★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

Category: Global Youth Model


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、マニラ市スモーキーマウンテンのエンチャイルド奨学生、ローズ・アン・マルセロさん(19歳、ST JUDE COLLEGE 1年生)のエッセーをお届けします。

 写真は、スモーキーマウンテンの奨学生たちです。

Manila_230628_295+
エンチャイルド・スタディーツアー2023(6月25日)
中央がローズ・アン・マルセロさん

「私が社会の課題を解決し得る人間であることを証明したい」

 私は貧困家庭で育ちました。両親は助け合いながら私たちを一生懸命育ててくれていますが、毎日生き延びるために必要な食費などの生活費にお金がかかり、余裕がありません。

 朝食の食卓で両親が私たちによく話してくれることは、親として私たちに相続できることは「教育」しかないということです。
 それを聞いた私は何とか両親の期待に応えたいと思っているのです。

 私のような経済的事情を抱えている学生たちはこの国に数多くいます。
 私は大学の先生がたに、私が学業を頑張る理由や努力を理解してもらえるように努めます。

 私は成長することによって、親類や先生がた、周りの学生たちに、私が社会の課題を解決し得る人間であることを証明したいと思います。

 大学に進学し、私は看護士になって、祖母や年配の人々を助けられる人になりたいです。
 そしていつか、私は病院や医師があまりいない地方に行って医療を通じて社会に貢献できるようになりたいという夢を持っています。

 私はエンチャイルドの奨学生であることに感謝しています。そして学生時代に学んでいる医療の分野の知識、スキルを世の中のために生かしたいと思っています。

こちらは「エンチャイルド・スタディーツアー2023」
動画リポート(ミンダナオ編)です。
ぜひご視聴ください!
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月25日号

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、ロバート・アントニオ・ジュニア君(21歳、フィリピン大学ロス・バニョス校コミュニケーション開発専攻3年)の大学生抱負メッセージです。

 志を貫くこと、夢を実現することは簡単ではありませんが、そこに情熱を傾け、全力投球している姿ほど美しく輝いて見えるものはありません。

 それは全ての人間に与えられた権利だと信じます。
 権利は互いに力を合わせて守らなければなりません。
 権利にはその表裏一体のものとして責任と義務もまた存在します。
 つまり権利は個人に完結するものではなく、社会的なものだということです。
 自立と共立もまた、表裏一体のものです。
 私たちの人生は、結果的に誰かのために為されているものなのです。
 それを結果的ではなく、自覚的主体的な動機で行うことができれば、社会は劇的に善い方向に変われるのではないかと思うのです。


オンライン共有ミーティング・アンパロ12月12日_211212_10
ロバート・アントニオ・ジュニア君


私の志: 内なる炎を呼び覚ますもの


 大学生活は決して虹とチョウで満たされたものではなく、毎日が熱意と厳しさで覆い尽くされながら過ごさなければなりません。対面式の授業や活動に特化したハイブリッド学習の中で、新学期を迎えるに当たってもっと改善したいと思っています。


 昨年度は、驚きと挑戦、そして高校時代から大学1年生の時に学んだことを披露する機会でいっぱいでした。今年は、より良い人間になりたいという思いと、高校時代からの夢である「放送作家、あるいは弁護士になる」という現実的な目標に向かって勉強するモチベーションを高めています。その頃の私はまだ定義していませんでしたが、その志は私の中にあることは確かです。


 そしてこの一年間は、穏やかでありながらも、ただそれだけではない冒険が待っていると期待しています。この一年は、部屋の隅で学ぶだけでなく、私の心を豊かにしてくれるような体験に満ちた、穏やかな、私の学位のプログラムに対する理解を深めるような開発コミュニケーションを学ぶ経験ができると思います。
 私は、研究者のシンポジウムに参加することがあります。開発志向で、かつコミュニケーションの分野にも踏み込んでいる研究者のシンポジウムに参加することもあります。楽しみです。

 コミュニケーション学というレンズを通じて、専攻分野で新たな発見があることを楽しみにしています。また、対面式であることで、より多くのことを学ぶことができます。対面で、勉強だけでなく、健全な人間関係を築くためにも、仲間とのコミュニケーションを深めることができると思います。そのためにも、対面式の授業は有効な手段だと考えています。


 また、3年生になったらどんなことが学べるのか、どんなことができるのか、とても楽しみです。というのも、私は大学内の法律系組織の財務責任者に選出されたからです。しかし学業と組織の仕事を両立させなければならないので、より困難が予想されます。しかし、このようなリーダー的な役割を果たすことで、新たな高みを目指すことができるかもしれないと前向きに捉えています。また、近い将来、法曹界を目指す同じ志を持った仲間に囲まれ、新たな高みを目指すことができるのではないかと期待しています。


 人生の旅は、人が考えているほど簡単なものではないかもしれませんが、私はエンチャイルドという肉親を超えた家族がいることに感謝しています。私は今でもエンチャイルドと出会ったとき、どれほど前向きで情熱的になれたかを覚えています。この幸せな家族が、より多くの奨学生が自分の選んだ進路に成功し、成長していくのを見ると、私も頑張ろうと思えます。エンチャイルドは、私たちが自分の持っている資質を生かし、ベストを尽くして努力することができるように支えてくれています。



 これまで述べてきたこととは別に、私は(パンデミックで)隔離されている間に直面した困難の中で、自分の心の中に感じていた灯りに再び火をともすことを追求しています。それは、私が高校生の時に望んでいたほど完璧なものではないかもしれませんが、自分の情熱を復活させるために、勇気を出して一歩を踏み出します。
 エンチャイルドと、そして家族や友人からのサポートがあれば、私の中の炎は、まだ熱く燃えています!

ロバート・アントニオ・ジュニア

LINE_ALBUM_NEWS &REPORT 8月15日号 静止画_220903_9

My Aspirations: Resparking the fire within

 Entering university life has never been filled with rainbows and butterflies as each day needs to be uncovered and savored with enthusiasm and rigor—something that I want to improve more as another school year starts amidst the hybrid learning setup that caters more to face-to-face classes and activities.

 Last academic year was full of surprises, challenges, and opportunities to showcase what I have learned over the past years in high school and in my freshman year. This year, I am realigning my motivations in studying towards realistic goals to my interest in becoming a better person and to continue my aspirations back when I was in high school—to become a successful broadcaster-lawyer. Although I have not yet defined it during those early days, I am sure that the aspiration to become one resides in me.


 Further, I am expecting this academic year to be more gentle yet filled with adventures which do not only revolve around learning within the corners of the room but also with experiences that enriches my understanding towards my degree program, Development Communication. I may join symposiums on researchers that are development-oriented and that also delves into the field of communication. I am looking forward to discovering DevCom using the lens of science communication which consists of almost all of my courses for third year. I am also embracing the fact that face-to-face setup might provide me avenues to communicate more with my peers not just in the context of studying but also with building healthy relationships.


 Furthermore, I am excited about the things that I can learn and accomplish as I was elected as a finance head of our pre-law organization in the university. Although I am expecting it to be more challenging as I have to juggle academic workload and organizational tasks, I am also optimistic that fulfilling such a leadership role may help me overcome new heights as I am surrounded with like-minded students who want to pursue law in the near future.

 I must say, this journey may not be as easy as what other people think but I am still thankful that there is a family beyond flesh that supports me, EnChild. I still remember how optimistic and passionate I was when I first encountered the organization. Seeing this happy family grow as more scholars succeed in their chosen path in college helps me to work hard and give my best regardless of whatever resources I have.

 Apart from what I have mentioned, I would still pursue resparking the fire within myself amidst the challenges I have faced during the quarantine. It may not be as perfect as I wanted it to be (just like my high school days), but braving up the step towards reinvigorating my fuel to reach my dreams counts as a progress. With EnChild and the support that I receive from my family and friends, I know that the fire within me is still warm, still burning!

Roberto Antonio Jr.

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日もエンチャイルド広報ブログ、行きますよ!

 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、マーク・ティモシー・エバドネ君(21歳、フィリピン工科大学3年 教育学部英語専攻)の大学生抱負メッセージです。

 自立へと向かう重要な時期をパンデミックの中で過ごした若者たち。
 大人たちには見えなかったこと見、聞こえなかったことを聞き、感じていた彼らではなかったか。
 エンチャイルド奨学生たちのメッセージを通して、気付かされることも少なくないのです。

 4年ぶりのスタディーツアーまであと20日足らず、いろいろと準備もしなければなりませんが、とにかく、彼らの成長した姿と対面し、言葉を交わす瞬間が待ち遠しいのです。

マーク・ティモシー・エバドネ君

大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 今思えば、大学入学前に考えていたことが、ある出来事で大きく変わってしまったことが信じられません。
 私が理想とする道は、パンデミックの発生によって別の方向へと向かっていってしまったのです。それ以来、大学生になるまでの間、不安はつきまとい、つらかったのです。でも、この紆余曲折が、やがて卒業という一つのゴールにたどり着くと信じています。
 あとは、チャンスが来た時にそれを逃さないように、粘り強く努力するだけです。

 勉強を終えて卒業するという目標を達成するために、私は書類(大学の課題)の作成やそれに使った時間、長い講義がその旅を難しくしているのではないことに気が付きました。今でも、私は自分との戦いに直面しています。不安と、自分の仕事に対する信頼の喪失です。しかしこれもまた過ぎ去り、私は立ち上がり、目標への道を歩み続けることができると信じています。
 私は、なぜ勉強をしなければならないのか、その理由にいつも立ち返ります。そして、自分も含めて、周りの人たちに私のことを誇りに思ってもらえるようになりたいと思っています。

 今、私が挑戦しているのは、日々の家事や小さな行動で自分を律し、自分の学力を使って人の役に立ちながら、大学で勉強することです。また、自分で決めた小さな目標を毎日達成することで、充実感を得て、次の仕事への意欲を高めるようにしています。また、両親が私や兄弟が学業の目標を達成するために揺るぎないサポートを表明してくれていることも、大きな支えとなっています。

 大学を卒業することが今の私の目標ですが、長い目で見て、私が本当に実現したいことは、どんな選択をしたとしても幸せであることです。
 今、全ての答えを持っている必要はないし、持っていない方がいいとも思っています。そして人生で何をするにしても、完全に満足することはないだろうと考えています。
 
 今大切なのは、大学生や奨学生としてだけでなく、時には道につまずくこともある一人の青年として、私の旅を支え続けてくれる人たちがいることを知ったことです。
 エンチャイルドは、私たち奨学生一人一人を大切にし、最善を尽くしてくれることを常に感じさせてくれる存在であることに、私は感謝しています。

2023年5月31日
マーク・ティモシー・エバドネ

LINE_ALBUM_NEWS _ REPORT 2023年4月15日号_230413_7

Aspirations as a College Student and a Scholar

 Looking back, it’s unbelievable how one event drastically changed the plans I laid before entering college. The paths I ideally wanted to take took a different turn as the pandemic hit. Since then, uncertainty has plagued every step of my journey as a college student - It was hard. Nevertheless, I believe these twists and turns will eventually lead me to a silver lining; the one goal which is to finish my studies. I just need to persevere and be hardworking even more so that when a window of opportunity rises, I am ready to take it. 

 To achieve my goal, which is to finish and graduate from my course, I realized that it is not the paper works, the time spent, the long lectures that make the journey hard; it is the multiple distractions, the loss of passion, and the doubt that festers in the mind that keeps me hindered in this journey of mine. Even now, I am still facing this battle with myself - with anxiety and the loss of faith in what I do. But I know that this too, shall pass, and I will be able to rise up and continue the path to my goal. I will always come back to the reasons why I need to accomplish my studies. I want to make the people around me proud, and that includes myself.  

 Right now, I have been challenging myself by disciplining myself with my daily chores and small actions, and using my academic skills to help other people, while studying in my course, because I know that it will help me hone my skills which will also be beneficial to me in the long run as I pursue a professional career after graduating. I also try to achieve small goals that I’ve set every day to give myself a sense of fulfillment, so that I can be motivated to do my other tasks for the next days. It also helps that my parents express their unwavering support to me, and my siblings, in my journey of achieving my academic goals. 

 Finishing college is the goal that I’ve set my eyes on right now, but deep inside what I truly want to achieve in the long run is to be happy to whatever I choose to do. I realize I don't have to have all the answers right now, and that it's probably better that I don't. I have also figured that no matter what I do in life, I will never be completely satisfied; and that's how it should be, always looking for something more, always striving for something better. What’s important now is that I know there are people who continuously support me in my journey not just a college student and a scholar, but also as a young man who can get stumbled in his path sometimes. I am always grateful to Enchild for always making me feel that they care and always wants the best for each of us scholars.

Mark Timothy Evardone

マーク・ティモシー・エバドネ君は、
クリスマス・プロジェクトでも頑張りました。
彼らのプロジェクト報告プレゼンも
YouTubeチャンネルでぜひご覧になってください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号
エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生の抱負メッセージをお届けします。
 マニラ市トンド地区パローラのエンチャイルド奨学生、アルビン・ビオハン君(24歳、マニラ市立大学 財務管理専攻 3年)のエッセーです。

 エッセーの中に、一人の青年の成長する姿の頼もしさ、人生の可能性、人間のたくましさを感じます。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます。

DSC09918000
訪日研修ツアー(グローバル・フェスタ・ジャパン2019)で
体験発表するアルビン・ビオハン君

大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 「何かがあなたの心に火をつけたら、それを追い求めなさい。2年後、5年後、20年後に振り返って、『やっておけばよかったのに』と後悔しないように、今すぐに追い求めるのです」

 自分の居心地のいい場所、安全な場所の向こう側に、何がそこで待っているのかは分からないものです。あななが希望する夢や、地平線の先に何があるかは、決して分かりません。

 夢を諦めることなく、チャンスがあればそれをつかみ、追い求めていくことが必要です。大学生になった私は、目的地に向かう途中、人生の旅路の途中で見送ってしまったチャンスが数多くありました。
 その一方で、この経験から知恵を絞り、チャンスを逃すことなく目的に向かって前進することが大切だと思うようになりました。

 私には夢と目標があります。長期的な目標と短期的な目標があります。
 短期的な目標は、減量することのできた体重を今のまま維持することです。大学の休暇期間は、トレーニングすることを心がけました。
 長期的な目標としては、大学の学業をしっかりと修了することです。学業を修めたい思いは誰もが持っていると思いますし、大学で学位や卒業証書を取得することは、人生において最も印象的な業績の一つです。

 実は、考古学の分野で仕事をしたいというのが、私の深い願望なのです。歴史や文化を学ぶことに興味が湧き、以前からその職業に就くことが私の理想でした。それに加えて、私は世界を探索し、新しい場所を訪ねることに興味があり、考古学という職業はかなりの量の移動を必要とするため、その仕事を希望するようになりました。

 情熱を追求しながら、世界を見て回ることが仕事としてできたらなんと素晴らしいことでしょう。想像してみてください。それは誰にとっても天国のようなものでしょう。
 というのも、私は現在、財務管理の分野を学んでいますが、銀行で働くことは実は私にとって自然なことでもあるのです。銀行員としての仕事と世界を見てみたいという気持ちをどこまで両立させるかは、全て自分次第なのだと思います。

 私が以前に希望したこともなく、頭に浮かんだこともない学科(財務管理の分野)に、今在籍しながら、皆さんに「夢を追い求めましょう」と励ましている意味を想像してみてほしいと思うのです。人生とはそういうものなのです。「全ての出来事には理由がある」のです。

 皆さんがある現状は、常に誰かの祈りがあってこその結果であることを常に心に留めてくようにしましょう。

2023年2月8日
アルビン・ビオハン

パローラ
「クリスマス・プロジェクト2022」で活動する
アルビン・ビオハン君(右)

5
6


My Aspirations as a College Student and a Scholar

 “If something ignites you – chase it. Chase it, because you don’t want to look back in two years, or five years, or even twenty years and wonder what would have been.” You never know what's going to be on the other side of the comfort zone waiting for you there. You can never be sure what lies beyond the horizon of your hopes and dreams for yourself. 

 You should never give up on your dreams, and if there are opportunities presented to you, you should seize them and go after them. As a student in college, there have been numerous chances that I have passed up in the course of my journey while I was on the way to my destination. On the other hand, I view this as yet another chance to gain wisdom from the experience and advance my progress toward my objective. I have a dream and a goal ingrained in me; more specifically, I have a goal for the long term and a goal for the short term. My short-term goal, which I have already accomplished, is to maintain the weight loss that I have recently accomplished. During my time off, I made it a point to keep up with my workout routine. To complete my education is the objective I have set for the long term. Everyone wants to finish their education at some point and getting a degree and a diploma from college is one of the most impressive accomplishments a person can have.

 To tell you the truth, one of my deepest desires is to work in the field of archaeology. Due to the fact that it sparked my interest in the study of histories and cultures, that occupation has been my ideal since that time. In addition to this, I selected this line of work because I have always been interested in exploring the world and visiting new places, and being an archaeologist requires a significant amount of travel. Imagine having the opportunity to pursue your passion while also seeing the world. This would be heaven for anyone. That, however, will remain a pipe dream for me because, at the moment, I have my sights set on working in a bank because I am currently studying financial management and a banking career would be a natural fit for me. The extent to which I am able to successfully balance my career as a bank teller with my desire to see the world is entirely up to me. 

 Imagine that I am encouraging you to pursue your goals despite the fact that I am currently enrolled in a class that I have never desired and that has never entered my mind. That is how things go in life. “Everything happens for a reason.” 
Always keep in mind that what you have is the result of someone else's prayers. 

Alvin Viojan

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も大きめの地震がありましたね。
 今年の日本列島は各地で大きな地震が頻発しています。

 台風2号も発生しました。5月としては8年ぶりの非常に強い台風のようです。
 月末にかけて日本列島も台風による大雨の影響を受けそうです。
 皆さま、お気を付けください。

 さて、今回は大学生の抱負メッセージをお届けします。

 ケソン市ホーリー・スピリットのエンチャイルド奨学生、ロサリー・ヤムソンさん(22歳、ベストリンク・カレッジ IT技術専攻 4年)のエッセーです。

 フィリピン人の篤実な信仰心にあふれたエッセーです。

 翻訳はサポーターの山本さんが協力してくださいました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

ロサリー・ヤムソンさん

大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 まず、私が毎日どのように人生を生きているかを説明します。
 もちろん、苦労はつきものですし、他者や家族の前で時には失敗することもあります。しかし、これも私たちの人生の一部であり、失敗にも向き合う必要があるのだということに気付きました。
 孤独を感じたり、うまくいかないと感じたり、人として十分でないと自分が感じたりした時に、どのように対処するかを皆さんと共有したいと思っています。

 私が夢を実現するために、父が一生懸命働いているのを見て、私は一人で生きているのではないことに気付きました。だから、どんなことがあっても一生懸命に勉強しようと決断しました。もちろん、自分一人の力では学業を続けることはできませんが、教会で出会ったソフィアさんという婦人からも、私の人生には素晴らしい神との関わりがあることを教えてもらうことができたからです。

 以来、どんなにつらいことがあっても諦めないで生きていくことを学びました。神が私の夢と共にあってくださるので、大学生活がどんなに大変でも卒業するまで頑張り続けられるのだと私はいつも思っています。
 私が教会に通って学んだことの一つがそのことです。今、私は大学4年生ですが、ここまで来れたのは、私を励ましてくださった人たち、私の家族、神のおかげです。

 今、私の手にある聖書、マタイによる福音書第21章22節にはこう書いてあります。
「祈りのとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」と。
 これは、もしあなたが主を信じ、神に祈りをささげるならば、あなたは神の完璧なタイミングでそれらを受け取ることができるという意味です。神にあって不可能なことはないのです。

 だから私は、私と同様な困難な中でも学業を続ける人たちに、より良い励ましを与えることを約束します。また、学業を修めるためには、導き、知恵、力、そして十分な知性が必要です。そして、私の元気の源である日本の支援者の皆さんに感謝します。なぜなら、皆さまがたが、私自身をより良くし、今の私をつくり、導いてくれた存在だからです

 私が言ったこと全てから、私たちは学べると思います。そして、学生として歩む皆さんには、人生で経験することは全て、常に祈り、人生の旅路に神が共にあることを理解してほしいです。
 夢を諦めず負けないでください。そうです。難しいと感じることもあるかもしれませんが、もし私たちが神と共にあれば、全ての決断に困難はないと思います。先ほど私が「不可能なことはありません」と書いたように。

 私は大学を卒業し、夢を達成できるよう祈っています。私のように学業を志す皆さんも絶対に夢を諦めないでください。なぜなら諦めずに努力すれば必ず助けてくれる人たちがいるからです。
 特に、親愛なる日本の支援者の皆さんは、私の人生の一部です。皆さんのサポートがなかったら私はここにいないでしょう。皆さまに神の祝福がありますように。

2023年2月8日
ロサリー・ヤムソン

DSC_0838_2014
ハイスクール時代のロサリー・ヤムソンさん(左)
IMG_4026_2018
ハイスクール時代のロサリー・ヤムソンさん(左)

My Aspirations as a College Student and a Scholar

 At first I just want to describe how I handle my journey everyday in my life, of course is not easy because there's a struggles comes, feeling failure sometimes because of life that I have as a person in front of other people, to my family's. But then I realized this is part of our life that I need to face it, yes is not easy because I know problems is part of life that I know it has solutions. I say it because I really also want to share how I handle it what ever I feeling alone, feeling failure sometimes, feeling not enough as a person.

 But when I see my father how hard he is to work to pursuing my dreams I realized Im not alone in my journey I don't need to give up of being a college student. I'll do my best to study hard what ever happens. And of course I couldn't continue my studying by myself because I met ma'am Sophia who is one of ministries in the church they teach me how God better when it comes to my life.

 Since then, I learned not to give up in life no matter how hard life is because when you give up your dreams to God he has a good plan. Always thinking everyday that God should be with me in my dreams so that I must can continue even more no matter how hard to be a college student. That is one of the things I learned from going to our church. Now I am a 4th year college students, I got here because of the people who have been my inspiration, My family especially God. Now I hold the Bible verses Matthew 21:22 " IF YOU BELIEVE, YOU WILL RECEIVED WHAT EVER YOU ASK FOR IN PRAYER" It says here that if you believe in the Lord every time you pray to him that you want to get the things you will receive them in God's perfect timing. also Nothing is Impossible. 

 So now I promise I will much be better and good inspiration in other people's who have struggling in life like me while studying, also is the key pray first as guidance, wisdom, strength and also enough intelligence to study. And also thank you for being my inspiration my Japanese sponsor because all of you I have strength to make myself be better and who I am now.

 I hope we learn in everything that I said and I hope we understand that we everything we go through in life as a student if we want it to be easier we should always pray and include him in the journey of our life. Don't be defeated by things that can give up and not continue our dream. Yes I know it really difficult at first but if we are God nothing will be difficult in all our decisions. Just like I said nothing is Impossible.  

 Now I'm praying that I can fulfill my dream after I graduate, and you also don't give up because there are people who are ready to help you to continue even more. Especially our dear Japanese sponsor because I wouldn't be here if they had not been a part of my life during my studies also their support, Thank you so much hope you can help more people like me. God bless everyone.

Rosalie Yamson

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生抱負メッセージをお届けします。
 マニラ市トンド地区パローラのエンチャイルド奨学生、アーノルド・T・エコット君(21歳、フィリピン工科大学経済学部3年)のエッセーです。

 アーノルド君との奨学生としての付き合いが長くなりました。
 パローラの奨学生たちとは、彼らが小学生の高学年の頃、一緒に本屋さん巡りをして文具や本をプレゼントしたことを覚えています。その中の一人がアーノルド君でした。
 まだ小さかった彼が、ランチを一緒にしながら将来の夢について瞳をキラキラと輝かせながら語ってくれたことを鮮明に覚えています。
 彼のエッセーを読めば、立派に成長したアーノルド君ですが、この間、苦労も多かっただろうと想像します。
 夢と志を失わず、目標を持ち続けて、これからもピース・アドボケイトを地で行く大人になってほしいと思います。

パローラ
左がアーノルド・T・エコット君

「暗黒の中で差し込む光 パンデミックにおける生活の現状」

 パンデミックのために私たちが非常に困難な状況に置かれてから約3年がたちました。
 パンデミックの世界で生きていくのは実に困難なことです。私たちの生活には予想もしていなかった多くの出来事が起こりました。パンデミック以前から生活はすでに困難を極めていましたが、現在はさらに困難を増しています。今まで普通にできていたことが、挑戦することさえ不可能になりました。私たちはまさに3年間、この疫病と共存してきましたが、適応しているとは言い難い状況です。

 まだまだ教育面でのリソース不足がありますし、やりたいこともままなりません。日常生活や人間関係における問題もあります。友人や愛する人たちとのコミュニケーションの問題など、まだまだ障害があります。
 このように、私の人生には多くの困難がありますが、人生の明るい面を見るようにしています。将来に目を向け、なりたい自分を見つめるとき、非常に前向きになれるのです。疫病が私の決断に影響を及ぼしたとはいえ、私の人生の願望と目標は揺るぎないものなのです。

 現在、私はフィリピン工科大学の3年生ですが、大学生活は楽ではありません。学校の勉強はますます厳しくなり、3年生になるとプレッシャーのせいからか、ストレスや不安を感じることが多くなりました。
 私はエンチャイルドの奨学生でありたいという願望を持ち続けています。
 私たちの教育に強力なサポートと指導を提供してくれたエンチャイルドに非常に感謝しています。
 エンチャイルドは、道徳、情緒、心、精神など、人生のさまざまな側面を向上させるためのアドバイスを提供することで、私たちが最高の自分になるのを助けてくれています。
 パンデミックの中で、私たち一人一人が共有すべき物語を持ったと思います。エンチャイルドが私たち奨学生に提供してくれる全ての活動に本当に感謝しています。私たちはエンチャイルドとつながり、私たちが多様な生き方について学べたのは、大変素晴らしい機会でした。

 あらゆることを経験してきましたが、その経験から人生において多くの教訓が得られました。それらの教訓をいつも大切にします。おかげさまで、夢に向かって努力し続け、人生に何が起こっても生き残れるように、私はより強く、より賢くなりました。
 このパンデミックを通じて、私たちは人生の美しさをもっと認識し、多くのことに気付くことができました。私たちは目標を実現するために、自分が選択した道を進み続けなければなりません。 私たちはいつか全てが改善され、以前のような生活を再開できるよう希望を持ち続けなければならないのです。

2023年2月8日
アーノルド・T・エコット

7
クリスマス・プロジェクト2022で活動する
アーノルド・T・エコット君(右)


“The Light in Our Darkest Moments” – Life’s status quo in pandemic”

 It has been almost 3 years that we are placed in a very hard situation because of pandemic. It is more difficult to live in a pandemic world. Numerous developments have occurred in our life that we never would have predicted would put us in this kind of predicament. Prior to the epidemic, life was already difficult, but now it is even more so. Things we used to do regularly became impossible for us to even attempt. We have been living with the epidemic for precisely three years, and while we are adjusting, we cannot say that we are.

 There were still obstacles, such as in my education where I am still battling a lack of resources, in my day-to-day activities where I am unable to even do what I want to, and in my interpersonal relationships where I am having communication issues with my friends and loved ones. As I see life in a brighter side, despite the many difficulties in my life, particularly the present circumstances, I continue to be very positive when I look to the future and see the person I hope to become. Even though the epidemic had an impact on my decisions, my life's aspirations and objectives remain steadfast.

 Currently, I am in third year college at Polytechnic University of the Philippines, and I could deny the fact that college life is not easy. School works have become tougher and most of the time I feel very stressed and anxious because of the pressure that I am experiencing in my tertiary level of education. I am still a scholar of Enchild since the very beginning, and I still have aspirations to be a scholar. I am incredibly appreciative of the Enchild for providing such strong support and direction for our education. Enchild helps us become the best versions of ourselves by giving us advice on enhancing several facets of our lives, including our morals, emotions, minds, and spirits, among other things. In this time of epidemic, I believe that each of us has a story to share, so I really appreciate all of the activities Enchild offers to us scholars. It was a great opportunity to connect with us and learn about our diverse life stories.

 After all that I have been through, experiences taught me a lot of lessons in life that I always treasure and keep in mind. These lessons made me stronger and wiser in order to keep striving for my dreams and survive anything that comes to my life. This pandemic has helped us to appreciate life's beauty more and to realize a lot of things. We are compelled to carry on with the path we have selected in order to realize our goals. We must keep holding out hope that someday all will improve and we will be able to resume our previous way of life.

Arnold T. Ecot


本日、「エンチャイルド・スタディーツアー2023」の申込締め切り日です!

「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

StudyTour2023

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 大学生の抱負メッセージをお届けします。
 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、エドリック・ジョン・バルダド君(23歳、フィリピン工科大学建築学専攻5年)のエッセーです。

LINE_ALBUM_NEWS _ REPORT 2023年4月15日号_230413_7
前列左がエドリック・ジョン・バルダド君

「エンチャイルド」プラス「建築家」

 建築を学ぶ学生として、また長年にわたってエンチャイルドの奨学生として活動していた私は、建築学とエンチャイルドとの間に一定の類似点があることに気付きました。
 建築学とエンチャイルドは私の人生において重要な役割を果たしています。建築学とエンチャイルドは私に自分らしくある方法を教えてくれましたが、同時に自分の限界に挑戦することも教えてくれました。
 そこには私の希望、インスピレーション、努力が含まれています。エンチャイルドと建築学は、私が学生として、エンチャイルド奨学生として持つべき、社会に対する夢と志願望を共有していることに気付かせてくれました。

 私は将来の進路を選択する上で、芸術的で学術的な傾向があるという利点があると考え、建築学を勉強しています。
 私が進路として選んだ建築学は重要です。それはいつか私自身の成功への足がかりになると信じているからです。
 私は今勉強していることが本当に大好きです。なぜなら、自分の専攻分野が地域社会や環境そのものにとって重要であることに気付いたからです。
 建築には幸福のあらゆる側面が含まれており、環境に配慮しながら人間の目標実現に寄与するからです。

 幸いなことに、エンチャイルドは私が努力できるよう励ましてくれました。私にとって建築が意味を持つのと同じように、エンチャイルド・ファミリーは私にとって重要な存在です。
 エンチャイルドは、家族や友人と共に、私の経済的、精神的、情緒的なサポートをしてくれます。
 いまいましいパンデミックの時期には、私たちが正気を保ち、やる気にさせてくれる存在としてエンチャイルドが不可欠でした。支援者やボランティアの皆さん、奨学生の仲間たちが時々お互いの様子を意識し合っていたことで、誰も孤独を感じず、自分自身のベストの状態になるよう努力しなければならないのだと私たちは毎日を自覚することができたのです。

 建築を学ぶ学生としての私の目標は、たとえ年々難しくなっても、大学の学業を修めることです。建築の分野で専門職の学位を取得したいと思っています。このキャリアを生かして、いつか貧困から抜け出せるようになりたいと願っています。

 建築学の目的は、地域社会に安全で、美しく、機能的な環境を提供することです。そして、私はこれらの目標を共有することのできるプロフェッショナル集団の一員になりたいと思っています。
 私は来年、卒業論文の執筆を目指していますが、熱心に勉強し、得た知識を応用して地域社会の利益となる構造やアイデアを開発、設計することで、建築が目指す理念を実現したいと考えています。

 エンチャイルドと建築は、そこに属する人々の生活を結び付け、豊かにする環境を創造するという点で似ています。
 私はエンチャイルド奨学生として、この家族の中でさらに成長していきたいと考えています。私たち奨学生だけでなく、地域社会全体にエンチャイルドが拡大することによって、さらにエンチャイルドが発展してほしいと思います。

 私はエンチャイルドが成長していると思います。これまでもそうであったように、エンチャイルドがさらに地域に根差したプロジェクトを推進していくことを願います。この組織が最も困っている人々に手を差し伸べることでより多くの人々を助けることを望んでいます。この組織は、間違いなくこれからも人々に感化を与え続けることでしょう。

 私は、エンチャイルド・ファミリーの奨学生であることを非常に光栄に思っています。このような機会は私のためだけでなく、地域社会を支えていくために今後もっと助けるためにも活用されるべきです。
 皆さんから支援を受けるようになってから数年がたち、私は今、幼い頃に自分が望んでいた立場にいることに気付きました。そして私は、私に起こったこの二つの節目、つまり建築の勉強とエンチャイルドの一員になったことに対して永遠に感謝するでしょう。

2023年2月2日
エドリック・ジョン・バルダド

LINE_ALBUM_NEWS _ REPORT 2023年4月15日号_230413_20
クリスマス・プロジェクトの報告プレゼンを行う
エドリック・ジョン・バルダド君

ぜひ動画でご覧ください
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号

“Enchild plus Architecture”

 As an architecture student and a long-time Enchild Philippines scholar, I discovered that both fields had certain similarities. Architecture and Enchild play an important role in my life. They taught me how to be myself while also pushing me to my limits. They encompass my hopes, inspirations, and efforts. I even realized that the two share aspirations for the community that I must uphold as a student and a scholar.

 I study Architecture because I must take the advantage of being artistic and academically inclined in choosing my future path. My chosen career is important because I believe it will be a steppingstone to reach my own success someday. I really love what I am studying right now because I realized the importance of my field for the community and environment itself. Architecture includes all aspects of well-being and aids in the achievement of human goals while caring for the environment.

 Fortunately, Enchild encouraged me in my endeavor. My Enchild Family is important to me in the same way that architecture is meaningful to me. Enchild, together with my family and friends, is my financial, mental, and emotional support system. It is essential to have someone who will keep you sane and motivated during this terrible time of pandemic. The fact that sponsors, volunteers, and co-scholars check in on each other from time to time ensures that no one feels alone and that we are reminded every day that we must strive to be the greatest versions of ourselves.

 My aspiration as an architectural student is to complete my studies, even if it becomes more difficult each year. I would like to get a professional degree in this field. With this career, I aspire to one day be able to escape poverty. The goal of architecture is to provide a safe, aesthetically pleasing, and functional environment for the community. And I want to be a member of a group of professionals that share these goals. Even though I am still a student who will be pursuing a thesis next year, I want to preserve this principle by studying hard and applying my acquired knowledge to develop and design structures and ideas for the benefit of my community.

 Enchild and architecture are similar in terms of creating an environment that connects and enriches the lives of those who are a part of it. As an Enchild scholar, I hope to grow even more inside this family. I would like to see our organization push even harder by reaching out to the entire community rather than just us scholars. I observe that Enchild is still growing, and I want this organization to help more people by reaching out to those in most need, just like what I was many years ago. This organization should have more community-based projects that will undoubtedly inspire others.

 I consider myself extremely privileged to be a student and scholar of the Enchild family. This opportunity will be used not just for me, but also to help my local community. Years have passed, and I now find myself in a position that I imagined when I was still a child. And I will be eternally thankful for these two milestones that ever happened to me: studying architecture and becoming a part of Enchild Philippines.


「エンチャイルド・スタディーツアー2023」の
申込締め切り日迫る!

「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

StudyTour2023

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生の抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生、ファーリン・ジョイス・リベラさん(19歳、カロオカン市立大学1年)のエッセーです。

 エンチャイルドとエンチャイルド奨学生たちの関りがよく伝わってくるエッセーです。ぜひお読みください。彼らのピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としての成長がまぶしい!

DSC05989000
スタディーツアーの日比交流イベントでスピーチする
ファーリン・ジョイス・リベラさん(2019年3月24日)

エンチャイルドのメンバーでありたい理由

 私がエンチャイルドのメンバーである主な理由には、当初から(以下の)二つがあります。
 良い成績を修めて学位を取得し、学業を全うすることであり、家族や困っている人たちを助けることができるようになるためです。
 この二つの理由が私の中に内在しています。私は毎日このことを思いながら、人生を送っています。
これらの理由だけで、私がエンチャイルド・ファミリーの一員でありたいと思うのに十分なのです。

 私たち学生には必ず成し遂げたい目標があり、そのためには苦労や失敗も経験しなければなりません。私たちは困難に直面しながらも、夢を実現したいと思っています。学生の立場で、目標を達成するためには助けが必要です。それは簡単なことではありませんが、人々の助けがあれば、私たちにとってあらゆる事柄が実現可能となるのです。

 私は何年もエンチャイルド奨学生として過ごしてきました。ですから、彼らが私の目標や夢の達成を支えてくれる人々であることをよく分かっています。
 大学生活を送る上で、いかに学業を続けられるかが重要なのは誰もが知っていることです。
 新入生として大学生活を始めた時は、あらゆる種類の助けが本当に必要なのです。私たちが人生の新たな旅を始めるためには、経済面、身体面、情緒面、精神面でサポートが必要なのです。
 エンチャイルド奨学生として私は人生で多くのことを学びましたが、まだまだ十分ではなく、もっと学ぶ必要があります。

 私が夢を追いかけることをエンチャイルドは応援してくれると思うので、学位を取得して卒業した後も、経済的、精神的に困難を抱えている子供たちをサポートするために私はエンチャイルドの一員であり続けたいと思っています
 私のように、支援を受けながらも夢や目標を持って生きている学生たちを助けたいのです。
 近い将来、困っている学生たちの支援者の一人になれたら、私は本当に幸運だと思います。
(そのようになれば、)私たちに対するエンチャイルドの支援は、将来、私たちと同じように学業を修めることを目指して頑張っている学生たちにも返ってくるようになるでしょう。
 エンチャイルドの支援はドミノ効果となって継承されていくことでしょう。私はそのような状況になることを楽しみにしています。
 エンチャイルド奨学生の私たちは、このグループを継続し、良い人生を送るようになった若者たちが、世界の未来のために貢献していくようになることを確信しています。

 将来、間違いなくそのようなことが起こるでしょう。私と家族の人生がうまくいき、他の人たちを喜んで助けているのを想像しただけで、私は興奮します。
 私たちはエンチャイルドと共に世界に平和と幸福を広げていきます。
 なぜなら、助け合うことは人生の成功を意味しているからです。

2022年12月7日
ファーリン・ジョイス・リベラ

パメラ先生
真ん中のピースサインの女の子が
ファーリン・ジョイス・リベラさん(2023年2月)

Why you want to still be part of Enchild

 Since the first time I joined Enchild there are always two main reason; To finish my study with a good degree and to be able to help my family and other people who are in needs. Those reason are being sealed inside of me. I always remember and carry in every day of my life. 
These reasons are enough for me to be able for wanting to be still part of Enchild family.

 We, students always have a goal that we want to achieve and in order for that we must experience some hardship and failures. We want to reach our dreams despite of the difficulties we are facing and we know as a student we need some people to help us to reach all of the that, it may be difficult but with the help of people everything for us will be easy to achieve.

 And I know with this Enchild organization that I am with for how many years I know that they are the right people that can help me to achieve my goals and dreams. Basic knowledge of everyone that when you are entering college the main thing is that how you survive and stay consistent. As a college freshman every kind of help are really needed especially when we entered this college life; financially, physically, emotionally, and spiritually in order for us to start a new journey of our life. And being Enchild I did learn many things in life and it’s not enough so I need to learn more. 

 I know Enchild will help me to pursue my dreams so I want to still be part of them where even if I graduate with a degree still I want to be a part of them for I can help also those children who are need financial, emotional and social support. I want to help every students like me who are lack of support yet full of dreams and goals in life. How lucky I am if I give a chance to be one of the sponsor of those students in need in the near future. All the help of the enchild to me and to us will be back also to those students who are also persistent to graduate in the future. Enchild help will be going to be a domino effect and inherited. As college student I am looking forward to this situation and I am sure we beneficiaries of Enchild today will continue this organization and make it spread for everyone know how much well to help the future of the world which is the young person who are having a good goals for the world.

 Everything will be in the future and surely this will be going to happen. Seeing myself and my family doing well in life and happily helping other people excite me. Together with Enchild organization we will spread happiness and peace in the world. Supporting and helping each other must be highlights in everyday life of the people because helping each other means success in work.

Ferlyn Joyce Rivera


「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

StudyTour2023

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。

 ケソン市バランガイ・ホーリースピリットの奨学生、ロバート・ジョン・パーピニャン君(21歳、ベストリンク・カレッジ 犯罪学専攻 4年)のエッセーです。

 ロバート・ジョン・パーピニャン君は、明快かつ率直に自分自身の現状とこれからへの思いを述べてくれています。卒業を間近に控えたエンチャイルド奨学生の今をぜひキャッチしてあげてください。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます!

ホーリースピリット
右から2人目がロバート・ジョン・パーピニャン君

大学生、そしてエンチャイルド奨学生としての抱負

 私の名前はロバート・ジョン・N・パーピニャンです。現在、大学4年生です。(コロナ禍で)学校で授業が行われなかった期間、私は読書という趣味を見つけました。
 読書への好奇心は尽きることなく、どんどん膨らんでいき、貴重な知識は私の心を豊かにしてくれました。「本を読む」という私を夢中にさせてくれた趣味は、私の学業に大いに役立ちました。

 また、私には多くの友人がいますが、自分の心のうちを共有できるのは一部の人だけです。卒業後の進路については、今もどうしようかと迷っています。そんな自分自身がしっかりと立つために、私は三つの具体的な目標を設定しました。

 一つ目は、自分が前向きに働ける職場を見つけることです。
 OJT(On The Job Training/日常の業務に付きながらの職業教育)を通じて、グループで仕事をすると生産性が上がり、モチベーションが上がるのを体験しました。他の人がいると、アイデアを出し合うのがとても楽しいです。一人の人が何かを発言することで、自分の頭の中が整理され、新しい創造的な考えやアイデアを思いつくことができるからです。
 また、自分の居場所を離れるような機会があったとしても、私は喜んでそうした環境を選びます。私はとても探求心が強く、挑戦することが好きなので、個人的にも成長するのに役立つからです。

 二つ目は、人を助けることです。
 エンチャイルドは、私の経済的な問題を解決してくれました。その優しさのおかげで、私は他の子どもたちを助ける気持ちになることができました。

 三つ目は、自分の家を持つという夢を実現することです。
 私の理想の家は真の平和と幸福を見つけることができる都市の外にあります。家を選ぶ際に最も重要なのは場所だと思います。私は昔から、鳥のさえずりや水の流れる音が好きでした。目を覚ました時に鳥のさえずりが聞こえてきたら、私の気持ちはとても前向きで心弾むものとなるからです。

2023年2月13日
ロバート・ジョン・パーピニャン

Snapshot_22-01-08_15-22-11
ロバート・ジョン・パーピニャン君

"Aspirations as a College Student and a Scholar"

 My name is Robert Jhon N Perpiñan I am currently in my 4th year of college. while class hasn't started yet I discovered a hobby of reading a book, I started to read books, with the passage of time reading became my hobby. My curiosity for reading never ceased. it grew and grew and enriched my mind with priceless pearls of knowledge. My most absorbing hobby of reading books benefited me a lot in my studies. And also I have many friends but I share my secrets and feelings only with some. Upon to this day, I am still confused about what I will do when I graduate. To help myself I set a Three specific goals.

 Firstly, is to have a place to work where I am comfortable and capable of doing it. Because in my OJT I feel more productive and motivated when I work with a group. I enjoy having other people around to bounce ideas off of. I find that one person can say something that jogs your mind and prompts you to come up with a completely new creative thought or idea. I enjoy that kind of experience. and also, if I have a chance to leave my comfort zone, I will gladly take that, because I'm very exploring person I like challenge and it helps me to grow personally and professionally.

 Second is to help People. The enchild help me of my financially and because of that kindness I was inspired to help other children, Your generosity allowed me to continue my study, That inspires to do good things one of my plan after I graduate is have a program for youths, to give back and help other people specialty a children and parents. 

 Third is build My dream house, My dream home would be outside the city where I can find true peace and happiness. In my opinion, location is most important when choosing your home. I’ve always loved the sound of birds chirping and water flowing. If I woke up to birds singing, I would feel positive and lively.

Robert John Perpiñan


「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

StudyTour2023

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生の大学生抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校出身の奨学生、ジョン・クリスチャン・サランザ君(21歳、ベストリンク・カレッジ コンピューター工学専攻2年)のエッセーです。

 ジョン君の率直なエッセーの内容に好感が持てます。自分自身に打ち勝って、大学生としての旅を良いものにしてほしいですね。

パメラ先生
ジョン・クリスチャン・サランザ君(後ろ)

大学生活

 大学生であることは簡単ではありません。まずゲームをする時間を犠牲にし、勉強する時間との間に折り合いをつけなければならないからです。小テストや活動、プロジェクトでいっぱいの大学生活はとても大変です。
 授業が始まった当初、何をしたらよいか私は全く分かりませんでした。 大学ではやらなければならない課題が多く、時間が非常に重要であることを学びました。

 時間管理も重要です。なぜなら、やらなければならないタスクがたくさんあり、それ故自分自身にプレッシャーがかかるからです。夢を追い求めることをやめて、ただの夢のままにしておくとしたらどうだろうと考えるようなことが時々あります。しかし「もし自分がその夢を達成できなかったら誰がその夢を実現するのだ」と自分に言い聞かせています。
 そのように考えると、私が大学生活を全うできるようにサポートしてくれている支援者の皆さんのようなかたがたがいることをうれしく思います。

 大学は学生が競争するためにあるのではありません。いかにして大学生活を全うするのか、そして、他者を助けられるような自分となり、私たちが自分の夢を達成できるようになるために存在するのです。そうであってこそ、私の大学生としての旅は始まるのです。

2023年2月8日
ジョン・クリスチャン・サランザ

スクリーンショット 2022-08-25 223421
ジョン・クリスチャン・サランザ君

College Life

 Being college student is not easy, because first you need to sacrifice between spending your time of playing games and studies. My life in college is very hard because it's full of quizzes, activities and project. at first i don't have a any idea on what i'm gonna do if the class will start. In college I also learn that time is very important especially when I have lot's of assignments. 

 Time management is also important because sometimes I have lot of tasks that I needed to do and it will make's to myself pressure because of that. Sometimes I've experience thinking of what if I gonna surrender to chasing my dream, what if i stop on build my own dream and let my dream is just a dream but I always remember that if I never achieve my own dream who will be do that for me?... I'm happy that in my entire college life I've meet some people that their willing on helping me and I help others to survive our college life. 

 Because college is not above competition is about on how you survive the college and also helping other and inspired them that they to continuing achieve our own dream. and this is the beginning of my journey as a College student.

John Christian Saranza

「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

スタディーツアー

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、大学生の抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、チノ・ジュビロ君(19歳、ファー・イースタン大学1年)のエッセーです。

 翻訳はサポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

Study tour 2019 in March
マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち(2019年)

大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 エンチャイルドがあったからこそ、今の私の成果があるのだと思います。エンチャイルドのサポートによって、私は何の問題もなくこれまでやってこれました。
 エンチャイルドは他の奨学生や支援者の皆さんと私たちが交流する環境を提供してくれました。それは私たちにとって忘れられない経験となっています。

 小学生の頃から私には学費の問題がありましたが、エンチャイルドはその課題を最小限に抑えるための資金援助をしてくれました。エンチャイルドの奨学金支援によってお金を節約することで、ノートパソコンやプリンターなど学業に必要な機器を購入することができました。それによって、学校の課題に必要なサービスを提供してくれる店を外に探しに行く必要が減りました。ガジェット(通信機器)を購入することで、勉強が楽になり、成績を上げることができるようになったのです。

 ハイスクールでは、提出すべきほとんどのプロジェクトや課題には資金が必要で、エンチャイルドの経済的な支援によって何とかなりました。
 エンチャイルドの奨学金の大半はプロジェクトに使われましたが、私の学用品にも役立っています。それ故、私が学業に専念しやすくしてくれたエンチャイルドにはとても感謝しています。

 また、エンチャイルドが主催してくれたクリスマス・イベントや年末の行事など、参加したイベントも自分を成長させてくれるものでした。
 活動に参加したり、人と接したりするのが楽になったのは、エンチャイルド奨学生の先輩に助けてもらったからです。

 私が受けたサポートは、精神的なものであれ、金銭的なものであれ、ずっとエンチャイルドの一員であり続けたいと思わせるものでした。
 ハイスクールまで支援していただいたことで、大学で直面する今後の課題にも皆さんのサポートが必要だと思うようになりました。

 私は私立の大学に通うことになるので、皆さんの支援を受けることで、大学生活が私の家族にとっても助かると思いますし、皆さんからのあらゆる支援が私の学業に役立つと思います。

2022年12月7日
チノ・ジュビロ

ENCHILD2014284
カロオカン市のエンチャイルド奨学生たち(2014年)

Aspiration As A College Student and A Scholar

 EnChild has been a huge part of my current accomplishments today. With the support from the organization, I have been able to do things without having any issues. And the events conducted by the organization created an environment for us to interact with other scholars and sponsors, which created memorable experiences for us.

 Since I was in grade school, expenses have been an issue for our family however, Enchild helped us by providing financial assistance that minimized our problems in my school expenses. By saving enough money, we bought devices that helped in our studies, such as laptops and printers, which reduced our need to go outside to find other shops that provide the services we needed for the tasks in school. With the gadgets we bought, studying became easier, and achieving high grades similarly became more manageable. In my high school, most problems include the need for materials for projects and assignments which were made manageable by financial support. While majority of the financial support were used for projects, it also helped in my school supplies for my studies. For making my studies easier, I am very much grateful for the organization. The events I attended also helped me become a better person such as Christmas events and school year end events. Participating in activities and interacting with other people become easier due to the help I received from my seniors in the organization.

 The support I received from the organization made want to continue being a part of it be it emotional or financial support. The help I received made me believe that I would need it for future challenges that I would face in my college years. I also believe that college will be much manageable for my family with the help from the organization since I will be attending a private college and every help I receive would be useful for my studies.

Chino Jubilo


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生の抱負メッセージをお届けします。
 フィリピン・カロオカン市マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身の奨学生、ロドニー・ビアネス君(21歳、イマキュレート・コンセプション・カレッジ 1年)のエッセーです。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます!

DSC_0195000
マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身の奨学生たち(2018年12月)

人生という旅

 小学校から高校まで、毎年、私がたくさんの夢を持っていたことが信じられないほどです。
 子どもの頃の夢は、仲間からいじめられた経験から、人権を侵害される人を助けたいと思い、弁護士になることでした。しかし年齢を重ねるにつれて、夢は変わっていきました。

 例えば、高校生の頃は、家族にマイホームを建ててあげたいと思い、土木技師になりたかったのですが、お金がないので、その夢は当分お預けになりました。
 
 両親は私に数学の先生になってほしいと願っています。小さい頃から数学が好きで、今大学生になった私にとってそのことは好都合です。

 どんな道を選んだとしても、将来は幸せになりたいだけです。
 人を受け入れて許し、自分の決断に満足し、自分自身の基準に従って生きられるようになりたいと思っています。

 自分の目標を達成するのは自分の責任であり、自分の願望を他人に決めさせることはできないと、私は自覚しています。
 良い時も悪い時も支えてくれた家族のために、他者のために生きていけば、目標に向かって努力することに疲れ果てることはないでしょう。

 エンチャイルドは私にとって大きな助けになっています。私の家庭は貧しく、私に学校を卒業して家族を養ってほしいと願っています。そんな私にエンチャイルドは、必要な時に経済的な援助と精神的なサポートを与えてくれます。

 エンチャイルド奨学生としての私の願いは、勉強し、大学を卒業するために努力することで、エンチャイルドのサポートに恩返しをすることです。

 私はエンチャイルド・ファミリーの支援者の皆さん、スタッフの皆さんの揺るぎない援助に感謝しています。心からお礼を申し上げます。

 これからも、私たちのような困っている人々を支援することに尽力してくださることを心から願っています。人生の目標を達成するために、ぜひ応援をお願いします。皆さんの心からの励ましにいつか報いることができるよう頑張ります。

ENCHILD2014238
マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身の奨学生たち(2014年)

"The journey"

 It's incredible how each year, from elementary school to high school, I had so many dreams. When I was a child, my dream was to become a lawyer because I wanted to aid those who violate human rights because I had firsthand experience with being mistreated by my fellow humans. However, as I got older, my dreams changed. For example, when I was in high school, I wanted to be a civil engineer because I wanted to build my family their own home, but since we couldn't afford it, I decided to put that dream on hold for the time being. My parents will only support being a mathematics teacher, which works out well for me because I have liked math since I was a young child and am now a college student.

 Whatever I chose, I only want to be happy in the future. I want to be able to accept and forgive people, be pleased with the decisions I make, and be able to live up to my own standards for myself. I am aware that I am responsible for achieving my own goals and cannot allow others to decide what my aspirations are. I will never get tired of working toward the objectives I have set for my family, who has supported me through the good times and the bad, if I live my life for people around me.

 ENCHILD is a great help to me; they give me financial aid and moral support when I need it, especially since my family is one of the poor people who wants me to finish school and provide for my family. As an ENCHILD scholar, my wish is to repay the support they give me in the way I strive to study and complete college. I owe the ENCHILD family a debt of gratitude for their unwavering assistance to the sponsors, employees, and managers. I sincerely appreciate it. I sincerely hope you never weary of assisting people in need, including those like ourselves. I'm hoping you'll support me in achieving my life goals. I'll be able to make it up to you one day, too.

Rodney Bianes


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回は、エンチャイルド奨学生の大学生抱負メッセージをお届けします。
 フィリピン・ケソン市バランガイ・ホーリースピリットのマリル・マリオン・モンテルビオさん(21歳、ベストリンク・カレッジ 中等教育専攻 4年)のエッセーです。

 大学生活を通して成長してきたマリルさんの様子がよく伝わってくるエッセーです。ぜひお読みください。

マリル・マリオン・モンテルビオさん(中央)
マリル・マリオン・モンテルビオさん(中央)

大学生として、そして奨学生としての私の抱負

 クリス・グロッサー(起業家)の「機会は訪れない。自分で創り出すものだ」という言葉は、自分自身と家族がより良い人生を送るために一生懸命頑張ろうと決めた日以来、私の座右の銘です。
 この言葉を聞いて、内気であることは、夢に向かって努力するのにもはや役に立たないことに気付きました。
 思春期に入ってから、本当にやりたいことができないと感じることが多くなりました。失敗したら恥ずかしいと思うようになったからです。

 しかし私は自分を信じ、今をよく生きている人を見ました。それは若くして家庭を持った私の兄であり、兄弟の中でも非常に頑固で野生的な子どもでした。
 兄は今、良い生活を送っています。兄は荒れた人生を生きてきたにもかかわらず、幸せを成し遂げました。そうであれば私にできないことがあるでしょうか。

 兄は運によるものではなく、努力しなければ夢は成し遂げられないのだということを私に気付かせてくれました。自分にはできないと思っていたことに自信を持つことができるように自分を奮い立たせています。
 間違いはただの間違いに過ぎません。ただそこから学び、より良い仕事をすればよいのです。同じ過ちをせず、自分自身をより良くしてください。そのために今、私は勉強しながら仕事をしています。私は今、自分自身をより良くし、自分を高め、人生の目標を達成するために努力する、自立した社会人大学生です。

 私は現在大学4年生で、もうすぐ卒業です。私が大事にしている別の名言は、ダライ・ラマの「朝のたった一つの小さなポジティブな思考があなたの一日を変えることができる」という言葉と、聖書のピリピ人への手紙4章13節「私を強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」という聖句です(私の人生訓でもあります)。これらの名言や聖句のおかげで私が始めたことをやり続けることができました。

 やる気が出ないときは、いつもこの聖句を思い浮かべ、神に祈るのです。私は自分自身、家族、友人、日本の支援者の皆さん、そして特に神が、私を誇りに思ってくれるようになるまで、決して諦めないことを自分に誓いました。

 私たち一人一人が、近い将来、輝き、成功するために、自分自身を信じて行動することを願っています。
 集中して頑張りましょう。神に導きと知恵と力を求めることを忘れないでください。また、神が私たちのためにしてくださったこと全てに感謝することを忘れないでください。
 問題は単なる問題でしかないのです。小さいと思えば小さいことなのです。常に前向きに、神と自分自身を信じ、できるだけ速く前進し、夢を追い続けましょう。
 油断すると大変なことになるかもしれないので、あなたのポジティブさを誰かに台無しにされないようにしましょう。

 私は自分自身の成功を応援しています。そして私はみんなを応援しています! 私たち全員が、私たちが望んでいたような人生を実現し、より良いものにすることを祈っています。
 家族や友人のみならず、私たちの夢を実現できると信じて応援してくれている日本の支援者の皆さんがいることを常に忘れないでください。

2023年2月5日
メリル・マリオン・モンテルビオ

オンライン10周年0821.01_37_47_04.静止画007
マリル・マリオン・モンテルビオさん

“Aspirations as a College Student and a Scholar”

 “Opportunities don’t happen, you create them” from Chris Grosser is my quote in life since the day that I decided to work hard for myself and my family to have a better life. This quote makes me realized that being shy is no longer helpful for me to strive for my dreams. Since I entered my adolescence era, I often feel that I can’t do things that I really want to try. I feel like I will make myself feel embarrassed when I make a mistake. 

 But then, I saw someone that is doing great right now because that person trust himself. That person is my brother who had his family at the very young age, who is the very stubborn and wild child in our siblings. That person is now having a good life and can do, buy, and be happy with everything that he has right now. I realized that, my brother did it even though he had that rough background in his life. So why can’t I? 

 He made me realized that it is not by luck, it can’t just happen without trying. By that, I push myself to have a confidence to try things that I think I can’t. Mistake is just a mistake, just learn from it and do better. Never ever try to do the same thing, make yourself better. That’s why I am now working while studying. I am now an independent working student, who is making herself better and who is striving to achieve her goals in life. 

 I am now a 4th Year College Student, that is graduating soon. Aside from that quotation, my everyday quotation is, “Just one small positive thought in the morning can change your whole day” from Dalai Lama, and the scripture in the bible, Philippians 4:13 “I can do all things through Christ who strengthens me.” (Actually, this scripture is my life verse.) These quotes and scripture helped me to continue what I started. 

 When I feel not motivated, I am always thinking about my life verse and praying to God to guide me in everything that I do, to give me wisdom, and strength to finish my tasks. I promised myself that I will never quit until I make myself better, my family, friends, Japanese sponsors, and especially our God proud of me. 

 I hope each and every one of us will learn to trust ourselves to do things that we know can help us to shine and successful in the near future. Let’s just focus and be hardworking. Don’t forget to ask God for guidance, wisdom, and strength. Also, don’t forget to thank Him for everything that He has done for us. Problems are just a problem. It can be small if we think that it is small. Just be positive always and trust God and yourself that you can move forward as soon as possible and continue pursuing your dreams. Don’t let anyone or anything to ruin your positivity, because it can be as big as you can’t imagine when you let your guard down.

 I am rooting for my success, and I am rooting for everyone! I am praying that all of us will achieve and make our lives better like what we wanted. Always remember, that aside from your family and friend, there is our Japanese sponsors who is rooting and believing that we can achieve our dreams. They our rooting for our success too.

-Maryll Marion Monterubio


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日に続いて、再チャレンジャー奨学生のお手紙を抜粋して紹介します。
 彼女は現在、元気にプログラムに参加しています。

 引き続き、見守り、サポートしていきたいと思います。
 
IMG_0006727

エンチャイルドの皆さま

 1年間、活動を休止していたことを深くお詫び申し上げます。何よりも勉強を優先させることが、奨学生としての責任であることは理解しています。

 残念なことでしたが、私はこの1年休学していました。これはメンタルヘルスといくつかの個人的な理由によるものです。

 今後は、臨床心理学に専念する予定なので、教職課程の単位は取得しない予定です。
 休学前の頃は勉強を続けるのがつらく、1学期が終わる前に履修していた科目を全て落としてしまいました。また、オンラインという学習環境にも課題があり、勉強する気が喪失してしまいました。オンラインという環境の中で、自分がうまく勉強できていないと感じ始め、皆と歩調を合わせるのが本当に大変になってしまったのです。

 エンチャイルドのミーティングやプログラムに参加できなかったことを深く反省しています。この時期はアルバイトもあったので、時間のやりくりが大変でした。今は復学し、現在、国立大学で心理学の学士号を取得するために勉強しています。 

 私は今年度(2022年度)から勉強を再開しており、大学を卒業するために頑張るつもりですが、引き続きエンチャイルドのプログラムで奨学生として継続できることを希望しています。
 
 私は現在2年生ですが、他の奨学生たちと同様、たくさんの学業に追われ、時間を管理するのが大変です。
 今年度(2022年度)、私はエンチャイルドにおいて必要なことに対応し、特に重要なイベントがある時はグループをリードできるよう最善を尽くしたいと思います。
 ありがとうございます。良い一日をお過ごしください。 


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 人生は常に順風満帆というわけにはいかないものです。山もあれば谷もあり、晴れの日ばかりでなく、暴風雨に見舞われることもあるでしょう。
 経済的な事情だけでなく、精神的な病で苦しむこともあります。学業においても、どんなに努力してもうまくいかないこともあるでしょう。

 エンチャイルド奨学生たちも同様です。
 彼らは本当に前向きに努力し、挑戦し続けています。しかし未曾有のコロナ禍の中で、今まで経験したことのないような苦労もしました。困難な状況の中で苦痛のあまりもがき苦しんだこともあったでしょう。

 今回と次回は、難しい状況の中で2021年度に休学せざるを得なかった奨学生の、復活の誓いと再チャレンジへの思いをつづってくれた理事長宛ての手紙を紹介します。

 休むことは必要です。
 そして人は、その疲れと傷を癒やしながら、再びゆっくりと立ち上がり、前に進もうとするのです。
 
 エンチャイルドは彼らの求めに応じて必要なサポートを続けたいと考えています。

DSC05631
マニラ湾の夕日

 こんにちは!

 私は前学期、うつ病によるエネルギーとモチベーションの低下のため、休学申請をしました。私は2021度開始の少し前に、不安や苦悩を伴ううつ病と診断されました。精神科医から処方された薬を飲み始めたのですが、経済的に余裕がないため、薬を飲み続けることができませんでした。

 薬を飲まなくなると、症状は悪化しました。勉強したい気持ちはあっても、気力や意欲の低下、うつ病の影響による集中力の低下で、集中して学業に取り組むことが非常に難しくなってしまいました。また、自分が何を目指して生きているのか、疑問や戸惑いもありました。

 そこで前学期は、しばらく休んだ方がいいと判断しました。ゆっくり休んで、また勢いを取り戻しました。そして、自分の志を見つめ直す時間を持ちました。迷いは解消されませんでしたが、自分の進みたい道を見つけることができました。

 休息が必要な時間を与えてくれたことが、何よりありがたかったです。休養だけでなく、薬も継続することができました。その結果、私の精神状態は良くなったと自信を持って言えます。
 そこで、私の奨学金給付について再考してくださるよう、謹んでお願い申し上げます。

 私は今学期から学業を再開し、エンチャイルド奨学生としてエンチャイルド・ファミリーの一員であり続けたいと考えています。
 私は、自分の精神的な健康を保つために築いてきた健康的な習慣を維持しながら、学業に取り組むことができると確信しています。また、私は薬の助けを借りてこの状態に対処しているので、勉強をうまく管理できるとさらに自信を持って言えます。

 また、今学期は必ず良い結果を出すことを約束します。
 休学を申請する前、私は学業面で優秀な成績を収めることができていました。今学期はさらに上を目指します。私は、学業における新しい目標を設定することに、この上ない興奮を覚えています。

 しかし、最も重要なことは、私が新しい旅を始める時に、私が家族だと思っている人たちと一緒にいたいということです。なぜなら、この家族は経済的な支援だけでなく、家族が与えることのできる精神的な支援も提供してくれるからです。どうか私にチャンスを与えてください。


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生奨学生の抱負メッセージを紹介します。
 カロオカン市MLQ小学校出身の奨学生、カトリーナ・ギエルモさん(20歳、テクノロジカル・インスティテュート・オブ・ザ・フィリピンズ 2年 建築学専攻)のエッセーです。

 そう遠くない将来、カトリーナ・ギエルモさん設計した建造物を見ることを楽しみにしています。
 仲間は大切です。エンチャイルド奨学生たち同士も、互いに切磋琢磨しながら、それぞれの夢を実現し、より良い社会のために貢献するという志をしっかりと持って生きていってほしいと思います。

LINE_ALBUM_2022_02_12  共有オンラインミーティング_220212_18
2段目右から2人目がカトリーナ・ギエルモさん


大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 子どもの頃から私はずっとアート(芸術)に興味を持っていました。それは私の趣味であり、情熱の対象でもあります。周囲で目にする多くの美しい建造物に魅了されてきました。
 私はそれらの建造方法や設計に驚かされました。建築物のデザインが人々の日常生活や気分にどのような影響を与えるのかに興味を覚えます。建築家になることが私の夢となり、それが建築学を専攻する理由となりました。

 現在私は大学2年生ですが、学生というのはなんだか疲れるものです。今は対面式の授業に戻るための調整の期間なので、時間のやりくりが大変だと感じる時もあります。しかしたとえそれが難しくても、私はそれを楽しもうと思っています。
 建築科の学校に通うには多くの費用がかかるため、学資金が必要です。エンチャイルドの皆さんは奨学金プログラムを通じて、私の在学中の経済的なサポートを提供してくれています。私は学業をしっかりと修了したいと思っています。皆さんの支援は私にとって大きな助けとなっています。

 大学以外でも、より広いコミュニティーの中で学びを深めたいと考えています。卒業するまでに、建築分野の知識を増やし、他の専門家とつながるネットワークをしっかり構築しておきたいと考えています。
 将来の仕事への道をサポートするために、建築関係のウェビナーやセミナーに参加することもあります。人脈や企業とのつながりをつくることで、関連する分野でより多くの経験を積むことができるかもしれないからです。その結果、この困難な時代に人々や他の学生たちをサポートする意欲も持つようになれると思います。

 私の目標は高く、その達成を私は切実に願っています。自分に高い基準を課すことで、予想以上の達成を目指すようになります。そうすることによって、将来や、その先にあるもの、準備しなければならない人生の全てについて考えさせられるからです。
 もっと挑戦すれば、もっと成長できると私は信じています。自分の成長、知識、技術を向上させるためには、自分自身と健全に競争することが重要です。

 他の奨学生や日本の支援者の皆さんとのエンチャイルドの会合があるたびに、私はわくわくします。エンチャイルド奨学生たちが地域社会や生活の中で経験したことを話してくれる時、私は彼らから新しいことを学びます。

 また、日本の支援者の皆さんからも新しいことを学びます。海外、特に日本の文化についてもっと知りたいと思うようになりました。
 皆さんと知り合うことで、私は一生の宝物になるような関係を築くことができるからです。皆さんから学ぶことで、私たち奨学生にしてもらったように、自分も他の人々を助けたいという気持ちになるのです。

 以上のことは私の願望や目標の一部です。それらの目標を達成するための一つが大学で学ぶことです。
 大学生として歩むこと、同時にエンチャイルド奨学生であり続けることは、私にとって大変名誉なことです。将来は、自分が学んだことを他者に伝えていくことで皆さんに恩返しをしたいと思います。

2022年12月7日
カトリーナ・ギエルモ

2022_03_15.00_27_29_17.静止画003
カトリーナ・ギエルモさん

Aspiration As A College Student and A Scholar

 Art has always caught my interest as a child. It is both a hobby and a passion of mine. I was also inspired and intrigued by the many beautiful structures I could see around me. I was astounded by the way they were built and designed. I was curious about how the structures' designs affect people's daily lives and moods. Being an architect has always been a dream of mine, and that is why I entered architecture school.

 I am currently in my second year of college, and I find that being a student is somehow exhausting. Since we are currently adjusting to getting back into a face-to-face setup, I occasionally find it challenging to manage my time. Even if it is difficult, I still find it entertaining. I am aware that attending architecture school requires financial resources due to a lot of expenses in the program. And through the Enchild Scholarship, it provided me with financial support while I was in school. They are a huge help to me since I want to finish my studies. 

 I also hope to learn more outside of school and in the wider community. Before I graduate, I definitely want to increase my knowledge of the architecture field and build a solid network of connections with other experts. To support my work path, I might participate in several architectural webinars or seminars and organizations. Making connections with other individuals and organizations may also provide me with more experience in the related field. Through that, I can also be motivated to assist others, particularly students, in these trying times.

 My goals are high, and I am eager to achieve them. Setting high standards for myself encourages me to strive for accomplishments I never imagined possible. It makes me consider the future, what lies ahead, what lies ahead, and everything in life for which I must be ready. I believe that if I challenge myself more, I will grow more. And in order to improve my growth, knowledge, and skills, it is important to have healthy competition with oneself. Being an enchild scholar, I get excited whenever we have meetings with other scholars and our Japanese sponsor. I learned new things about other scholars when they were sharing their experiences in our community and in their lives. 

 I also learn new things with our Japanese sponsors, and I feel like I want to learn more about the cultures of other nations, particularly Japan. Getting to know them helps me develop a relationship that I will treasure for life. Learning from them helps motivate me to help others as well, just like what they did to us scholars.

 These are some of the aspirations and goals I have, and one way I can achieve them is by going to college. Being a college student and an Enchild scholar at the same time is a huge honor for me. In the future, I hope to pass on what I've learned as a way of repaying others' kindness.

Katrina C. Guillermo


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生奨学生の抱負メッセージを紹介します。
 カロオカン市MLQ小学校出身の奨学生、クリスチャン・ジェイ・エスポネラ君(19歳、OUR LADY OF FATIMA大学 1年)のエッセーです。

 エンチャイルドは、子どもたちが夢と希望、志を持って生きられる社会の実現をビジョンに活動しています。それは子どもたちへの教育支援をしようというだけでなく、社会に生きる「大人たち」自身がより良い社会を実現していくために何をすべきか(どんな行動を起こすべきか)という、社会の問題解決に関わる課題でもあると考えます。

blog_0064
後列右端がクリスチャン・ジェイ・エスポネラ君(2018年12月)

大学生、そしてエンチャイルド奨学生としての抱負

 私の人生の決断は変わってきました。小学校から高校まで、年月がたつにつれて夢は変わっていき、たくさんの夢を持ってきました。小さな頃は、病気の人が延命できるように手助けし、生きる希望を与えたいという思いから、医者になることを夢見ていました。

 しかし大人になるにつれて、私の夢は変わりました。例えば、高校生の時は家族のマイホームを建てたいと思って土木技師になりたかったのですが、お金がなくて、その夢は一旦保留にしました。
 両親は私に数学の教師としての道を追求するよう勧めました。もともと数学が好きで、現在は大学生である私にとっては幸運なことです。私は、自分がどんな選択をしようとも、将来願望がかなうことだけを考えています。

 私は、自分自身の基準を守り、他の人を許して受け入れ、自分の選択に満足できるようになりたいと思っています。
 私は自らの目標を達成する責任は自分にあると認識しています。他の誰かが私の目標を設定することはできないのです。周りの人のために人生を生きていれば、楽しい時もつらい時も一緒に過ごしてくれた家族のために、定めた目標を見失うことなく達成することができると考えます。

 エンチャイルド奨学生として、私は大学教育を修了するために一生懸命努力することで、支援者の皆さんの寛大さに報いたいと思います。支援者の皆さん、スタッフ、コーディネーターの皆さん、エンチャイルド・ファミリーの皆さんには、絶え間ないサポートに感謝しています。本当にありがとうございます。

 私たちも含め、困っている人々を支援することを皆さんが継続してくださるよう心から願っています。人生の目標を達成するために、皆さんの力を貸してほしいのです。いつの日か、私は皆さんの支援に報いることができるでしょう。私たちが日々を生き抜き、立派に育つよう両親が払ってくれた犠牲に私は報いたいのです。

2022年12月7日
クリスチャン・ジェイ・エスポネラ

1613685_s


"Aspirations as a College Student and a Scholar"

 My life decisions have changed before or dreams as the years go by, from elementary school to high school, I have had so many dreams. When I was young, I dreamed of becoming a doctor because I wanted to help sick people to prolong their lives and give them hope to live and continue. 

 However, as I grew older, my dreams changed. For example, when I was in high school, I wanted to be a civil engineer because I wanted to build my family's own home, but since we couldn't afford it, I decided to put that dream on hold for the time being. My parents have only ever encouraged me to pursue a career as a math teacher, which is fortunate for me because I have always like math and am currently a college student. I only care about being content in the future, no matter what I decide. 

 I want to be able to live up to my own standards for myself, accept and forgive others, and be content with the choices I make. I am aware that I am accountable for attaining my own objectives, and I will not allow anyone else to set my objectives for me. If I live my life for those around me, I will never get weary of achieving the goals I set for my family, who have stood with me through good and difficult times. 

 As an Enchild Scholar, I hope to repay their generosity by working hard to complete my college education. I am indebted to the Enchild family for their constant support of sponsors, staff members, and managers. I really thank you. I truly hope you never get tired of assisting those in need, including those like us. I'm hoping you'll help me accomplish my life's objectives. One day, I'll be able to make up for it. I want to atone for the sacrifices my parents made so we may live each day and be properly raised.

Christian Jay Esponela 

スライド2

【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)お問い合わせください

スタディーツアー2023案内

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生の抱負メッセージをご紹介いたします。
 カロオカン市のMLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、プリンセス・ルティバさん(21歳、ブラカン・ステート大学3年、電気工学専攻)のエッセーです。

 大学生と未知の世界にチャレンジするエンチャイルド奨学生たち。
 これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

MLQ_プリンセスさん
プリンセス・ルティバさん(右から2人目)

磨かれるべき小石

「大学とは、小石を磨く場所である」
ロバート・グリーン・インガーソル(1833~1899、米国の弁護士、政治家)

 パンデミックの時期に私は大学1年生と2年生を迎えました。普通に通学していた状況からオンライン授業へ切り替えなければならなかったことは、私にとってとても大変な出来事でした。
 大学最初の2年間を自宅で過ごしたことが信じられないくらいです。しかし自分を信じ、自分ならできる、やり遂げられると信じていたので、何とか乗り切ることができました。

 今年もまた工学部生としての挑戦と葛藤の1年が始まります。
 大学の先生からは、「電気工学科の2年生と3年生は、難しい科目にぶつかり、たくさん泣きながら合格を目指す時期だ」と聞きました。それを聞いて笑っていた私たちでしたが、私たちの大学生活はすでに2年間が過ぎ去ったのです。
 今年(2022年)の8月の最終週から、大学3年生の前期が始まります。

 パンデミックから回復しつつある今、私たちはキャンパスに戻り、専攻する学問について新しいことを学ぶことができるようになりました。
 しかし、まだCOVID‐19の感染者が出ているため、フィリピン政府は慎重な姿勢を崩していません。そのため、ウイルスの拡散を防ぐために、一部の科目はオンライン授業を行っています。

 大学の新3年生として、楽しみなことがたくさんあります。私の電気工学科は4年制です。
 3年後、自分の専攻に関連した仕事に就けることを楽しみにしています。
 学生として大変なことも多いですが、エンチャイルドの奨学生になれたので、安心しています。
 時々、自分の境遇を考えると、私のような者が大学に入学し、難関コースを受講することはとても想像できないことなのです。ですから、奨学金を給付してくださるエンチャイルドには、8年前からずっと感謝しています。そのおかげで、私は学業に必要なものをどうにか準備し続けることができるようになったのです。

 私はエンチャイルド奨学生や他の学生たちの人生の成功にどのような手助けができるか楽しみにしています。この間、エンチャイルドに助けられた分、大学卒業後、私は心からの愛とサポートを周囲に行うことによって皆さんからの恩を返したいと思っています。
 エンチャイルドの支援者の皆さんの絶え間ないサポートが成功につながることを証明するために、私は最善を尽くします。

 文章の冒頭でインガーソルが言っているように、大学とは小石を磨く場所です。つまり私たち学生は、平均的な人間、あるいは平均的な学生として大学に入学したのです。大学での教育そのものが、学生が将来なりたい自分になるためのものです。
 従って学生は、学位や卒業証書を取得して卒業した後、キャンパスを去ることになります。それが「磨かれた」といわれる意味です。

 学内での苦難の末に修了したコースの卒業証書を得るために最善を尽くした学生たちは、名誉のうちに学校を去ることになるのです。
 私は今、電気技術者になるために磨かれているのだと実感しています。今はまだ新3年生で、大学の中の石ころのようなものですが、しっかりと磨かれるよう、努力したいと思います。

2022年12月7日
プリンセス・ルティバ

LINE_ALBUM_2022_2_19共有ミーティング_220219_27
プリンセス・ルティバさん

A Pebble To Be Polished

“Colleges are places where pebbles are polished.” -R.S. Ingersoll

 I entered my first year and second year in college during the pandemic. It is very hard for me to adjust things from going to school to switching online class setup. I can’t believe that I just survived my first two years in college at home. It was not easy, but since I trust myself and believed that I can do and finish the semesters, I survived.

 Another school year will enter this year, that means I am also looking forward to another year of challenges and struggles as an engineering student. My professors at our university told us that the second year and third year of the course electrical engineering are the years wherein we will encounter difficult subjects and will cry a lot in striving to pass the subjects. We just laughed at that but we all know to ourselves that we already passed the second year in college. The last week in August this year, we will start to have our first semester in our third year in college. 

 Since somehow our country is healing from the pandemic, we will be having some days wherein we can go to our campuses and learn new things about our course. But since there are still numbers of COVID cases, the government is still cautious about the health in our country. That is why even though we will be having face-to-face classes, we are still having online classes for some of our subjects to prevent the spread of the virus.

 As an incoming third year student, there are a lot of things I look forward to. My course, electrical engineering, is a four-year course. I look forward to 3 years from now, I am able to find a job related to my course. I am facing a lot of difficulties as a student, but I am relieved because I am a scholar of Enchild. Sometimes, when I think of my situation, it is very unimaginable for someone like me to enter college and take a difficult course. That is why I am so much grateful for the scholarship that Enchild has given me for almost 8 years and counting from now. That really helped me a lot to somehow survive on my academic needs.

 As a scholar, I am looking forward to how I can help my other co-scholars or other students to be successful on their journeys in life. With the help that Enchild offered me through these years, I also want to give back their heartfelt love and support for me after I graduated from college. As of now, I still have no idea of what I will become after I finish my education, But I will be doing my best to show that the unending support of the sponsors in Enchild will lead to success.

 Like what Ingersoll said in the first sentence, college is where pebbles are polished. That means, we, students, entered college as average people or just average students. The college education itself will help the student become who they want to become in the future. Thus, the students will be leaving the campus after they graduated with a degree or diploma. That’s how it is said that they are polished. They will be leaving the school with honor after they did their best in getting the diploma of the course they finished after those hardships on campus.

 Just like that, I realized that I am now being polished to become an electrical engineer someday. As of now, I am just an incoming third year student, a pebble in our university, striving to be polished well.

Princess Lutiva

クリスマス企画‗007
プリンセス・ルティバさん(右から3人目)

スタディーツアー2023案内

【エンチャイルドからの大事なご案内】

 マンスリーサポーター募集中です。
 お問い合わせは、エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)。

エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 3月最初の日、エンチャイルド奨学生の大学生抱負メッセージから3月のブログをスタートしましょう。

 マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のグレア・ガミスさん(19歳、フィリピン工科大学1年 舞台芸術専攻)のエッセーです。

 グレアさんのエッセーを読みながら、エンチャイルド奨学生たちの成長した元気な姿が思い浮かぶとともに、早く彼らと再会したい、会って交流したいという思いに駆られました。

グレア・ガミスさん
オンライン・スタディーツアーにて
ウクレレで歌を披露するグレア・ガミスさん

 全ての努力の成果は成功として表れます。
 過去8年間、この素晴らしい団体の奨学生としてやってきた私は今の自分に感謝しています。

 言葉の力は本当に魔法のようなもので、理事長さんの「何事にも全力で取り組み、目標に向かって努力する」という言葉は私たちを勇気づけてくれます。
 エンチャイルドのおかげで私たちは前進し、無限の夢を持てるようになりました。支援者の皆さんがいるから、私たちはやりたいことができるのです。

 高校卒業後、あることに気付きました。
 「うわー、私はよくやった! 早く大学を卒業して、成功する女性になりたい!」

 しかしその前に、多くの葛藤と、パンデミックによる2年間の苦痛で、私は多くの苦しみを味わいました。

 私は自分が失敗したと思っています。勉学において最善を尽くしていませんでした。うまくいかず何度も泣きました。これらの問題を解決してくださるよう神に祈りました。神は、私が私の夢に到達するのを待っている家族がたくさんいることに気付かせてくれました。私はゆっくりと物事を進め、少しずつでも前進していくつもりです。

 私はエンチャイルドが私を奨学生として選んでくれることに疑いを持ちません。私自身はいつもエンチャイルドを選びます!

 私の夢は将来実現します。私の人生に皆さんがいてくれたからこそ、困難があっても私は素晴らしい人生を送ることができたと記録されるでしょう。

 悲しいことに、夢を諦めてしまった人たちもいますが、彼らが健康で勝利の人生を送れることを祈っています。私たちエンチャイルド奨学生は、支援者の皆さんが私たちと人生を分かち合ってくれたことに、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

 大学生活が私と皆さんにとって素晴らしい旅になることを約束します。一生懸命勉強し、私が獲得した全ての成果によって皆さんに喜ばせます。

 それではまたお会いしましょう。
 今年の経験と成果について多くのことをお話ししましょう。

 お会いする日を楽しみにしています。
 私の家族とエンチャイルド・ファミリーに感謝します。

2022年12月7日
グレア・ガミス

blog_0062
マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生たち
後列中央がグレア・ガミスさん(2018年12月)

 The fruit of all hard work is success. As a scholar of this wonderful foundation in the past 8 years, I am grateful for what I am right now. The power of words are truly magical, by what Mr. Todate tell us every time to do our best in everything, we do hard work to make our goals happen. Thanks to Enchild, in helping us to make a progress and to dream limitless. We can do whatever we want because we have you. 

 After graduating in High School, I realized something. “Wow, I did great! I can’t wait to finish college and start to become a successful woman!”. But before that, a lot of struggles and with an agony in 2 years because of pandemic, I suffered much. I am thinking that I am a failure, I didn't do my best in my subjects, I will not graduated and cried again and again. I pray to God to help me with these problems and he made me realized that I have a lot of families that waiting for me to reach my dream so why can't I do it if I have their back. I do things slowly and litlle by little there is a progress and I just believe on myself.

 I will not let Enchild be doubt in choosing me, I will always choose you, Enchild! My dreams will happen in the future and in my life you are written that you made me had a wonderful life even having challenges. Sadly, others are not part of this anymore but I pray that they will have a healthy and victory life. Us, the Enchild Scholars will always be filled with gratitude that you shared your life with us.

 I promise that my college life will be a great journey for me and to you, I will do anything to stay with my Enchild Family. I am gonna study hard, and make you guys delighted in every achievement that I'll get. See you soonest and we will talk a lot about our experiences and accomplishments this year. We are pleased to meet you again, thank you my family, thank you Enchild!

Dream to success.
Glea D. Gamis
Marcelo H. Del Pilar Elementary School


【エンチャイルドからの大事なご案内】

 マンスリーサポーター募集中です。
 お問い合わせは、エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号
エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生の抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ラニー・ロベルトさん(20歳、カロオカン市立大学2年 政治学専攻)

 ブログでもYouTubeチャンネルでもたくさんのエンチャイルド奨学生たちの声を紹介しています。ぜひお読みください。未来のためにいくつもの難題に挑戦する子どもたちの真摯(しんし)な姿に必ずや何かを感じていただけると思います。

022_02_12  共有オンラインミーティング_220322
中段左端がラニー・ロベルトさん

大学生として、そして奨学生としての私の抱負

 子どもの頃、目標について聞かれた時の私の答えは、いつも「人生で成功すること」でした。それが私の考えでした。

 しかし成長し、素朴で若い心が作り上げた幻想の世界から抜け出すにつれて、自分自身が「成功すること」と答えている間は失敗であることに気付きました。なぜなら、人は与えることと受けることを同時に行わなければ成功することはできないからです。それが家族であれ、友人であれ、あるいは組織であれ、愛とサポートが互いに交わされなければ、人は人生で成功したとは言えないのです。

 大学生として、またエンチャイルド奨学生として、助けを必要としている人に手を差し伸べ、地域社会を心から支援し、より良い社会のために行動したいという私の願望は、他者に与えるという原則に根ざしているのです。

 高等教育レベルの学生である私にとって、前途には多数の障害があり、これからもいくつもの障害に遭遇することは否めません。
 多くの困難が、願望を達成するための私の情熱を思いとどまらせるかもしれません。しかし、エンチャイルド奨学生であることは個人と全体のバランスを取ることをもたらしてくれています。

 なぜなら、エンチャイルドは、自分の将来とともに他の人のために最善を尽くすよう駆り立ててくれるからです。
 同じ目標を持つさまざまな団体でのボランティア活動は、他者の人生においても貢献してきた(そしてこれからも貢献し続ける)と言えます。

 大学生、そしてエンチャイルド奨学生であることは、自分と他者の両方に対して有意義な人生観を与えてくれました。
 人生の願望を実現するということは、自分だけのものではなく、他の人々に対するものでもあるということです。

 私という人間、そしてこれからの私を育んでくれている私の地域に対して恩返しをしたいです。私たちの後に続く人々のために、世界(または少なくともその一部)をより良くするために私は最善を尽くしたいと思います。

2022年12月7日
ラニー・ロベルト

2022_02_12  共有オンラインミーティング_220212_10
ラニー・ロベルトさん

“Aspirations as a College Student and a Scholar”

 As a child, the most common answer when asked about my goal is "to be successful in life". It has always been my first thought whenever I respond to this kind of question. But as I outgrew the fantasy of a world that my naive and young mind concocted, I realized that being "successful" on my own is still a failure because one cannot succeed without giving and receiving at the same time. It takes an exchange of love and support, whether it is with their family, friends, or an organization, to truly say one has succeeded in life. With that, my aspirations as both a college student and an ENCHILD scholar to extend a helping hand to others in need, help support the community from its roots, and advocate for better governmental actions, are rooted in the principle of giving to others.

 As a student on a tertiary level, it is undeniable that the path ahead of me is–and will be–full of obstacles. Many challenges may discourage my passion to achieve my ambitions. However, being an ENCHILD scholar balances the scale, for it drives me to do my best for my future and for others' as well, which is why I aim to empower others in the best way that I can for them to have better opportunities in life. Through volunteering in various organizations that embody the same goals, I can say that I have contributed (and will continue to do so) to their journeys even in the smallest way.

 Being a college student and an ENCHILD scholar has given me a meaningful view of life (both mine and others). It shifted how I realized my aspirations in life from solely my own to the inclusion of other people. As I aim to give back to the community that nurtured who I am and who I will be, I aspire to do my best in making the world (or at least a part of it) better for those who come after us.

Lanny Roberto

blog_0064
MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち
前列右から2人目がラニー・ロベルトさん(2018年12月)

 マンスリーサポーター募集中です。
 お問い合わせは、エンチャイルド事務局まで(info@enchild.org)。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号
エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は「建国記念の日」でした。皆さんはどのように過ごされましたか。

 昨日の東京は降雪の伴う荒天でしたが、今日の東京は打って変わって日中は暖かな日差しを感じる好天の一日となりました。

 さて、今日は大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市MLQ小学校出身のアドニア・トリクシー・バニコさん(20歳、フィリピン大学3年 クリエイティブ・ライティング専攻)のエッセーです。

 アドニア・トリクシー・バニコさんは、フィリピンでトップクラスの大学で学ぶエンチャイルド奨学生の一人です。

 もがきながらも挑戦し続ける彼女たちを、エンチャイルドはこれからも応援していきたいと思います。

MLQ_プリンセスさん
左端がアドニア・トリクシー・バニコさん(2018年3月)

学習との愛憎関係

 大学に入学した時、私は卒業が遅れることをとても恐れていました。私より先に友達が卒業証書を取得するのを見たら、私は人より劣った人間だと思ってしまうでしょう。国内トップクラスの大学で勉強していても、私は常に優秀でなければならないのだと思っていたのです。

 私はいつも仲間の奨学生と自分を比較して、追いつくことができるかどうかを確かめていました。そして残念なことに、私はいつも自分を卑下するようになりました。ハイスクールや小学校の頃ほど十分にできない自分のことを弁解しました。状況があの頃とは変わってしまったのだと。

 年月が過ぎ、今は大学3年目になりました。履修登録の問題により、予定していたコースを期日までに修了できませんでした。そのために修了が1カ月遅れてしまい、修了式に出席することができませんでした。

 これはUP(フィリピン大学)における授業の履修登録がどのようになされるかの問題でした。登録前に、提示されたスケジュールで、それぞれの学期に受講したいコースを事前に登録することが課せられていました。次に、抽選によって、事前に登録したクラスを取得できるかどうかがランダムに決められるようになっているからでした。

 もし新入生や卒業を控えた学生、あるいは優秀な学生であれば、優先的に扱われますが、私の場合はそうではないので、その保証がありませんでした。一部の授業は人気が高く、25人枠しかないにもかかわらず、約1000人の学生が履修登録を希望するのです。

 典型的な例は、「リサールの生涯と作品」の授業です。私はこの授業を取ることができました。しかしそれは、私にとって重要な3単位を取得するためだけに丸1カ月待たなければならなかったことを意味していました。私たちが「リサール」と呼んでいるこの授業には、順調に登録することができず、授業の開設を請願しなければならなかったのです。その結果、1カ月後に登録が可能になりました。

 UPのこのような履修登録システムは、自分の将来と同様、これではギャンブルと同じだと感じさせられました。私は、前政権によって予算が削減された影響を受けているであろう他の何百人ものUPの学生が予定どおりに卒業できることを願っています。
 そしてもちろん、私たちが経験してきた延々と続く赤点のような大学内部のシステムに悩まされる一方で、私たちは警察の残忍さ、不処罰の文化に象徴される大学の外部にある課題にも悩まされました。

 エンチャイルドの奨学生として、今の私の第一の願いは、学ぶことにもう一度夢中になることです。論文や成績の処理の遅れ、そこから来る延々と続く心配、そして大学に対する失望はあるにせよ、私はこれからも学び続け、自分の周りの世界を探求していきたいです。

 私はこの大学の履修制度の欠陥を批判していますが、ボランティア活動に参加することで、この制度によって深刻な影響を受けた人々を引き続き支援します。

 そして、いつものように、エンチャイルドが私の能力を継続的にサポートし、認めてくださったことに感謝しています。私が今できる恩返しは、その恩に報いることができる時まで、最善を尽くすことです。

2022年12月7日
アドニア・トリクシー・バニコ

NEWS _ REPORT 2022年3月15日号 _220322_27
オンラインでスピーチする
アドニア・トリクシー・バニコさん

Our Love-Hate Relationship with Learning

 When I entered the university, I was so afraid of graduating late. I assumed that seeing my friends get their diplomas before I did would make me less of a person. That I should always be outstanding, even when studying at the top university in the country. I would always compare myself to my fellow scholars, to see if I was able to catch up. And, to my chagrin, I always come to despise myself for not being good enough. I apologized for not being as good as I was in high school or elementary. Things have changed.

 Years went by, and now is my third year at the university. Due to enrollment issues, I didn’t graduate on time for my certificate course. I was delayed by a month and was not able to attend the on-ground graduation ceremony.

 For context, this is how enrollment in UP works: before the enlistment, we were tasked with pre-enlisting the courses which we want to take for a respective semester, with the provided schedule. Then, a batch run proceeds and randomly picks the lucky students who will be able to get the classes they’ve pre-enlisted for. 

 It would’ve been really easy to live with, except for the fact that it’s not. While you may get pre-enlistment priorities if you’re a freshman, a graduating student, or a varsity, it was not enough. It doesn’t guarantee you a slot. Some classes are in demand, having almost a thousand students pre-enlisting in it when it only offers 25 slots. A good example of these classes is the Life and Works of Rizal. This class got me: which was the reason why I had to wait for a whole month just to take it, the crucial, 3 units of my degree. I wasn’t able to enlist a class for the Rizal, as we call it, and had to petition for the opening of the class. And it only became available a month after.

 This enrollment system in UP got me thinking that just like my future, this is gambling. I gamble my chance of graduating on time against hundreds of other UP students who were probably experiencing the effects of having our budget cut by the previous administration. And of course, the endless red-tagging that we’ve been receiving. While being troubled by the internal system, we were also troubled by the external forces characterized by police brutality and the culture of impunity.

 As an EnChild scholar, my primary aspiration right now is to fall in love with learning again. Univ got me despising myself, and I really want to adore learning in all its forms once again–despite the delayed processing of my papers and grades, the endless threats, and the self-disappointment. I would love to continue learning and exploring the world around me. And while I criticize the system for its flaws, I will continue to help those who were severely affected by it by participating in volunteer work.

 And, as always, I am grateful to EnChild Philippines for its continuous support and recognition of my abilities. All I can do right now to give back is to do my best, until such time that I’m able to repay their kindness.

Adonijah Trixie P. Banico

SCHOOL_0148
小学生高学年の時の
アドニア・トリクシー・バニコさん(後列左から2人目)


‐‐‐

 いよいよ明日(2月12日)、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会(ミンダナオ北東部地域編)を開催いたします。参加を希望されるかたは、当日13時までにお知らせください(info@enchild.org)


【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

スクリーンショット 2023-01-28 093735

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージを紹介します。
 アンパロ・ハイスクール出身のジェレミー・ビンドルさん(21歳、フィリピン工科大学3年 会計学専攻)のエッセーです。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

Quezon762select
アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち(2016年5月)

「日本の支援者の皆さんと再会して絆を深めたい」

 大学生活も残りわずかとなり、間もなく卒業を迎え、現実と向き合う現在です。時間がたつにつれて、大学時代や卒業後に実現したいさまざまな目標や願望が私の中に生まれました。

 昨年度の私の目標は、2学期を終えた時点で、学長賞(成績優秀者のリストに載る称号)を得ることでしたが、達成することができました。

 現在、私は大学3年生になりましたが、この目標に変化はありません。
 やはり大学3年生でも学部長賞か学長賞の表彰者になりたいです。今年は生活面でも学業面でも、何か新しいことを成し遂げたいです。

 達成したい目標をこなすためには、日頃の生活や勉強の仕方を変えていかなければなりません。先延ばしにすることを避け、真剣に学業に取り組みます。
 私は高校時代の時のような優等生に戻りたいのです。

 いつか夢の仕事に就くために、私は真剣に授業に取り組まなければなりません。授業に積極的に参加するように心がけます。
 また、今年が終わる時には幸せになっていたいので、毎日前向きに取り組みます。もちろん主要な目標は、大学を卒業することですが、どの科目も2点以下の成績を取らず、高い平均値で卒業することが一番の目標です。

 大学生活を華々しく終えたいとは思うのですが、あることが理由で、結果的に「ラテン・オナーズ」(成績優等者)で卒業することは、ただの願望で、かなえられないのです。

 大学を予定どおり、最短の4年間で問題なく卒業したいです。自分が何になりたいかを考え、卒業後は私を支えてくださった周囲の人々を応援し、寄り添えるようになりたいです。

 将来は、財務分析のスキルを生かして、企業の業務目標達成に貢献できることを楽しみにしています。卒業後は、大手企業や優良企業で財務マネージャーやアナリストとして働きたいと思っています。

 奨学生としての私の抱負は、奨学生としての条件を満たすために、成績をしっかりと維持することです。時間が取れるときには、エンチャイルドが開催・主催する活動やプログラムに協力し、参加します。

 もう一つの抱負は、日本の支援者の皆さんと再会し、絆を深めることです。他の奨学生たちとのコミュニケーションも大切にしていきたいと思います。
 自分の仕事を成した上で、私は他者を助け、特に子供たちにインスピレーションを与えられる人になりたいと思います。

ジェレミー・ビンドルさん
ジェレミー・ビンドルさん(2021年12月/中段右から2人目)

 Now that I have only a few years in college and soon, I will be graduating and face the reality of the world. As time passed by, I created various goals and aspirations that I want to achieve during my college days and after I graduated. My goal last school year is to end the two semesters having a president’s lister title, and I already achieved it. 

 I am now a third-year college student and there is no change in my aspirations. I still want to be a dean’s or better a president’s lister in my third-year college days. I want to achieve something new in my life and in my study this year. In order to do these goals that I want to achieve, I must change my daily and studying routine. I will avoid or better, stop doing procrastination and taking my studies seriously. I want to be an honor student again just like when I was in my high school days.

 I must take my program seriously as it is my dream job someday. I will try to cooperate and actively participate in the class. Also, I want to be happy when this year ends so I will do my best to keep positive every day. One of my aspirations also in college is to graduate with a high average, not having a grade of lower than two in any subjects. While my main goal this college is to graduate. To be honest, I want to end my college life with flying colors, but something happened and as a result, graduating with a Latin honor is only just a wish and cannot be granted. 

 I also want to finish my college on time, in just four years without any problem. When I graduate, I want to figure out what I want to be and be able to support and be there for everyone who did the same to me. I look forward to a future where I can use my financial analyzation skills to help businesses achieve their work goals. I want to work as a financial manager or analyst in a big and well-fined company when I graduated. 

 As for my aspirations as a scholar student, my goal is to maintain my grades in order to accomplish the requirements need in my scholarship. I will also cooperate and at the same time, participate in any activities and programs held and sponsored by the organization when I have a free time. 

 One of my aspirations also as an enchild scholar is to meet again our sponsors and have a bonding time with them since it has been a long time when we had our last meeting with each other. It is also my goal that I want to keep the communication with the other scholars. When I finished and have my own work, I want to help other people and inspire especially the kids same as to what the enchild help me.

DSC_0161000
アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

‐‐‐

 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

スクリーンショット 2023-01-28 093735

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はマニラ地トンド地区スモーキーマウンテンのエンチャイルド奨学生、チェスカ・プンザランさん(16歳、G11)のエッセーを紹介します。

blog_0063
スモーキーマウンテンのエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

 エンチャイルド奨学生の一員であることは、経済的支援を受けているだけでなく精神的にも大きな助けになります。

 私がエンチャイルド奨学生として引き続き更新したい理由はなぜでしょうか?

 私たちは皆、大学生になることがあらゆる面で大変難しいことを知っています。全ての生徒や親が学費を払えるわけではありませんから、私たちのように大学や高校に在籍できることは特別なことであり、このような機会(エンチャイルド奨学生となること)を得ることは、私たちにとって大きな特権なのです。

 生活するのが容易でなく、一日3回食べるのも大変なので、奨学金は私たちにとって命の恩人のようなものです。
 他の人にとっては、それはほんのわずかな、または小さな助けに過ぎないかもしれませんが、生計の手段を十分に持たない人々にとっては、その助けは大きなものなのです。エンチャイルドの奨学金は、私たち一人一人に新しい明日(未来)を与えているのです。

 私たちは熱心に勉学に励み、良い成績を修めて、全ての成果を皆さんに還元することによって、感謝の意を表したいと思います。私たちは皆、皆さんのようなかたがたがいることに感謝しています。

2022年8月13日
チェスカ・プンザラン

Study tour 2019 in March
マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち(2019年3月)

 Being part of the ENCHILD Scholar is a big help not just for financial support but also emotionally. Why do I want to still be part of ENCHILD for College Scholarships? We all know that college is really hard in all aspects, having this opportunity is already a big catch because for those people like us, being in college and in Senior high school is already a privilege because not all students and parents can afford the expenses.

 Living is already hard, eating 3 times a day is already hard so having this scholarship is like a lifesaving to us. Maybe to others it's just a small amount or small help but there is nothing as small if it's HELP, especially to those who really don't have the means. This scholarship that the ENCHILD will give us, can give a new tomorrow for every one of us.

 With this scholarship, we can dream again, we can have a hope again, that tomorrow we don't have to worry about the tuition and just study and reach our dreams. Those people, to our sponsors you are our LIGHTS in this darkest world, where only those people who have means, are the only people who can study and fulfill their dreams, but because of the people like you, we are given the chance to have our own fight to also have our own win. To reach our dreams.

 And I want to express my gratitude by giving back to you the grades and all our achievements that you deserve coming for our hard works. We are all thankful to have people like you.

Cheska Punzalan

‐‐‐

 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

スクリーンショット 2023-01-28 093735

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はカロオカン市のMLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ジェシリー・アピンさん(20歳、フィリピン工科大学2年 心理学専攻)の大学生としての抱負メッセージをお届けします。

 多くのエンチャイルド奨学生たちが大学進学を目指し、実際に大学生となって勉学に励んでいます。しかし現実には、時に思いどおりにいかないこともありますよね。失敗と挫折を繰り返しながらも、それでも諦めず、彼らは前に進もうと彼らは日々奮闘しています。

 皆さん、物心共の応援よろしくお願いいたします。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます!

ジェシリー・アピンさん
ジェシリー・アピンさん

 大学1年生を終えたばかりで、まだまだ先は長い状況です。もし私が次の学年を修了することができれば、あと3年で心理学の学士号を取得できます。しかし、修了できなかったとしたら、私は死んでしまうかもしれません。

 冗談はさておき、大学とは本当に大変な場所です。新入生時代にも経験しましたが、バケツいっぱいの涙と挫折を伴うのが大学生活であり、多くの努力が必要です。もし、オンライン授業がさらに続くようであれば、大学生活は私が元々想像していたものとは随分異なるものになるでしょう。

 多くの人が、高等教育とは教育において重要な段階だと言います。私は高等教育を受けることをとても楽しみにしていました。親からのプレッシャーも、自分への期待も無視して、ただ勉強すればいいと思っていました。

 私は、大学で要求されることを取り組んでいけば期待を成し遂げることができると考えていました。
 しかし、私には継続して給付してほしい奨学金があること、そしてかなえたい夢もあるという立場を忘れていました。

 私は大学生活での目標を立てました。そして私はその目標が達成可能なものであることを確信しました。成績優秀者として表彰されるまでには至らなくとも、2.00以上の成績を取り、落第しないよう努力することにしました。

 しかし、大学に入ってから私は自分の学力を疑うようになりました。ゼロに戻ったような感覚でした。1年生の時はどの教科も少ししか分からず、本当に大変で悔しい思いをしました。しかし私は、なんとか生き残ることができました。目標である心理学の学位を得るために、今年を乗り越えていきたいと思います。

 正直なところ、自分が大学で心理学を専攻するとは想像もしていませんでした。以前は、会計士、教育学、看護学、犯罪学などが選択肢としてありましたが、結局フィリピン工科大学の大学出願時には、心理学を第一志望として選択しました。おそらくこれは私のために残された選択肢であったのだろうと思います。

 従って私は、この心理学の分野での職業を目指します。失敗しないように頑張ります。挫折しないように頑張ります。学生として、奨学生として、子どもとして、どんな形であれ成功することだけに集中し、あらゆる障害を乗り越えたいと思います。そして、私を助けてくれた人たちに私を誇ってもらえるように、私に与えてくださった労力、お金、信頼を無駄にしないように、目標を全うします。

 5年後の自分は、自分の人生に喜びを感じ、人生の目標を達成し、自立した生活をし、自分や両親の生活を支えることができる幸せな人間になっていることを思い描いています。
 しかし今は、勉強をしっかり取り組みながら、大学生活を楽しみたいと考えています。人生の目標を追求し、心を込めて生きることは私たちを健康にしてくれるからです。

2022年12月7日
ジェシリー・アピン

blog_0064
MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)
前列中央が
ジェシリー・アピンさん

 Completed just the first year of college, I still got a long way to go. Three more years and I'll graduate Bachelor of Science in Psychology, that is if I'll pass the next school years but if not, maybe I'll pass away instead?

 Kidding aside, college is indeed strenuous. It requires a lot of endeavors with buckets of tears and breakdowns which I experienced even in my freshman life. Especially if the online setup of classes remains, the college will be a lot different than I expected it to be.

 When I was younger, I was so excited to attain tertiary education even though many people are telling me that it is the crucial stage of education. I thought I can just study ignoring the pressure from my parents or even set high expectations for myself. I thought I could just accomplish my requirements and go with the flow. But I know I can't know that I have scholarships to maintain and I have ambitions to fulfill. And so, I established my goals for college but I made sure it’s attainable and that I can. I won't aim for Latin honors but I'll strive for grades that are not less than 2.00 good for my scholarship, nonetheless, if I know I can have more than that and that I can do better, definitely won't slip it away.

 But upon entering college, I started doubting my capacity in learning. There was a feeling that I am back to zero. I have only a little to no idea at all about the topics in every subject we have which made my freshman year harder and more frustrating. Yet, I survived and I hope so for the next years until I finally reached my objectives and one of these is becoming a Licensed Psychologist.

 In all honesty, I never imagined myself taking Psychology as a program in college. Before, my choices are Accountancy, Education, Nursing, and Criminology but there were no slots left during my college application at the Polytechnic University of the Philippines and I remembered selecting a BS in Psychology as my first choice, and I got in, perhaps this is for me.

 Thus, I'll pursue this career. I will do my best to avoid failing. I aspire to become a
student who dares to continue learning despite the troubles covering my way. I wanted to overcome all the hindrances and focus merely on achieving success in whatever form it is – as a student, as a scholar, or as a child. I wanted to fulfill my goals so that the people who helped me would be proud, and that their effort, money, and trust bestowed towards me will not be wasted.

 Five years from now, I envision myself as someone who is delighted in her life, someone who succeeded in obtaining her life goals, someone that is happy and contented living independently and can provide for her and her parents' necessities. But for now, along with studying very well, I wanted to enjoy college and early adulthood. Living life heartily while pursuing your life aspirations makes us healthier – less fuss, lighter life.

Jeshiley Apin

‐‐‐

 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

スクリーンショット 2023-01-28 093735

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生のエッセーの紹介です。
 アンパロのリョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君(21歳、フィリピン工科大学3年 心理学専攻)の大学生としての抱負メッセージです。

 彼らの人生はエンチャイルドと共にあり、エンチャイルドもまた、彼らの人生と共にあります。
 
 リョウ・オマール君のエッセーはもちろん、エンチャイルド奨学生たちの魂のメッセージをぜひお受け取りください。

LINE_ALBUM_オンライン共有ミーティング・アンパロ12月12日_211212_8
リョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君
オンライン共有ミーティング・アンパロ++

 私は長い間エンチャイルドの奨学生であり、「自分はエンチャイルドの奨学生だ」と言えることを誇りに思い、感謝しています。
 これまでの人生の旅は平穏で簡単なものではありませんでしたが、エンチャイルドの奨学金支援制度を通してさまざまな課題を解決し、困難を乗り越えてきました。

 エンチャイルドは私がグレード8(ハイスクール2年)の時から一緒にいて、私が大学に通い、現在大学3年生になった今でも一緒にいてくれています。彼らが私に与えてくれた全てのもの、思い出、サポート、そして夢にも思わなかった「第2の家族」としての支えに対し、私は心から感謝しています。

 だからこそ、私が抱いている多くの夢と志の中の一つは、将来、私も他の人をサポートし、導くことができるようになることです。
 私はエンチャイルドのように、誰かをケアし、支援し、善を行い、最高の自分になるためのインスピレーションを他の人に与えられる自分になりたいと思っています。子どもたちに楽しい思い出を与え、頼りになる第2の家族をつくり、子どもたちが偉大なことを成し遂げるための原動力になりたいと思っています。

 長期的な目標は良しとして、現在および近い将来に私ができることについてもっと話したいと思います。もちろん、私はエンチャイルドをがっかりさせず、私の人生の最後の数年間に彼らが私に与えてくれた全ての助けを無駄にしないように、私は素晴らしく、十分に優れた存在に成長したことを示したいと思っています。

 弁護士という夢の仕事を達成できるように、学校で優秀な成績を残したいと思っています。それは、助けが必要なときにエンチャイルドが私を助けてくれたように、他の人を助けることができる十分なお金を稼ぐためです。
 これは、エンチャイルドが私に与えてくれたこと、そしてこれから彼らが私に与えてくれる優しさと支援に、私ができる唯一のことです。

 NPO法人エンチャイルドの一員になれたことは、これまでの私にとって夢でしかありませんでした。彼らは私がどん底にいた時に希望を与えてくれました。私が直面した困難な課題を克服する力を与えてくれました。

 エンチャイルドと出合う以前に、誰もサポートしてくれない中で困難に直面することがどういうことであるかを知っている私は、エンチャイルドが長く存続し、エンチャイルドの支援がより多くの人々の心に届くようになることを願っています。

2022年12月7日
リョウ・オマール・ニコラフ・タタロ

アンパロ
OKOME-Project
右から4人目がリョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君

 I have been an ENCHILD scholar for as long as I remember, and I am proud and thankful that I am able to say that. The journey that I have so far had been far from uneventful and easy but having ENCHILD with me as my support system and pushing force had made things easier to bear and handle. They were with me since I was Grade eight in high school and they are still with me even now that I am attending the university and currently an incoming 3rd year college. I am forever indebted and grateful for all the things that they have given me, the memories, the support and the second family that I never imagined having even in my wildest dreams.

 That is why, one of the many dreams and aspirations I have is to be able to help support and guide others also in the future. I aspire to be seen by others the way I see ENCHILD, as someone nurturing, supportive and as an inspiration to do good and achieve the best self that I can be. I want to be able to give the children fun memories, a second family that they knew they can rely on, and as a pushing force to strive for greatness.

 But enough about long-term goals and stuff, let us talk more about things that I can do in the present and in the very near future. Of course, I aspire to be great and good enough to not make ENCHILD disappointed and not to waste all of the help that they have given me in the last few years of my life. I wanted to be good in school so that I can achieve the dream job that I have, being a lawyer, to be able to earn enough money so that I can help other people just like how ENCHILD helped me when I was in need of help as well. This is the only thing I can do to repay them of the kindness and support that they have given me and that they might give me in the future.

 Being a part of the Non-profit organization ENCHILD had been nothing but a dream to me so far and I can’t never stop thanking them for all the things that they have done for me and given me. They gave me hope when I was in my lowest, strength to overcome some of the tough challenges that I have faced and will face in the future, and courage because I know that if I do well enough or even great, that they always have my back no matter what. I hope that they continue to help other people in need as well because I know what it felt like to face hardships without anyone supporting me before ENCHILD, and I also hope that the organization can last for a very long time so that they can reach and touch more people heart.

Ryo Omarh Nikolav Tataro


 ENCHILD NEWS & REPORT 最新号もぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年1月25日号

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はエンチャイルド奨学生のエッセーを紹介します。

 アンパロのクリスチャン・フェタリノ君(20歳、フィリピン工科大学 電気工学専攻 3年 )の大学生としての抱負メッセージです。

 夢の実現に向かって、着実に進んでいこうとするクリスチャン君の熱い思いにあふれたエッセーです。

 翻訳は、エンチャイルド・サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、ありがとうございます!

クリスチャン・フェタリノ君
クリスチャン・フェタリノ君

大学生、そしてエンチャイルド奨学生としての抱負
「教育」が成功の鍵

 何事かが実現するのを待つのではなく、自ら自身で未来を計画することが重要だと認識することが、自身の目標を定め、それを達成するための第一歩だと思います。これまでの人生を振り返ってみると、紆余(うよ)曲折を経て常に進化しています。

 この文章を書き上げることは実に大変な作業でした。このエッセーを書くことを通して、人生について、そして私の理想について振り返ることができました。

 目標を設定することで、私は自分の夢を検証することになりました。私の人生における究極の目標はエンジニアになることでした。エンジニアは専門的な知識が必要で、とりわけ、意思決定のスピードが速いライフスタイルに私は魅力を感じていました。どんな仕事でも、その先にある輝きを実現するためには、厳しい学習計画が必要だと思います。

 私は、教育、職業、そして将来にわたって、全てのことにおいて偉大なことを成し遂げることを最優先しています。学問的専門性、専門的な経験、そしてチャレンジ精神こそが、私の職業選択の目標の全てです。

 私は、エンジニア業界の専門家から学び、成長し、能力を生かして自分もエンジニアの専門家となりたいという夢を持っています。人生で成功するためには、まずいくつかの目標を達成しなければなりません。設定した目標を達成していくことが成功です。

 私は、一生のうちに成し遂げたい夢について決めています。個人的なものから仕事上のものまで多岐にわたります。しっかりと教育を受け、自分が満足できる仕事に就き、自分の家族が必死に私のためにしてくれたのと同じように、家族を養えるようになりたいです。

 つまり、「教育」が成功の鍵なのです。さらに、私が心に留めている重要なことは、いろいろな文化を知り、新しい人と出会い、世界の文化や伝統に親しむといった経験を積むことです。そうすることで、初めて許容範囲が広がり、新たな視点が生まれるののだと思います。

 仕事を楽しみながら、より早くステップアップするためには、自分の職業に対する目標と志を明確に理解することだと思います。

クリスチャン・フェタリノ

DSC_0161000
右から2人目がクリスチャン君(2018年12月)

"Aspirations as a College Student and a Scholar"
 Education is the key to success

 I think the realization that you need to plan for the future rather than wait for it to happen is the first step in defining and accomplishing personal objectives. When I look back on my life, I see that it has gone through many twists and turns and is always evolving. Getting ready to compose this article was a really difficult task. It truly made me think about my life and how it has evolved as I have grown older. Goal-setting has compelled me to examine my ideals. My ultimate ambition in life has always been to become an engineer. Because of the expertise needed and, especially, the fast-paced, decision-making lifestyle, it has caught my attention. I think that any career needs a rigorous study plan in order to achieve brilliance down the road. 

 To achieve greatness in all I try to do is my top priority whether it comes to education, a profession, and the future. Finding a position that will build on my academic expertise, professional experience, and desire for challenge are all aspects of my career goals. I'm an ambitious person who wants to learn from and grow alongside individuals who are experts in their industry so that I can use those abilities to eventually become an expert myself. Before someone may be deemed successful in life, they must first accomplish a particular number of goals. Achievement of your set goals is success. 

 I've determined an ambition I hope to accomplish in my lifetime. These objectives range from personal to professional in nature. My professional life's objectives are to earn a decent education, land a job that makes me happy, and be able to support a family in the same way that my own was frantically trying to do for me. Education is the key to success in the first place. Another crucial career objective to bear in mind is to collect experiences, such as knowing about various cultures, meeting new people, and generally becoming familiar with various customs and traditions from throughout the world. We will only be able to broaden our tolerance and adopt new viewpoints as a result. The only way a person can truly enjoy their work and advance more quickly is if they have a clear understanding of their career goals and ambitions.

Christian Fetalino

‐‐‐

 お待たせしました!
 エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト実施報告会(オンライン)のご案内です。ぜひご参加ください!

スクリーンショット 2023-01-28 093735
スクリーンショット 2023-01-28 093811

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今日もエンチャイルド奨学生のすてきなエッセーをお届けします。
 アンパロ・ハイスクール出身のマリア・ディバイン・マルティネスさん(21歳、ブラカン・ステート大学/数学・コンピューターサイエンス専攻3年)

 マリアさんは、「これからも私は皆さんと写真に写る時、“One Child, One Peace”と叫び続けたいと思います」と語ってくれました。
 
 マリアさん、一日も早い再会を果たしましょう。そして一緒に写真に納まりましょう。
 ONE CHILD! ONE PEACE!

LINE_ALBUM_NEWS &REPORT 8月15日号 静止画_220903_1
マリア・ディバイン・マルティネスさん

 私が大学生になってから2年がたちました。私は、自分自身と家族を養うのに十分な基盤を持つ成功した大人になることを望んでいます。
 私はエンチャイルド奨学生として8年目を迎えました。エンチャイルド奨学生として、10年目もエンチャイルドの一員であり続けたいと思っていますが、その時にはボランティアの立場になって、後輩たちにインスピレーションを与える存在として奉仕できるようになりたいです。

 時がたつにつれて、昨日まで目指していたものをしっかりと維持し続けるのは本当に難しくなってきました。時間というものは、単に年を取るだけでなく、変化についていくことを意味するのです。
 柔軟であることは、キャリアや仕事に必要なスキルであるだけでなく、現実の残酷さの中で生き抜き、願望と現実のギャップを埋めるために必要な特性でもあると言えます。
 私は、「成功への道」を歩み始めた頃の自分の姿を見失いつつあります。私は長女であり、できるだけ早い時期に一家の稼ぎ手にならなければならないという重荷を背負っている現実に胸が苦しくなることがあります。

 このような状況で私はあと2年耐えられるでしょうか? 卒業後はどうなるのでしょう? そのことは、今考えられる現実的な私の最も大きな敵だと思います。
 自分がやりたいこととやらなければならないことの区別がつきません。私がしなければならないことは変化への対応です。私は負わなければならない責任の故に私がやりたいことが少しずつ変わりますが、今はそのことについては考えないようにしています。
 頭の中にはやりたいことがたくさんあるのに、やらなければならないことがあって今はできません。今、このままこれを書き続けるか、それとも新しい前向きな選択をしなければならないのかを考えています。

 私が大学生になってから2年がたち、「One Child, One Peace」、エンチャイルド奨学生の一人に選ばれた最も幸運な学生の一人になってから8年がたちました。
 自分の原点を振り返ってみると、今ならやめることも可能だと思います。しかし外部からの要因でやめるのは良くないと思います。

 私は今後の抱負として、これまで志してきた夢を諦めるのか、責任を優先するのかについて十分長い間考えてきました。私は、全てが選択の問題であると考えていて、今後もそう信じていきます。自分のために生きるか、誰かのために生きるかは、それは本人の選択だからです。

 しかし、私は自分自身と家族のために生きることを選択し続けています。このエッセーは、私が苦しんでいる原因が家族にあるとしても、彼らを置き去りにすることはできないということを証明しています。
 人生は選択の問題であり、私は自分の願望と現実のギャップを埋めることを選択します。私ならきっとできると信じてくれている人々を失望させることはできません。私はこれからも成功への道を切り開き、私の幸福への道を切り開き、エンチャイルドの私の後輩たちにインスピレーションを与え続けます。

 人生において、志を持ち続けることは難しいことです。しかし、これからも私は皆さんと写真に写る時、「One Child, One Peace」と叫び続けたいと思います。

マリア・ディバイン・マルティネス

LINE_ALBUM_NEWS &REPORT 8月15日号 静止画_220903_27

 It’s been 2 years since I became a college student who hopes to be one of those successful individuals who can have more than enough resources to provide for themselves, also their family. Apart from that, today also counts as my 8th year as an EnChild beneficiary who before wishes to be still part of the organization in the 10th year since she was a scholar but at that time, ready to serve as a volunteer and inspiration to her descendants.

 Time goes by and it is really hard to maintain a very tight grip on what I was aiming for yesterday. Time really proves more than just aging, it also has a say about changes and keeping up with it. I could also say that flexibility isn’t just a requirement skill to any career or work, but also a necessary characteristic for you to live in the cruelty of reality and for you to close the yawning gulf of your aspirations and reality. Slowly, I am losing sight of what I was with in the start of this paving-my-way-to-success. The reality of me being the eldest child of my family, for I have to provide as soon as possible - to be the breadwinner and the fact that I could hardly call it a burden because I wish it wasn’t. This reality makes my heart ache. 

 Can’t I just endure another 2 years of this? Just after my graduation? Reality is my biggest enemy that I could consider as of the moment. I couldn’t hardly distinguish what I wish to do and what I must do because unforeseen events happen to make all the confusion about being practical and dreaming. Little by little the things that I must do turns into what I wish to do because of the changes and responsibility-that-I-wasn’t-responsible-for that I have to keep up, but again, wishes to ignore. There are so many things in my head that I wish to do but currently can’t because I have something I must do. At this moment, I am contemplating if I must continue to write this or start with a new positive selection to read.

 2 years had passed since I was a college student and 8 years had passed since I became one of the luckiest students to be chosen to be part of the “One Child, One Peace” campaign of EnChild. Looking back to where I came from, I think it is possible for me to stop now. I don’t think it is a great idea to stop just because of an outside entity. I was holding to this aspiration, to this dream long enough to lose a grip on it or to even exchange it with responsibility. I believe and will continue to believe that everything's a matter of choice. It is your choice to live for yourself or to live for others. 

 But I continue to choose to live for myself and also for my family. This essay proves that I can’t leave them behind even if they’re the reason why I am suffering. Life’s a matter of choice and I choose to close the gap of my aspirations and my reality. I can’t let down those people who believe that I can. I’ll continue to pave my way to success, to my happiness and to be an inspiration to my descendants in the organization.

 Life’s hard to continue your aspirations but, I wish to continue shouting “One Child, One Peace” and taking a picture.

Maria Divine Martinez  

DSC_0161000
アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち
左から2人目がマリア・
ディバイン・マルティネスさん

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 トリーシャ・モンフォルテさん(22歳、OUR LADY OF FATIMA UNIVERSITY/看護学専攻4年)、ケソン市バランガイ・タタロンのエンチャイルド奨学生です。

 学校の教員を目指す子、看護師を目指す子、エンジニア、ジャーナリスト、弁護士、ソーシャルワーカーなどなど、「夢」も成長、変化します。
 一つ一つの困難を乗り越え、彼らは前進しています。意志あるところに道あり。登れない山はない!

 翻訳は、江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

2022-01-08_15-26-19
トリーシャ・モンフォルテさん

大学生として、そして奨学生としての私の抱負

 大学生として、そしてエンチャイルド奨学生としての私の抱負を述べる前に、まず志(アスピレーション)とは何かについて述べたいと思います。

 ターニャ・ハレル女史によれば、志とは強い希望、夢、目標のことです。志とは、ポジティブで上昇志向の強い意味合いを持った言葉です。

 私たちは、自分が今いる場所や状況よりも、より優れたものにしたい、またはそうなることを熱望しています。志とは、職業、社会、個人など、私たち人間がさまざまな分野において持つものです。

 志の意味を表現する一つの方法として、「星に手を伸ばす」という考え方があります。
 決してうまくはいかないかもしれませんが、空を眺めて星に近づこうとする行為は、日々の人生を豊かにしてくれるものです。星を目指す過程で、私たちは前に進んでいくのです。

 私は、多くの人が得ることができていない「教育を受ける」という機会を得て、大変恵まれた立場だと思います。

 私が中高生の頃に理解していた志とは、単に「達成したい目標」という程度でした。浅い理解だったと思います。
 ハイスクールのGrade12になると、大学でどの専攻を選択するかを決定する時期になります。しかし私はどの学部や学科が自分に合っているかを計画することはなく、ただ「流れに任せる」タイプで、家族が望むならそれを選択する、という人間でした。

 「大学を卒業し、看護師資格試験に合格し、経験を積み、そして海外で就職したい」

 フィリピン国内の看護師の給料では、自立した生活を営んでいけないことは誰もが知っているからです。
 浅はかな目標かもしれませんが、これらの目標を一つ一つ達成していこうとすることで、私は大きな絵が見え始めるようになり、志についての理解が深まってきました。

 私は今、大学生として、プロの看護師になりたいという夢を持つようになりました。農村部、特に診療所に行くこともできない貧しい人たちに医療サービスを提供することが私の将来の夢です。私は大学で学位を取得し、医療のスペシャリストを目指したいと思います。

2022年8月13日
トリーシャ・モンフォルテ

タタロン
右から2人目がトリーシャ・モンフォルテさん

“Aspirations as a College Student and a Scholar”

 Before I discuss what is my aspirations as a College Student and a Scholar let me first discuss what is aspirations. According to Tanya Harell, an aspiration is a strong hope, dream, or goal. The idea of aspiration has a positive, upward connotation. We aspire to be or to become something that we perceive is better than what or where we currently are. 

 There are many different types of aspirations, such as career, social, and personal. One way to think about the meaning of aspiration is the idea of reaching for the stars. We may never quite make it, but the act of looking and moving upwards can enrich our daily lives. In the process of reaching for the stars, we make progress forward. I am truly blessed to have an opportunity that so many don’t have; getting an education. 

 When I was in Junior High and Senior High what I only know about aspiration is a goal that you want to achieve, shallow right? Especially when I was in Grade 12 this is the time where you will decide what program do you want in college, I don’t really plan when it comes to choosing what course or program is for me, I’m just a “go with the flow” kind of person so if my family wants it then I will choose it. 

 My mindset is very shallow, I will graduate, pass the board exam, NCLEX and IELTS, get an experience here, and then get a job abroad because we all know the salary of the nurse here in the Philippines won’t get you far in life. But as I achieve those little achievement of mine, I’m starting to see the bigger picture and my understanding about aspirations becomes deeper. I think my aspiration as a college student is to become a professional nurse and help and provide services to rural areas especially those poor people who can’t even go to clinic. 

 I want to advance my degree and become a specialist. As a scholar, I think my aspiration is to become someone who can aspire and motivate people or to just be a role model. I’m not a smart student but I hope by doing simple things for example helping in the community by educating them may motivate others. 

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回ご紹介する大学生による2022年度抱負メッセージは、ケソン市バランガイ・タタロンのニカ・エラ・マグノさん(21歳、EULOGIO AMANG RODRIGUEZ INSTITUTE OF SCIENCE AND TECHNOLOGY/特別支援教育学専攻 3年)のエッセーです。

 ニカ・エラ・マグノさんの素直で率直で純粋な思いがストレートに伝わってくるエッセーです。

 翻訳は、支援者の山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

LINE_ALBUM_2022_7_2 オンライン スタディツアー 写真_220702_14
ニカ・エラ・マグノさん

大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 皆さん、こんにちは。私はニカ・エラ・マグノです。フィリピンのバランガイ・タタロンの出身で、現在大学3年生、特別支援教育学を専攻しています。大学生として私は、学業を修了するだけでなく、良い成績を修め、大学でのコンテストにたくさん参加し、認定証を取得したいと考えています。

 なぜなら、両親とエンチャイルドの支援者の皆さんに誇りを持っていただきたいからです。両親や皆さんは、私が勉強を続けるためのインスピレーションを与えてくれる存在だからです。

 奨学生としては、エンチャイルド・ファミリーの皆さんに私が達成したことを誇りに思ってもらいたいです。なぜなら、エンチャイルドは私が小学生の頃から大学3年生になるまで、たくさんの手助けをしてくれましたし、私がどんな困難にある時もいつも私のそばで支えてくれたからです。

 たとえ私が専攻している分野のが難しくても、NPO法人エンチャイルドがやってきたように、私が他者を手助けする側になったときに多くの学びを共有できるよう、勉強を続け、向上させたいと思います。

 大学生として、奨学生として、私は自分の夢を実現し、将来良い仕事ができるように、もっと勉強します。
 私の心から、そして私の家族から、改めてエンチャイルド皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

2022年8月13日
ニカ・エラ・マグノ

タタロン
真ん中がニカ・エラ・マグノさん

Aspiration As A College Student and A Scholar

 Good day everyone! 
 I’m Nicha Ella Magno from Brgy Tatalon Philippines, Currently Incoming 3rd Year College Taking Bachelor of Special Needs Education. As a Student I wish to finish my studies, not only to finish studies but to have good and high grades and to have many certificates due to the contests that my school participates in. To make my parents proud as well as my sponsors from ENCHILD. Because my parents served as my inspiration to persevere in my studies.

 As a Scholar, I also want the ENCHILD FAMILY to be proud of what I have achieved because ENCHILD has given me a lot of help, since I was in elementary until I was in 3rd year college, they are always there for me no matter what challenges come our way. Even though the course I have taken is difficult, I will continue and improve my studies so that when I am the one to help, I can share many learnings like NPO ENCHILD is doing. So as a student and scholar I better improve my studies to achieve my dream and have a good job in the future. From my heart and my family we say thank you so much ENCHILD.

Nicha Ella Magno

第3回オンライン003
左がニカ・エラ・マグノさん


★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も大学生のエンチャイルド奨学生の2022年度の抱負メッセージをお届けします。
 アンパロ・ハイスクール出身のアイビー・ラダランさん(20歳、カビテ・ステート大学2年)のエッセーです。

 「また直接お会いできることを楽しみにしています!」とアイビーさんはエッセーを結んでいます。
 本当にそうです。山歩も、エンチャイルド奨学生たちと一日も早い再会を願う気持ちでいっぱいです。

DSC_0161000
左から4人目がアイビー・ラダランさん(2018年12月)

 自宅からコンピューター画面で初めて大学の授業を体験することを想像してみてください。
 カビテ・ステート(州)立大学で私がジャーナリズムを専攻する学生として、大学進学を始めてから1年がたちました。

 今、私は2年生になり、素晴らしい学年を迎えて興奮しています。皆さまの継続的なご支援とご指導がなければ、これは不可能でした。
 今日、私は多くのことを成し遂げることができました。皆さんが私を信頼し、私の教育を支援してくださったからです。

 時がたち、今年でエンチャイルド奨学生となって7年目になります。時間は最も価値のあるものです。
 この7年間、私たちは多くの経験と思い出を残し、たくさんの笑いを共有し、多くの知恵と知識を共有したので、今の私たちがあるのです。

 私はグレード7(ジュニアハイスクール1年)の時にエンチャイルド奨学生になりましたが、大学2年生になるとは信じられないくらいです。

 私の人生は常に学業を中心に回ってきました。そして、私は常に国の教育制度を超えた所で教育に目を向けてきました。
 エンチャイルドの助けがなければ、私は今日、夢を見たり、何かを達成したりすることはできなかったでしょう。

 私の家族はもちろんですが、エンチャイルドの奨学金支援プログラムは私の人生の目標を達成するためのインスピレーションです。支援者の皆さんのおかげで、私はその目標に一歩近づきました。

 私は長女なので、3人の弟妹の世話をする責任を負わなければなりませんでした。私はいつも多くの責任を負い、期待されてきました。

 私の家族は、私が卒業して教育を修めることを熱望しています。私はいつも私の経済事情について心配していました。しかしエンチャイルドの皆さんの助けにより、私の家族の経済的負担は軽減されました。今では心配が減り、学校生活で最も重要な学業にさらに集中できるようになりました。

 皆さんの優しさは、私が他の人に手を差し伸べ、地域社会に恩返しをしようとする気持ちにさせてくれました。皆さんが私を助けてくれたように、いつの日か学生たちが目標を達成するのを私が助けられるようになりたいと思っています。

 エンチャイルドの皆さんは、この間ずっと私に勇気を与え、支援してくださいました。私が言いたいことは、私は皆さんの支援に応えられるように最善を尽くすということです。

 このような機会を与えてくださったことに感謝します。私の学業を支えてくださったことにいつも感謝しています。
 私の気持ちを言葉で伝えることは難しいです。しかし皆さんが私たちのために投じてくださった行動、時間、献身、努力に感謝しています。また直接お会いできることを楽しみにしています!

2022年12月7日
アイビー・ラダラン

Quezon762select
後列左から4人目がアイビー・ラダランさん(2016年)

 Imagine experiencing college for the first time from your home at a computer screen. A year has passed since I started my college journey as a student of Bachelor of Arts in Journalism in Cavite State University. 

 Now, I am an incoming 2nd year student and I’m excited to have another sublime school year to encounter. Without your ongoing support and guidance, none of this would have been possible. Today, I have been able to accomplish so much because you had faith in me, and you choose to sponsor my education. 

 With the passage of time, this year will be my 7th year of being an ENCHILD Scholarship beneficiary. Time is really the most valuable thing in existence. With those 7 years of happiness, we shared a lot of experiences and memories together, we shared a bunch of laughter, and we shared plenty of wisdom and knowledge that help to all of us become what we are today. 

 I became an ENCHILD Scholar when I was in my 7th grade in Junior High School and I can’t believe that I am now entering my sophomore year this incoming school year. My life has always revolved around my studies, and I have always looked beyond our nation's educational system. I would not be where I am today, dreaming and achieving some things, without the help of ENCHILD. Aside from my family, ENCHILD Scholarship is my inspiration to accomplish my objectives in my life. Thanks to you, I am one step closer to that goal. I am the eldest child so I had to carry the responsibility of taking care of my three younger siblings. I was frequently given the most responsibility and a lot of high expectations. My family is eager for me to graduate and finish my education. I have always been worried about the finances. But with the help of all of you, ENCHILD, you have lightened my family’s financial burden, I have to worry less now which allows me to focus more on the most important aspect of school— which is learning. 

 Your kindness has motivated me to provide a hand to others and give back to the community. As you have assisted me, I hope that one day I will be able to help students in accomplishing their goals. You, ENCHILD, have been a huge source of courage and support for me throughout this time. And I would only like to say is, I will try my level best to live up to it. 

 I shall always be grateful to you for getting me this opportunity. I want to express my gratitude for supporting my studies. My feelings might not be captured in words. I do, however, appreciate the gesture, the time, dedication and efforts. I am eager to eventually meet you all in person again!


★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 1月8日、2023年の2回目の日曜日です。

 今日は、マニラ市トンド地区スモーキー・マウンテンのチェリー・ローズ・ラミロさん(21歳、マニラ市立大学広報学専攻3年)の2022年度の抱負メッセージです。

 「自由」というタイトルでエッセーを書いてくれました。

スクリーンショット 2022-09-19 105301
チェリー・ローズ・ラミロさん(2019年3月)

"自由"

 誰もが人生の目標を持っています。それは、単純で達成可能な目標かもしれませんし、裕福で著名な専門家やハリウッド女優になるといった空想かもしれません。
 しかし、どんなに実現可能で論理的な目標であれ、その達成を妨げようとする障害は常にあるものです。現実の世界でも、映画でも、本でも、至る所にそのシナリオは存在します。

 私は大学に入学してから、自分自身のためによく準備された計画が年を追うごとに変化していることに驚きます。私は大学1年生の時に女性警察官になりたいと思っていました(それは子供の頃からの夢でした)。しかし時がたつにつれて、私の夢は女性警察官から弁護士を目指すようになりました。
 意図的に生き、賢明な決断を下す時が来たようです。

 学生時代、末娘の私は姉たちができなかったことを成し遂げたいといつも思ってきました。
 夜更かしして試験の準備をするのは大変でしたが、その結果、私はクラスの優等生の一人になりました。これは、私の姉たちが想像もできなかった成果です。

 私は「ディーン・リスター(成績優秀者)」に名を連ねる特権を得たのです。これらの成果は、多大な努力と深夜におよぶ勉強の成果でした。学業における目標の達成に近づいているという事実は、それだけの価値があります。

 私の家庭は離婚した家庭です。つまり、シングルマザーが私と他の5人の兄弟姉妹を育ててくれたということです。
 私は、落ち込んで絶望している人たちが、困難な状況をバネにして、自信を持って目標を追求してほしいのです。

 人生のモチベーションの源泉とは何かを考えながら、頑張ってください。
 どんなことであっても、私は人の役に立ちたいと思っています。私の表現方法が原因でうまくいかないことがあります。しかし失敗することの利点は、成功するまで再挑戦を強いられることにあります。勉強して成長するのが大学の学びだと思います。

 私は常々言っていますが、エンチャイルド奨学生として、私はその一員であることを非常にうれしく思っています。この激動の世界で、エンチャイルドの奨学生であることは、私たちが安らぎと喜びを覚え、避難所を見つけることを意味します。

 私は、エンチャイルドで共に学ぶ他の奨学生が私たちの目的に従い、より明るい未来のために一生懸命働き、若者の良いロールモデルになるよう励ましたいと思います。
 自身の信仰や文化に関係なく、奨学生としての専門知識を生かし、他者と良いことを分かち合い、愛を広めてまいりましょう。

 なぜ私が「自由」というエッセーのタイトルをつけたのか疑問に思われているかたもいるでしょう。
 それは、学生として、娘として、エンチャイルド奨学生として、私たちは自由であり、より良いものをつくるために自由であり、そして最も重要なことは、どんなことがあっても、どんなに時間がかかっても、夢を見る自由があるからです。

2022年8月13日
チェリー・ローズ・ラミロ

LINE_ALBUM_NEWS &REPORT 2月15日号_220218_5
オンライン共有ミーティングチェリー・ローズ・ラミロさん(2022年)

“FREE”
By Cherry Rose Ramilo

 Everybody has goals for their lives. These might be straightforward, attainable objectives or fantasies of becoming a wealthy, well-known professional or Hollywood actor. There will probably always be obstacles that try to prevent you from achieving your objective, regardless of how attainable or logical a desire may appear. Everywhere you turn, this scenario may be found: in real life, in films, in books, etc. It's remarkable how my well prepared plans for myself have changed with each passing year since I started college. I aspired to be a policewoman when I started my first year of college (something I had wanted to be since I was a child). But as time passes, it has shifted from becoming a policewoman to an ambitious lawyer. It appears that the moment has come to begin living intentionally and making wise decisions.

 As a student, I always wanted to accomplish things that my older sisters couldn't since I was the youngest. Although it was challenging to stay up late preparing for my examinations, the outcome is I’m one of the honors students in my class, which is an accomplishment that my sisters could never have imagined. I had the privilege of being on the "Dean Lister". These accomplishments were the result of a lot of hard effort and late-night research. The fact that I'm now closer to achieving my educational goals makes it well worth it. I come from a split home, as you are all aware, which simply means that my single mother raised me and my five other siblings. I simply want to encourage everyone who is feeling down and hopeless to use these difficult circumstances to become more self-assured and enthusiastic to pursue their goals. 

 Consider your sources of motivation throughout life as you work harder. Whatever the subject, I want to be of service to people. Because of the way I describe things, it occasionally doesn't work. However, the beauty of failing the first time is that it forces one to try again until they succeed. To study and grow is what college is all about. 

 As a scholar, I'm beyond glad to be a part of it, as I constantly say. In this turbulent world, being in ENCHILD means finding comfort, joy, and refuge. I just want to encourage my other co-scholars to follow our objectives, work harder for a brighter future, and be a good role model for the youth. Let us utilize our expertise as scholars to share good things with others and spread love, regardless of our varied faiths and cultures.

 If you're wondering why "Free" is the title of my essay, it's just because, as a student, a daughter, and a scholar, I am—or should I say, we are—free to speak up, free to do better, and, most importantly, free to dream, no matter what it takes or how long it takes.

blog_0063
左から5人目がチェリー・ローズ・ラミロさん(2018年12月)


★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 新年を迎えて6日目。いかがお過ごしですか?
 今年の目標と計画は立てましたか? 

 さて、本日お届けするのは、昨年大学を卒業したマニラ市トンド地区バルットのマリソル・プリマさん(24歳、アクセス・コンピューター・カレッジ/ビジネス学科2021年度卒業)のエッセーです。
 エンチャイルド卒業生として書いてくれました。

 マリソル・プリマさん、卒業おめでとう!
 あなたの夢が遠からず実現することを祈っています!

blog_0065
トンド地区バルットのエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)
右から3人目がマリソル・プリマさん

大学生としての志と奨学金

 私の名前はマリソル・プリマです。アクセス・コンピューター・カレッジのマーケティングと経営管理を専攻し、卒業しました。
 私の目標は、ビジネスウーマンとして成功し、家族や、学校に行きたいと思っている多くの子どもたちを助けるために起業することです。
 私の願望は、大学で学んで卒業したいという人や、自分と家族のために夢を実現しようとしている私の仲間の奨学生たちの手本になることです。

 私は、私自身のキャリアを広げるために大学に入りました。自分の特性や能力を向上させ、人生で何か新しいことをしたい、新しい技術を学びたいと思ったからです。
 大学が提供するさまざまなリソースによって、私の目標が達成されると信じています。教育分野に関する私の知識も深まることでしょう。私の職業と学業の両方に影響を与える新鮮なアイデアがもたらされるはずです。

 充実した教育によって自分の興味や将来の雇用に関連することを学ぶことができます。
 今日の世界では、事実上、あらゆる仕事に学位が必要であり、高校卒業以上の教育を受けなければ成功することは困難です。学位がなければ、個人としては希望する職業の大部分に必要な知識や経験を欠いてしまうのです。今日の雇用市場では、競争力のある応募者になるためには、高等教育を含む将来性のあるスキルが必要とされているのです。

 教育、職業、将来のいずれにおいても、私がやろうとしていること全てにおいて高みを目指すことが私の最優先事項です。
 仕事での経験、大学での能力、知識を生かせるポジションを見つけることは、私のキャリア目標のもう一つの側面です。

 私は野心家で、業界の専門家から学び、一緒に成長し、それらの能力を使って最終的に自分自身が専門家になることができるようにしたいと考えています。
 成功するためには、まずいくつかの目標を達成しなければなりません。そして、その目標を達成することが成功なのです。

 私は、達成したい人生の目標をいくつか設定しました。これらの目的は、本質的に個人的なものから専門的なものまでさまざまです。
 私の職業生活の目標は、しっかりとした教育を受け、私を幸せにする仕事に就き、私の家族が必死に私を育ててくれたように、家族を養うことができるようになることです。

 教育は成功への鍵となるものです。他の文化について学び、新しい人々と出会い、世界中の文化的規範に精通するなどの経験を持つことは、心に留めておくべきもう一つ重要な仕事の目標です。

 その結果、私たちは許容範囲を広げ、新しい視点を取り入れることができるようになります。何をするにせよ、私は幸せになりたいのです。自らの望むことを実現し、自分の選択に満足し、他の人を受け入れ、許すことができるような人になりたいのです。

2022年12月7日
マリソル・プリマ

LINE_ALBUM_共有ミーティング1月29日_220129_8
中段左から2人目がマリソル・プリマさん

Aspirations as a College student and Scholarship

 My name is Marisol Prima and I'm graduating student of business administration major in Marketing of Access Computer and Technical College. My goal is to become a successful businesswoman and to create my own business to help my family and many scholars that want to go to school, I want to help them like they helped me when I was studying and when we didn't have anything. As a scholar, my aspirations are to help those who want to study and finish their studies to be a good example to my fellow scholars that they can achieve what they dream for themselves and their families.

 My Own Goals I chose to go to graduate school to widen my education. I wanted to do something new in my life to improve my ability to contrast traits. I want to learn new techniques for conducting research. I believe that by providing a variety of resources, my current school will assist me in achieving my personal goals. My knowledge of the field of education will grow as a result of this. I'll create fresh ideas that will influence both my professional and academic life. I went to college to better my knowledge and to achieve my professional ambitions.

 I will learn things that are relevant to my interests and my future employment as I enhance my education. In today's world, practically every job requires a degree, making it difficult to succeed without any education beyond a high school diploma. Without a degree, an individual would lack the knowledge or experience required for the majority of desired occupations. In today's employment market, one requires marketable skills, which include a higher education, in order to be a competitive applicant.

 To achieve greatness in all I try to do is my top priority whether it comes to education, a profession, and the future. Finding a position that will build on my work experience, college abilities, and knowledge is another aspect of my career goals. I'm an ambitious person who wants to learn from and grow alongside individuals who are experts in their industry so that I can use those abilities to eventually become an expert myself. Before someone may be deemed successful in life, they must first accomplish a particular number of goals. Achievement of your set goals is success. 

 I've established some objectives for my lifetime that I hope to accomplish. These objectives range from personal to professional in nature. My professional life's objectives are to earn a decent education, land a job that makes me happy, and be able to support a family in the same way that my own was frantically trying to do for me. Education is the key to success in the first place. Having experiences like learning about other cultures, meeting new people, and generally becoming familiar with cultural norms around the world is another crucial job goal to bear in mind. 

 We will only be able to broaden our tolerance and adopt new viewpoints as a result. I only want to be happy in the future, no matter what I decide to do. I want to be able to live up to my own expectations for myself, be content with the choices I make, and be able to accept and forgive others.

Marisol Prima


★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日、ご紹介するエッセーは、昨日のジョン君と同じマニラ市トンド地区バルットのガブリエル・バラネ君(18歳、マニラ市立大学社会学部中等教育専攻2年)の大学生抱負メッセージです。

 ガブリエル・パラネ君がどんな教師になりたいのか、その思いがエッセーを通して伝わってきます。
 ガブリエル君、応援してるよ!

LINE_ALBUM_NEWS &REPORT 2月15日号_220218_7
ガブリエル・バラネ君

 エンチャイルドのおかげで、学業面、経済面、精神面、社会面、道徳面など、人生のさまざまな面で大きく成長できたと実感しています。
 より厳しい環境が待っている大学2年生になった今、私がすることは私と私の家族の助けになるので、落ち着いて幸せでなければならないと気付きました。

 私は単位を落とさずに成績を維持しているので、エンチャイルドの奨学金を受けることができます。
 この学年で非常に多くの困難を経験しましたが、GWA(成績)は1.88でした。
 学生のことを考えていない教授によって怖い体験をしたり、授業のスピードが非常に速くて授業が理解できないこともありますが、理解できなかった全ての授業を自習して取り戻すようにしたいと思います。

 エンチャイルドをはじめ、最もつらい時期に私を支えてくれた人たちと一緒に大学を卒業したいです。私は将来、貧しい子どもたちのために情熱を注ぐような教師になりたいです。
 私は何十万人もの子どもたちに、彼らが夢と志を持って高い目標を達成するように教えます。エンチャイルドが私にしてくれたように、私は生徒たちにやる気を起こさせます。より良い人生の実現をするために。学業を全うすることの重要性や人生で大切なことを教えます。

 将来の社会科の教育者として、いつか私の知識を仲間の奨学生や後輩たちと共有し、今日私たちが直面している社会問題と、それを解決するために何ができるかを伝えたいと思っています。
 私たちは自分のためだけでなく、他者のためにより良い社会を目指し、次の世代のためにより良い社会を構築することを夢見る必要があると信じています。

2022年8月13日
ガブリエル・バラネ

バルット
ガブリエル・バラネ君(左)

 I realized that I improved so much with ENCHILD in terms of different aspects in life including academically, financially, spiritual, socially, and moral development. Now that I am in the tertiary level where a more difficult environment was waiting for me, I just realized that I should be calm and happy as the things that I will do would be helpful for me and my family, together with ENCHILD that become one of the instruments of my success. I deserve this scholarship because I maintain my good status in my academic career without failing grades. I obtain a GWA of 1.88 even though I experienced so many difficulties in this past school year. Experiencing a terror professor who doesn’t have consideration for its students and sometimes I cannot understand the lesson because of very fast way of teaching but I’ll make sure that I self-study every lesson that I didn’t understand just to be prepared for any quiz. 

 I want to finish my college together with the person or organization who backed up me in the toughest of time including the ENCHILD organization. As I am a future teacher who has a passion for poor children. I will pay their help on me by teaching hundreds of thousands of children, and I will teach them to dream and achieve higher things in life. I will motivate my students as what ENCHILD did to me. All of them will learn life lessons about the importance of aiming, studying, and achieving as the process of life. 

 As a future educator specifically in Social Studies, I am hopeful that someday I will be able to share my knowledge to my fellow scholars and my future student, telling them the social issues we are facing today and what are the things they can do to solve or mitigate the situations. I believe that we should not just dream for ourselves but also for everybody that we’ll be in a socially good conditions and build a better society for the next generation.

Gabriel Balane

LINE_ALBUM_共有ミーティング1月29日_220129_6
ガブリエル・バラネ君(中段の左端)


★ ★ ★ ★ ★ ★ 
エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 皆さんはどんな初夢を見ましたか。
 夢を見たかた、ぜひコメント欄で共有しましょう。
 良い夢ならそれを実現するために、悪い夢ならそれが起こらないようにするために…。
 
 1月2日、本日お届けするのは、マニラ市トンド地区バルットのエンチャイルド奨学生、ジョン・ウェンデル・アンブロシオ君(20歳、テクノロジカル・ユニバーシティー・オブ・ザ・フィリピンズ/環境工学専攻3年)のエッセーです。

 タイトルは「夢」。夢多き、ジョン君。「『不可能なことは何もない』のです」と、力強いメッセージを語ってくれています。

バルット
右がジョン・ウェンデル・アンブロシオ君


 最初に言いたいのは、多くの人が手にすることができていない教育を受ける機会を得ることができて、私は本当に恵まれているということです。
 どんなことでも少しずつできるようになること、どんなスキルでも常に学べることを私は夢見ていました。そんな自分になりたいと思ってきました。

 「不可能なことは何もない」のです。
 大学生活は私の夢を決定する場所であり、しばらく時間がかかるかもしれませんが、私に合った職業を見つけ、私の残りの人生に重大な影響を与える期間です。

 人生は浮き沈みのあるダイナミックなプロセスです。上がったり下がったりする人生をジャグリングすることは、時には非常にストレスになることがあります。
 思考は通常、人々が望むもの、夢に基づいて生活を送っています。人生で望むことが常に達成されるとは限りませんが、人生の夢を描いたり、少なくともそのような考えを持つことは大切なことです。

 夢を描く生活はいつでも始めることができます。
 大学生の間に達成したい私の夢は、精神的な健康を保ち、私の宗教の教義を伝える能力を高めることです。
 また、自分が持っているものに感謝し、幸せな生活を送ることを学ぶことです。
 夢を描く人生とは、想像力に基づいた心の願望を持つ生活をすることです。夢はどれだけ見ても現実には悪い影響を与えないのですから。

2022年8月13日
ジョン・ウェンデル・アンブロシオ

ジョン・ウェンデル・アンブロシオ君
ジョン・ウェンデル・アンブロシオ君
LINE_ALBUM_共有ミーティング1月29日_220129_8
下段左がジョン・ウェンデル・アンブロシオ君

DREAM

 I just want to start off by saying that I am truly blessed to be able to have the opportunity that so many don’t have getting an education. I dreamed I would always be able to learn to be able to do a little of everything no matter what it was. I have just wanted to be that one person who knows a little about me, no matter what the skill was I could do it.

 It may sound impossible but “nothing’s impossible”. As I enter the college life, this is where I will be determining my dream and where I truly will belong for the rest of my life it may take a while but that’s what college is for to really test the waters and become comfortable with the one that occupation that really fits me well.

 Life is a dynamic process that has its ups and downs. Juggling the disparities of life can be very stressful at times and that is why you get your mind wondering in thoughts. Most thoughts are usually based on what people desire, which we can the dream life. The desires in life may not always be achieved but it is good to have a picture or at least an idea of the kind of life on desires to have.

 Living the dream life can begin any time that I chose to be as an individual. For my dream the things that I can achieve while still at school is the ability to have a spiritual wellness and flowing the doctrines of my religion. I can also start learning to appreciate whatever I have and living a happy life. A dream life is basically the desired of one’s heart inform of an imagination. A dream life does not affect the reality in any way.
John Wendell B. Ambrosio  

★ ★ ★ ★ ★ ★ 
エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今年も一年、お世話になりました。ありがとうございます。
 エンチャイルドの支援者、関係者の皆さま、そしてブログに立ち寄ってくださる皆さまに心から感謝申し上げます。

 今年も今日一日だけ。2022年を締めくくる一日として、大切に、真心込めて過ごしたいですね。

 大みそかのブログは、やはり、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージで。忙しい師走のひと時ですが、ぜひじっくりとお読みください。

 ミンダナオ北東部地域のブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのケネス・アンジェロ・ベロス君(19歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 ケネス君はエンチャイルドでも学校でも、地域社会でも、リーダーとして活躍しているエンチャイルド奨学生です。オンライン・スタディーツアーでもおなじみのエンチャイルド・ユースです。

LINE_ALBUM_ミンダナオ島集合写真_220630_1+
右端がケネス・アンジェロ・ベロス君

人生の旅と今後の抱負

 大学に入学するということは、新しい人生の旅が始まることであり、私の物語の新しい章が展開することを意味しています。
 中学生の頃の若々しいそよ風と、小学生の頃の無邪気さという、喜びの本質を今でも覚えています。

 エンチャイルドとの旅を始めてから10年がたちました。素晴らしい家族の一員になったことの帰属感と温かさを感じています。
 人生の嵐やさまざまな状況を航海することで、私は息子、学生、キリストの信奉者、責任ある市民、ロールモデル、ピース・アドボケイト(平和の推進者)としての地位を固めてきました。

 正直なところ、私にとっては簡単な道ではありませんでした。なぜなら、幼い頃に大きな責任を負い、多くの期待と批判に囲まれていたからです。
 しかし、私が歩いた狭いいばらの道を通して、謙虚さと成長を持って歩むことを学びました。もちろん、愛する人の助けなしにはそれを行うことはできませんでした。

 高等教育を通しても、私は多くのことを学びました。そしてその学びや気付きは、最初に目指したキャリアに向かって、より良く、より賢くなるように促してくれました。 
 しかし大学での教育は段階の違うレベルでした。最終段階に向かうにつれて、継続することの難しさを痛感しました。

 人生の旅は、鍛冶場で加工される金の延べ棒のようなものだと感じています。
 より洗練された完璧なものにするために、金はさまざまなプロセスを経る必要があります。 

 成功への道のりをたどるためには、まず、目的を再検討する必要があります。
 第2に、全ての不純物 (弱点) を溶かすには、はんだ付けが必要です。
 第3に、全ての決定に注意を払う必要があります。
 次に、自分の決意をしっかりと強くし、粘り強さを強化するために鍛造する必要があります。
 そして最後に、自分の未来をより明るくするために、自分を磨く必要があります。 

 でも、前に向かって頑張る気力と覚悟がなければ台無しですね!

 私は人生における願望をたくさん持っています。私の想像に基づくもの、夢、そして願いです。
 小学生の頃は、子どもには心配事がないからいつまでも子どもでいたいなと憧れていました。しかし現実は、この世界は変化しているので私は成長しなければならないと思うようになりました。

 高校時代、私は楽でスムーズな人生を目指すことを学びましたが、この残酷な世界には簡単なことなど何もないことに気付きました。
 私たちは生き残るために働き、努力する必要があります。

 しかし、唯一残った願望は、今までと変わらず、見事に勉強を修め、試験に合格し、安定した仕事を見つけ、家族を助け、貧困から抜け出すことでした。

 私が望むのは、家族を誇りに思って幸せにすることだけです。とてもシンプルですが、その願望への道は皮肉なものです。しかし、私はこの旅で私が一人ではないことを知っています。
 私には神がいて、困ったときに私を支え、私がすることの全てを信じてくれる家族や友人がいて、エンチャイルド・ファミリーがいます。

 聖書の一節、エレミヤ書第29章11節にはこうあります。

 「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである」

 神の約束はなんと美しく素晴らしいことでしょう。
 道に迷ったり、落ち込んだり、途方に暮れたりしたとき、私はしばしば主の言葉と約束に寄り添いました。そしてうれしいことに、私は自分の道を見つけました。
 
 私は自分の目標や夢への旅の半分にも達していないことを分かっていますが、最後には価値あるもになると確信しています。私はそのことを宣言し、信じます!

2022年7月18日
ケネス・アンジェロ・ベロス

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_1
下段左から2人目ががケネス・アンジェロ・ベロス君(2021年12月)
オンライン0821(ミンダナオ).00_03_02_20.静止画005
0116出し物V.00_09_29_08.静止画010
0612オンラインスタディツアー_210612_7
スクリーンショット 2021-05-03 224043
ハイスクールの頃のケネス君

Journeys and Aspirations

 Getting to college means a new journey begins, or a new chapter in my story will unfold. I still remember the breeze of youthfulness in my secondary years and the essence of innocence and joyfulness in my primary years. It's been a decade per se since I started my journey with EnChild. I still remember the feeling of belongingness and the warmth of being included in such a wonderful family. Sailing through storms and circumstances in life made me cemented on my ground as a son, a student, a follower of Christ, a responsible citizen, a role model, and a peace advocate. Honestly, it's not an easy path for me because, at an early age, I underwent some huge responsibilities and was surrounded by a great crowd of expectations and criticisms. But throughout the narrow and thorny path I walked in, I learned to step on the ladder with humility and growth, but of course, I cannot do it without the help of my loved ones.

 Now that I am in my Tertiary Education, I learned a lot of things, and all that realization urged me to become better and wiser on my path toward the career I embarked on at the very start. College is another level. I realized that as you are on your way toward the finish line, it becomes more tough and challenging to persist and continue. I reflected on it more and more. I came up with an analogy that my journey is like a bar of gold processed in the smithy.

 To make it more refined and perfect as it is, the gold needs to undergo different processes. Just like my journey toward success, I needed to be filed to reshape my purpose. Secondly, I needed to be solder to melt all the impurities (weaknesses) away. Third, I needed to be sawed to be careful in all my decisions. Next, I needed to forge to make my resolution firm and strong. Then, I needed to be cast to bolster my persistence. And lastly, I needed to be polished to make my future brighter than it seems. But all of these will be wasted if I don't have the will and determination to strive ahead, right!

 I have a lot of aspirations in life. Some are based on my imagination, some are my dreams, and some are my wishes. When I was in elementary, I aspired to be a child forever because children don't have worries to worry about. But reality struck hard that change is the only permanent in this world; therefore, I needed to grow up. In high school, I learned to aspire to have an easy and smooth life, but I realized that there ain't anything easy in this cruel world; you need to work and exert effort to survive. But the only aspiration that left and still is as it is until now was to finish my studies with flying colors, pass the board exams, find a stable job, help my family and raise them out of poverty. All I want is to make my family proud and happy. So simple, yet the path towards that aspiration is the irony of a flower road. But I know and am confident to myself that I ain't alone on this journey, I have God, I have my family and friends to back me up in times of trouble, and especially I have you, EnChild Family who never cease to support and believe me in everything I do.

 My life Bible Verse is Jeremiah 29:11 - it states, "For I know the plans I have for you,” declares the LORD, “plans to prosper you and not to harm you, plans to give you hope and a future." How beautiful and how wonderful the promise of God is. I often leaned on His words and promises when I felt astray, down, or lost; and gladly, I always found my way home. I already recognize that I ain't even at the half of my journey towards my goal and dreams, but I know that difficult roads often lead to beautiful destinations, and that makes all suffering worth it at last. I declare and I believe!

Kenneth Angelo Velos

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号
5分40秒からケネス君とバランガイ・ロサンゼルスの奨学生たちの映像をご覧いただけます


★ ★ ★ ★ ★ ★ 
エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も大学生のエンチャイルド奨学生による2022年度の抱負メッセージをお届けします。

 ミンダナオ北東部地域、マガリャネスのバランガイ・サント ニーニョのジュビー・ヒレイ・ジュニア君(19歳、ミンダナオ・ステート大学1年)のエッセーです。

 「自分の夢や達成したい目標について考えるのが好きです」と語るジュビー・ヒレイ・ジュニア君は、真剣に将来の夢や目標と向き合って毎日の生活を送っています。
 夢見る人生、とりわけティーンエージャー、青年期にはとても大事なことだと思います。そのことがストレートに伝わってくるエッセーです。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

LINE_ALBUM_ミンダナオ島集合写真_220630_7
右端がジュビー・ヒレイ・ジュニア君

人生の夢

 私は毎日、学業以外の時間を使って、自分の夢や達成したい目標について考えるのが好きです。

 幼い頃の私の夢は、人生で何か大きなことを成し遂げることでした。しかし、不安もありました。私は成功につながるキャリアを積みたいと考えており、そのために目標を設定していました。誰にとっても、専門性を確立するためにもキャリアを積むことは不可欠なことです。
 一方で、健康面や人間関係など、人生のさまざまな側面において必要な夢もあります。しかし、私はこれら全ての目標を達成できないことを恐れています。

 子どもの頃、科学者になりたいという夢を持っていました。というのも当時、私の好きな科目は科学で、とても魅了されたからです。私は科学者になることを夢見ました。でも、成長するにつれ、私が住んでいる地域には科学者のコースがないことに気付き、科学者になるのは難しいと思うようになりました。
 そしてハイスクールに入ってからは、多くのことを考えるようになり、自分の夢は何なのか、将来何になりたいのか、選択に迷うようになりました。

 ハイスクールの12学年になり、私は心理学者になる目標を持ちました。私はいつも大きな夢を見ることを恐れていましたが、もし私に可能性があるのなら、心理学者を目指すべきだと思うようになりました。私はどんなことでも達成できるのだと自分に言い聞かせました。

 これから大学の新入生として、私は勤勉な学生としての責務を果たし、どんな状況にも対応できるように、またどんな課題にも対処できるように、何事にも責任を持って取り組むよう最善を尽くしていきたいと思います。

 最後に、大学生活という人生の難しいステージに入った今、心理学者になるという私の夢は、常に私の目標のリストの中で最優先事項であると信じています。
 そして、人生の中で夢を追いかける力をいつも与えてくれるイエス・キリストを通じて、いつの日か目標を達成することができると心から信じ、犠牲をいとわず成し遂げます。
 そして、神なしに私の人生はあり得ないことを信じ、常に神に感謝して歩みます。

2022年7月24日
ジュビー・ヒレイ・ジュニア

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_8
右端がジュビー・ヒレイ・ジュニア君
LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_9

MY LIFE’S DREAM

 Every day I like to take some time aside from my responsibilities to think about my dreams and all the goals I want to achieve.

 At a very early age, my dream was to do something big in life. But along with that I still had some fears also. I want to have a successful career, and for this, I had set an aim. It is quite essential for everybody to get them to establish professionally and successfully. Besides this, few other dreams are also necessary for me like health, relationships, and many different aspects of life. However, I also fear to get fail in achieving all these targets.

 When I was a kid, my dream was to become a Scientist because my favorite subject that time was Science which had really fascinated me why I dreamed to become a Scientist but during my growing age, I realized that being a scientist is very hard to achieve otherwise there is no scientist course in this country where I lived which is the Philippines. Then, when I was entered in high school life, many realizations had come in my minds that was really gave my life a hesitation of choosing if what my dream was and what I wanted to be in the future.

 When I passed my class 12th, the only goal that hit my mind was becoming a psychologist. I always fear of dreaming about big things, but if I have potential then, why not? I can achieve anything in life.

 From now on becoming a part of the freshmen in college, I will try my very best to do my duty of being a hard-working student and to be a responsible one in anything to handle any circumstances and to manage any problem that is possibly soon coming in my life. Lastly, from now on entering the difficult stage in life which is the college life I believe that my dream of being a psychologist will always number one in the list of my goals and I will achieve it with all my heart, the sacrifices and with all my confidence that someday I can reach it thru Christ who always gave me a strength to pursue my dreams in life and always be grateful because I believe our lives are useless without God.

Juvy Hilay Jr.

クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのユリシス・ケーン君(21歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 自分の将来と真摯(しんし)に向き合うユリシス・ケーン君の誠実さが伝わってくるエッセーです。

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_1
上段左端がユリシス・ケーン君
LINE_ALBUM_ミンダナオ島集合写真_220630_1+
バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち
後列中央がユリシス・ケーン君

人生の旅と今後の抱負

 こんにちは、エンチャイルドの皆さん。
 私はエンチャイルド奨学生のユリシス・ケーンです。バランガイ・ロサンゼルスに住んでいます。

 私の夢と、これからの抱負を皆さんと共有したいと思います。
 まず私が願うことは、大学を卒業して良い仕事に就き、他者、特に両親を助けるということです。

 小学生の頃の夢は警官になることでしたが、成長するにつれて夢が変わり、大学生になった今、農業が私たちの生活に大きな役割を果たしていることに気付き、農業従事者になることを選びました。私は、農業を通してより多くの人々を助けることができると考えています。

 このように、私が望んでいるのは、人々を助け、他の良い手本になることです。それは親愛なるエンチャイルド・ファミリーのおかげで私はとても幸せだからです。心から感謝しています。
 エンチャイルドの皆さんが私に大きな夢を持つことを教えてくれたので、これらの夢はいつも私の心と体に刻まれています。

 夢を実現していくに当たっては、幾多の試練に遭遇することもあるでしょう。なぜなら、成功の裏には失敗があり、それは私にとって必要なものだからです。

 聖書の「ピリピ人への手紙」の第4章13節に「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」とあります。
 この聖句は、人生の困難に立ち向かい、全能の神の導きによって最善を尽くすよう、常に私を動機付けてくれています。

2022年7月18日
ユリシス・ケーン

0116出し物V.00_09_29_08.静止画010
ユリシス君(右)
スクリーンショット 2021-05-03 223453
ハイスクールの頃のユリシス・ケーン君

Journeys and Aspirations

 Hello and good day ENCHILD I am Ulysess Cane ENCHILD beneficiary from Barangay Los Angeles. This day, I’ll be sharing my aspirations as I move towards my dream and this are my aspirations first to graduate, have a good job, help others and especially to help my parents. My dream when I was still in elementary school was to be a policeman but as I grew up my dream changed, now that I am in college, I chose to be a Agriculturist, because I realize that agriculture plays a big role in our lives and through it I can help more people.

 This is what i want, to help and be a good role model and it is because of my dear ENCHILD family I am so very happy and thankful to have you all, because you taught me to dream big, and these dreams are always sealed in my mind and heart.

 I know before I can reach these dreams, I have to first face the trials of life because behind the success there is failure and that is the things I am preparing for. Philippians 4:13 I Can Do All Things Through Christ Who Strengthens Me. This verse always motivated me to face the difficulties in life and do all the best of everything through the guidance of our Almighty God.

 Ulysess Cane


クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域のマガリャネス、ブハンのジョン・ライル・ボロンガイタ君(19歳、カラガ・ステート大学1年)のエッセーです。

 ジョン・ライル君は、学業だけでなく、エンチャイルドの活動や地域の防災、被災地支援活動でも大変活躍しています。

ジョン・ライル005
被災地支援活動で多大な貢献をなして表彰される
ジョン・ライル君(左から3人目)

何年にもわたる私の旅

 今日の私を築いてくれたのは、私を奨学生として支えてくれたエンチャイルドのおかげです。
私が聞いてきたさまざまな人生の物語や、支援者の皆さんと私の家族による私への期待は、私が将来の目標を目指してさらに努力するように促します。

 例えば、学業において、割り当てられたプロジェクトを学習し完了するのはとても大変ですし、眠れない夜も過ごしました。燃え尽き症候群も経験しましたし、多くの困難な状況にも遭遇しました。時間管理も大変なことの一例でした。

 私たちの学校は、コンテストに非常に力を入れています。私は多くのコンテストに投入しました。ジャーナリズム、科学発表会、テクノロジー イノベーション、即興スピーチなど、多くのコンテストで学校の代表者として選ばれました。

 学習にはたくさんの時間を要しますが、それは新たなスキルを発見し開発することのできる可能性の機会を開いてくれるものです。

画像2
画像1

 人生の新たな章が始まりました。高校を卒業生し、クラスメート、友人、特に家族との関係はとても良好で感謝しています。なぜなら、彼らは私の夢を支えてくれたからです。彼らは私を元気づけ、人生は前向きに生きなければならないという動機を与えてくれました。エンチャイルドからも、その愛とサポートのおかげで、勉学や将来に対するインスピレーションを得ることができました。

 大学に入学するに当たり、私は情報システムのコースを専攻しました。今日、科学技術はより高度になり、フィリピンだけでなく海外でも非常に必要とされている分野の一つだからです。
 コンピューター関連を学ぶによって、私のスキルを向上させる機会が開かれるでしょう。大学で学ぶ内容は、卒業後の自分にふさわしい職業選択の道を開いてくれると考えています。

2022年7月24日
ジョン・ライル・ボロンガイタ

ジョン・ライル000
被災地支援活動で表彰されるジョン・ライル君

MY JOURNEY THROUGH THE YEARS

 Being a Enchild Scholar, brings me to who I am today. The different life stories that I have listened to and the motivations of the sponsors and my family inspires me to strive further and aim for the future goals that I have set. There were many difficult situations that I have encountered for example in my Academics, where I have experienced hassle, sleepless nights, and burnout just to study and finish projects or assignments that I’ve been assigned to do. Another example is Time Management, Our School is very competitive in terms of Competitions and Contests, that’s why they also choose me as a school representative in many competitions like Journalism, Science Fair, Technology Innovation, and Extemporaneous Speech, which can also affect my scheduled study time but it also opens an opportunity for me cause I am able to discover and develop skills like:

 Another Chapter of my Life opens, now as a High School Graduate, I am very Happy and Thankful to my Classmates, Friends, and especially to my family because they supported me in my dreams and they were there in times of difficult situations that I faced, cheering me up and motivating me that life must go on. Also to ENCHILD, because of the Love and Support, I was able to find inspiration for my studies and for my future.

 As I am entering College, I choose the Bachelor of Science in Information Systems as my course because in today’s time, our technology is becoming more advanced and also it is one of a highly needed jobs not just in my country but also abroad. It opens an opportunity for me to develop my learnings and skills in Computer related course, thus, I see it as my suitable line of work when I will graduate college an apply for a job that is in line with my course.

John Rylle Bolongaita

ジョン・ライル002
被災地支援活動で活躍するジョン・ライル君(右から3人目)
ジョン・ライル004
ジョン・ライル003


クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 
 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのカリル・ダイアン・アママンパンさん(20歳、ファーザー・サターニノ・ウリオス大学3年)のエッセーです。

 自立から共立へ。ギブ・アンド・ギブ精神の実践者へ。
 カリルさんはそのことに本気で取り組んでいるピース・アドボケイトの一人です。

316881271_708987217033256_7999942816575850923_n
左端がカリル・ダイアン・アママンパンさん

 誰もが夢と志を持っています。私たちの核心的なアイデンティティーは、これらの夢を中心に成り立っています。それは、私たちが何者であるのかという基本的な基盤であり、私たちが人間として創造された理由です。神は、私たちがまさにその目的を完全に全うするために、神のご計画の中で私たちを導いています。
 「もし、あなたが人生で何かを成し遂げたいのなら、今いる場所よりもより良い未来に向かって進むために、目標を設定する必要がある」といわれます。

 20代になった今、自分の人生の目標を描く必要があると思います。私の将来のキャリアを築く旅は大変です。私は看護コースを受講していますが、私はよくつまずいたり、問題の波にぶつかったりしながら、この波に乗る必要があることを知っています。私は過ちから学ぶ者になりたいですし、それを乗り越えるための青写真が欲しいです。

 私は大学を卒業したいと真剣に思っています。フィリピンの看護師免許試験に合格して、すぐに働けるようになりたいです。
 私は常に、家族のニーズを満たせるよう経済的に安定することを夢見ています。私にはまだ教育のサポートをしなければならない兄弟姉妹がたくさんいます。実現には程遠いですが、私は自分自身を信じていますし、それをやり抜く力を神や周りのかたから頂いています。

 最近、Facebookで卒業スピーチと一緒にたくさんの写真を見ました。彼らのほとんどは経済的に安定しておらず、教育を支援するために奨学金制度が必要なのです。
 頭の片隅では、私にできることがあり、神のみこころであれば、奨学金プログラムや慈善プログラムを立ち上げたいと思っています。これは非常に挑戦的な夢ですが、みこころにかなっていれば必ず実現するでしょう。

2022年7月20日
カリル・ダイアン・アママンパン

2022年9月15日・25日合併号_221003_5
2021年度の「ピース・アドボケイト賞」を受賞した
カリル・ダイアン・アママンパンさん(2022年9月20日)

 Everyone has ambitions and dreams. Our core identity is centered on these dreams. It is the basic foundation of who we are as a person and the reason why we were made the way we are. God is using us in his Master Plan to fully practice the very purpose of our existence. There is an advice saying that “If you want to get anywhere in life, it’s important to dream beyond where you are now. You need to set goals that will get you moving towards a bigger, better future.”

 Now that I am in my 20s, I believe that I need to sketch out my goals. The journey of building my future career is hard. I am taking up a nursing course and normally, I stumble upon rocks and crashes on the waves of problems, yet I know that I need to go along with the waves. I aspire to be the person who learned from her mistakes. I would like to have a blueprint of what it’s gonna be.

 I really want to finish my college degree. I want to pass Philippine Nursing Licensure Exam so that I will be able to work immediately. I always dream to be financially stable so that I can also sustain my family’s needs. I still have a lot of siblings whom I need to help in their education. I have a long way from achieving it, however, I believe in myself. I gather the strength to keep on holding from God and the people around me.

 Recently, I saw a lot of pictures on Facebook together with their graduation speeches. I am inspired because most of them are not financially stable, thus they need scholarships to support their education. In the back of my mind, when I am able and God’s will I think I’d like to establish a scholarship or a charity program. This is quite a challenging dream but if the intention is good, it will surely happen.

Karyll Dianne M. Amamangpang


クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのオーブレイ・マイルズ・ブクエさん(20歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 この間、オーブレイさんは自宅が火災に遭うなど、さまざまな困難や試練を克服してきました。
 エンチャイルド奨学生たちは皆、それぞれの課題や家庭の事情を乗り越えて頑張っています。
 これからも応援、よろしくお願いいたします。

2022年6月25日号_ミンダナオ島だより (16)
中央がオーブレイ・マイルズ・ブクエさん

 私が受益者の一人になる機会を頂いた時、私が感じた唯一のことは安堵感でした。それ以上のことは考えたことがありません。よくある奨学金制度だと思っていました。しかしこの団体(エンチャイルド)の人々や、私のような他のエンチャイルド奨学生たちと出会って、これは他の奨学金プログラムとは違うと考えるようになりました。

 (エンチャイルドの関係者と)毎年お会いする機会があり、皆さんが私たちと会うたびに喜び、ワクワクしている姿を目の当たりにして、今まで感じたことのない最高の気持ちになりました。
 エンチャイルドは組織というよりは、家族なのだと実感するようになりました。(エンチャイルドは)愛と団結の象徴です。国籍の違いは、愛と気遣い、サポートを示すのを妨げるものではありませんでした。私たちは受益者としてではなく、家族として扱われています。
 喜んで私たちを助けてくださる人々がいらっしゃるので、私たちは本当に幸運です。私たちは互いに助け合い、夢を素晴らしい現実に変えていく家族なのです。

 エンチャイルド・ファミリーの一員であることはとても名誉なことです。エンチャイルドは私に人生の多くのことを教えてくれました。彼らは、教育がいかに重要であり、愛に国境がないかを教えてくれました。この家族がいることが、私が困難を乗り越えて頑張れる理由の一つです。
 エンチャイルドは他の団体と違います。エンチャイルドは家族です。そしてそれこそがより美しく、他とは違う点なのです。

2022年7月24日
オーブレイ・マイルズ・ブクエ

2022年6月25日号_ミンダナオ島だより (20)

 When I was given the chance to become one of the beneficiaries, the only thing that I felt was relief because finally I would be having an organization that would help me with the finances. I never thought of anything more than that. I thought that it was just the typical scholarship programs. But not until I've finally met the people behind this organization and the other students like me who had also been given this opportunity, I've said to myself that this is not just like any other scholarship programs.

 Every year, we are given a chance to meet each other, and we can really see and feel how happy and excited they are whenever they see us, and that is one of the most wonderful feelings that we could ever feel. I have realized and I saw it and felt that ENCHILD is not an organization, it is a family. It is an epitome of love and unity. The difference of our nationalities was not a hindrance for them to show their love, care and support towards us. We are treated not as a beneficiary, but a family. We are way luckier because we have these people that are willing to help us in any ways they can. They are a family that helps each other turn dreams into a wonderful reality.

 Being a part of this family is such an honor. ENCHILD has taught me a lot of things in life. They taught me how important education is and how love knows no boundaries. Having this family is one of the reasons why I strive hard despite the difficulties. ENCHILD is different. ENCHILD is a family. And that is what makes it more beautiful and different from others.

Aubrey Miles B. Buque


クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 12月14日、今年も残り18日となりましたね。
 さて、今日は大学生のエンチャイルド奨学生による2022年度の抱負メッセージをお届けします。

 ミンダナオ北東部地域、マガリャネスのバランガイ・サント ニーニョのニコル・カブラオさん(19歳、Saint Michael College of Caraga 1年)のエッセーです。

 月日が流れるのは本当に速い。今年度、サント ニーニョから4人の大学生のエンチャイルド奨学生が誕生しました。

316454307_465758559037767_5856254091827302964_n
右から3人目がニコル・カブラオさん(2022年11月)


 私たち一人一人は、人生におけるさまざまな目標や夢を持っています。私たちのほとんどは、幸せで豊かになるためにそこにたどり着きたいと思っています。
 私が目標を達成するためには、そのために必要なことを行う必要があります。私は夢を追い求める上で私は自分を努力家だと考えています。私は目標を達成するために最善を尽くします。が、それを妨げるものは何もありません。私はどんなにつらくても頑張るつもりです。他の人が私の足を引っ張ろうとしても、私はそのことにとらわれず、家族と私のために、夢のある人生を前向きに歩んでいきたいと思います。

 実際の人生においては、夢に到達するためには困難や苦労、越えなければならない障害があるでしょう。
 あるいは、自分や他者の意見によってつくられたネガティブな考え方で参考にならないこともあります。私たちは自分が何をしたいのかをしっかり決め、励まさない人たちに影響されず、ベストを尽くさなければなりません。

 私たちの感情には浮き沈みがあります。しかし、私たちが最善を尽くせば、私たちは幸せになることができ、私たちを諦めさせようとする人々に悩まされることはないでしょう。私たちは目標に到達できると自分を信じなければなりません。

 これから大学生となり、人生をチャレンジする段階に入りました。夢を追い続けることは大変なことであり、自分自身との闘いだと思っています。
 夢や目標への挑戦がいよいよ始まるのだと分かっています。夢を追い求めるために、さまざまな障壁に向き合わなければなりませんが、それは私の目標を達成することの妨げにはならないと信じています。積極的に神に祈り、自信を持って美しい心で夢を追求していまいります。

2022年7月24日
ニコル・カブラオさん

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_8
右から3人目がニコル・カブラオさん(2021年12月)
LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_9
上段真ん中がニコル・カブラオさん(2021年12月)

DREAM

 Each of us has different goals and dreams in life. Most of us want to reach it to become happy and prosperous. Such specific things need to do to claim my goals. In chasing my dream, I see myself as a hard-working person, wherein l pursues my goals. No other thing can hinder it since l will still do the best l can to reach it. I will strive even though it might be hard for me, no matter what. And, if others want to pull me down, I will not focus on them and be positive in the dream life that I wanted for my family and me.

 There might be times of struggles and obstacles that can be hard for us to reach our dreams in actual life situations. Or it can be those negative traits or thinking made by ourselves or other’s opinions that are not helpful. We must be determined and firm on what we want in life and disregard those who are not encouraging us to do the best we can.

 There are times of ups and downs that we can feel. But if we do our best on it, we can claim that we can make you happy and not to be bothered by the people who want us to give up. Believe in yourself that you can reach it.

 From now on, I am in college life or which considered as a challenging stage of life. I already know that this is it the start of chasing my goals and dreams then I’ve always thought to myself that chasing my dreams may be tired but I considered it as a racing competition between I and myself that I need to try my very best to survive, to fight the circumstances which make a barrier of pursuing my dream but I believe it is not the hindrance of achieving my goals because I will reach my goals with all my sacrifices of being a hard working student and I will reach it thru praying positively to God and I will pursue it confidently beautiful with the heart. 

Nicole Cabulao

クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域マガリャネスのサント・ニーニョのクイニ―・ゴウさん(19歳、Northern Mindanao Colleges Inc.1年)のエッセーです。

 クイニ―さんのエッセーは、「まず言いたいことは、非常に多くの人が教育を受けられてない中で、私は教育を受けられる機会を持つことができて本当に恵まれているということです」という文章から始まります。

 世界だけでなく、わが国においても、貧困状況にある子どもたちは少なくないでしょう。しかし子どもたちの「夢と志を持つ心」まで奪う社会にしたくない、というのがエンチャイルドの教育支援を中心とする社会活動を行う動機です。

 「教育を受けられる機会」を支える、まさにこれが、エンチャイルドが奨学生たちに行っているサポートです。このサポートを踏み台にして、活用して、大いに夢エネルギーを燃やし、志エンジンをふかしてほしいのです。

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_9
271732278_953151028965475_6525805234248491628_n
クイニ―・ゴウさん


 まず言いたいことは、非常に多くの人が教育を受けられてない中で、私は教育を受けられる機会を持つことができて本当に恵まれているということです。
 私の夢はどんなことでも少しずつできるようになることです。どんなスキルでも身に付け、自分という人間が注目される存在になりたいと思っています。

 不可能なことに聞こえるかもしれませんが、「不可能なことは何もない」のです。大学は私の夢を決定する場所です。しばらく時間がかかるかもしれませんが、私に合った職業を見いだし、快適に過ごせるようになるための私の人生を決定する期間となります。

 人生は浮き沈みのあるダイナミックな過程の連続です。
 人生の格差を調整することは、時には非常にストレスを感じることもあります。ほとんどの思考は人々が望むもの、つまり誰もが願うその人の夢に基づいています。願うことが常にかなうとは限りませんが、どんな人生を送りたいか、そのイメージを持っておくことは大切です。

 夢見る生活はいつでも始めることができます。
 私の夢、学校にいる間に達成したいことは、精神的な健康を維持し、私の宗教の教えに従うことです。
 また、今ある環境に感謝し、幸せな人生を送るために学び始めることもできます。夢のある人生とは、基本的に想像力に基づいた心からの願望によって実現が可能になります。夢を持つ人生は、どんな現実からも影響を受けません。

2022年7月24日
クイニ―・ゴウ

316454307_465758559037767_5856254091827302964_n
右から2人目がクイニ―・ゴウさん

DREAM

 I just want to start off by saying that I am truly blessed to be able to have the opportunity that so many don’t have getting an education. I dreamed I would always be able to learn to be able to do a little of everything no matter what it was. I have just wanted to be that one person who knows a little about me, no matter what the skill was I could do it.

 It may sound impossible but “nothing’s impossible”. As I enter the college life, this is where I will be determining my dream and where I truly will belong for the rest of my life it may take a while but that’s what college is for to really test the waters and become comfortable with the one that occupation that really fits me well.

 Life is a dynamic process that has its ups and downs. Juggling the disparities of life can be very stressful at times and that is why you get your mind wondering in thoughts. Most thoughts are usually based on what people desire, which we can the dream life. The desires in life may not always be achieved but it is good to have a picture or at least an idea of the kind of life on desires to have.

 Living the dream life can begin any time that I chose to be as an individual. For my dream the things that I can achieve while still at school is the ability to have a spiritual wellness and flowing the doctrines of my religion. I can also start learning to appreciate whatever I have and living a happy life. A dream life is basically the desired of one’s heart inform of an imagination. A dream life does not affect the reality in any way.

Quinnie Go

クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域マガリャネスのサント・ニーニョのエピス・マーウィンド君(18歳、カラガ・ステート大学1年)のエッセーです。

 サント・ニーニョからも大学進学者が何人か出てきています。エピス・マーウィンド君、頑張ってます! 目標に向かって情熱的であること、「目的」を持つことの大切さを高校卒業までの歩みを通して強く実感しているようです。

316454307_465758559037767_5856254091827302964_n
中央がエピス・マーウィンド君

 こんにちは、エピス・マーウィンドです。18歳で、バランガイ・サント・ニーニョに住んでいます。私の夢はすぐにでもプロのダンサーになることです。

 今日、私は高校までの12年間の学業を終えました。振り返ってみると、12年前の私と比べて、私は間違いなくずっと勤勉で、献身的であり、目標に向かって情熱を持ち、自分のキャリアの中で成長することを熱望していると言えるでしょう。つまり今の私は完全に別人になったのです。これらの変化は全て徐々に起こったものですが、今では私の人格として深く根付いています。

 学業において同じようなアプローチをしていたら自分はどうなっていたでしょう。何が自分に変化をもたらしたのかといつも考えています。
 最初の質問についてはあまり具体的な答えは得られませんが、何が自分に変化をもたらしたのかはよく分かります。自分の役割が大きくなったとき、私に変化をもたらしたものは「目的」であったことを私は知りました。

 12年間、私はそれぞれの役割、それぞれの場所、それぞれの人々から学ぶことができました。私は自らの力によって成長しましたが、いくつかの深刻な挫折にも直面しました。しかしそれらは全て私にとって貴重なことでした。

 私がシニアハイスクールに進学していなかったら、これら全ての変革は不可能だったでしょう。今の私があるのは、エンチャイルドの皆さんのおかげです。全てのサポートに感謝します。人生の旅はまだまだ続きますが、学ぶべきことはもっとたくさんあると確信しています。

2022年8月1日
エピス・マーウィンド

317495479_2372009699641236_225855850661183034_n
バランガイ・サント・ニーニョの集会で
祈祷するエンチャイルド奨学生と保護者
エピス・マーウィンド君は右端

 Hi I am Merwind J Epis,18 Years Old, Live in Sto.Niño, My dream is to become a Professional Dancer soon.
 
 Today I have completed 12 years with Senior High, When I look back and see how far I have come from and who I am as a person compare to what I was 12 years before then I can definitely say I am much more hardworking, committed to goals, passionate towards purpose and aspire to grow in my career. It means I am completely a different person. All these transformations have happened gradually however now they are very much ingrained in to my personality.

 I always wonder what I could have been if I would have similar approach in my academic life and what brought change in myself. I do not get very concrete answer about first question however I am very sure what brought change in myself.I can see how I am able to impact peoples life in positive way. Later when I grew in my role I got to know it is called PURPOSE.

 In 12years I have been able to learn from each role, each place and each person. I have grown in my roles however also faced some serious setback and all of them are precious to me.

 All these transformations would have not been possible if I would have not been part of Senior High What I am today and who I am today is because of the organization and great people I have Inspire with. Thanks for all support and I am sure journey will still continue and there are many more things to learn.

Epis Merwind

クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今日は大学生の抱負メッセージをお届けします。
 ブトゥアン市バランガイ・マサオのウェンデリン・マノロさん(18歳、アジアン・カレッジ・ファウンデーション1年)のエッセーです。

 家族に支えられ、家族を支えて生きているウェンデリンさんの姿が伝わってきます。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

270493487_271079018429558_8950737067289307419_n
ウェンデリン・マノロさん

“The biggest adventure you can take is to live the life of your dreams”
"あなたにとっての最大の冒険は、夢のある人生を送ること"

—Oprah Winfrey
オプラ・ウィンフリー

 私は放射線技師になることを志しています。
 私の家族のように、つらい思いをしている人を助けられるような、最高ではなくとも、平均的な放射線技師になりたいと思っています。

 家族が望んだので選んだわけではありません。病院で働きたいのです。最近は、パンデミックのために放射線技師も必要とされています。助けを必要としている人たちを支えることができるので、良い決断だったと思います。

 私は好みがないタイプです。なので、いつも母に決めてもらっています。また、内向的な性格で、人と打ち解けるのが苦手です。

 気持ちを溜め込むことはストレスになるし、精神的にも疲れるので、あまり良くありません。
 私は高校生になった時から、少しずつ「自分はこうなりたい」と思うようになりました。将来、自分が本当になりたいものができるまで、何年もかかりました。

 諦めかけた時期もありましたが、家族を助けるためにも学業をやり遂げなければならないと心に刻みました。闘いや悲しみ、苦痛を経験しましたが、成績優秀者としてハイスクールを卒業することができました。
 神と、私を支え愛してくれる家族に私はいつも感謝しています。

 夢を実現するためには、一生懸命に努力し、注意深くならなければなりません。人生の目標を達成するためには、決意を持ち、モチベーションを保ち、目標を忘れずに、時には息抜きして過ごすことも必要です。

 もし、時間が取れるなら、素晴らしいことをした自分にご褒美を上げましょう。
 神に祈り、ポジティブでいること、失敗を恐れないことを忘れないでください。
 誰もが完璧ではないのですから。

2022年7月24日
ウェンデリン・マノロ

LINE_ALBUM_NEWS _ REPORT 10月25日号静止画_211101_0
ウェンデリン・マノロさん
LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_2
バランガイ・マサオのエンチャイルド奨学生たち

“The biggest adventure you can take is to live the life of your dreams”

—Oprah Winfrey

 I aspire to become a Radiologic Technologist not the best, just an average type of a Radiologist that can help other people who is having a hard time especially to my family. It’s not that I choose this because my family ask me to do it. The truth is I really want to work on hospitals. In these days Radiologist are also needed because of the pandemic, it’s a good thing that I came up with this decision so I can lend a hand to those people who needed help. Actually, I’m type of a person who don’t have favorites. I always let my mom to decide anything for me. I am also a bit of an introvert and do not like opening up with everyone. 

 However, it is not good to pent up feelings and emotions as it can lead to stress and drain you emotionally. When I become a Senior High School student, I slowly started to know that I want to become this thing. It took me many years to know what I really want to be in the future. There are times that I gave up on thinking about these things, but I still put in my mind that I need to finish my studies so I can help my family. For all those struggles, sadness, pain happened to me I graduated in Senior High and become part of the achievers in our school. I’m always thankful to God and to my family for supporting me and loving me.

 For achieving our dreams, you have to work hard and stay attentive to it. To achieve our goals in life you must have the determination, stay motivated, remember your goal, take things easy. If you a have time reward yourself for doing great, besides this is a good way of self-motivation. Don’t forget to pray to God, stay positive, don’t be afraid on making a mistake. Everyone is not perfect.

Wendielyn S. Manolo
Masao Beneficiary


★ ★ ★ ★ ★

クリスマス・カード2022_600
エンチャイルド・オリジナルクリスマスカード
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月30日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 11月29日現在で232,000円(達成率77%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます! 残り1日です。目標額まで残り68,000円です。

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージです。
 ブトゥアン市バランガイ・マサオのレナ・メイ・グムボックさん(20歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 苦学生のエンチャイルド奨学生も少なくありません。レナさんもその一人。
 家族思いで、純粋で、真っすぐなレナさん。困難を乗り越え、大学生活を全うしてほしいです。

 山歩訳にてご容赦を。

レナ・メイ・グムボックさん
レナ・メイ・グムボックさん

 大学1年の時は大変でした。2学期は成績が上がらず、試験問題も全部解答できなくて何度も泣きました。しかし私はそれを乗り越えました。
 私は今、大学2年目です。何をどのようにしたいのか、まだ考え中です。私にインスピレーションを与えてくれた人々のおかげで私は大学1年目を乗り切ることができたと思っています。私にはそのような人々がいることが非常に幸運だと考えています。彼らがいなければ私は生き延びることができなかったでしょう。そして、人生の夢に向かって歩み続ける時、私は彼らの助けを得ながら、前進し続け、勉強に集中することができるのです。

 私が人生の旅を続けるきっかけとなった一つが、エンチャイルド・ファミリーの存在です。
 大学生を続けることは難しい道です。難しい試験のようなものです。エンチャイルド・ファミリーの皆さんはいつも私のそばにいて、勉強に集中するように、より良い人間になるようにと励ましてくれました。彼らは、教育を武器として他の人を助けることができるようにすることの重要性を教えてくれました。私は彼らに永遠に感謝するでしょう。

 人生の夢に向かって旅を続ける私の抱負は、他の人にインスピレーションを与える人になることです。決意と励ましをもって私を見てほしいです。
 人生はジェットコースターのようなものかもしれませんが、最終的には満足のいくものにしたいです。新しいスキルを学びたいですし、もっと自分自身を発見したいです。私はいつも、自分が本当にやりたいこと、学びたいことを探求しています。

 私は成長し続けたいと思っています。最近の私の目標の一つは、起業することです。特に妹が今年大学に進学するので、母を助けたいです。簡単ではありませんが、やってみます。おそらく、オンラインビジネスでは、フライドポテトやドーナツなどのスナックを販売することになるでしょう。

 私は執筆活動もしたいと思っています。趣味の一つですが、高校生の頃は書くことに興味がなくなっていました。小学校の頃はいつも作文コンテストに参加し、何度か入賞したのを覚えています。自分の考えや感情を文章で表現するのはとても楽しく、幸せな気持ちになりました。

 最後に、学業、仕事(今はアルバイトなので)、社会生活を両立して責任を持って生きたいと思っています。何よりも周りの人や家族に誇りを持って支えてあげられる存在でありたいと思っています。彼らが私のためにしてくれたように。

2022年7月24日
レナ・メイ・グムボック

レナ・メイ・グンボックさん(マサオ)
レナ・メイ・グムボックさん
最初のOKOMEプロジェクトの時(2020年)

 It was difficult to be a first-year student. I cried a lot during my second semester because I couldn't get a higher grade and couldn't answer all of the items on my exams. But I made it. I am now in my second year. I'm still figuring out what I want to investigate and discover. I believe that the people who inspired me helped me survive my first year of life. I consider myself extremely fortunate to have them. I would not be able to survive if it weren't for them. And as I continue on my path toward my life's ambition, I will use them to motivate myself to keep going and to focus on my studies. 

 One of those people who inspired me to continue my journey is my Enchild Family. Being a college student is a difficult path to take. If I had to describe it, it would be like a difficult examination. They were always there for me, telling me to concentrate on my studies, to become a better person. They made me realize how important education is so that I can use it as a weapon to help others. I will be eternally grateful to them.

 My aspirations as I continue journeying towards my life's dream is to become an inspiration to others. I want them to look at me with determination and encouragement. Life may be a roller coaster but, in the end, it is so satisfying. I want to learn new skills. I want to discover more of myself. I always wanted to explore myself, the things I really wanted to do and learn. 

 Moreover, I also want to keep growing. One of my goals lately is to create a business. I really want to help my mother, especially since my younger sister will be studying in college this year. It's not easy, but I will give it a try. Maybe, an online business will do or sell some snacks like French fries or donuts. 

 I also wanted to pursue writing. It is one of my hobbies, but when I was in senior high school, I lost my interest in writing. I can still remember back in elementary, I always joined some writing competitions, and won some of them. It was a nice feeling, expressing my ideas and emotions in writing makes me feel happy. Lastly, I want to be responsible by balancing school, work (since I have a part-time job for now), and social life, but most importantly, I want to be able to make those around me and my family proud and support them as they did for me. 

-Rhena Mae Gumboc

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月30日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 11月25日現在で190,000円(達成率63%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます! 残り5日です。目標額まで残り110,000円です。

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージです。
 ブトゥアン市バランガイ・マサオのフレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん(20歳、ブトゥアン・ドクターズ・カレッジ2年)のエッセーです。

 幾たびも悩みや苦痛を味わい、葛藤を乗り越えながら成長していくフレッシュニーさんの姿が率直に赤裸々に語られています。ぜひお読みください。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

271809933_306977708048543_6561832456648764304_n
フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん

 私の希望とは何でしょうか? 私の希望は時々消えてしまいます。というのは、人生は難しく困難なものであるが故に、素晴らしい人生に恵まれた人だけしか人生を楽しみ、目標を達成し、夢を生きることができるのではないかと信じさせるいくつかの理由があるからです。
 私は2日前に成人しました。20歳になり、私はある部分は進化し続けてはいますが、なおも私は希望を失いかけることもあります。


 私にはもうプレッシャーはありません。社会が求める人間になろうともがいていた所から戻ってきたからです。私はとても疲れ、自分を見失い、もう一度自分を探していましたが、今はまた本来の自分を取り戻し始めています。

 たくさんの人が私の人生の目の前に現れ、ある人は私にインスピレーションを与え、やる気を起こさせ、ある人は私の胸をときめかせ、私を興奮させ、その出会いの多くは私を特別な存在に感じさせてくれましたが、何人かは私を取り残し、私を傷つけ、悲しい思いにもなりました。
 
 最近、私は自分の計画に立ち返り、それをチェックし、自分一人で考える時間を作ろうと努めました。そして、私の計画を台無しにするような一歩を踏み出そうとしていることに気付きましたが、幸いにも私はそうしませんでした。私はそのことを評価します。愛は私の強みであると同時に最大の弱点でもあり、恋をしているときはそれがよく分かります。


 愛することは私が情熱を注ぐことですが、私は無数の方法で愛を表現しています。愛があるからこそ、私はまだ呼吸し、立っていられるのです。愛があるからこそ、私は成長でき(自己愛)、多くの人々が私(の価値)を信じてくれるからこそ、(神によって)私は人生を走り続けることができるのです。なぜなら、人々はまだ愛を必要としており、私はそれを満たすために自分自身をささげているからです。


 私が思いやりを続けていくことができる理由は、この場所、この旅、この道、この人生を選ぶことによって、私は滅びないという強い信仰の基盤があるからです。

 私の希望は特定の人や自分自身の期待や夢によって左右されるかもしれません。

 ある時は私も失望し絶望した時もありましたが、結局は愛があることを思い出し、私は希望に満ちることができました。

 私を弱くするものは、私を強くするものでもあります。つまり、私の強さと弱さは同じものであって、私の人生は永遠に絶望的である理由はなく、希望に満ちた人間として成長することができるのだと私は思います。


2022年7月25日
フレッシュニー・イラ・タンデュヤン

LINE_ALBUM_NEWS _ REPORT 10月25日号静止画_211101_2
オンライン共有ミーティングでスピーチする
フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん

 My hope? My hope sometimes it fades for some reasons that make me believe life is difficult, too difficult that only those who are bestowed with great life are only those who can enjoy life, achieve goals and live their dreams. I am an adult now, 2 days ago, 20, getting older I believe I’ve changed some parts of me, I evolve and still evolving, and yet I can still feel hopeless.

 I am not pressured anymore, for now I am back from being the person society wanted me to become, the situation was so tiring, I got lost, I was looking for myself again but now I’m starting to be me again, I missed me. A lot of people came into my life, some they inspired me, motivated me, few gave me butterflies, thrilled me, a lot of them made me feel special, and now some of them left me, and it’s breaking me, making me feel sad. Lately I found myself visiting my plans, I checked them, I endeavor to make time for myself alone to think and I found out I was almost there of making a step that could ruin my plans, fortunately I did not. I evaluate.Love, is both my strength and also my greatest weakness and I know it when I am in love.

 Love is what I do, to love is what I am passionate about but I do express love in such million ways. Love is the reason why I am still breathing, standing, love enables me to grow [self-love], enables me to continue my run in life for a lot of people believe in me [value], love [God] allows me to live because people still need love and I am offering myself to fulfill it.

 The reason behind my victory of still doing what I am compassionate about is my strong foundation of faith, that I will not perish by choosing this place, this journey, this path, this life. My hope may depend on people, a specific person, my hope may be fueled with my expectations and dreams, it can be renewed, for some instance I was also disappointed and hopeless but then I remember there is love after all and so I became hopeful. And by those that weakened me are those that strengthen me, for my strength and weakness is the same and no reason for me to be hopeless forever but growing as a hopeful person.

Freshny Ira Tanduyan

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月30日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 11月24日現在で188,000円(達成率62%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます! 残り6日です。目標額まで残り112,000円です。

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

★ ★ ★ ★ ★

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 日本は今日(11月23日)は「勤労感謝の日」。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」祝日です。皆さま、いつもありがとうございます!
 日本においては古くから、天皇が新穀などの収穫物を神々に供えて感謝し、自らも食する「新嘗祭(にいなめさい)」という祭事が行われてきた日です(ウィキペディアを参照)。

 さて今日は、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マサオのレキシー・ジェーン・デマタさん(18歳、セント・ジョセフ工科大学1年)のエッセーです。

 エンチャイルドの奨学生たちのエッセーを読みながら、彼らの人生は成長物語の宝庫だなと感じています。皆さまもぜひお読みになってください。

 山歩訳にてご容赦を。

2022年6月25日号_ミンダナオ島だより (4)
右端がレキシー・ジェーン・デマタさん

私の人生の抱負

 夢想家である私は、子供の頃からいつもなりたいものがたくさんありました。小さい頃は、教師、医者、OL、心理学者、スチュワーデスになりたいと思っていました。しかし、成長するにつれて、人生は全てを成し遂げるには短すぎることに気付きました。自分が情熱を傾けられること、人生を費やしたいと思うことに集中すべきだということです。

 18年間の人生を通して、私は失望することもありましたし、失敗も何度か経験しましたが、失敗を良い経験とし、そこから学びました。失敗から学べというのはよくいわれることですが、それに対して行動する力を持っている人はほとんどいません。幸いなことに、私は自分の過ちを受け入れる準備ができている人の一人だと考えていました。

 父が亡くなった時、自分は疲れ果てて自分の志を貫けないと思っていました。自分自身への疑問、分からないことがたくさんありましたが、それができないと自分が苦しむことになるので、強い決意を持って前に進むことにしました。大変な時でもより大きな夢を持たなければなりません。私は夢を持ち続けなければならないのです。

 おそらく、私たちの人生に起こる問題は、私たちの夢への失敗を克服するための解決策にはなりません。私の人生の目標と願望は、勉強を修めて将来、成功した女性になることです。そうすることで、私を助けてくれた人、特に経済的、精神的、道徳的に支援してくれた人々への恩返しをすることができると考えるからです。だからこそ、より良い未来のために、自分の目標を達成するために、より強い決意を持たなければならないと思うのです。

2022年8月2日
レキシー・ジェーン・デマタ

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_2
レキシー・ジェーン・デマタさん(上段右端)

My Aspiration in Life

 Being a dreamer, I have always planned on becoming a lot of things since childhood. When I was little, I wanted to become a teacher, doctor, business woman, psychologist, and a stewardess. But I as grew up I realized that life is too short to accomplish everything, and that I should focus on one thing i was passionate about and would want to spend my life doing.

 Throughout 18 years of existence, I have come across disappointment, and also had failure knocking on my several times, but I was certain of accepting it, only to consider my failure an experience and learn from it. We learn from our mistake, as many people say, but there are few who have power to act upon on it. Fortunately, I considered myself among those who accept their mistakes and are ready to them.

 When my Papa was died, I thought I cannot pursue my aspiration because I was totally drained, I have lots of question of myself but despite of my strong determination I decided to look forward because if I cannot do, I will be the one who suffer my life. Even in the hard times I should dream bigger. I should keep continuing my dreams.

 Perhaps problems it may happen to our life is not the solution to overcome failure to our dreams. My goal and aspiration in life is to finish my studies and be a successful woman in the future so that I can pay back to those who help me, especially their financial support, spiritually, and morally. That’s why I should be more determined to reach my goal for a better future to accomplish the achievements in life.

Lexie Jane Demata


 エンチャイルド動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」もぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT2022年11月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT2022年10月15日・25日合併号
ENCHILD NEWS & REPORT2022年9月15日・25日合併号

★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月30日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 11月22日現在で177,000円(達成率59%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます! 残り8日です。目標額まで残り123,000円です。

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

 現在、エンチャイルド奨学生たちを対象とした「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」が進行中です。ピース・アドボケイト社会教育プログラムの一環として行っている取り組みです。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、下記のように、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


スクリーンショット 2022-06-27 222857
スクリーンショット 2022-06-06 205558
ボランティア募集中!


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今日も大学生奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・マサオのケネス・レイ・モンンティラ君(19歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 一つ一つの経験を通じてたくましく成長していっている姿を感じます。
 試練を越えることは簡単ではありませんが、試練の向こう側には勇気と自信とより大きな意欲が待ってくれていたのですね。

 より大きな夢に向かって、頑張れ、エンチャイルド奨学生たち!

オンラインスタディーツアー2022、日比オンライン交流会_ケネス君
9月10日に行われたオンライン・スタディーツアーで
テーマ・スピーチをするケネス・レイ・モンンティラ君

志のコート

 現在私が大学に通っているのは、教育における何年にもわたるこれまでの忍耐と努力の結果だと言えます。私たちが小学校や高校で直面する課題を克服してくることができたのは、そうした忍耐や努力があったからでです。
 愛する人たちと共に生き、共に前進する人生を生きていくためには、さらなる忍耐と努力が必要になるでしょう。すでに大学生になれたこと自体が一つの成果ですが、土木工学の学位を取得し、大学を卒業することができれば、全く異なる次元の喜びと満足となるでしょう。

 新入生として過ごした一年は、私にとって大学生活に慣れるための一年であり、大変な一年でした。大学生としての在るべき姿で学生生活を送るためには、今後さらに苦労しなければならず、難しいことも多いことでしょう。

 いくつかの主要な科目、特に数学関連の科目での苦労は私にとって驚くことではありませんでした。むしろ、私は高校3年生の時にSTEM(理工系)の学生ではなかったので、その課題に直面することは予想していました。しかし、微分・積分と物理学の分野については、経験不足であるにもかかわらず、私はそれらの科目で合格点を取ることができました。それらの科目を忍耐強く学んだことを誇りに思っています。1学期は私にとって素晴らしい学期でした。

 大学において、成績優秀者として表彰される学生の一人となったことは、さらに頑張ろうとする欲求を目覚めさせました。2学期の成績は芳しくありませんでしたが、表彰式の夜に私の名前が呼ばれた時、全てが変わったのです。私の中に何かが起こりました。私の夢の実現を助ける別の新たなエネルギーを感じました。

 賞状を受け取るために黒いコートを着て歩きましたが、そのコートは私にとって単なるコートではありませんでした。それは情緒的な価値を持っています。そのコートは、その夜に得た自信を表しています。将来の夢をかなえる自信です。それは人生の夢に向かって旅を続ける私が抱く希望や願望を象徴しています。

 その夜の後、私は決して起こらないと思っていたことが達成することができるのだということに気付きました。優秀学生として表彰されるとは思っていませんでしたが、私は成し遂げたのです。学習の成果を修めるために一生懸命努力し、忍耐心を持って取り組む限り、不可能はないのだということを私は学びました。

 自分に誤りがあったと感じるときは、その経験をバネに全ての失望に対処するようにします。私はそのことを通して、自分には何か特別なことをする能力があること、夢の人生を成功させることができる自分なのだと自らに言い聞かせます。
 自信と意欲を持った今、神への強い信仰と共に、失敗を恐れない勇気を持ち、成功を生み出すための武器として私はそれらを用います。

2022年7月20日
ケネス・レイ・モンンティラ

2022年6月25日号_ミンダナオ島だより (4)
バランガイ・マサオのエンチャイルド奨学生たち
左がケネス・レイ・モンンティラ君

The Coat of Aspirations

 Being in college right now reflects our perseverance and hard work over the years leading up to this point in our education. We overcome the challenges we face in elementary and high school because of those characteristics, and we will need them again and even more as we move forward and continue to create a step toward becoming and living the life we want to live with our loved ones in the future. To get into what we are now is already an achievement, but to finish college and get that civil engineering degree is such a different level of joy and satisfaction.

 My freshman year was a year of adjustments for me and it was hard, and it is going to be harder in the upcoming school years as that is what college life is supposed to be. I struggled with.

 Some of the major subjects, especially with the math-related ones. It was not surprising to me; rather, it was a situation I expected to face because I was not a STEM student in my senior year of high school. But despite all the lack of experience in the fields of calculus and physics in the SHS, I was still able to get a passing grade in those subjects, which I am very proud of myself for having the patience to learn them. The first semester was a great semester for me as I got a GPA that put me as one of the President’s Listers in our college department, which gave me the confidence that I have right now despite how bad I feel about my performance in the second semester.

 Being one of the awardees awakens the hungriness for improvements that I really wanted to feel. Like what I have said earlier, my second semester’s performance is not so good, but during the night of the awarding when my name was called, everything changed. There’s something in my body that I didn’t understand. A different kind of energy that will truly help me in my dreams. I walked with my black coat to receive the certificate, and that coat, for me, was not just a coat. It now has sentimental value for me. The coat represents the confidence that I gained that night. The confidence that I will achieve my dreams in the future. It symbolizes the hope or aspiration that I have as I continue journeying towards my life’s dream. After that night, I realized that it is possible to achieve the things that you believe will never happen. I never thought that I would be an honor student again, but I did it. It made me believe that everything is possible as long as you work hard for it and have patience while working for your learning improvements.

 When I feel bad about myself, I will just use that experience to cope with all the disappointments. I will just look at it and tell myself that you are capable of doing something special, that you can be successful in achieving your dream life. Now that I have the confidence and motivation, and together with my strong faith in God, I will now be brave in dealing with failures and use them as my weapon in creating success.

Kenneth Montilla

LINE_ALBUM_NEWS  _ REPORT1月25日号_220201_2


★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月30日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 11月10日現在で144,000円(達成率48%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます!
★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

 現在、エンチャイルド奨学生たちを対象とした「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」が進行中です。ピース・アドボケイト社会教育プログラムの一環として行っている取り組みです。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、下記のように、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


スクリーンショット 2022-06-27 222857
スクリーンショット 2022-06-06 205558
ボランティア募集中!


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのハンナ・ジェーン・ドレラさん(20歳、フィリピン・ノーマル大学ミンダナオ校3年)のエッセーです。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。  
 山本さん、いつもありがとうございます!

IMG_0257
手前右がハンナ・ジェーン・ドレラさん(2016年)
2022年9月10日 オンラインスタディーツアー2022
オンライン・スタディーツアーでテーマスピーチを
行うハンナ・ジェーン・ドレラさん(2022年9月10日)

 (新型コロナウイルス感染症による)パンデミックは、私たちエンチャイルドの受益者や学生たちに多くの課題をもたらしました。しかし、私たちは不安やうつに自ら対処することを学び、将来の夢を手に入れるために努力し、粛々と格闘してきました。

 私はアグサン・デル・ノルテ州ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスに住むエンチャイルドの受益者のハンナ・ジェーン・P・ドレラです。私は現在、フィリピン・ノーマル大学ミンダナオ校で体育と保健を専攻する大学2年生(7月24日時点)です。
 現在は対面式の授業が再開し、私は学校の近くで寄宿舎生活をしています。
 
 そうです。人生の夢をかなえるのは簡単なことではありません。新しい環境、周りの人々、そしてオンライン授業とはかけ離れた、新しい学習環境に私は今、適応しようとしている最中です。
 この間、私は社会における不安と向き合ってきました。今ではクラスメートや教授の前に恐怖心なく立つことができるようになりました。将来の教育者を目指す私にとって、身に付けるべきスキルの一つが自信を持つことです。

 エンチャイルドは、私が大学で学ぶのに必要な費用の負担を軽減してくれるので、経済的に大変助かっています。大学は自宅からかなり離れていますが、それでも人生の目標を成し遂げなければなりません。人生は苦労の連続です。

 経済的な面だけでなく、エンチャイルドは今日に至るまで私が成長するのを支えてきてくれました。 エンチャイルドは、私が学校で勉強を努力するようになったきっかけの一つです。
 私は、エンチャイルドが私にしてくれたことに報いたいと思っています。今よりももっと私が成長したいと願うのは、エンチャイルドが私の成長を願うからだけではなく、私自身も人としてより成長することを願うからです。

 コロナウイルスによるパンデミックが一日も早く終わることを祈りながら、エンチャイルドの受益者の仲間や日本の兄弟姉妹の皆さんと再び共に笑い、遊び、歌い、踊ることができるようにと願っています。昔を懐かしみながら、これからも皆さんと一緒に人生の旅ができることを願っています。

2022年7月24日
ハンナ・ジェーン・ドレラさん

クリスマス プロジェクト★ミンダナオ2022.00_01_23_01.静止画003
クリスマス・プロジェクト企画のプレゼン発表を
担当したハンナ・ジェーン・ドレラさん

 Pandemic brought a lot of challenges especially to us ENCHILD beneficiaries/students. We learn to cope anxiety and depression on our own, learn to fight a battle silently, and striving harder for our future dreams to be acquired.

 I am Hannah Jane P. Dolera, an ENCHILD beneficiary of Barangay Los Angeles, Butuan City, Agusan del Norte. I am currently studying at Philippine Normal University-Mindanao Campus, second year student taking up Bachelor in Physical and Health Education. As of now, we are on our face-to-face classes, I am living at boarding house near our school. Yes, acquiring my life’s dream is not easy. I learn to adjust to the new environment I am in right now, to the people around me, and to the new learning setup where it is far from the virtual class session. In this time, I learn to fight my social anxiety where I can now stand in front of my classmates and professors without having fear. Being a future educator, confidence is one of the skills that me, myself needed to acquire.

 Due to the expense I used, ENCHILD really did a great help financially where it helps to lessen the expenses I used in studying here. The school where I am in right now is quite far from home, but still life must go on, life is full of sufferings. Not just financially, ENCHILD also help me to grow as a person I am today. ENCHILD also one of my inspirations to study and strive harder at school, because I want to pay what this organization molded me to become who I am now. I want to be better not just because that’s what they want me to be but because that’s what I to become as a person.

 Again, still hoping and praying that this pandemic will end very soon, so that I can be with my co-beneficiaries and my brothers and sisters in Japan; laughing together, playing together, singing together, and dancing together. I miss the good old days, wishing for more journeys with you all.

Hannah Jane Dolera


★ ★ ★ ★ ★
サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月30日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 11月9日現在で144,000円(達成率48%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます!
★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

★ ★ ★ ★ ★

 現在、エンチャイルド奨学生たちを対象とした「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」が進行中です。ピース・アドボケイト社会教育プログラムの一環として行っている取り組みです。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、下記のように、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


スクリーンショット 2022-06-27 222857
スクリーンショット 2022-06-06 205558
ボランティア募集中!


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2022年度の大学生奨学生(Global Youth Model)の抱負メッセージ(エッセー)をお届けします。

 エンチャイルド奨学生たちの近況、学校生活、今の思い、将来に対する抱負を知る良い機会となると思います。ぜひお読みくださり、応援していただければ幸いです。

 今回は、ミンダナオ北東部地域、ブトゥアン市バランガイ・パガッパタンのレクサン・ジェーン・ラサップさん(22歳、カラガ・ステート大学 中等教育専攻〈数学〉4年生)のエッセーを紹介します。

 レクサンさんは学業とともに、家計を助けるためにフルタイムで仕事をしながら、大学生活を送る苦学生です。そのような状況にあっても優秀な成績を収め、夢に向かって確実に前に進んでいます。

 山歩訳にてご容赦ください。

LINE_ALBUM_NEWS &REPORT 8月15日号 静止画_220903_13
オンライン・スタディーツアーでテーマ・スピーチをする
レクサン・ジェーン・ラサップさん

私の抱負

 私は子供の頃から、いつか大学生になりたいと思ってきました。私の望みはかないました。私は既に大学に進学し、数学の教師の資格を得るという目標に向かって着実に進んでします。私の人生の目標の一つは、大学に入学して自信を持つことでした。このことは、特に教育分野での困難を乗り越えるための大きな糧となります。

 私は現在、中等教育学士課程の3年生(2021年度)で、数学を専攻しています。
 パンデミックは私の人生にさまざまな影響を与えましたが、フルタイムで働く学生として私が家計を支えることは、学業と仕事を両立させるために、より生産的になり、自立することを教えてくれました。
 みんなの顔が見られなくて本当に寂しいです。オンライン学習は、連絡先や友達をつくる機会が少なくなるため、より困難が多いのです。

 たとえ困難があっても、私が前向きに生きたい理由は、家族の存在があるからです。私は家族が困難な時期を過ごしてきたのを見てきました。
 私のように経済的に恵まれない人々を支援してくださっている日本の兄弟姉妹の皆さんも私のモチベーションの源です。いつの日か、私も皆さんのように、困難を抱える学生たちの夢をかなえるお手伝いをしたいと思っています。

 この一年も困難と挑戦の年でしたが、勇気を持ち、よく成し遂げることができた年でもありました。
 私たちが立ち向かわなければならないことはまだあります。多くの苦痛を受けてきましたが、私たちは連帯し、前向きな見通しを立てるべきです。目標に到達し、人生の大志を実現するための動機とインスピレーションとなり得る、刺激的で高揚感のある訓練の重要性を認識し続ける必要があります。

2022年7月24日
レクサン・ジェーン・ラサップ

DSC01196
前列右がレクサン・ジェーン・ラサップさん(2019年5月)
DSC01191
「グローバル・ユース・モデル」任命式(2019年5月)
右から3人目がレクサン・ジェーン・ラサップさん

My Aspirations

 Since I was a child, I had wished that one day I would have the chance to experience life as a college student. My wish has now come true, I have already gone through college and am steadily working toward my goal of one day being a qualified mathematics teacher. One of my life goals is to acquire for myself the confidence to enroll a university because doing so, boosts my self-confidence. This can be a great asset for me to go through difficulties especially in educational field.

 I am currently a third-year Bachelor of Secondary Education student with a mathematics major. Despite the fact that the pandemic has had a variety of distinct effects on my life. Being a full-time student has taught me to become more productive and autonomous to synchronize my study and work, which are both crucial to me because they currently support my family's finances. I miss being able to really see everyone's faces. Online learning makes it more difficult to make contacts and friends because there are fewer opportunities to do so.

 I am motivated to carry on with my life despite challenges because of my family since I am aware of how difficult our lives are. I've seen my family go through a difficult time, and I don't want them to go through it for very long. My Japanese brothers and sisters, who are responsible for assisting those who are less fortunate like me in terms of financial and support, are also a source of motivation for me. One day, I hope to follow in their footsteps by providing help to students without an exchange and to fulfill their dreams.

 Another year of difficulties and challenges, yet another year of braveness and good work. Another stepping stone that we need to cope up. Despite the suffering we continue to experience, we should take solace in tales of solidarity and optimism. We should keep appreciating the importance of inspiring, uplifting lessons that serve as motivation and inspiration for us to reach for the goals and fulfill our life's ambitions.

Rexan Jane Lasap

2022年6月25日号_ミンダナオ島だより (10)
右がレクサン・ジェーン・ラサップさん

 さて、クリスマス・プロジェクト企画コンテストですが、9チームほどのエントリーになりそうです。プロジェクト企画のプレゼン発表会は、10月30日(日)の午後3時からオンラインで行う予定です。公開で行いますので、皆さまにもご参加いただきたいと考えております。詳細は、今週中にお知らせできると思います。ぜひ予定に入れてくださるとうれしいです。参加を希望されるかたは、info@enchild.org までご一報ください。

 日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

★ ★ ★ ★ ★

 現在、エンチャイルド奨学生たちを対象とした「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」が進行中です。ピース・アドボケイト社会教育プログラムの一環として行っている取り組みです。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、下記のように、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト
エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


スクリーンショット 2022-06-27 222857
スクリーンショット 2022-06-06 205558
ボランティア募集中!


↑このページのトップヘ