どうでしょうか。

 教育支援によって多くのことがもたらすことができるです。エンチャイルドの教育支援は単なる経済援助ではありません。

レナ・メイ・グムボック
レナ・メイ・グムボックさん(中央)

 エンチャイルドの一員になれたことは予想外の出来事でした。
 私がエンチャイルド奨学生の一人に選ばれた時のことを今でも覚えています。それは私の人生で最も忘れられない瞬間の一つです。今、私はエンチャイルドのメンバーになって約10年になります。

 エンチャイルド・ファミリーにはいつも感謝しています。
 私がいつも勉強に全力で取り組んでいるのは、私に対する支援者の皆さんのサポートが無駄ではないということを示したいからです。

 私は皆さんからの励ましを、夢を実現するためのインスピレーションとして受け止めています。皆さんに恩返しができるように、また、私自身も他者の力になれるように頑張りたいと思っています。

 学生生活がとても大変なので、やめたいと思うこともありました。しかし、私を信じてくれる人がいることを思い出すたびに、私は励まされるのです。

 エンチャイルド・ファミリーは、いつも私を応援してくれています。だからこそ、私は常にそれらを人生のインスピレーションとして受け入れ、夢を実現するために前進し続けます。
 支援者の皆さんを裏切らないように最善を尽くします。私は常に皆さんのことを人生のインスピレーションとして求め続けます。

 私は、皆さんが私に与えてくれた愛情、道徳的、経済的支援に永遠に感謝していることを示したいのです。
 一生懸命勉強し、私が人の役に立つ人間になることで、皆さんのこれまでの苦労や努力は全て報われることを感じてもらいたいのです。

レナ・メイ・グムボック
カラガ・セント・マイケル・カレッジ

レナ・メイ・グムボックさんたち
レナ・メイ・グムボックさん(右から2人目)

 Being a part of EnChild was very unexpected. I can still remember back then, when I was chosen as one of the beneficiaries, it didn't sink in with me. It was one of the most unforgettable moments in my life. Now, I've been a member of this organization for almost a decade. 

 I am always grateful with my EnChild Family. That is the reason I always give my best in my studies because I wanted to show to them that their efforts for me is not being wasted. I use them as my inspiration in achieving my dreams. I wanted to work hard so that I can give back to them, and also I can be an instrument to other people. Sometimes, I wanted to give up because being a student, it is very challenging. But everytime I remember that there are still people who believes in me that I can do amazing things in life, I am encourage. My EnChild Family is one of those people who are always rooting for me. That is why I always use them I as my inspiration in life to keep on going so that I can achieve my dreams. 

 As long as I can, I will give my best to not fail them. I will always look for them as one of my inspirations in life. I wanted to show to them that I am forever grateful for the love, moral, financial support that they have given me. I wanted to make them feel that all of their hard works and efforts are all worth it by studying hard and become an instrument to other people.

Rhena Mae Gumboc 
Saint Michael College of Caraga


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 エンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マサオの奨学生、レキシー・ジェーン・デマタさん(大学2年生)です。

 「私の人生の夢は、学業を終えて将来女性として成功し、特に経済的支援を通じて私を支えてくれた人たちに恩返しできるようにすることです」とレキシー・ジェーンは語ります。

 女性としての意識を持ち、経済的な支援の大切さをしっかりと受け止めているレキシ―・ジェーンさんは、必ずや家庭と多くの人々のために善き事を成すことでしょう。

レキシー・ジェーン・デマタさん
レキシー・ジェーン・デマタさん

 エンチャイルドは、私がより良い人間になるようインスピレーションを与えてくれました。
 エンチャイルドは私にとって大きな支えとなっています。それは、道徳的、精神的、経済的な面において私を支援してくれているからです。

 エンチャイルドのビジョンは、私が前進し続けるためのインスピレーションとモチベーションとなっています。
 エンチャイルド奨学生であることは、経済的な支えを得ることにとどまりません。エンチャイルドは私にやる気と前向きな力を与えてくれました。
 学ぶこと、成長することに対して前向きであることも重要です。これは、障害を克服し、新しい課題に適応するのに役立ちます。

 夢を実現するためには努力は欠かせません。私の可能性を信じ、私の将来に対して喜んで応援してくれる人がいることを知って、私は熱心に勉強し、努力しようとする自信を持つことができました。皆さんのサポートのおかげで、私は勉強に集中し、学業で優秀な成績を収めることができました。

 私の人生の夢は、学業を終えて将来女性として成功し、特に経済的支援を通じて私を支えてくれた人たちに恩返しできるようにすることです。
 エンチャイルド奨学生の一員になれたことに心から感謝しています。

レキシー・ジェーン・デマタ
ファーザー・サターニノ・ユリオス大学

右から二人目がレキシー・ジェーン・デマタさん
左から2人目がレキシー・ジェーン・デマタさん

 Enchild inspired me to become a better person today. Enchild is a big helped for me it’s because by giving and helping through moral, spiritual, and financial support. This vision will serve as my inspiration and motivation to keep pushing forward. 
 Being an Enchild scholar has not only given me financial assistance but has also provided me with a sense of motivation and inspiration. It is also important to be open to learning and growing, as this will help me to overcome obstacles and adapt to new challenges. 
 Hard work is also essential in achieving my dream. Knowing that someone believes in my potential and is willing to invest in my future has given me the confidence to study hard and strive for excellence. With support, I have been able to focus on my studies and excel academically.  
 My dream in life is to finished my studies and be a successful woman in the future so that I can pay back to those who help me, especially through their financial support. I am truly grateful for being part of an Enchild Scholar. 

Lexy Jane Demata
Father Saturnino Urios University


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今日は小説風エッセーで、山歩の最近の出来事を報告させていただきます。
 暇な人だけ、お付き合いください。

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 山歩はそれほどスマホ依存ではないと思っていますが、「スマホがないと生きていけない!」と考えるかたも少なくないようです。特に若いかたは…。
 それだけスマホに生活情報が詰まっているということですね。

 ガラケーからスマホに替えたのが2016年か2017年ですから、スマホに関しては「奥手」の方でしょう。今使っているのがスマホ3代目の機種。
 四六時中スマホを触っているタイプではありません。万歩計に使っているという点では最近は手放せませんが…。

 コロナ禍ですっかり運動不足になり、おまけに健康診断で初めて「D」をもらって、これはまずいと2022年は一日1万歩を目安に歩くようにしました。
 歩き過ぎもよくないと、2023年後半からは、目標値を一日8000歩に下げて歩いています。

 それでも一日8000~1万歩歩こうとすれば、それなりに歩かないといけません。
 土日や休みの日は、1~2時間まとめて歩けるのですが、平日はそうもいきません。
 朝昼晩と歩かなければ目標には届きません。昼も食事は15分くらいで済ませて、歩きます。ほぼ毎日。

 お休みの日や平日の昼は、広めの公園をぐるりと歩きます。木々の中を歩くのは気持ちいいものです。今年に入ったとある日、好天続きの青空の下、その日も気持ち良く昼の散歩へ。

 山歩は最近小説を書いています。だからでしょう。頭の中はいつも小説のストーリーやアイデアを考えています。
 その日、公園にはカラスがたくさんいました。池で行水をするカラスたち、やたらとカアカアうるさく鳴くカラス、低空飛行で散歩中の人を威嚇するカラスもいます。
 
 カラスを主人公とした小説はどうか、などと空想し始めます。
 カラス族とハト族の戦い、脇役にはカモ族、などと妄想に取り付かれます。
 そんなことを考えながら、公園のベンチに座って一人パンをかじっていました。

 年のせいかもしれません。
 人間とは何事か考えながらも、無意識で手足を勝手に動かしているものです。
 ドアの鍵をちゃんとしたかどうか気になるのと似ています。無意識のルーティンはちゃんとやっているもの。一方で、普段しないことを無意識にしてしまうこともあります。

 この日、それをやってしまいました。
 ベンチのひじ掛けにスマホを置きっぱなしにしてしまったのです。
 普段、ベンチのひじ掛けにスマホを置くことなどをしないので、食事を終えて、散歩を再開しようと立ち上がった瞬間、スマホへの意識がすっかり飛んでしまっていたようです。
 山歩の頭の中はカラス族とハト族の仁義なき戦いの物語が進行中でした。

 散歩から戻って、小説の執筆にとりかかってしまったため、すっかりスマホのことは忘れてしまいました。スマホ依存でないことの証明にはなるのですが、さて、帰宅の段になってスマホが見つかりません。どんなに探しても見つからない。焦る。
 仕方がない。家に帰って、頭を冷やしてどうするかは明日考えようと、電車に乗った途端、思い出しました。ベンチのひじ掛けに置かれたスマホの映像が突如頭の中に映し出されます。

 慌てて公園に戻ってみるも、暗闇の中の例のベンチにスマホの姿はありません。たまたまそこにいた若者がスマホのライトで照らしてくれて一緒に探してくれたのですが、どこにも見当たりません。

 山歩は親切な若者に丁寧に礼を告げてとぼとぼ公園を後にし、最寄りの交番へ。
 遺失物届をする私にお巡りさんは、「大丈夫ですよ。きっと見つかりますよ」と優しく声をかけてくれたのでした。暗闇の中のベンチに座っていた若者といい、対応してくれたお巡りさんといい、本当になんといい人ばかりなのだろう。これなら、本当にすぐに見つかるかも。

 実は昨年、エンチャイルドの理事の一人が電車でおしゃべりに夢中になっているうちにスマホを紛失するというちょっとした「事件」があったのですが、さすがニッポン。ちゃんといい人に拾われ、届けられ、持ち主のところに無傷で帰ってきたのです。
 
 そうはいっても、今回の山歩の場合はどうか。
 翌日、娘が公園の管理事務所に電話してくれました。前の日は受付時間終了のため問い合わせができなかったのです。
 娘からの朗報はパソコンのLINEで確認しました。

 「あるって!」のメッセージ。

 パッと心が明るくなります。
 娘よ、おまえは神か!メシアか!

 山歩は公園の管理事務所へと足を速めます。
 昨晩とは一転、明るい気持ちで「ニッポンっていいなあ~」などと浮かれます。

 管理事務所で対応してくれたおじさんは無表情で実に見事なほど事務的に事を進めます。
 身分証明書はしっかり持ってきました。ロックを解除して、本人確認をして、書類に必要事項を記入してスマホは無事私の手に。手放してからちょうど24時間で帰還。ああ~神様。

 拾って届けてくださったかたには感謝しかありません。
 ありがとうございます!

 その足で昨晩届け出を出した交番へ。
 見つかった旨、報告。昨晩のお巡りさんよりもずっと若い警察官が対応してくれたのですが、この若者もとっても親切。ニッポンって素晴らしい!

 実はこのスマホ、一度1週間ほど不在だったことがあるのです。
 購入したばかりなのになぜかロック解除ができない状態になり、メーカーにリセットしてもらうしかないと、1日も使わないうちに工場へ…。


 長い物語もそろそろ終わりにしましょう。

 山歩は決してスマホ依存症ではありません。
 しかし現代社会はスマホがないと困ることもあることは確かです。

 3度目のお別れがないように、無意識のうちに置き忘れないように肝に銘じつつ、スマホとの関係も自立・共立しなきゃねと、痛感した24時間でした。

 おわり。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのサント・ニーニョの奨学生、ハニー・ブルンチ・グレース・C・メンドーサさん(グレード12)です。

 目標と計画を明確にして人生を生きる、大切なことだと思います。
 ハニー・ブルンチ・グレースさんの人生に対する誠実な姿勢に感銘を受けます。

 ぜひお読みください。

ハニー・ブルンチ・グレース・C・メンドーサ
ハニー・ブルンチ・メンドーサさん(中央)

目標を達成するために

 私は学生として、学業面でも生活面でも優れた成績を収めるために、多くのことを志しています。知的好奇心を刺激し、批判的思考力を養えるようなことにもっと挑戦していきたいです。

 2023年度のもう一つの目標は、さまざまな課外活動に参加して視野を広げ、社会性を身に付けることです。

 私のキャリアにおける目標の一つは、高校生としてスタートアップ(ビジネス)を成功させることです。私の目標を達成するために、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)の学位を取得することでさらなるスキルと知識を獲得するつもりです。

 また、対人関係のスキルを磨き、より有能な学生になることを目指しています。これは大学受験のための内申書に役立つだけでなく、長く続く友情を築き、バランスの取れた人間になるのにも役立ちます。

 さらに、2023年度は大学や奨学金の候補を調べて大学の準備に時間を使いたいと考えています。
 私はキャンパスを訪問し、学生や教職員と話し、自分の将来の進路について、より深く学ぶことを目指します。

 結論として、2023年度の学生としての私の抱負は、学業の優秀さ、課外活動、大学の準備を中心に展開します。これらの目標に集中することで、学業で成功し、地域社会の模範となることができる十分な能力を備えた学生になりたいと思います。

ハニー・ブルンチ・グレース・C・メンドーサ
マガリャネス・ナショナル・ハイスクール 

ハニー・ブルンチ・メンドーサさん(後列左端)_800
後列左端がハニー・ブルンチ・グレースさん

My Aspirations to Achieving My Goal

 As a student, I am aspiring to many things that will help me excel academically and personally. I want to take on more challenge that can stimulate my intellectual curiosity and help me develop critical thinking skills. 

 Another aspiration for me in 2023 is to participate in various extracurricular activities to broaden my perspectives and develop my social skills. One of my primary career aspirations is to build a successful start-up as a Senior High Student. To achieve my goal, I plan to acquire additional skills and knowledge by pursuing an ABM degree. I also aspire to develop my interpersonal skills and become a more effective student. Not only will this boost my resume for college applications, but also help me build lasting friendships and become a well-rounded individual.

 Moreover, I want to use my time in 2023 to prepare for college by researching potential colleges and scholarships. I aim to visit campuses, talk to students and faculty members, and learn more about my potential academic pathway.

 In conclusion, my aspirations as a student in 2023 revolve around academic excellence, extracurricular activities, and college preparation. By staying focused on these goals, I hope to become a well-equipped student who can succeed academically and become an exemplar in my community.

Honeyblunch Grace C. Mendoza
Magallanes National High School



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのメアリン・ラダグさん(グレード12)です。

 何と志の高い、メアリン・ラダグさんでしょう!
 ピース・アドボケイトの実体となるべく、エンチャイルド奨学生たちは日夜努力していますね。すごいな~。奨学生たちの抱負メッセージから大いなる力をもらって、山歩、今週も頑張ります!

 ぜひお読みください。

 翻訳はサポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます。

メアリン・ラダグさん
メアリン・ラダグさん

 学生としての私の第一の抱負は、生涯学び続ける人になることであり、さまざまな分野の知識と成長を常に求めることです。
 好奇心旺盛な私は、開かれた心を養い、挑戦を受け入れ、それを自己成長の機会と捉えることを目指しています。熱意と献身を持って学業に取り組むことで、学業に秀でるだけでなく、教室の枠を超えた視点で判断できる思考力を身に付けたいと思います。
 成長思考を取り入れ、自分にとって快適な領域を超えて常に自分を追い込み、知的視野を広げるために、新鮮で複雑なテーマに挑戦したいと思います。

 学生としてもう一つ欠かせない抱負は、協調的・協力的な学習環境を育むことです。
 チームワークと協力が互いの理解を深め、イノベーションを促進すると私は信じています。仲間と積極的に関わり、アイデアを受け入れることで、知識の共有と共感を促されて、活気ある学びのグループづくりに貢献できると思います。
 私は学生として周囲の人たちのインスピレーションの源となり、模範となる学生を目指して努力し、共通の目標に向かって協力する人になりたいと思います。

 終わりに、私の学生としての最終的な抱負は、教育を通じて社会に良い影響を与えることです。
 社会の課題に取り組み、意味のある変革に貢献するために、身に付けた知識やスキルを活用したいと思います。
 研究分野や社会奉仕活動など、関わり方を問わず、教育を、社会正義、持続可能性、社会全体の幸福を促進するためのツールとして使うことを私は思い描いています。
 学問への探求心を社会的責任という強い意識と合わせることで、個人の目標を超えて、より大きな次元のコミュニティーのために利益をもたらせるような人になりたいと思っています。 

メアリン・ラダグ
ロサンゼルス・ナショナル・ハイスクール

後列右端がメアリン・ラダグさん
後列右端がメアリン・ラダグさん

 As a student, my primary aspiration is to become a lifelong learner, constantly seeking knowledge and growth in various disciplines. I aim to cultivate a curious and open mind that embraces challenges and sees them as opportunities for personal development. By approaching my studies with enthusiasm and dedication, I hope to not only excel academically but also develop critical thinking skills that extend beyond the classroom. Embracing a growth mindset, I want to constantly push myself beyond my comfort zone, taking on new and complex subjects to expand my intellectual horizons.

 Another essential aspiration as a student is to foster a collaborative and supportive learning environment. I believe in the power of teamwork and cooperation to enhance understanding and promote innovation. By actively engaging with my peers and being receptive to their ideas, I can contribute to a vibrant academic community that encourages knowledge sharing and empathy. As a student, I hope to be a source of inspiration for others, motivating them to strive for excellence and work together towards shared goals.

 Lastly, my ultimate aspiration as a student is to make a positive impact on society through my education. I want to apply the knowledge and skills I acquire to address real world challenges and contribute to meaningful change. Whether through research, community service, or other forms of engagement, I envision using my education as a tool to promote social justice, sustainability, and overall, well-being. By integrating my academic pursuits with a strong sense of social responsibility, I hope to leave a lasting legacy that goes beyond personal achievements and benefits the broader community.

Mealyn B. Ladag
Agusan National High School

ロサンゼルスの奨学生たち
バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、 地球村山歩です。

 あっという間の1月27日。今年は元日から天災や人災、事件・事故が相次ぐ、つらい一年の出発となっています。

 暦には陽暦と陰暦がありますね。
 陰暦だと今日は2023年の12月17日。陰暦の新年を迎えるのは2週間ほど先になります。

 中国や韓国はどちらかといえば、陰暦を中心に正月を盛大にお祝いして迎えるイメージがありますが、最近はどうなのでしょうか。

 さて、エンチャイルドは新旧の新しい年を迎えたタイミングで、本格的な2024年度スタートの準備に入ります。同時に2024年度のスタディーツアーの募集も開始する予定です。

ブハンの奨学生たち
ブハンのエンチャイルド奨学生たち

 今年に入ってから、当ブログでは、エンチャイルド奨学生たちの新しい一年に向かう抱負メッセージを連日投稿しています。いかがでしょうか。

 山歩は、奨学生たち一人一人の声に耳を傾けながら、たくさんの力をもらっています。

 彼の声が、思いが、そして努力の成果が、エンチャイルドの貴重な財産なのだと、改めて実感しています。彼らのエッセーから多くのことを学び、気付かされます。

 まだお読みでないかたは、ぜひ読んでみてください。また、お読みになった感想をコメントしていただけるとうれしいです。

サントニーニョの奨学生たち
サント・ニーニョをエンチャイルド奨学生たち

 エンチャイルド奨学生の声は動画でも発信しています。
 YouTubeチャンネルでいつでもご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りください。
 
 引き続き、エンチャイルド奨学生たちの成長の記録、皆さまのご支援の成果をお届けしてまいりますので、ぜひお受け取りくださいませ!

 最後になりましたが、毎回コメントをくださる、しんかりおんさん、田園都市線さんをはじめとする皆さま、いつもありがとうございます。

 コメントに対する返信ができず申し訳ありません。しっかり読ませていただいています。今後ともよろしくお願いいたします。

ロサンゼルスの奨学生たち
ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネス、サント・ニーニョのアルフレッド・M・カシル君(グレード12)です。

 アルフレッド・M・カシル君の人生に懸ける思いがストレートに伝わってきました。

 ぜひお読みください。

アルフレッド・カシル君(前列右端)
前列右端がアルフレッド・M・カシル

高校最終学年としての抱負

 高校最終学年(グレード12)として、現在と将来に対する私の抱負は無限にあります。毎日私は学び、成長し、周囲の世界にポジティブな影響を与えたいという燃えるような願望と共に目覚めます。

 学生であるということは、授業に出席して課題をこなすこと以上の意味があります。私にとって、学生生活は自己発見と自己啓発の旅です。
 私は学業において優れた成績を収めることだけでなく、勉強している科目を真に理解することを目指しています。私は常に好奇心を持ち、新しいアイデアや視点を探求することに熱心で、積極的な学習者であるよう努めています。

 エンチャイルドのサポートにより、高校最終学年となるこの1年、勉強と自己成長に全力で集中することができます。経済援助と、自分の可能性への信念と投資の証しです。このことが私に、学業の優秀性を目指させ、熱心に働き、訪れたあらゆる機会を最大限に活用する意欲を与えてくれます。

 結論として、エンチャイルド奨学生として、私のキャリア実現への願望をサポートしてもらえることは、私にとって深く感謝すべき祝福です。情熱、献身、そして感謝の気持ちを持って、私は自分の目標を達成し、成功し充実した未来を切り開くことができると確信しています。
 エンチャイルドが私にチャンスの扉を開いてくれたので、高校最後の年、そしてそれ以降もチャンスを最大限に生かしていきたいと思っています。

アルフレッド・カシル君
アルフレッド・M・カシル

My Aspirations as an incoming grade12 student

 As an incoming grade 12 student, my aspirations for the present and future are boundless. Each day, I wake up with a burning desire to learn, grow, and make a positive impact on the world around me.

 Being a student means more than attending classes and completing assignments; for me it is a journey of self-discovery and personal development. I aspire to excel academically, not just to achieve good grades but to truly understand the subjects I study. I strive to be an active and engaged learner, always curious and eager to explore new ideas and perspectives.

 With the support of enchild, I can fully concentrate on my studies and personal growth during my final year of high school. With the help of financial aid and the testament to the belief and investment in my potential. This inspires me to work diligently, striving for academic excellence and making the most of every opportunity that comes my way.

 In conclusion, as an incoming grade 12 student with enchild scholar continue supporting my career aspirations is a blessing that I deeply appreciate. With passion, dedication, and gratitude, I am confident that I will achieve my goals and shape a successful and fulfilling future for myself. With the enchild opened doors of opportunity for me, I am eager to make the most of it during my final year of high school and beyond.

Alfred M. Casil
Magallanes National High School



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのリー・マーク・P・ミングイト君(グレード12)です。

 なんと立派な高校生でしょう。大人たちも学ぶことの多いエッセーですね。

 ぜひお読みください。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、ありがとうございます。

リー・マーク・P・ミングイト君
リー・マーク・P・ミングイト君(中央)

 人生は、可能性と、困難、そして未達成の目標の旅です。志とは出発点であり、私たちの目標と可能性を示す方法の一つです。環境や経験によって、または周囲の人々の情熱、信念に触発されたどうかにかかわらず、人は誰でも明確な目標を持っています。私たちは日々、いまだ未開発な自分の可能性を発見するために、受け入れるべきハードルに直面しています。

 私自身は、目標達成の鍵は、個人として継続的に前進することあると考えています。私が接する人々の人生に良い変化をもたらすよう努力し、学び、チャンスをつかむために、快適な環境から自分を押し出すことで、成長する姿勢を培いたいと思います。より豊かでオープンマインドな人になるためには、新しい才能を学び、異なる視点を理解する必要があります。

 加えて、グローバルな視野を得ることは自己成長にとって大事なことです。相手の気持ちを受け入れ、感謝することを通して、他人を力づけることに私は専念しています。学生である私の目標は、自分の興味やスキルに合ったキャリアを追求し、成功することです。自分が目指す進路に対する目的意識と熱意を毎朝持続できるように努めます。また、出身や背景に関係なく、困っている人に手を差し伸べようとするエンチャイルド・ファミリーの姿勢にも刺激を受けています。

 私の目標は、個人として成長すること、幸せになること、他者を理解すること、新しいことを学ぶこと、そして将来の職業を追求することでした。その道のりが容易ではないのは承知していますが、私はこれらの夢を必ず現実にするのだと決意しています。
 また、これらの目標を達成するための一歩一歩が、教育、インスピレーション、そして家族、友人、私のより良い未来への一歩であることを自覚しています。

 この間、私に真実なるサポートと愛情を示してくれた家族や友人との絆や愛を、これからも大切にしていきたいと思います。夢の実現を私は想像することができますし、不可能なことは何もないと思っています。

リー・マーク・P. ミングイト
ロサンゼルス・ナショナル・ハイスクール

バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち(中央の赤いシャツがダニエル・ラノタン君)
リー・マーク・P・ミングイト君(左から3人目)

 Life is a journey of possibilities, difficulties, and unfulfilled goals. Aspiration acts as a starting point and a way to demonstrate our purpose and potential. Every person has a distinct aim, regardless of whether it is impacted by the people in their immediate environment or by their experiences, passions, and beliefs. We came into hurdles every day that we had to accept in order to discover untapped human potential.

 I, for one, strive for ongoing personal progress since I think that it's the key to reaching objectives. As I strive to make a good difference in the lives of individuals I come into contact with and as I push myself outside of my comfort zone by learning and seizing opportunities, I hope to cultivate a growth mindset. In order to become a more well-rounded and open-minded person, I need to learn new talents and understand different viewpoints.

 Additionally, I'm dedicated to empowering others by accepting and appreciating their feelings because gaining a global perspective is an important part of personal development. As a student right now, my goal is to pursue and succeed in the career I choose, one that fits with my interests and skills but most importantly, one that makes me happy and pleased. I would be happy to have a sense of purpose and enthusiasm for my profession when I wake up each morning. In addition, I am inspired by the Enchild Family's willingness to extend a helping hand to anyone in need, regardless of their background or place of origin.

 My goals were to develop personally, to be happy, to understand others, to learn new things, and to pursue the career of my dreams. I am determined to turn these dreams become reality, even though I am aware that this trip may be difficult. Additionally, I am aware that every step I take toward achieving these goals is a step toward education, inspiration, and a better future for my family, friends, and I. I want to treasure the love and bond that my family and friends have given to me during this journey since they have shown me true support and affection. Everything is conceivable, I thought; nothing is impossible.

Leemarck P. Minguito 
Los Angeles National High School

ブレア・ジャスティン・オマック君
リー・マーク・P・ミングイト君(右から2人目)

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 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのクリスティン・メイ・A・メンダナさん(グレード12)です。

 なんと立派な高校生でしょう。大人たちも学ぶことの多いエッセーですね。

 ぜひお読みください。

バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち(中央の赤いシャツがダニエル・ラノタン君)
クリスティン・メイ・A・メンダナさん(後列右端)

夢、信念、そしてその実現
この混沌とした世界で、私は成功を目指して努力しています

 人生はチャンス、挑戦、そして実現すべき夢に満ちた旅です。
 私たちの志は、私たちの目的と可能性を導くためのガイドとして機能します。周囲の人々や自分の経験、情熱、信念に影響されるかどうかに関係なく、全ての人は独自の志を持っています。
 私たちは日々、自分自身の隠れた可能性を引き出すために必要な課題に遭遇しているのです。

 私自身は、自己改善が目標を達成するための基礎であると信じていて、継続的な自己成長を目指しています。
 人として成長するために、私は成長マインドを身に付けることを目指しています。そして、出会った人々が人生に前向きな変化をもたらすことを望んでいます。私は、学び、機会を受け入れることで、自分自身を押し出しながら、成長する考え方を身に付けることを目指しています。
 新しいスキルを身に付けることや、多様な視点を理解したりすることでよりオープンマインドでバランスの取れた人間に進化したいと思っています。

 さらに世界に対する幅広い理解を持つことは、人として成長するための鍵の一つであるため、私は他の人の感情を認め、受け入れることで他の人に力を与えることに努めています。

 学生として過ごす今、私は自分のスキルと興味のあるキャリアを追求し、実現することを目指しています。
 最も重要なことは、それが私に充実感と喜びをもたらすということです。毎朝、自分の仕事に対する目的意識と熱意を持って目覚めることができたらうれしいです。

 助けを必要としている人たちに手を差し伸べているエンチャイルド・ファミリーに触発されて、私も人を助けたいと思うようになりました。
 精いっぱい努力しようとする意欲さえあれば、あなたが誰であろうと、どこの出身であろうと関係なく、実現できることなのです。

 私の志は、個人の成長と幸せになること、他者を理解すること、新しいことを学ぶこと、そして自分が就きたいと思う職業に就くことです。
 この旅は困難かもしれないと分かっていますが、私はこれらの願望を現実にすることを約束します。

 この志に向かって進む全ての一歩が、私と家族や友人にとって、より明るい未来への一歩であることも分かっています。

 エンチャイルドの皆さんは真のサポートと愛を与えてくれました。
 私は家族や友人が私に与えてくれた愛と絆を大切にしたいと思います。
 私はあらゆる障害物を克服できると信じています。ですから不可能なことは何もありません。

クリスティン・メイ・A・メンダナ
ブトゥアン市高等学校

クリスティン・メイ・A・メンダナさん
クリスティン・メイ・A・メンダナさん(中央)

Dream, Believe, and Achieve;
In This Chaotic World, I am Striving to Succeed

 Life is a journey filled with opportunities, challenges, and dreams to be fulfilled. Aspiration serves as a guide to start and show our purpose and potential. Every individuals have a unique aspiration whether it is influenced by the people around them or their experiences, passions, and beliefs. Day by day we encountered challenges that we need to embrace that might unlock hidden potential for us, human being.

 I, myself aspire to continuously develop personal growth as I believed that self- improvement is the foundation for achieving goals. To grow as a person, I aim to develop growth mind-set as I aspire positive changes in the lives of those I encounter, and push myself beyond my comfort zone by learning and embracing opportunities. Whether it is acquiring new skills, and understanding diverse perspective as I want to evolve into a more open-minded and well-rounded individual.

 Furthermore, I am committed to empowered others by acknowledging and embracing their emotions because having a broad understanding for the world is one of those key to grow as a person. This moment as a student I aim to pursue and fulfilled the career I will take that is aligned with my skills and interest; most important is that it brings fulfilment and joy in me. I would be glad to wake up every morning with a sense of purpose and enthusiasm for the work I do. In addition, I am also motivated to help as I am inspired of the EnChild Family who’s lending their hands to those who needs help, it doesn’t matter who you are and where are you from as long as you are willing to do everything can be possible.

 My aspirations revolved around personal growth and being happy, understanding others, learning new things, pursuing my dream the career I would take rather. I know this journey may be challenging but I am committed to make these aspirations into reality. Also knowing that every step taken towards this aspiration is a step towards learning, motivation, and a brighter future for me along with my family and friends. This journey they provided genuine support and love and I aspire to cherish the love and bond my family and friends have given to me. As I believed every obstacle is breakable so nothing is impossible.

NKristine Mae A. Mendaña
Butuan City Senior High School
Grade Level:12


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 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのアナ・メイ・J・フェルナンデスさん(グレード12)です。

 学校生活に真摯(しんし)に向き合うアナ・メイ・J・フェルナンデスさんの姿勢がストレートに伝わってくるエッセーです。

 ぜひお読みください。

201805‗全日‗セレクト (2)
アナ・メイ・J・フェルナンデスさん(中央)

 最初は警察官になることが夢でした。それは私の願望だったからです。
 しかし、私たちの学校には二つの学部しかありません。
 一つはTVL(職業・生活訓練コース/Technical Vocational Livelihood)、もう一つはGAS(一般教育コース/General Academic Strand)です。

 私は職業・生活訓練コースを選択し、楽しかったので、この分野を大学まで続けるつもりです。私はすでに農業について学んできたので、この職業・生活訓練コースが気に入りました。職業・生活訓練コースは農業だけを扱うものではありません。他の科目もあります。

 私はこの分野に精通しており、本当に楽しんでいます。次に学校に入学するときも、引き続きそれを受講するつもりです。

 もうすぐ大学に進学する予定ですが、受講するコースは農林コースです。
 これは、樹木や低木を作物や畜産システムに意図的に統合して、環境的、経済的、社会的利益を生み出すことです。これは私がすぐに選択できるものです。私にとっては難しくないと思います。

 私は勉強を全うしたいと思っています。
 私を育ててくれた祖父母に恩返しするために、そして母が家を建てることに手助けしたいからです。
 私は夢の実現に向けて一生懸命勉強します。

アナ・メイ・J・フェルナンデス
ロサンゼルス・ナショナル・ハイスクール

アンナ・メイ・J・フェルナンデスさん
アナ・メイ・J・フェルナンデスさん(中央)

 At first, I dreamed to be a police officer, because it was my ambition. But there are only 2 strand in our school, one is TVL (Technical Vocational Livelihood), second is GAS (General Academic Strand). I took TVL strand. I enjoyed it, and I will continue it until college. I liked the course I took because I am already familiar with farming. TVL is not only about farming; it also has other subjects and lessons, I am familiar with and really enjoy this strand, the next time I enter school, I will still take it.

 Soon I will go to college, and the course I will take is Agroforestry, which is the intentional integration of trees and shrubs into crop and animal farming systems to create environmental, economic, and social benefits. This is what I will choose soon, because it is what I think I can do, so it will not be difficult for me. I hope I can do it so that I can finish my studies, because I also want to help my grandfather and grandmother in order to repay them for raising me and also to help my mom build our own house. I will pursue myself to study hard so that my dreams will come true.

Anna May J. Fernandez 
Los Angeles National High School
Grade Level:12


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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マウグのアン・ドミニク・ラーグ・クリランさん(大学3年生)です。

 ぜひお読みください。

アン・ドミニク・ラーグ・クリランさん
アン・ドミニク・ラーグ・クリランさん(中央)

夢を実現するためのインスピレーションとしてエンチャイルド

 私たちは一人一人、夢に向かって戦い、いつか成功するための独自のインスピレーションと強さを持っています。私たちを明るい未来へ導くインスピレーション。懸命に努力するだけでなく、私たちの決断を助けるインスピレーション。
 エンチャイルドという団体に関わっている人々は、私たちが人生の困難な局面を乗り越えるのを助けてくれます。

 私がエンチャイルドの受益者の一員になった日から、エンチャイルドは私のインスピレーションでもありました。
 私がより良くなることを期待しているのは家族だけではないということを私は常に心に留めています。

 私にはエンチャイルドファミリーがいつもそばにいて、私たちを見守り、一生懸命勉強するよう導いてくれます。
 人生でどんな困難があっても、エンチャイルドが私たちを決して放って置かなかったことに大変感謝しています。

 私が優秀な学生となることは、エンチャイルドがより多くの学生を支援し、全ての子どもたちの夢を実現へと導く鍵になると信じています。

アン・ドミニク・ラーグ・クリラン

マウグ
前列左から2人目がアン・ドミニク・ラーグ・クリランさん

ENCHILD AS INSPIRATION IN ACHIEVING YOUR DREAM

 Every each of us has an own inspiration and strength to fight for our dreams and become a successful individual someday. An inspiration that lead you in a bright future. An inspiration that helps you to strive hard and also you in your decisions. 
 Enchild, those people who are involve to this organization help us to go through the tough moments in our life. They've been also my inspiration since the day I've become part of Enchild Beneficiaries. I always put in my mind that not just my family are expecting me to be a better one. Also I have an Enchild Family who is always there, keeping check on us and inspired us to study hard.
 I'm very thankful that despite of any difficulties in life Enchild never leave us alone. I do believe that being a good student also inspired the Enchild organization to help more students and be the key to success of every children's dreams.

ANN DOMINIQUE LAAG. CURILAN

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 短い文章の中に、大切なことがさらりと誠実に語られているエッセーです。

 ぜひお読みください。

プリンセス・E・アンベさん
プリンセス・E・アンベさん(中央)

夢を追いかけて

 自分の人生の道のりを振り返ると、私は深い目的意識と夢を追求する決意で満たされています。
 高校生として、自分の夢を追求するための願望の一つは、学業において優秀な成績を修めることです。夢を追いかけながら、私は常に学び、成長することに熱心な生徒です。
 私が直面する全ての課題は人生の教訓となり、より良い自分になる助けとなります。

 しかし私は一人で夢を追いかけているわけではありません。私はチアリーダーのようなもので、他の受益者にも自分たちの夢を追求するよう励ましています。
 私たちは助け合い、そしてお互いを高め合う調和の取れたメロディーを生み出します。

 結局のところ、私の夢は単なる目的地ではありません。夢を追いかけることは私の心を喜びと目的で満たす旅なのです。
 勇敢な冒険家のように、私は紆余曲折を受け入れ、一つ一つの歩みが、私がずっと夢見てきた人生に私を近づけてくれることを知っています。

プリンセス・E・アンベ
ブトゥアン市独立高等学校
グレード12

バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち(中央の赤いシャツがダニエル・ラノタン君)
前列右から2人目がプリンセス・E・アンベさん

Pursuing My Dreams

 As I reflect on my life’s journey, I am filled with deep sense of purpose and determination to pursue my dreams. As a senior high student one of my aspirations to pursue my dreams is to excel in my academic performance. As I chase my dreams, I am a student in a classroom who always eager to learn and grow. Every challenge I face becomes a lesson, helping me become a better version of myself.

 But I don’t chase my dreams alone. I am like a cheerleader, encouraging other beneficiaries to pursue their aspirations too. Together, we create a harmonious melody of ambition and support and lifting each other higher.

 In the end, my dreams are not just a destination; they are a journey that fills my heart with joy and purpose. Like a brave adventurer, I embrace the twists and turns, knowing that each step brings me closer to the life I’ve always dreamed of living.

Princess E. Ambe
Butuan City Senior High School
Grade Level:12

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのイア・ジェーン・ジュガルボットさん(グレード12)です。

 イア・ジェーンさんの純粋で真っ直ぐな抱負メッセージをぜひお読みください。

 翻訳は江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、ありがとうございます。

イア・ジェーン・ジュガルボットさん
イア・ジェーン・ジュガルボットさん(中央)

 私はこの学年まで到達できたことをとてもうれしく思っています。
 将来私は、子どもたちが成長し続けるように教え、彼らの成長をサポートする教師になりたいと思うようになりました。
 私は教師になることを目標に設定し、その目標に到達することを熱望しています。

 成功するためには、多くの苦難に直面しなければなりません。
 これからの人生の道のりにおいて私は、スキルを磨き続け、自分が選択した道でその経験を生かせるエキサイティングな機会を探し求めていくつもりです。

イア・ジェーン・ジュガルボット
ロサンゼルス・ナショナル・ハイスクール

ニュースレター2019年7月
ボランティア活動をする
イア・ジェーン・ジュガルボットさん(前列左)

 I am very happy that I have reached out to this level. 
 Ever since, I have wanted to be a teacher, a teacher who teaches and helps students to grow and develop as they continue to grow. 
 I set it as my goal point, and it eager me to reach my goal. 
 I know that lots of obstacles will come up, and I do believe that before you succeed in your life, you have to face many hardships, so facing difficulties is normal in order to grow and mature. 
 In the upcoming journey, I would continue to develop my skills and look for an exciting opportunity to leverage my skills in my chosen path.

Iah Jane C. Jugalbot
Los Angeles National High School
Grade 12

201805‗全日‗セレクト (2)
イア・ジェーン・ジュガルボットさん(左)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのブレア・ジャスティン・M・オマック君(グレード12)です。

 何か、詩のようなエッセーですね。
 エンチャイルド奨学生の抱負メッセージとしては、大変ユニークな、異色のエッセーです。
 
 ぜひお読みください。

ブレア・ジャスティン・オマック君
ブレア・ジャスティン・オマック君(後列左端)

「私は天上世界を駆け巡ぐる、想像力と希望の守護者のドリームポリス」

 夢の中で私は、想像力と希望の守護者であるドリームポリスとして、天上世界を駆け巡っています。
 光輝くオーラをまとい、ポジティブさと回復力の力を駆使しながら夢の世界を旅しています。
 私の使命は、全ての生き物のはかない夢を守り、繊細な花のように育て、疑いと恐怖の影から守ることです。

 夢というタペストリーの中を滑りながら、私はインスピレーションの星くずを振りかけ、夢見る人たちに揺るぎない決意を持って志を抱くよう促します。

 夢とは偉大さの種であり、揺るぎない信念に注がれて現実に花開くのを待つものだと私は信じています。

 私は思いやりに導かれ、道に迷った人々に助言を与え、彼らの精神を再び燃やし、心の中に志の火を再び点火させます。

 この神秘的な世界において、私は揺るぎない希望の光であり、夢は単なる幻想ではなく、より明るい未来へのロードマップであることを皆に思い出させます。

 毎晩、月が夢のキャンバスを照らす中、私は深い目的意識を持ってドリームポリスの役割を果たします。
 私は勇気の守護者であり、志の守護者であり、人間の精神の擁護者です。

 交流するたびに、私は夢見る者たちが目標を高く掲げ、限界の境界を越えるよう鼓舞します。
 夢の交響曲を指揮する天の指揮者のように、私は想像力で調和の取れたダンスを指揮し、揺るぎない献身で夢見る者たちをゴールへと導きます。

 私は夢の力で世界は形作られると信じています。そしてその夢を守り、神聖な宝物のように育てるのが私の義務です。

 ドリームポリスは希望と決意の謎めいた人物であり、夢見る人々の心に志の炎を灯し、夢こそが無限の可能性の世界を開く鍵であることを永遠に思い出させます。

ブレア・ジャスティン・M・オマック
ロサンゼルス・ナショナル・ハイスクール(グレード12)

ロサンゼルス奨学生
バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち

 In the heart of my dreams, I soar through the ethereal realms as the Dream Police, a guardian of imagination and hope. With a luminescent aura, I traverse the dreamscapes, wielding the power of positivity and resilience. My mission is to safeguard the fragile dreams of all beings, nurturing them like delicate flowers, and shielding them from the shadows of doubt and fear. As I glide through the tapestry of dreams, I sprinkle stardust of inspiration, encouraging dreamers to embrace their aspirations with unwavering determination. I believe that dreams are the seeds of greatness, waiting to bloom into reality when watered by unwavering belief. Guided by compassion, I counsel those who have lost their way, rekindling their spirit and reigniting the fire of ambition within their hearts. In this mystical realm, I am the unwavering beacon of hope, reminding everyone that dreams are not mere illusions but the roadmap to a brighter future.

 Every night, as the moon illuminates the canvas of dreams, I step into the role of the Dream Police with a profound sense of purpose. I am the keeper of courage, the protector of aspirations, and the champion of the human spirit. With each interaction, I inspire dreamers to set their sights high and transcend the boundaries of their limitations. Like a celestial conductor orchestrating a symphony of dreams, I orchestrate the harmonious dance of imagination, guiding dreamers towards their goals with unwavering dedication. I carry the belief that the world can be shaped by the power of dreams, and it is my duty to safeguard these dreams, nurturing them like sacred treasures. The Dream Police, an enigmatic figure of hope and determination, igniting the embers of ambition in the hearts of dreamers, forever reminding them that their dreams are the keys to unlocking a world of endless possibilities.

Blaire Justin M. Omac
Los Angeles National High School
Grade Level 12


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域マガリャネスのジョン・ライル・C・ボロンガイタ君(大学2年生)です。

 ジョン・ライル君は、ピース・アドボケイト、エンチャイルド・ユースの自覚を強く持って日々成長している未来の社会・国家レベルのリーダーの一人だと思います。

 いつも応援しています!

 翻訳はサポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、ありがとうございます!

ジョンライル君
ジョン・ライル・C・ボロンガイタ君(2023年6月24日)

新たな始まりへの旅

 大学生活の道のりは決して平坦ではありません。高校生の時とはペースが違い過ぎて驚きました。プロジェクトや課題、締め切り、グループワークなどが、どの教科も盛りだくさんの状況です。

 農業・バイオシステム工学という専攻分野は、私が大学で目指すべき学位の最重要選択の一つです。というのも、これは、食料生産、土壌、農業用動力機械、農場の構造設計などの分野で、工学原理を用いて農業分野の地位を創造、開発、改善するものだからです。

 フィリピンが東南アジア地域の農業大国であることを考えたとき、私の心は動かされ、大学で農業に関わるコースを専攻しようと思うようになりました。
 しかし工学部の学生として歩み始める中で、「ソーシャルワーク学士」という別のコースに大きな興味を抱くようになり、目指す進路を変更することになりました。

 社会科学やソーシャルワークの分野について言うと、私は以前から災害の被災者のための救援物資をまとめる作業をしたり、学校や州における災害リスク軽減や標準的な応急処置に関する研修を企画したり、カラガ州の若者や学生リーダーのためのリーダーシップ研修を企画したり、社会がどのように機能しているかということや人々の生活を研究することに興味を持ち、すでに多くのコミュニティー活動やプロジェクトに携わってきました。

 大学生としての新しい旅路において、今年私は大学で学ぶ新たな専攻分野への取り組みと、学生リーダー、地域連合のアドボカシー・ディレクター、ユース・アンバサダー、そしてNPO法人エンチャイルドのピース・アドボケイトおよびグローバル・ユース・モデルとして、果たすべき新たな責任を果たすことが期待されています。

 持続可能な平和と開発、災害に強く減災につながるプログラム、リーダーシップ・プログラムなどに関する知識を他の人々と分かち合うことで、私は後輩の世代にインスピレーションを与え、地方自治体や民間セクターとの協力や関わりを生み出すことができると確信します。

 私はエンチャイルド・ファミリーにとても感謝しています。なぜなら、エンチャイルドから学んだ経験と知識が、今の私、そして近い将来の私を形成してくれていると思うからです。
 責任ある学生、人間、そして地域社会の市民であることを目指します。

ジョン・ライル・C・ボロンガイタ
カラガ・ステート大学

アンバゴの奨学生たち+
右から2人目がジョン・ライル君

“Journey to New Beginnings”

 My journey to college life was not easy, It surprised me that the pacing was so different from when I was in high school. It is full of projects, assignments, deadlines, and group work activities like in all subjects. 
 Choosing the degree of the “Bachelor of Science in Agricultural and Biosystems Engineering” was one of my top choices I should pursue in college because the program and its job is to create, develop, and improve the status of the agriculture sector using engineering principles like in the field of Food Production, Soil and Water Irrigation, Agricultural Power Machineries, and Structural Designs for Farm.

 Considering the Philippines as an Agricultural Powerhouse in the Southeast Asian Region, it moved me to choose that course in college. 
 But, due to unprecedented circumstances that have occurred during my journey as an engineering student, my journey was shifted to choose another course that I have a big interest in the “Bachelor of Science in Social Work”. 

 The field of Social Sciences or Social Work is my desired passion since when I was in my younger years, I already did a lot of community engagements and projects where I was involved in many aspects like packing relief goods for the affected people of a disaster, organizing trainings related to Disaster Risk Mitigation and Standard First Aid in Schools and Province, organizing leadership trainings for youth and student leaders in Caraga Region, and my interest in studying the concepts and life of how the society works. 

 In this new journey of mine, this year is that I will be expecting new adjustments to my new college course and also new responsibilities that I need to fulfill as a student leader, advocacy director of the regional coalition, youth ambassador, and as an NPO Enchild Peace Advocate and Global Youth Model. I will continue my work, studies, and advocacies to make an impact on society, where helping and sharing knowledge with other people about sustainable peace and development, disaster resilience and mitigation programs, and leadership programs can bring inspiration to the younger generation and also create collaboration and engagements with the local government and private sectors.

 I am very grateful to the Enchild Family, because the learnings and knowledge that I’ve learned shaped me into who I am today and in the near future. A responsible student, person, and citizen in the community. 

Name: John Rylle C. Bolongaita 
Caraga State University


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 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのダニエル・B・ラノタン君(Grade 12)です。

 短い文章の中に、ダニエル君の夢の実現に対する決して諦めない力強い意志が流れています。
 ぜひお読みください。

バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち(中央の赤いシャツがダニエル・ラノタン君)
中央の赤いシャツの男の子がダニエル・B・ラノタン君

夢を諦めない

 何よりもまず、私は自分の夢を表現するためにこれを書いており、夢に向かう私の献身とスキルについてお伝えしたいと思っています。

 私は警察官になって人々や地域社会をあらゆる悲劇から救い、守りたいと考えています。この志を達成するために、私は教育の機会を積極的に求めています。自分の知識とスキルを高めるために一生懸命勉強します。この人生の旅路は私の夢を実現するためのプロセスです。

 私は勤勉で積極的な学習者であると自負しています。学生として、将来のために一生懸命学び、勉強する必要があります。私の人生は問題と苦しみ、挑戦に満ちていますが、私は志を実現することを決して諦めません。

 私は、忍耐力、適応力、成長に対する心構えと併せて、夢を達成することが、プロの現場で成功する力につながると信じています。

ダニエル・B・ラノタン
ロサンゼルス・ナショナル・ハイスクール

バランガイ・ロサンゼルス
バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち

Never Give Up for Your Dream

 First and foremost I am writing these to express my ambition, hoping to convey my dedication and skills, toward my dream. I want to be a police to help and protect people and community to any tragedy. To accomplish this ambition, I am actively pursuing educational opportunities; I study hard to enhance my knowledge and skills. This academic journey is the process to achieve my dreams.

 I pride myself on being diligent proactive learner. As a student you need to work hard and study hard for your future. My life is full of problems, full of suffer, full of challenges but I will never give up for my ambition.

 I believe to myself to achieve my dreams coupled with my perseverance, adaptability, and growth mindset, will empower me to thrive in a professional setting.

Daniel B. Lanotan
Los Angeles National High School


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マウグのサラ・メイ・ティアスさん(大学1年生)です。

 人類のこれからと、地球環境に対する思いのあふれたサラ・メイ・ティアスさんの志高い2024年(2023年度)に対する抱負メッセージです。

 ぜひ、最後までじっくりとお読みください。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、ありがとうございます!

サラ・メイさん
サラ・メイ・ティアスさん(2023年6月24日)

「私たちの成功は個人的な業績だけでなく、他者に与えるポジティブな影響によってその価値が決まります」

 2024年(2023年度)、底知れぬ成長と比類なき成果が約束された年になると熱望しています。この素晴らしい年の地平線に照準を合わせ、決意と希望の翼に乗せて、私たちの夢を羽ばたかせてください。
 2024年、私たちは人類が思いやりと相互理解の新たな高みへと引き上げることができるよう、熱望しています。

 「共感」を私たちの交流の礎とし、私たちの間に横たわる溝を埋め、多様性の中で団結を育みましょう。互いの立場に立って歩むことで、私たちは垣根を取り払い、壊れることのない絆を築き、私たちが共有する人間性の美しさをたたえます。

 私たちは限界を押し広げようと努力し、日々、可能性を広げます。大胆な夢と目標が進歩への道を照らし、私たちをまだ見ぬ発見とまだ克服されていない挑戦へと駆り立てます。革新の精神を私たちの努力に吹き込みながら、画期的な成果を生み出す創造性の火花を散らしてまいりましょう。

 逆境に直面したときには、私たちは揺るぎない回復力を発揮することを目指します。変化の風が激しく吹く中においても、私たちにはどんな嵐をも切り抜ける力があります。あらゆる挫折を成長のきっかけとし、あらゆる障害に対しては私たちの強さを証明するチャンスとし、あらゆる失敗を最終的には成功への足がかりにしましょう。

 今年、私たちは地球を管理する者となり、壊れやすい生態系の保護者になりましょう。この神秘的な惑星を優しく踏みしめながら、その自然の美しさを育み、保護することを目指しましょう。
 私は持続可能な実践と選択を通じて、地球環境を次の世代にしっかりと相続してけるように責任を果たすよう努めます。

 知識と知恵において、私たちはそれらに対する理解への渇きを癒やすことを目指します。好奇心は私たちを導く星となり、宇宙の謎を解き明かす答えを求め、質問するように導いてくれるものです。知識への追求を生涯の冒険とし、人生を豊かにし、啓発しながら未来を切り開きましょう。

 私たちの心の中には、優しさと寛大さの志が育まれています。一つの思いやりの行動が、連鎖的に博愛の精神の輪を広げ、それは地域社会はもとより、世界中に野火のように広がっていきます。

 2024年、私たちは、困っている人々に手を差し伸べ、暗闇の中で互いに励まし合う、「与える文化」を育みましょう。
 この旅路に乗り出すに当たり、私たちは成功の定義を個人的な業績だけでなく、他者に与えるポジティブな影響によって、公的なものとして再定義することを熱望します。

 愛とインスピレーションを私たちの遺産とし、私たちが出会う人々の人生に感動を与え、偉大さを鼓舞するものにしてください。
 調和、革新、回復力、そして思いやりを、2024年、そしてその先へと続く私たちの道を照らす導きの星として見いだしましょう。

 私たちの志に息吹を吹き込みながら、今年度の私たちの歩みが、人類の不屈の精神と無限の可能性の証しとなりますように。


サラ・メイ・ティアス
カラガ・ステート大学

マウグの奨学生たち+
バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生たち
右端がサラ・メイ・ティアスさん

 In the realm of aspirations, 2023 holds the promise of unfathomable growth and unparalleled achievements. As we set our sights on the horizon of this remarkable year, let our dreams take flight, carried by the winds of determination and the wings of hope. In 2023, we aspire to elevate humanity to new heights of compassion and understanding. Let empathy be the cornerstone of our interactions, bridging divides and fostering unity amidst diversity. As we walk in each other's shoes, we dissolve barriers and forge unbreakable bonds, celebrating the beauty of our shared humanity. With each passing day, we strive to push the boundaries of what we thought possible. Bold dreams and audacious goals light the path towards progress, propelling us towards discoveries yet to be made and challenges yet to be conquered. Let the spirit of innovation infuse our endeavors, igniting the spark of creativity that fuels groundbreaking achievements.

 In the face of adversity, we aspire to demonstrate unwavering resilience. The winds of change may blow fiercely, but within us lies the power to weather any storm. Let every setback be a catalyst for growth, every obstacle a chance to prove our strength, and every failure a stepping stone towards eventual success. This year, let us become stewards of the Earth, guardians of its fragile ecosystems. As we tread gently upon this wondrous planet, we aspire to nurture and protect its natural beauty. Through sustainable practices and conscious choices, we endeavor to leave a legacy of environmental stewardship for generations to come.

 In the realms of knowledge and wisdom, we aspire to quench our thirst for understanding. Curiosity shall be our guiding star, leading us to ask questions and seek answers that unlock the mysteries of the universe. Let the pursuit of knowledge be a lifelong adventure, enriching our lives and shaping a future of enlightenment. Within our hearts, we nurture aspirations of kindness and generosity. A single act of compassion can ignite a chain reaction of benevolence, spreading like wildfire throughout our communities and beyond. In 2023, let us cultivate a culture of giving, where we lend a helping hand to those in need and uplift each other in times of darkness. As we embark on this journey, we aspire to redefine success not only by personal achievements but also by the positive impact we have on others. Let our legacy be one of love and inspiration, touching lives and inspiring greatness in those we encounter. In unity, innovation, resilience, and compassion, let us find the guiding stars that illuminate our path through 2023 and beyond. As we breathe life into our aspirations, may this year become a testament to the indomitable spirit of humanity and the infinite possibilities that await us.

Names: Sarah T. Matias
Caraga State University


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 今月からエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージを順次紹介しています。

 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのケネス・アンジェロ・ S・べロス君(大学3年生)です。

 ケネス君は、地域でも大学でも、エンチャイルド・ユースとしても率先垂範のピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)として活躍しています。

 彼の思いの積もった今年の抱負メッセージを、ぜひ最後までお読みください!

ケネス君
ケネス・アンジェロ・ S・べロス君(右、2023年6月24日)

夢の実現を目指し続けよう

 「全ての偉大な夢は夢想家から始まります。常に忘れないでください、あなたの中には、世界を変えるために星に手を伸ばす強さ、忍耐力、そして情熱があるのです」 〜ハリエット・タブマン(アメリカの奴隷解放運動家、女性解放運動家)

 子どもの頃から、私は偉大な教師になることを夢見ていました。 現在大学3年生ですが、学びをさらに深め、将来のキャリアに備えて、ますます多くの課題に直面しています。
 困難はありますが、私の夢が現実になるまでには、まだあと 2 年あると自分に言い聞かせ続けています。

 時間はあっという間に過ぎます。私が将来の大きな夢を抱いていた元気な子どもだったことが、つい昨日のことのように感じられます。
 しかし時間がたつにつれて、私の野心は進化し、今ではエンチャイルドが提供するサポートと指導を受けてそれらの夢を現実にしようと決意しています。

 私はかつて、志と夢は同義だと信じていましたが、その本当の意味をより深く理解するようになり、大きな衝撃を受けました。
 
 私たちが個人として夢を持つのは自然なことです。しかし多くの夢想家には、自分の夢を心から信じたり、希望を抱いたりする能力が欠けています。志と夢は確かに類似点を有していますが、両者の間には微妙な違いがあります。

 夢には想像力豊かなビジョンや未来への願望が含まれますが、志にはこれらの夢だけでなく、発生する可能性のある課題や障害にもかかわらず、それらを達成するという決意と信念が含まれます。
 だからこそ私たちは、個人としても、集団としても、忍耐を必要とする勤勉な努力、勤勉、忍耐力を必要とし、目の前にあるものを見失わずに目標に向かって熱望し続ける必要があるのです。

 スタディツアーの後、私はエンチャイルド・ユースの代表の一人となり、カラガ・ステート大学の教授陣との会合に出席しました。
 理事長がエンチャイルドについて紹介し、エンチャイルドの使命、ビジョン、核となる価値観を説明しました。

 ミーティング中、私は 12 年間エンチャイルドの一員であったにもかかわらず、エンチャイルドが大切にしている価値観についての理解が浅かったことに気付き、恥ずかしく思いました。

 その夜は私にとって学びと反省のひとときとなりました。何年もの間、私の夢をサポートし、私の成長と発達の機会を提供してくれたエンチャイルドに感謝しました。

 私は今、夢の実現を目指していますが、エンチャイルドの価値観をしっかりと体現し実践しながら、将来的には他の子どもたちの夢もサポートできるよう、自分の夢を追求し続けることを約束します。

 将来の教育者として、違いに関係なく、誰もが互いを支え合う包括的なコミュニティーで働きながら、私は子どもたちにエンチャイルドの価値観を教えることでインスピレーションを与えることを目指しています。

 そして、エンチャイルド・ユースのアクティブなメンバーとして、神の恵みを通じて、包括的で相互支援がなされる社会の構築にさらに貢献できることを願っています。

 志を持って生きることは生涯にわたる旅路であることは承知していますが、全力を尽くし、エンチャイルドを含む友人や愛する人たちのサポートがあれば、志を達成することで成功したときの満足感が得られると私は信じています。

 ありがとうございます。
 そして皆さまに神のご加護がありますように。

ケネス・アンジェロ・S・べロス
カラガ・ステート大学

ロサンゼルスの奨学生たち+
右端がケネス・アンジェロ・ S・べロス君(2023年12月)

Keep on Aspiring Your Dreams to Happen

 “Every great dream begins with a dreamer. Always remember, you have within you the strength, the patience, and the passion to reach for the stars to change the world.” ~ Harriet Tubman

 Ever since my childhood, I have dreamed of becoming a great teacher. Currently in my third year of college, I am facing increasing challenges as I delve deeper into my education and prepare for my future career. Despite the difficulties, I continue to remind myself that there are still 2 more years ahead before my dreams become reality. Time passes swiftly; it feels like just yesterday when I was a cheerful young child with big aspirations for the future. However, over time, my ambitions have evolved and now I am determined to turn those dreams into reality with the support and guidance provided by EnChild.

 I used to believe that aspirations and dreams were synonymous until gaining a deeper understanding of their true meanings which truly impacted me. It is natural for us to have dreams as individuals; yet many dreamers lack the ability to genuinely believe in or hold hope for their dreams. Aspirations and dreams indeed share similarities but carry subtle distinctions between them—while dreams encompass imaginative visions and desires for our future, aspirations entail not only these dreams but also include determination and belief in achieving them despite any challenges or obstacles that may arise. Therefore, through diligent effort, hard work, patience requiring perseverance from both ourselves individually as well we collectively need to keep aspiring toward our goals without losing sight of what lies ahead.

 After the Study Tour, I became one of the representatives of Enchild Youth and attended a meeting with the instructors of Caraga State University. Our chairman, Mr. Takanori Todate introduced what EnChild really is, highlighting the organization's mission, vision, and core values. During the meeting, I felt ashamed because despite being part of Enchild for 12 years now, I realized that I had no idea about its upheld values. That night was a moment of learning and reflection for me; it made me grateful to EnChild for all these years they have supported my dreams and provided opportunities for my growth and development. As I aspire to make my dreams come true now, I promise to fully embody and practice EnChild's values while continuing to pursue my aspirations in order to support other children's dreams as well in the future.

 As a future educator working within an inclusive community where everyone supports each other regardless of differences, I aim to inspire by teaching children about EnChild’s values. And as an active member of EnChld Youth, I hope that I will be able to further contribute towards creating an inclusive and supportive society through God's grace. I know that aspirations are lifelong journeys, but with full dedication and the support of friends and loved ones including Enchld, I believe in the satisfaction of succeeding at reaching my aspirations. Thank you and God bless...

Kenneth Angelo S. Velos
Caraga State University


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 本日お届けするのは、フィリピン・ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのハンナ・ジェーン・P・ドレラさん(大学4年生)です。

 ぜひ最後までお読みください。

 ハンナさん、頑張れ!

ハンナさん

中央がハンナ・ジェーン・P・ドレラさん(2023年6月24日)

成功への一歩

 「未来は夢の美しさを信じる者のものである」
 これは、エレノア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻、米国国連代表、婦人運動家、文筆家)の言葉です。

 幼い頃の自分を振り返ってみると、将来何になりたいかと聞かれると、いつも「いつか教師になりたいです」と答えていました。

 私たちは皆、教師が最も崇高な職業であることを知っています。歩むべき道を導いてくれる教師なしでは、優れた医師、看護師、熟練した技術者、その他の職業は存在しないと言えるほどです。 
 そして私は今、夢見てきた職業に就こうと、追求しています。

 来年度(2023年度)、私は大学4年生になり、体育と健康教育の学士号を取得する予定です。 
 これから大学生として最後の波を迎えることになるのですが、今から想像しながら緊張と疲れが襲ってきます。

 この間、私はフィールドスタディー、インターンシップ、そして特に最後のデモンストレーション指導に全力を尽くします。
 これらの全ての内容を達成するためには強い忍耐力と、上からの指導、肉体的・精神的健康の安定、そして経済的安定が必要であることが分かります。 
 私の人生の旅の次のレベルへの最後の挑戦なので、最善を尽くすことが期待されています。

 来年度の私の旅はまだ長いですが、私には強力なサポートシステムがあることを知っています。
 家族、全能の神、そして最初から私と一緒にいてくれている、愛するエンチャイルドファミリーの存在です。
 私が自分自身を疑う時、彼らは私をサポートし、励まし、再び自分を信じさせてくれます。 
 この旅はかなり厳しいものですが、最後には全てが報われるということをいつも心に刻み込んでいます。 それは今苦しむか、後で苦しむかの問題です。

 「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである」(エレミヤ書 29:11 新共同訳)

 私たちは神によって導かれているのです。

ハンナ・ジェーン・P・ドレラ
フィリピン師範大学ミンダナオ校

NEWS _ REPORT 2023_11月15日号_4
右から2人目がハンナ・ジェーン・P・ドレラさん

A Step to Success

 According to Eleanor Roosevelt, "The future belongs to those who believe in the beauty of their dreams." 

 Looking back on my younger self, when someone asks me what I should become in the future I always say, "I want to be a teacher someday". We all know that being a teacher is the noblest profession where we can say that there are no good doctors, nurses, skilled engineers, and other professions without a teacher that guides them in the path which they will be walked on. And here I am, taking and pursuing the profession that my younger self dreams to become. 

 In the next academic year, I will be in my 4th year in college taking up the course of a Bachelor in Physical and Health Education. I will be facing my final wave as a college student and imagining it for now, I can feel the nervousness and the tiredness that I will feel. In that time, I will be doing my very best especially in the field study, in the internship period, and most especially the final demonstration teaching. I know that achieving all of those things really needs perseverance, long patience, guidance from above, physical and mental health stability, and stable in financial to make it happen. It is expected for me to really do my very best because it is a final shot to step in the next level of my journey. 

 I know that my journey next academic year is still long but I know that I have a strong support system: my family, Almighty God, and my dear EnChild family who have been with me since day one. When I doubt myself, they are there to support and motivate me and make me believe in myself again. The journey is quite tough but I always instill in my mind that everything will be worth it in the end. It's between suffering now or suffering later. 

 "For I know the plans I have for you,” declares the Lord, “plans to prosper you and not to harm you, plans to give you hope and a future." — Jeremiah 29:11. God is in control.

Hannah Jane P. Dolera 
Philippine Normal University-Mindanao 


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