こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
2月16日のオンライン・報告会で、2023年度ピース・アドボケイト賞を受賞したユリシス・カニ君がスピーチしてくれました。
ピース・アドボケイト賞受賞者としてのこの1年の歩みを語ってくれました。
貴重な体験発表です。ぜひ最後までお読みくださいませ。
【年間ピース・アドボケイト賞とは】
ピース・アドボケイト(平和の擁護者)とは、エンチャイルドとエンチャイルド奨学生たちが目指す自立と共立に生きる(夢と志を持って生きる)人間の姿を示すものです。
年間ピース・アドボケイト賞は、毎年、マニラ首都圏地域、ミンダナオ地域それぞれから一人ずつ選ばれます(該当者なしの場合もあり)。学業の成果と共にピース・アドボケイトしての模範的な歩みが評価されて選ばれます。2022年(2021年度)から始まりました。
スピーチするユリシス・カニ君
ピース・アドボケイトとしての私の旅
ユリシス・カニ
ピース・アドボケイトとしての私の旅について心がけていること、感じていることを今日はお話したいと思います。
まず、ピース・アドボケイト(平和の擁護者)であることは簡単なことではありません。毎日、さまざまなシナリオに直面しなければならないからです。うれしいこともあれば、悲しいこともあります。
毎日、さまざまな態度の人々と出会います。さまざまな人々と接することは、私にとってチャレンジングなことです。つまり、ピース・アドボケイトとして、私は行動を起こす必要があるからです。平和と調和を広めるための行動です。
毎日、さまざまな態度の人々と出会います。さまざまな人々と接することは、私にとってチャレンジングなことです。つまり、ピース・アドボケイトとして、私は行動を起こす必要があるからです。平和と調和を広めるための行動です。
全て、友人やクラスメート、さらには地域社会の問題に耳を傾けることから始めました。私はその人たちに敬意を示し、シンプルに助言を与え、助け、共感を示しました。見返りを期待することなく行ったこれらのことは、私に幸せを与えてくれました。
平和に満ちた生活を送ることは、いかに美しいかを感じてほしいと思います。私にとっては、これこそがピース・アドボケイトであることの真の意味なのだと思います。
大変なこともありますが、ピース・アドボケイトを意識して歩む旅は、私を取り巻くさまざまな人々との関わり方や生き方について私に気付きを与えてくれています。人々との交流の一つ一つが、私を成長させ、人々の力になる機会を与えてくれています。
このように考えられるようになれた理由は、全能なる神と、夢に到達するための旅を共に歩んでくれている、愛するエンチャイルド・ファミリーの存在なしにはあり得ません。
エンチャイルドの皆さん、「ピース・アドボケイト」として私を選んでくださってありがとうございます。
My journey as a peace advocate, first of all, being a peace advocate is not easy. Every day there is a different scenario that I have to face. There is happiness; there is also sadness. Every day there are different people that I meet with different attitudes. It is the challenging part for me, dealing with different people. As a peace advocate, I need to take action to spread peace and unity, and it all started by listening to the problems of my friends, classmates, and even in our community, and then I did everything I could to help them. I showed them respect, simply giving them advice, helping them and showing empathy. All these things really gave me happiness without expecting any return. I want them to feel how beautiful it is to live a life full of peace, and for me, this is the true meaning of being a peace advocate.
Despite the challenges, my journey as peace advocate has given me realization of how to live and interact with different people that surrounds me. Each interaction offers me an opportunity to grow and to be an instrument to other people. All these things are not possible without the Lord God almighty and my beloved Enchild family, who is with me for my entire journey in reaching my dreams in life. Thank you, Enchild, for choosing me as a peace advocate.