★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

Category: 人生


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 故あって、故郷で過ごしています。
 北東北の田舎です。

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この写真はイメージです

 こちらに来てから運動不足解消のために縄跳びを始めました。
 30回1サイクルでこれを4回繰り返して1セット。これを一日の中で3セット、まずはやり始めました。

 これが意外ときつい。急坂を駆け上がった時のような体の状態になります。
 まだ始めたばかりですが、1週間も続ければ体も慣れてくることでしょう。
 そうしたら、少しずつ回数も増やしていこうと思っています。

 短い時間でいつでもどこでもできるのがいいですね。

 時間の節約。普段のウォーキングの歩数を補うために始めましたが、こちらの方が運動量が格段にありますね。

縄跳び
久しぶりの縄跳び。衝動買い

 で、ちょっとひんやり夜空の下での縄跳びいいものです。
 子どもの頃にバットで素振りをしたり、夜のランニングをしたりしていたことを思い出しました。

 見上げれば、冬の空には星が輝いています。北斗七星。おおぐま座、こぐま座です。

 さすが田舎の夜空の星は奇麗です。

 寒くなったり暖かくなったり。日ごとの寒暖差が激しい晩秋ですが、確実に冬に向かっています。

 もうちょっと田舎での生活が続きます。
 仕事はリモートで対応しながら、超高齢者となった親と過ごす毎日です。
 静かに過ぎていく日々ですが、発見の連続です。

 親のこと、家族のこと、人生のこと、社会のこと…。

 仕事についても考えます。
 仕事はお金のためだけではありません。人生を生きるためです。

 これからどう生きていくのか。

 しかしお金は「リアリティ」そのものです。
 「リアリティ」のない小説も、人生(現実世界)もありません。

 とにかく…。

 今日のブログで申し上げたかったことは、自分に合った運動を見つけるのは楽しいですよ、ということと、冬の星空がすごく奇麗でしたよ、ということです。

 ここまで読んでくださったかたに、心より感謝申し上げます。

 明日は入院中の父の面会に行って来ます。

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 ここから下に掲載されている内容も、ぜひぜひお読みください。

 エンチャイルドもクリスマス・プロジェクトも、「リアリティ」そのものです!


‐‐‐

 12月1日までの期間、エンチャイルド奨学生による「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024」取り組みのためのご支援を募集中です。

クリスマス・プロジェクト2024++

 さて、「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト」はどのようなプロジェクトなのでしょうか?

❶日本の支援者の皆さまとエンチャイルド奨学生、現地スタッフが共に取り組む、社会課題解決型のクリスマス奉仕プロジェクトです。

❷プロジェクトには、エンチャイルド奨学生たちが3~12人でチームを編成して取り組みます。チームごとに自主的に社会課題を見いだし、その課題を解決するための取り組みとしてプロジェクトを実施します。

❸各プロジェクトの予算は企画内容にもよりますが、1チーム5万円前後を考えています。目標額の資金調達ができれば、6~8チームがプロジェクトを実践することができる計画です。

❹エンチャイルド奨学生を対象に10月27日(日)にオンラインでオリエンテーションの場(公開)を持ち、同時進行で、現地リーダーにマネジメントしてもらいながらチーム編成と社会課題解決のための調査と課題策定のためのなどの取り組みを進めます。

❺11月後半にプロジェクトの企画発表会をオンライン(公開)で行い、調整を図ります。

❻同プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。

❼2025年2~3月に各プロジェクトの結果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施します。

目標は40万円です
 
「Give and Give~受益者から支援者へ」 
わたしたちはエンチャイルド奨学生たちによる
クリスマス・プロジェクトを応援しています!

ただ今、エンチャイルド・ユースたちが
創り出すプロジェクトのためのご支援募集中!
(期間:2024年9月28日~12月1日)
      
【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

【お問い合わせ】

info@enchild.org

皆さまのご支援なくしてプロジェクトの実現はありません
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 以下は、2022年のプロジェクトの結果報告の動画です。ぜひご覧になってみてください。









チラシ

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報告会プレゼン_003


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世界の子どもたちを元気にする
プロジェクトを応援してみませんか?

エンチャイルドは
子どもたちのサポーター大募集中です!

国際協力、海外教育支援に
関心のあるかたは、

info@enchild.org まで
お問い合わせください。

ENCHILD

★ ★ ★ ★ ★ ★ 



 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 皆さんは、「面倒くさいな」って思う時、ありませんか?
 仕事であれ、日常生活のルーティンであれ、あるいは予想外のタスクへの対応であれ、です。

 タイトルを見て、エンチャイルドには似つかわしくないテーマじゃないかって、思ったかた、ちょっと待ってください。それが大ありなんです。

 なぜなら、人は欲求(動機)が持てないことに対しては、面倒に思うものだからです。

 極端なことを言えば、生きること自体が面倒くさい、と思っている人もいるかもしれません。

 ですから、何事においても、動機がないと面倒くさいことばかり、となりかねません。

 つまり、動機を持てないことに対しては、後回し、先送りにしやすいということです。あるいは、すっかり忘れてしまうとか。本当に忘れてしまうのです。記憶から消去されてしまうのです。

 かくも生きるということと、動機を持つ、欲求を発動させるということはリンクしているということです。

 人は欠乏欲求(生理的欲求、安全欲求、愛と所属の欲求、承認欲求)で動きやすいものです。理由は簡単です。これらの欲求は必ず欠乏するからです。欠乏すれば、人(ほぼ本能)はそれを充足させようとします。

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 ハングリー精神!
 
 ハングリー精神にも種類と段階(階層)がある、といえば、マズロー的ですね。

 欠乏欲求から生じるハングリー精神か、成長欲求から生じるハングリー精神か。
 これが天下分け目の関ヶ原です。

 しかしながら人はそれぞれ事情というものがありますね。
 常に発生する諸々の事情に囲まれて生きていかざるを得ないのが人間であり、社会的存在としての宿命なのです。

 望むような人生を行かせまいとする内外の敵(抵抗勢力)と闘い続けなければいけないのが、生きるということなのかもしれません。

 「ボランティア」という生き方、「非営利」というスタンス、「ノーリターン(報酬なし)」という条件、などなど。
 これをクリアして、天王山を越えて行くのは簡単ではありません。

 成長欲求という強力な武器を手にしなければ、貧困の世代間連鎖を断ち切って、自立、さらには共立の人生を生きていく、ということにはならないでしょう。

 エンチャイルド奨学生にくどくどと訴え続けている「夢と志を持て」というメッセージ、その意味がそれなんです。

 彼らに過酷な人生をピース・アドボケイトとして生き抜いてほしい、受益者から支援者、欠乏欲求中心から成長欲求中心に生きてほしい。そして自分と自分の家族だけでなく、より良い社会実現の担い手になってほしいというのが、エンチャイルドの教育支援に取り組む理念です。

 エンチャイルドの受益者、エンチャイルドの奨学生の資格を維持することは、ある意味簡単なことではないように思います。
 それは奨学生たちの声を聞いていただければ感じることができることでしょう。

 より良い社会の担い手を求められて教育支援を受けているわけですし、ピース・アドボケイトの実体となることを目標として提示されているから、大変です。

 彼らも「面倒くさい」と思ったら、続けられないでしょう。
 自らの成長欲求を刺激し、生きる動機を成長させざるを得ないのがエンチャイルド奨学生の立場です。

 「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024」もまた、心の天王山を越えなければ取り組めないでしょう。

 10月27日(日)午後3時より、同プロジェクトのエンチャイルド奨学生向けオリエンテーションをオンラインで行います。

 プロジェクトを応援したいというかた、どなたでもご参加いただけます。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。

 お待ちしております。


 人生、面倒くさいな、というかた、黄色信号です。

 「面倒くさい」人生を、面倒くさくない人生に変えたい、そんな生き方に挑戦してみたいというかた、ウェルカムです!

 エンチャイルドへようこそ!!

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 9月28日より、12月1日までの約2カ月をかけて、エンチャイルド奨学生による「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024」取り組みのための支援金募集を実施しています。

 ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

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目標は40万円です。
 
「Give and Give~受益者から支援者へ」 
わたしたちはエンチャイルド奨学生たちによる
クリスマス・プロジェクトを応援しています!

ただ今、エンチャイルド・ユースたちが創り出すプロジェクトの
ための支援金を募集中!(期間:2024年9月28日~12月1日)
      
【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

【お問い合わせ】
info@enchild.org

皆さまのご支援なくしてプロジェクトの実現はありません
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

チラシ

今後のエンチャイルド関連の予定をご案内します。

9月~12月クラウドファンディング開始

12月:エンチャイルド奨学生のグレア・ガミスさんがユニカセさんの招請で来日研修。エンチャイルドとしての歓迎集会も開催。

12月~1月:エンチャイルド奨学生によるクリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024実施

1月~2月:エンチャイルド・オンライン新年交流会。クリマス・プロジェクトの成果をみんなで共有したいと思います。

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 皆さん、エンチャイルドのVMV(ビジョン、ミッション、バリュー)、そして具体的な事業内容について詳しく知ってみませんか?

 YouTubeチャンネルもぜひご視聴ください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2024年9月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年9月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年8月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年8月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年7月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年7月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日(9月8日)は、仕事の関係で、半日、東京の神保町で過ごしました。
 久しぶりの神保町でした。

 山歩はこの街にある大学に通いました。
 山歩にとって神保町は、学生の街、本の街、ジャズとコーヒーの街でした。

 もちろん今もおしゃれなカフェの街です。
 最近は、カレー激戦区で、カレーの聖地ともいわれているようですね。

 久しぶりに訪ねて、神保町も変わったなという印象を持ちました。
 石井スポーツも、クワサワ楽器も、三省堂も書泉グランデもありました。古書店もありました。
 でも、40年の歳月はやはり多くの変化をもたらしたと感じます。

夏目漱石
文豪・夏目漱石は幼い頃、短い期間ですが、現在の神保町にある
錦華(きんか)小学校
(現・お茶の水小学校)に通っていました。
そこにはこんな感じで石碑が建てられています。【山歩撮影】

 本の買い方も変わりました。
 街の本屋さんが激減し、図書館で過ごす時間も持てず、本はオンラインで買う時代に。
 本屋と図書室に行かなければ出合わなかった本たちですが、インターネットで買って読むことが多くなりました。

 コーヒー一杯で粘り、大スピーカーから流れるジャズを聴きながら、小説を読みふけっていた学生時代。
 ラーメンにカレーライス、レバニラ炒め定食をよく食べていたのを思い出します。

 今回、書泉グランデや三省堂、いくつかの古書店に立ち寄ってみました。
 本屋で過ごす時間は頭の活性化が促進される時間ですね。

 やはり本屋さんはいいなあ。

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 今、エンチャイルドを通して、フィリピンの子どもたち、学生たちと交流しています。

 「夢と志を持って生きていこう」

 彼らに繰り返し、そう語りかけていますが、翻って、自分の高校時代、大学時代はどうだったのか。

 山歩は夢多き若者でした。
 いくつかの夢は実現できたようにも思いますが、まだまだできていなことだらけ、やりたいことだらけです。

 志はどうか。人生の意味を実感しながら、志を貫いて生きてこれただろうか。

 幼い頃から「神仏を敬い、人間として正しく生きなさい。人の役に立ちなさい、人のために生きなさい」と母から言われて育ちました。

 正しく生きるというテーマについていえば、いまだに課題として残されたままのような気がしますが、人や社会のために役に立てられるなら、少しでもそのように生きたいと思っています。

 「夢と志を持って生きる」

 これはエンチャイルド奨学生たちを鼓舞するだけの言葉ではありません。

 久しぶりに神保町を歩きながら、20代の自分と再会しました。
 彼は私の耳元でこうささやいたのです。

 「夢も志もいまだ道半ばだろう? しっかりしろよ」

神保町

 以下に、9月以降のエンチャイルド関連予定をご案内します。

9月28日、29日グローバルフェスタJAPAN2024エンチャイルドがブース出展。皆さまのご来場お待ちしております。29日午前10時30分からはオンラインでのイベントも行います。

9月~12月クラウドファンディング開始

12月:エンチャイルド奨学生のグレア・ガミスさんがユニカセさんの招請で来日研修。エンチャイルドとしての歓迎集会も開催。

12月~1月:エンチャイルド奨学生によるクリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024実施

1月~2月:エンチャイルド・オンライン新年交流会。クリマス・プロジェクトの成果をみんなで共有したいと思います。

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 皆さん、エンチャイルドのMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)、そして具体的な事業内容について詳しく知ってみませんか?

 YouTubeチャンネルもぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年8月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年8月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年7月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年7月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今はどんな時代で、現在の社会はどんな状況なのでしょうか。 
 最近は朝一番、テレビに映し出される都知事選の政見放送を目にすることが多いのですが、いったいここがどこの国なのか、いつの時代なのか、頭の中が混乱してしまいそうになります。未来小説でも読んだことのないような、想像もしなかった2024年という時代に自分は生きているのだと、ちょっとだけめまいを覚えるのです。

 さて、フィリピンでの教育支援、共育活動を20年行ってきましたが、最近は20年を意識し過ぎたのか、20年という期間はどれほどの長さなのだろうと考えさせられています。

 20年前、わが子らは小学生でした。
 私は40代になったばかり。
 妻はすでに他界。
 
 ふと思ったのは、山歩は終戦17年後に生まれたという事実です。
 20年よりも3年短い17年。
 山歩が生まれた時はまだ戦後17年だったということです。
 20年前は戦争の真っただ中だったのです。

 いつも若いつもりで、俺は時代の最先端を走ってるぜ!などと考えることもありましたが、自分はずっと昔に生まれた人で、結構長く生きてきたんだなあと感じたわけです。

 高度成長期に誕生し、戦争を知らない子どもたち…とギターを弾いて歌っていたおにいさんたちの背中を見ながら、育ちました。

 「もはや戦後ではない」という言葉は1956年に発せられました。
 その意味で山歩は「戦後」生まれではなく、「新人類」と呼ばれる世代(1955年~1965年ごろに生まれた世代)に属します。

 新人類とは、それまでとは違う考え方や感じ方をすることから、新しく現れた人類という意味で名付けられネーミングです。バブル期の豊かな時代に青春を謳歌し、消費意欲が高い世代ともいわれています。

 昭和、平成、令和と時代は流れてきました。明治、大正、昭和を生きた人のように、山歩も三時代を生きる人になったのだと…。
 とはいえ、まあ、明治生まれでご健在のかたもまだいらっしゃるわけですから、新人類はまだまだ若造に過ぎないのかもしれません。

 20年という月日が長いのか短いのか。
 過ぎた20年は短かったようにも感じますが、これからの20年を考えると、やっぱり長いと感じるなあ…。

 閑話休題。

 20年というのは一つの結果なのであって、一日一日、一歩一歩の積み重ね。
 「登れない山はない」を座右の銘に生きてきましたが、山登りは結構疲れるもの。
 楽しい気持ちや喜びを感じられないと、とてもじゃないけど山頂まで持ちません。
 山歩は登頂欲だけでは歩けないタイプなのです。

 とりあえず、石の上にも三年。
 3年ぐらいを見据えて、今日一日を精いっぱい務めさせていただくという感じでしょうか。

 3年後、果たして山歩はどんな景色を眺めているのでしょうか…。

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エンチャイルドのYouTubeチャンネルにぜひお立ち寄りください
よろしければ、高評価、チャンネル登録をお願いいたします

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年6月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年5月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2024年5月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に引き続き、山歩のエッセーをお届けします。
 お暇なかた、お付き合いください。

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故郷にはタイムトンネルが存在する!?

 故郷の物置小屋は、山歩と山歩の弟の物でいっぱいだ。
 学生時代までの足跡が全て段ボールにしまったままだ。両親の重荷も増える一方だ。
 
 故郷に帰宅するようになった山歩の最初のミッションは、物置の片付けだ。
 捨てる物と残す物を分ける。弟の分もだ。埃と湿気を吸った段ボールは意外と重い。

 学校の教科書やノートの類いはほとんど見返すこともなく捨てることにした。
 捨てられないのが自由帳。ティーンエージャーの山歩が描いたイラスト、青春のつぶやきがつづられている。

 それらは残した。

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 捨てられなかった物に、学生時代に読んだ小説や漫画がある。それらは少年の山歩の夢を育んでくれた者たちだ。

 そして手紙やはがき。山歩の青年期にメールはなかった。
 あの頃がよみがえる。
 手紙や雑記帳に残された手書きの文章たち。何十年も思い出すこともなかった学生時代がくっきりと浮かび上がる。

 「もてない」だの、「失恋した」だの、「今日から本気を出す」だの…。
 なあんだ、今も変わらないじゃないか。
 どこにしまってあったのか、連鎖反応のように湧いてくるのが思い出というものだ。

 還暦を超えた山歩が学生時代の山歩を慰め、励まし、無数の後悔の穴を埋めていく。兄のように、メンターのように。

 故郷にはタイムトンネルが存在するのだ。あちらこちらに。

 色あせた本やノートたちが、40年の時を超えて動き出す。

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 物置小屋はだいぶ片付いた。
 わが故郷のタイムトンネルは意外と広い。
 残りのミッションは次回の帰宅に回そう。

 次回は、母屋に山ほど積まれた写真の整理が待っている。母は家中に家族の写真を飾っているのだ。
 物を整理するのは人生を整理すること。年老いた両親の重荷を解く。
 
 故郷もエンチャイルドも今年は節目の年。
 事務所の移転も予定している。
 今年から働き方も生き方も変わる、変えるのだ。

 人生のタイムトンネルを抜けると、そこは人生再スタートの場所だった、てか。


 明日(5月11日土曜日午後4時~)はオンライン説明会です。ぜひご参加ください。

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 スタディーツアーへのご参加を募集しております。スタディーツアーに関心のあるかたは、事務局(info@enchild.org)までお気軽にお問い合わせください。

 また、2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。
 つきましては、5月11日(土)午後4時~、オンラインで「エンチャイルド・スタディーツアー2024 in the Philippines 参加者募集説明会」を開催いたします。
 エンチャイルドに関する説明、スタディーツアーの案内、フィリピンからのエンチャイルド関係者(スタッフ、エンチャイルド奨学生)とのミニ交流を予定しています。ぜひご参加ください。

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★5月11日(土)午後4時~


 関心があるよ、というかた、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 アルマさんがブログ【1573】(タイトル「互いの国が第二の故郷に!」)で「故郷」について話してくれています。皆さんは、お読みになりましたか?

 山歩もフィリピンを第二の故郷と思って生きている者の一人ですが、今回はちょっとリアル故郷についてエッセーを書いてみようと思います。

 お暇なかたは、お付き合いください。

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故郷に帰宅する

 故郷を出てから40年以上が過ぎた。
 コロナ禍の期間こそ帰省できなかったが、それでも毎年のように、盆暮れのいずれかは両親の顔を見に帰った。

 両親は共に健在だが、高齢であることに変わりはない。二人合わせて今年173歳になる。
 父は夫婦の年齢を合わせて数えるのが常だ。息子として、その歳の数を聞くたび、それが父なりの母への愛情表現なのだと理解している。

 コロナ禍が過ぎた頃からだ、「家に帰ってこないのか」と父が口にするようになったのは。
 私が東京に戻る時に「また来るね」と声をかければ、母は「あした来なさいよ」と言うようになった。

 「帰省」という言葉は中国の漢詩に由来し、本来の意味は、祖父母をかえりみることだという。

 私は今年から帰省に対する意識を変えた。
 「私は故郷の家に帰宅するのだ」と。

 かえりみるだけでなく、家庭生活は共に営んでこそである。

 「孝行のしたい時分に親はなし」

 その意味をデジタル大辞泉に求めれば、「親の気持ちがわかるような年になって孝行したいと思っても、もう親はいない。親の生きているうちに孝行しておけばよかったと後悔することが多いということ」と教えてくれる。

 すでに娘たちは自活している。わが子育ては終わったのだ。
 私も十分に親の気持ちが分かる年齢になった。親孝行をしたい心もある。そして親は健在だ。行動さえ起こせば、後悔することもない。悔いなく親孝行が実践できるはずの自分なのである。

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 家族のために海外で働くというフィリピン人は多い。フィリピンは出稼ぎ大国だ。
 今の私にとって東京は仕事をするための場所。
 「出稼ぎ」先だと考えるのも悪くないだろう。

 今年から、私が帰る場所は父と母が暮らす家である、と決めた。

 実際のところ、リモートワークの恩恵にあずかって、環境さえ整えば、どこででも仕事ができる時代になった。
 
 このゴールデンウイークの期間も故郷に帰宅した。
 その間、好天にも恵まれ、標高700mほどの地元の名山に二度登った。
 地元では、「岳(だけ)」と呼ばれるその山に、この20年ほどは登ることはなく、帰省だけで終わっていた。
 登山口から上りは80分ほど、下りは60分ほどで歩ける山だ。頂上近くまでは車でも行ける。
 
 山頂に至れば素晴らしい景観と出合える。雄大な太平洋を見渡し、岩手山、八甲田連峰の展望を眺めることもできる。

 一度目はずっと登りたかった山に久しぶりに登れたという満足を得た。中4日空けての二度目の登山では、「この山、本当にいい山だなあ。いくらで買えるんだろう」などと、山の主にでもなりたい衝動に駆られた。

 40年、いや生まれてこのかた、一度も本気で故郷を愛したことがなかった。
 
 故郷に帰宅するようになってからは、できるだけ故郷の町のあちらこちらを歩くようにしている。
 自然に恵まれた故郷がいとおしいと思えるようになった自分。木々の狭間から聞こえてくる鳥のさえずりがたまらなく美しく、かわいいと感じられる自分が、そこにいた。
 
 家の中では家事もしたくなる。両親をマッサージしてあげるのも楽しい。
 毎日買い物に出かけ、父の趣味事にも付き合う。
 氏神様にあいさつもし、先祖の墓の掃除もする。

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 豊かな自然の中に身を置きながら、ふと第二の故郷に思いをはせた。
 あのミンダナオの農村の子どもたちもまた、わが家族なのだと。

 4000km離れた二つの故郷。
 生み育ててくれた第一の故郷、そして心を育んでくれた第二の故郷を私は持っている。

 20年目のフィリピン…。今年の6月、私は第二の故郷に帰宅する。

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 スタディーツアーへのご参加を募集しております。スタディーツアーに関心のあるかたは、事務局(info@enchild.org)までお気軽にお問い合わせください。

 また、2024年度のエンチャイルド・スタディーツアーは、6月20日~24日に実施する予定です。
 つきましては、5月11日(土)午後4時~、オンラインで「エンチャイルド・スタディーツアー2024 in the Philippines 参加者募集説明会」を開催いたします。
 エンチャイルドに関する説明、スタディーツアーの案内、フィリピンからのエンチャイルド関係者(スタッフ、エンチャイルド奨学生)とのミニ交流を予定しています。ぜひご参加ください。

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★5月11日(土)午後4時~


 関心があるよ、というかた、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回は、「カオスから新しい創造の段階へ」のタイトルでブログを書きました。
 エンチャイルドもそうなのですが、実は山歩個人においても大きな変化というか、節目の時を迎えています。

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 具体的には「働き方改革」です。

 今までも、「普通ではない」働き方をしてきた山歩ですが、さらに「普通ではない」働き方、生き方にチャレンジしなければならない状況になりました。
 私を取り囲む状況や人間関係、社会的環境が大きく変わってきているからです。

 今、このブログも故郷の実家で書いています。
 故郷の実家にワークスペースを整えて、仕事もエンチャイルドのことも、東京にいる時と同様の対応ができるようにするつもりです。すぐに100%とはいきませんが…。

 というわけで、非効率覚悟で日本列島を行ったり来たりのワークスタイル、ライフスタイルへの挑戦です。

 実際のところ、環境が変わるといろんなことが変わりますね。当たり前ですけど…。
 
 気を付けないといけないのが、やはり健康管理と食生活。いかにエクササイズの時間を確保するか、です。
 とりあえず、昼と夕方は散歩タイムを確保。都会と田舎の道行く風景はかなり違いますが、最低5000歩、目標は一日平均8000歩クリア。時間の取れる時は1万歩は歩いておこうと…。

 新しい働き方の最大のポイントは、高齢の両親のケア。
 とりあえず始めたのは、ほぐしマッサージ。硬くなった体をもみほぐすマッサージをしてあげること、そして家事。食事の時間帯やスタイルも今まではと違ってきます。

 より良い家族コミュニティー実現のために、8エレメントを満たす、自立・共立の関係をいかに成立させるか、です。
 共依存ではなく「共立」の関係をいかに成立させるか。

 早く新しい働き方、ライフスタイルに慣れて、今まで以上の成果を生み出し、課題解決ができるよう、努めたいと思います。
 
 今後はブログに時々田舎暮らしのコラムも入ってくるかもしれませんが、ご容赦を。

 少子高齢化、人口減少、過疎化という現実を目の当たりにしながら、それでもきっと道があると希望を捨てずに「より良い社会」の実現を目指して行動を起こしたいと思っています。

 今日感じたことは、やはり「子どもを元気にすること」が町興しのポイントだということ。これからも田舎暮らしでボーッと生きてんじゃねえよと、チコちゃんに叱られないよう、どこにいても、山歩、頑張ります!

ツアー説明会

 さて、急なご案内ですが、3月30日(土)午後4時より、オンラインで 「エンチャイルド・スタディーツアー2024 in フィリピン」の募集説明会を実施いたします。奮ってご参加くださいませ!

 3部構成で、①改めて、エンチャイルドについて(and 最新情報)②スタディーツアー募集案内 ③フィリピンからのゲストによるメッセージおよびスタディーツアー体験発表、を予定しています。

 関心があるよというかたは、info@enchild.org まで、お気軽にお問い合わせください。

‐‐‐

 理事長によるエンチャイルドの社会教育プログラムに関する動画も配信中です。
 ぜひご覧になってください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2024年3月15日号

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ENCHILD NEWS & REPORT 2024年2月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2024年2月15日号





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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 人生において、どのような「ものの見方(捉え方)」「考え方」を持つかは大変重要なことだと思います。
 それを価値観とか人生観と呼ぶこともできるでしょう。

 格好つけて言わせてもらえば、それを「人生哲学」と呼んでもいいでしょう。

 価値観や人生哲学は、信念となって人生を舞台に動きだすわけですが、その内容が「科学的」なエビデンス(根拠、裏付け)を持っていれば、なおいいですね。

 信念や哲学というものを他者と共有しようとすれば、エビデンスは不可欠です。
 かといって、「絶対」だと言い切ったり、「強制」して押し付けたりするものでもありません。

 今日は、著名な心理学者、アルフレッド・アドラーの言葉と共に「生き方」について考えてみたいと思います。

 ※太字の小見出しの内容がアドラーの言葉です。

アドラー

「勇気は喜びによってのみ育まれる」
 経験的にも、生きていく上で「勇気」は不可欠だと思っています。
 あの時、もうちょっと勇気を持てていれば…なんてことが、人生を振り返るとたくさん思い出されます。
 アドラーによれば、喜びが勇気を育む唯一の方法だということになります。いかに喜びの多い人生を送るか、他者に対して喜びをどれだけもたらせるか。喜びある社会が勇気ある社会をつくり出せると考えれば、私たちが暮らしたい、住みたい社会もまた、勇気なくしてはつくり上げることができないでしょう。
 社会生活、社会活動においても、いかに喜びを中心とするかが最大のテーマとなりそうです。

「人は自己の目標に向かって生きる」
 ちょっと乱暴な言い方ですが、「人はやりたいことをやる」「人はやりたくないことはやらない」と、山歩は考えています。
 しかしながら人間には誰しも怠惰な面が少なからずありますので、放っておくと、やりたいことをやらず、やりたくないことでもやってしまうという事態を招きがちです。
 その意味では、何をやりたいのか、何をやりたくないのかを明確にすることが大事だといえます。
 山歩の自宅のパソコンのモニターの下の部分には、付箋紙に書き出された何項目かの「するリスト」「しないリスト」が貼ってあります。
 人は自己の目標に向かって生きるべきであり、目標に生きることが良いことだというなら、やはり目標を常に明確にし、そのことをクリアに認識し続けていることが大切でしょう。
 人間は良くも悪くも「忘れてしまう」存在です。忘れてならないことは常にチェックしてなければなりません。

「人生の意味は他者への貢献にある」
 アドラー心理学は「人生の意味の心理学」といわれています。物事の捉え方に対しても、原因論よりも目的論を支持しています。「~だから(原因)こうなった(結果)」ではなく、「~しようとしているから(目的)こうしている、こうなった(結果)」です。
 私たちは何のために生きているのか。
 アドラーの答えは明快です。「他者への貢献のために生きている」と言い切り、「共同体感覚」の重要性を強調しています。

「子どもは愛情を感じなければ成長しない」
 本当にそのとおりだと思います。子どもに限らないことかもしれません。人間の本性は愛情を中心としていると考えられるからです。
 愛情と成長の相関関係は重大です。私たちはもっともっと「愛」「愛情」というものを研究する必要がありますし、人生の価値としてそれを中心に置き、人格の成長においても愛を中心に考えるべきでしょう。
 家族関係はもちろん、共同体、コミュニティーにおいてもです。
 社会、国家、世界(国際社会、国際関係)においても愛が中心だと考えるようになれば、世の中も相当変わるのではないでしょうか。
 エンチャイルドの社会課題の解決策に対する考え方においても、その中心に「家族愛」を置いています。

「他人からの称賛や感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である」
 承認欲求の誘惑は強烈です。その欲求は称賛や感謝を常に求めます。褒めてもらわないと、注目してもらわないと、満足できません。承認欲求でやっていることは、褒めてもらうこと、見てもらうこと、注目してもらうことが目的になります。
 承認欲求を超えた自己実現、超自己実現欲求の段階に至らなければ、アドラーの言う「十分な自己満足=他者貢献欲求を満たすこと」の境地には立つことができないでしょう。
 エンチャイルドの社会教育の考え方は、少なからず、アドラーやアブラハム・マズローらの心理学の影響を受けています。生き方の軸を欠乏欲求を満たすことから成長欲求を満たすことにシフトしていくことや、他者貢献に価値を置く生き方も、エンチャイルドの活動理念を支えるエビデンスの一つになっていると言えるでしょう。

 今回は、アドラーのいくつかの言葉をきっかけにコラムを書いてみました。
 皆さまのより良い人生のために、お役に立てられますように。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ほとんどのかたは、幸せな人生を生きたいと望んでおられることでしょう。

 どのように生きれば幸せになれるのでしょうか?

 皆さんはどのように考えますか?

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 幸せといっても、単純な話ではありませんね。

 個人の幸せ、家族の幸せ、所属する共同体の幸せ、地域社会の幸せ、国家社会の幸せ、国際社会の幸せ…と論じることもできそうです。「幸せ」を「平和」と置き換えていいかもしれませんが、「平和」の定義があまりにも揺らいでいるので、ここでは個人の「幸せ」=幸福感、満足感を基準にして考えたいと思います。

 エンチャイルドにおける「ピース・アドボケイト」の「ピース=平和」は、マズローの使う言葉を借りれば、「自己実現欲求」と「超自己実現欲求」を満足させる生き方を幸せな生き方、平和な生き方といえそうです。

 平たく言えば、夢の実現と志に生きる生き方が幸福と平和を育む苗床であるということになります。

 人間が確かに善なる存在であれば、話は単純です。あっという間とは言いませんが、ある程度の時間性を持って幸福を実現し、平和をつくり出すことでしょう。

 問題は、人間は全き善の存在ではないということです。
 法治主義、民主主義、自由主義といった言葉は魅力的であり、歓迎すべきものですが、しかしそれもまたいつ何時、悪に傾いたり、悪に支配されることになったりしないとも限りません。

 法律も人権も自由も、一歩間違えればとんでもない支配の道具と化すものです。
 それは人間が歴史を通して自ら証明してきたことです。

 さて、幸せな人とはどのような人なのか。
 幸せや平和つくり出す人とはどのような人なのか。

 山歩の答えはシンプルです。

 幸せになる人とは、幸せを求めている人、幸せになりたいと思っている人です。
 平和を実現する人とは、平和を求めている人であり、平和をつくり出したいと思っている人です。

 エンチャイルドのピース・アドボケイト教育の目的は、幸せを求める人、平和を求める人を育てるところにあります。

 そのような人々こそが、法律を正しく運用し、権利を正しく行使し、自由を正しくコントロールするのだと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 こんな年になっても時々考えるのは、人生を生きる上で最も大切なことは何か、ということです。

 山歩はそれを「自分を愛すること」「他者を愛すること」と考えてきました。
 しかし「愛すること」は、そう簡単なことではありませんね。

 では、「愛せない」というのはどういうことでしょうか。
 「愛せないこと」は、「受け入れられないこと」「許せないこと」だと、山歩は考えています。

 言い換えれば、愛するということは、許すこと、受け入れることなのだろうと思います。

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 人間は不完全な存在です。
 間違えますし、失敗もします。
 約束を守れないこともありますし、うそをつくこともあります。
 見栄を張ることもあります。
 言い訳することもあります。

 間違いは正され、失敗を繰り返すことなく成功へと向かわなければなりません。
 約束は守るべきです、うそはつかない方がいいです。
 素直に率直に誠実に生きるべきでしょう。
 言い訳せず、有言あるいは不言実行、責任を全うする、そうあるべきであることは誰もが分かっています。

 しかし受け入れること、許すことからしか、何事も始まりはしないのです。

 人生、どういうわけか、うまくいかないことの方が多いのですが、まずはありのままの自分を受け入れること、許すことからしか、始まりません。

 これが生きていく上ですごく大切なことだと感じます。

 それは、人生をやり直すために不可欠なものです。

 しんかりおんさんが【1491】のコメントとして、「『共』は、一緒にいることだったり、よりそうことだったり、1人ではない、誰かとわかちたうことだったり意味しますね。それは人生をとても豊かにする一歩に感じます」と書いてくれました。

 「共」の世界、共に生きる世界をつくり上げるためには、受容と許しが不可欠だと考えます。

 受容と許しがなければ、一緒にいることも、寄り添うことも、分かち合うこともできません。

 関係性の世界に生きている私たちです。
 上から目線、押し付け、決め付け、一方的なやり方で生きていては「自立」「共立」の世界は実現できませんね。

 本当に難しい人生の課題ですが、エンチャイルドはその課題解決に挑戦し続けたいと思っています。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 新年3日を皆さんはどのようにお過ごしですか。
 世界に目も向ける間もなく、日本国内は今、ある意味「騒然」とした状況に置かれています。

 気にならないかたは気にならないかもしれませんが、山歩はある種の胸騒ぎを感じながらこの3日間を過ごしています。

 そんな3日間を過ごしながら感じているのは、問題の解決を図り、解決すべき課題を解決するために、すぐに行動を起こさなければならないということです。やるべきことを実行しなければならないということです。そしてそれは誰かがやってくれると期待するのではなく、やるのは自分だと強く自覚することが大事だということです。

 もちろん私たちの人生や社会生活は、問題解決のためだけにあるのではありません。
 問題解決という、何かネガティブな表現ではなく、もっとポジティブな言い方をすれば、成功した人生、充実した人生、理想と考える人生を実現することが常に私たちの意識の中心にあるはずです。
 そう、人は誰でも幸福に生きたいのです。誰もが、不幸ではなく、幸福に生きるべきなのです。

 そのためにも、結局は行動するしかない、ということに尽きます。
 では何をどうすればよいのか、と問われれば、その答えは行動プランを立てるということです。計画を立てることで行動を起こす前提を得ることができます。

 行動できない理由の一つに、時間がない、というものがあります。
 では、時間がない、時間がつくれない理由は何でしょうか。

 気持ちに余裕がない。
 お金がない。だからお金を稼ぐための時間を優先しなければならない。
 時間の使い方が苦手、下手。
 計画性がない。
 そもそもやる気が起きない、やる気がない。
 などなど

 いかがでしょう?

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 山歩は、「登山方式」でいこうと思います。
 「登れない山はない」という論理です。
 目標を明確にし、その頂上にたどり着くために、計画を立てるのです。
 山も一歩一歩進みます。千里の道も一歩から。塵(ちり)も積もれば山となる。
 その一歩には楽な一歩もあれば、きつい一歩もあります。
 しかし山行はその一歩一歩の積み重ねによって成立するものです。
 小さな物事の積み重ね、あるいは5分ずつ、10分ずつの積み重ねが、結局は大きな成果、登頂への道筋です。
 毎日やり続ける。これができなければ、峠を越えることはできず、登頂には至らないでしょう。
 
 いつだれがやるのか。
 今、私がやる、これが唯一の答えでしょう。
 いつか誰かがやってくれるなどとは、ゆめゆめ思ってはならないということです。
 
 結果として毎日できないこともあるでしょう。
 しかしそれは結果的にであって、計画においては、毎日やる、と決めることです。
 休んでも構いません。でも休んだらまた歩き出さなければならないということです。
 諦めたら、やめたらそこで試合は終わり、ジ・エンド、です。

 目標と計画を立てる、課題設定をする、それも5~10分単位で。それを可能とする装備をしっかり行うことも忘れてはなりませんね。

 これが登山方式です。

 しかしながら、山に登りたいと思わなければ(そのような欲求=動機を持たなければ)、そもそもこの方式は成り立ちません。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 最近ブログの投稿量が減っております。
 もし更新を待っているかたがいらっしゃったら、ご免なさい。

 さて、今日は件名にある、文系か、理系か、という話題を…。

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 山歩本人は大学生まで、文系一択の進路選択で生きていました。それは文系が得意というよりは、理系が苦手という意識が原因だったと思います。

 昭和生まれ世代は、「文系か理系か」という視点は普通でしたが、平成から令和の時代になって、ちょっとそんな感じではなくなっているのかもしれません。文系か理系かという言い方自体が漠然としています。今どきの感覚だと、「文系がいい」とか「理系がいい」というより、「これがいい」とか「これがしたい」というふうにより具体的な事柄でないとピンとこないのだろうと思います。

 いわゆる社会人になって感じるのは、社会の中で生きていると、文系、理系で区分、選別している場合ではなくなるということです、特に現代社会では。
 つまり社会で生きるということは、あるいは社会で働いて生きるということは、文系と理系の境目を超えるということなのです。

 文系と理系、両方に関心を向けるべきですし、文系や理系という言葉のゴールは、決してその専門分野を極めることでもない、ということです。むしろ文系も理系も自由自在に使いこなしてこそ、人間らしい生き方を実現していけるのだと思うのです。

 言い換えれば、いくつかの専門的な内容にフォーカスしつつも、だからといって、それだけにこだわらず、総合的、包括的に体験や技術、知識の習得をしていくのが楽しい人生を生み出す鍵ではないかと考えます。
 「宇宙」に存在する全ての観念や事柄は、「私」という存在と接点のあるものであり、自ら人生を楽しみ、他者を楽しませて生きていくためのものだと解するからです。

 YouTubeを見ていたら、こんな動画がありました。

 <【落合陽一】「AIは生命に近づいているふうにみえる」『動的平衡』の福岡伸一が「生命とは何か」を解説「計算機が生命に近づくためには…」「生命は個体でなく流体」ダーウィニズムでは説明できない進化の謎とは?>

 本編の一部だけを紹介したものですが、興味深い内容です。


 落合陽一さんや福岡伸一さんの著作もお薦めですし、他の動画も探して見てみてください。

 さて、エンチャイルドは文系か、理系か。
 山歩の答えは、文系でもあり理系でもある、文系でもなく理系でもない、というものです。

 エンチャイルドの活動に携われば携わるほど、両面が必要であるし、実際、そんな境界線など引きようがないのです。
 人間も人生も、社会、自然、宇宙も同様だと思います。

 エンチャイルドの存在価値を高め、持続可能なものとするために、発想の転換、大げさに言えば「パラダイムシフト」が求められていると感じています。

 人生、知らなくてもいいこともたくさんありますが、知るべきこと、知った方がよいこともまた多くあることでしょう。

 知識偏重にならず、対話や体験(実践と行動)も大切にし、人間らしく生きていきたいと思う今日この頃です。

 If you change yourself, the world will change.
 「私が変われば世界は変わる」

 この言葉を握り締めて、新しい年を迎えたいと思います。

 皆さま、良いお年をお迎えください。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 山歩も年齢(老い)を気にする年齢になりました。 

 しかしいつも目標を持って生きていきたい、チャレンジする人生を生きたいと思っています。

 When I get old and I look back, I want to regret the things I did, and not the things I didn't do.

 ジョージ・リンカーンの言葉です。

 「年老いて自分の人生を顧みた時、やらなかったことを後悔するより、やったことを後悔したい」

 いかがでしょう?

 チャレンジとは「やってみること(トライ)」と同義語ですね。
 チャレンジする人生は後悔しない人生の確率を高めてくれるような気がします。

 もう一つ、引用しましょう。

 It's never too late to be who you might have been.

 作家のジョージ・エリオットの言葉です。

 「あなたがなっていたであろう人になるのに遅過ぎることはない」

 力強い言葉です。
 「遅過ぎることはない」。なんと素晴らしい言葉でしょうか。
 呪文のように唱えたくなる名言です。

 皆さん、新しい年が間もなくやって来ます。
 この一年を振り返って、反省もしなければならない時期でもありますが、そればかりでなく、同時に2024年のチャレンジ目標を立て、その実現のための計画を練る、なんてこともいいのではないでしょうか。考えただけでもワクワクします。その方が精神衛生上も良いのではないかと。

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 山歩の2024年の後悔しないためのチャレンジ目標を発表しましょう。

*月に1回以上、山を歩く
*小説を書く
*本を出版する

 さて、あなたの2024年のチャレンジ目標は何でしょう?

 The man who goes the farthest is generally the one who is willing to do and dare.

 「成功する人間とは、大抵の場合、自ら果敢に挑戦する者だ」


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ただ今、「クリスマス・プロジェクト
(サンタになろう!プロジェクト)2023進行中!

クリスマス・プロジェクト2023++

 今年も日本の皆さまのご支援をいただきながら、「受益者から支援者へ」「ギブ・アンド・ギブの実践」をモットーに、エンチャイルド・ユースたちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」に取り組んでまいります。

支援金募集期間2023年11月1日~12月10日【目標額 50万円】
         ※12月25日まで延長することになりました。

参加チーム:支援規模3~5万円のプロジェクトを実施する10チームが参加予定

プロジェクト実施期間2023年12月10日~2024年1月10日

プロジェクトのテーマ:貧困層の子どもたちを対象とした共育支援

結果の共有:2024年1月下旬~2月上旬、2~3回に分けてオンラインで行う

ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

郵便振替
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

お問い合わせ先
NPO法人エンチャイルド事務局
03-6325-3420
 info@enchild.org

アジアカンファレンス2023_001

 同プロジェクトの目的は以下のとおりです。

◆貧困層の主に子どもたちへの共育支援を行うため

◆エンチャイルド・ユースたちのギブ・アンド・ギブ(社会課題の解決のための取り組み)の実践のため

◆エンチャイルド・ユースのピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としての成長のため

 クリスマス・プロジェクトに応援したい、と思われたかた、ぜひ事務局までご一報ください。

info@enchild.org

 昨年のクリスマス・プロジェクトの報告の様子を動画でご紹介します。ぜひご覧になってみてください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月15日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、しんかりおんさん以下のコメントをネタにブログを書いてみようと思います。

 「誰かのために生きてこそ、価値のある人生である」
 本当になんかスピリチュアルなメッセージてますよね!
 スピリチュアル、っていうと観念的かもしれません。もっといえば、人間の魂が求めている生き方って感じでしょうか?
 ふと、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にでてくるさそりの祈りを思い出しました。自己中に生きてきた自分をまざまざと見せつけられその虚しさを感じきった時にでてきた祈り
 「‥‥どうかこの次にはまことのみんなの幸いのために私のからだをおつかいください」
 忙しい毎日の中で、ふと立ち止まって、自分の心の中の『誰かの為に生きたい』想いに炎をともしたいですね。

 しんかりおんさん、田園都市線さん、いつもたくさんのコメントをありがとうございます。

 今年のエンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードのメッセージは、「Only a life lived for others is a life worthwhile.(エンチャイルド訳:誰かのために生きてこそ、価値のある人生である)」は、アルベルト・アインシュタイン(1879 ~1955 )の言葉です。

Albert_Einstein
アルベルト・アインシュタイン(ウィキペデアより)

 スピリチャルと言えば、アインシュタインは娘(リーゼルさん)宛ての手紙に以下のような文章を残しています(一部抜粋)。

愛は光だ。
それは愛を与えかつ受け取る者を啓発する。

愛は引力だ。
なぜならある人々が別の人々に惹(ひ)き付けられるようにするからだ。

愛は力だ。
なぜならそれは私たちが持つ最善のものを増殖させ、人類が盲目の身勝手さの中で絶滅するのを許さないからだ。

愛は展開し、開示する。
愛のために私たちは生き、また死ぬ。
愛は神であり、神は愛だ。

この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。
これこそが私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。
それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、私たちが愛を恐れているからだろう。

愛に視認性を与えるため、私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。
「E = mc2」の代わりに、私たちは次のことを承認する。
世界を癒やすエネルギーは、光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と

 全文をお読みになりたいかたは、こちらからリンクを貼っておきます。

 いかがでしょうか。
 
 科学(宇宙の法則)と宗教(神)とをつなごうとするアインシュタインの強い意志を感じる言葉ではないでしょうか。

 山歩は自然が好きです。
 中高生の頃は天文にもはまりました。天体望遠鏡で夜空の星たちを眺めていました。
 今は「縄文」にはまっていますが…。

 エンチャイルドの活動の中心にも愛があります。
 「家族愛」です。

 この家族愛が心の国境を超えて私たちに8エレメントをもたらすものだと考えます。
 家族愛は人類愛であり、地球愛であり、宇宙愛に通じるのだと思います。

 「Only a life lived for others is a life worthwhile.(エンチャイルド訳:誰かのために生きてこそ、価値のある人生である)」

 しんかりおんさん同様、価値ある人生を追求したいです。
 
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

ただ今、「クリスマス・プロジェクト
(サンタになろう!プロジェクト)2023進行中!

クリスマス・プロジェクト2023++

 今年も日本の皆さまのご支援をいただきながら、「受益者から支援者へ」「ギブ・アンド・ギブの実践」をモットーに、エンチャイルド・ユースたちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」に取り組んでまいります。

支援金募集期間2023年11月1日~12月10日【目標額 50万円】
         ※12月25日まで延長することになりました。

参加チーム:支援規模3~5万円のプロジェクトを実施する10チームが参加予定

プロジェクト実施期間2023年12月10日~2024年1月10日

プロジェクトのテーマ:貧困層の子どもたちを対象とした共育支援

結果の共有:2024年1月下旬~2月上旬、2~3回に分けてオンラインで行う

ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

郵便振替
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

お問い合わせ先
NPO法人エンチャイルド事務局
03-6325-3420
 info@enchild.org

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 同プロジェクトの目的は以下のとおりです。

◆貧困層の主に子どもたちへの共育支援を行うため

◆エンチャイルド・ユースたちのギブ・アンド・ギブ(社会課題の解決のための取り組み)の実践のため

◆エンチャイルド・ユースのピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としての成長のため

 クリスマス・プロジェクトに応援したい、と思われたかた、ぜひ事務局までご一報ください。

info@enchild.org

 昨年のクリスマス・プロジェクトの報告の様子を動画でご紹介します。ぜひご覧になってみてください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 山歩は毎年、何人かの小学6年生たちに以下の質問しています。
 
あなたの夢は何ですか?
 あなたが将来なりたいもの(職業)、あるいは成し遂げたいことはなんですか?

あなたの志は何ですか?
 あなたはどのような生き方をする大人になりたいですか?

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 皆さんは、いかがでしょう?

 このブログを読んでいるかたはさまざまな年代のかたがいらっしゃると思いますが、皆さんも①と②の質問にぜひ答えてみていただけませんか?

 山歩が自分の小6の頃を振り返ってみると、①は「漫画家」「野球選手」「探偵」「弁護士」「学校の先生」「ミュージシャン」など、なりたいものがたくさんあったなと記憶しています。影響を受けたのは、テレビの番組、本屋さんや図書室で見つけた本でしたね。年上の従兄の影響もあったように思います。これが中高生になると「作家」や「映画監督」などに変化していきました。

 ②のような問いかけに対する小学生の頃の明確な答えに対する記憶はありません。覚えているのは、「かっこ良く生きたい」「完全な人間になりたい(超人になりたい?)」ということを漠然と求めていたことです。人並みにヒーローにあこがれ、サンタクロースも好きでした。

 親から教えられていたのは、「人さまに迷惑をかけてはならん」「世のため人のために生きなさい」ということ。特に母は「真面目に生きなさい」「正しく生きなさい」「頑張りなさい」ということを繰り返し話していたことを覚えています。というか、今の今までも同じことを息子に言い続けていますね。

 まあ、そういう生き方ができたかどうか、できているかどうかは別として、親の教えが子の志や大切にする価値を形成してきたように感じます。

 ただし振り返ってみれば、反抗期もありましたし、実際には親の言うことを聞かなかったことの方が多かったのかもしれません。

 ちょっと山歩の話が長くなってしまいました。

 皆さんは、いかがでしょうか?
 
 「夢なんか持つもんじゃない」という人もいます。
 でも、なりたいもの、やりたいこと、どのように生きたいのか、どんな人間になりたいのか、大切にしたい価値は何か、そんなことを一年に一度でもじっくり自問自答してみることは、豊かな人生を送るために必要なことではないか、と山歩は思っています。

 あなたはどんな人生を生きたいですか?

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ENCHILD NEWS & REPORT 2023年11月15日号

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ただ今、「クリスマス・プロジェクト
(サンタになろう!プロジェクト)2023進行中!

クリスマス・プロジェクト2023++

 今年も日本の皆さまのご支援をいただきながら、「受益者から支援者へ」「ギブ・アンド・ギブの実践」をモットーに、エンチャイルド・ユースたちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」に取り組んでまいります。

支援金募集期間2023年11月1日~12月10日【目標額 50万円】

参加チーム:支援規模3~5万円のプロジェクトを実施する10チームが参加予定

プロジェクト実施期間2023年12月10日~2024年1月10日

プロジェクトのテーマ:貧困層の子どもたちを対象とした共育支援

結果の共有:2024年1月下旬~2月上旬、2~3回に分けてオンラインで行う

ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

郵便振替
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

お問い合わせ先
NPO法人エンチャイルド事務局
03-6325-3420
 info@enchild.org

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 同プロジェクトの目的は以下のとおりです。

◆貧困層の主に子どもたちへの共育支援を行うため

◆エンチャイルド・ユースたちのギブ・アンド・ギブ(社会課題の解決のための取り組み)の実践のため

◆エンチャイルド・ユースのピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としての成長のため

 クリスマス・プロジェクトに応援したい、と思われたかた、ぜひ事務局までご一報ください。

info@enchild.org

 昨年のクリスマス・プロジェクトの報告の様子を動画でご紹介します。ぜひご覧になってみてください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年5月15日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日10月19日は、フィリピン・ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド責任者、ジョニー・ボロンガイタさんの誕生日でした。

 ボロンガイタさんと山歩は同い年。誕生月も同じ。

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左がボロンガイタさん

 ボロンガイタさんの誕生日の朝、山歩は以下のようなメッセージを送らせていただきました。

 Dear Mr. Johnnie Bolongaita 
 Happy birthday to my friend, hope you had a great one.
 Wish you all the best for your birthday.
 Hope you continue to shine. 

 ここで思いを込めたのは「my friend」です。

 ボロンガイタさんは、山歩が心から「my friend」と呼べる数少ない親友の一人です。


 ところで、友達はどのようにしてできるのでしょうか。

 「友達をつくろう」と探していれば見つかるものなのでしょうか。
 
 ボロンガイタさんと山歩は、エンチャイルド(One Child One Peace-Project)が出会わせてくれました。

 エンチャイルドというものが存在していなければ、300%彼と出会うことはなかったでしょう。

 エンチャイルドがボロンガイタさんと山歩を出会わせ、「my friend」に導いた、と言っても過言ではありません。

 エンチャイルドが私たちの友人関係を育みました。


 トマス・フラー(聖職者)の言葉を引用します。

 They are rich who have true friends.

 真の友人を持つ者こそが富める者である。


 山歩はお金も名誉も権力も持っていませんが、愛する家族と真の友人を持てたことにおいて、富める人生を得ることができ、富める者となれたのではないかと思います。

 一つの目的を共有し、同じ夢を見、共に志を携えて人生を歩む。
 互いに信頼し、尊敬し、それぞれの個性や役割を尊重し、生かし合える関係。和することのできる関係を得たことが富めることの意味だと分かりました。

 友達はどのようにできるのか。

 一つの目的に向かって進んでいたら、一緒に歩んでくれる人がいた。
 彼もまた目的に向かって進み、私は彼と共に歩んでいた。

 という感じでしょうか。

 真の友を得たければ、私が「一人で」(自立して)何かを始めることです。
 真の自立は真の自立を引き寄せ、共立をつくり出します。

 自立・共立という理念、あるいは哲学、これを単なる言葉で終わらせないためには、自らがその実体となり、さらに新たな実体をつくり上げられなければなりません。

 my friend も my family も、自立と共立、ギブ・アンド・ギブの賜物なのだと考えます。

 Happy birthday to my friend, hope you had a great one.
 Wish you all the best for your birthday.
 Hope you continue to shine. 

 Happy birthday to my family, hope you had a great one.
 Wish you all the best for your birthday.
 Hope you continue to shine. 

Butuan s-054+


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 今日も、『すべては「単純に!(シンプリファイ)」でうまくいく』(飛鳥新社)から。今回は、「『豊かさ』に対する考えを改めよう」の項を参考に人生コラムを書いてみたいと思います。


 「豊かさ」とは何か?
 エンチャイルドにとっても大変重要なテーマです。

 皆さん、いかがでしょう?

 「豊かさ」とは何でしょう?
 豊かさ=お金、と考えますか?

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 同書の内容を参考に、今回はお金との付き合い方について考えてみましょう。

❶支出を書き留める
❷誘惑に負けない
❸決まった額を寄付する
❹世界を豊かだと考える
❺遺産を贈り物と見なそう
❻他人が豊かになるのを願おう
❼豊かに節約を

 では、一つずつ見ていきましょう。
 同書の内容をベースに山歩流のコメントを書かせていただきます。

支出を書き留める
 家計簿をちゃんと付けましょうと言っているのではありません。
 自分がお金をどのように使っているか、そのリストを書き出してみるということです。そのことによって自分自身のお金の使い方がどうなっているのかをはっきりと認識することが大事だというわけです。

 これがちゃんとできるようになれば、衝動買いを防ぐことができると同書は指摘しています。
 このことは、私の認識の範囲に過ぎませんが、フィリピンのかたがたにはぜひやっていただきたい項目の一つかもしれません。もちろん私自身に必要なことですが…。
 
誘惑に負けない
 同書は「できる限り現金で支払いましょう」と勧め、カードだとお金を使っている感覚が失われてしまうからだと指摘しています。
 
 山歩は基本、現金の支払いが基本の消費生活を送っていますが、山歩の子どもたち(といっても皆、成人した大人)はカード支払いがメインになっています。
 日本社会はまだまだ現金主義ですが、お隣の韓国や中国はカード決済がほとんどですね。

 時代はカード主義が優勢となり、現金主義は少数派となっていくことでしょう。いずれ完全に「お金」のイメージは変わっていくことでしょう。日本はまだまだ時間がかかるかもしれませんが…。

 現金であれカードであれ、お金は使うものであって使われるものではないということです。問題は、現金であれカードであれ、お金をコントロールできているかどうかです。

 誘惑に打ち勝ち、お金をコントロールしましょう。

決まった額を寄付する
 日本には寄付文化が根付いていないといわれます。
 欧米社会はチャリティーや寄付、慈善活動、ボランティアが日本と比べて比較的根付いているといわれますね。これはキリスト教文化の故とも言えますが、山歩はインドネシアを何度か訪ねる経験を通して、イスラーム(イスラム教)にも寄付の文化、助け合いの文化が根付いていることを実感しました。

 寄付はギブ・アンド・ギブの感覚を持てないとなかなか習慣化するのは難しいかもしれません。
 日本社会は、「寄付に何の得があるのか」「寄付したら何かもらえるの?」「寄付を求める者は甘えている」といったような考えをお持ちのかたも少なくないように感じます。

 実は寄付には「テイク」を超えた「豊かさ」があります。寄付は「ギブ・アンド・ギブ」に通じるからです。
 決まった額を寄付し続けることは簡単ではないかもしれませんが、豊かな人生を送るために寄付の継続によって「ギブ・アンド・ギブ」という豊かさがもたらされると考えてみてはいかがでしょうか。

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世界を豊かだと考える
 自然の世界は豊かだと思いませんか。
 部分的に見れば「テイク・アンド・テイク」であったり、「ギブ・アンド・テイク」「テイク・アンド・ギブ」であったりしますが、全体を包括的に見つめれば、自然や宇宙というのは「ギブ・アンド・ギブ」で成り立っていると思えるのですが、いかがでしょう?

 自らの心と体と頭の関係も、さまざまな対人関係や共同体としての社会関係を見ても、やはり「ギブ・アンド・ギブ」によって成り立っているのではないか。人生もトータルで考えれば「ギブ・アンド・ギブ」(循環作用)で成立していると信じた方が真の豊かさを得られるのではないかと考えます。

 寄付をしたり、誰かを助けたり、サポートしたり、他者の成功に力を貸す。結局のところ、私たちは助け合う存在であり、実際、世界というものはそのようにしてこそ、一つの平和な世界としてつながることができるのではないでしょうか。

遺産を贈り物と見なそう
 遺産相続で争いが起きるという話はよく耳にします。
 テイクの人生なのか、ギブの人生なのかがあらわになってしまうのが遺産相続の現場なのかもしれません。遺産相続の場面にはそれぞれの生き方、価値観が現れるものです。

 どんな贈り物でも感謝である、もらえないからと恨む筋合いもないのが贈り物、ギフトという存在です。一方的に与えられたものがギフトです。
 遺産もまたギフト。そのギフト、贈り物をどう使うのか。
 テイクの気持ちが強いところにはすでに争いの種がまかれているのかもしれません。
 ギフトはギブによってより豊かなものになることでしょう。

他人が豊かになるのを願おう
 全ての事柄をお金に換算し計算し始めたらどうなるでしょう。お金に換算してみること、お金の価値で可視化することは時に良い結果をもたらすこともありますが、損得で物事をはかる人生になってしまっては本当の豊かさは失ってしまうかもしれません。

 他人の幸せと健康を願う、他人の成功を手助けする、恵まれている人をうらやまない、成功者に嫉妬しない…。
 他人の豊かさを願うことは簡単ではありませんね。
 しかしねたみや嫉妬から自由にならなければ「豊かに」なることはできません。
 
 人の豊かさを憎む人は豊かになれない。お金がたくさんある人を憎んだら私にお金はやってこないと同書は指摘します。相手を否定することは自分を否定することになるというのです。

 ギブ・アンド・ギブの意識を持つところから豊かさは始まるのかもしれません。

豊かに節約を
 「毎月、給料日などに決まった額を貯金する」。
 具体的ですね。5%? 10%? 20%? それとも30%?

 山歩が尊敬する偉人の一人、「日本の公園の父」と呼ばれた本多清六はそのようにして財を築き上げ、亡くなった後には築いた財産の全てを寄付するという人生を送った江戸時代生まれの昭和の偉人です。

 余ったから貯金するのではなく最初に決まった額を貯金し、寄付をする。「豊かな」人々はそのような人生を生きているようですよ。余ったお金を貯金して裕福になったという人の話はあまり聞いたことがありません。

 使い過ぎないこと。このようなお金の使い方は、無駄遣いや使い過ぎを防ぐことにもなります。

 お金は単なる支払いの手段ではありません。
 使い方によっては人間関係を豊かなものにし、人生そのものを豊かにします。
 豊かな人間が豊かな社会をつくることができるのではないでしょうか。

 今日はこの辺で。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 今日は、『すべては「単純に!(シンプリファイ)」でうまくいく』(飛鳥新社)にあった「独立するための確実な道」の内容を参考に人生コラムを書いてみたいと思います。

 本書には「独立するための確実な道」として10項目が挙げられています。

❶助走する
❷アドバイザーを探す
❸目標は高く
❹売るのは「製品」ではない
❺決してライバルの悪口を言わない
❻適正な価格を付ける
❼自分を信じる
❽耐える
❾節約する
❿愛と情熱

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 人に使われて生きるか、独立して生きるか。
 人はそれぞれの考え方、生き方がありますので、どちらが良いと断定することはできませんが、山歩は、どちらかといえば、独立志向が強い方かもしれません。
 組織の一員であったとしても、使われる立場というよりも、共同経営者として主体的な意思(オーナーシップ)を持ってミッションの遂行に当たりたいと考える方です。

 それでは本書の内容を元にしつつ、山歩流に解説を加えてみましょう。

助走する
 これは弾みをつける、ということです。独立するためには勢いがなければ飛び立つことはできないでしょう。
 独立を目指すというなら、今の(受け身の)仕事の他に、弾みをつけるための助走となる仕事を同時に始める必要があるということです。
 独立のために資金集めに奔走するということが助走ではありません。まず、「飛び立つ」ためのモチベーションやビジョン、夢や志に心を躍らせる自分にならなければならないということです。
 
アドバイザーを探す
 独立に当たって、適切な助言をしてくれるアドバイザーが必要です。例えば、税理士や会計士。また、すでに独立して仕事をしている人で目標となるような人、模範としたい人。そういった人にいろいろ教わることも独立する上で必要なことです。

目標は高く
 独立するためには、それを可能にするための強い意志が必要です。その分野でトップを目指すだけの、しっかりとした事業構想を持ち、高い目標を掲げてこそ、独立は可能になるということです。

売るのは「製品」ではない
 製品が売れて儲けを増やすということよりも、大事なのは顧客の要求を満たすこと。製品ではなく、相手の要望に対する答えを売ることが事業の本質的な目的だということです。

決してライバルの悪口を言わない
 何よりも、結果や業績で勝負することが大事なのであって、ライバルをけなしたり、相手の悪口を言うことは決して良いことではありません。ライバルとは、その優れている点を学ぶための相手なのです。

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適正な価格を付ける
 重要なのは品質。内容が素晴らしければ値段は問題ではないということです。決して安売りしてはならないと本書は言います。市場の上層部を目指すことによって適正な価格はおのずと決定されるものなのです。

自分を信じる
 自信のないPRはない、ということです。自分で自分を信じられる仕事をする、大げさな自慢は不要ですが、自信を持って堂々と自己PRしなけば独立、成功の道はないということなのです。

耐える
 失敗は終わりではない、失敗しても諦めてはいけないということです。失敗をしてこそ、新しい発見や成長がなされます。成功者は皆、失敗の経験者です。諦めたら、そこで試合は終了してしまいます。

節約する
 上手にお金を使い、無駄を省いて資産を増やすことが肝要です。お金の使い方を知ることが独立の第一歩。

愛と情熱
 お金のためだけにしたくもないことを続けてはいけません。
 仕事に対する情熱はあるか、仕事故に家族への愛情が薄れてはいないか。これが自分自身へのチェックポイントです。


 自らが事業を立ち上げるなどの場合に限らず、「独立自尊」(何事も独力で行い、自己の人格の尊厳を保つこと/デジタル大辞泉)という言葉もあるように、独立心を持って生きることは「自立・共立」の人生に通じるものだと思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より。
 
計画を着実に練る

 新しい計画にとりかかる前によく考えること。自分の仕事を永く残したいのなら、せめて今ある時間を割いてしっかりと計画を練ろう。あわててやってしまったことは、取り消すのにてこずることになる。
 価値あるものは労力もかかるもの。一番の価値ある貴金属は、一番比重が大きくて溶解しにくい金属だ。急いては事をし損じるのである。

 今回は、自戒の念を込めてのお届けです(毎回そうですが…)。

 「計画を着実に練る」。そのとおりだと思います。
 急いては事をし損じる、そして急がば回れ、でしょうか。

 計画をしっかり立てる、熟考する、練りに練る…。それが大事な事、分かっています。でも、思い立ったが吉日でやってしまいがちな山歩には、ちょっと耳が痛い。

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 バルタザール・グラシアンは、「永く残したいのなら」「取り消すのにてこずることになる」と指摘します。

 目の前の仕事も、そして人生も、しっかり計画を練るべきであり、そのための時間をしっかりと取ることの重要性は、この年になって痛いほど分かります。
 
 計画を練ること自体にメリットがあります。

 まず計画を練ることを通して論理的思考が養われると考えます。

 練ること、考えることは、調べることを余儀なくされますので、新しい知識や知恵、思考方法を獲得する機会にもなります。

 そして何よりも自分自身を活性化することになります。
 できるのか、できないのか。したいのか、したくないのか。すべきなのか、すべきではないのか、しなくていいのか、などなど、計画をしっかりと練ることは自分自身の置かれた立場とよくよく向き合うことになるからです。

 計画を立てることは、目的意識や目標意識を育み、時間の使い方が主体的になり、攻めの生き方をするようになります。
 人間関係に対するモチベーションも生じやすくなり、コミュニケーション能力を高める機会(高めざるを得ない状況)をつくり出します。

 つまり、計画をよく練ることで、計画の実現性が高まり、リスク回避ができやすくなるということです。さらに計画の質を向上させ、付加価値を高めることもできることでしょう。

 誰もが価値ある人生を生きたいと思っているに違いありません。
 皆さんはいかがでしょう。
 価値あるものをつくり上げようとすれば、時間をかけてしっかり計画を練りなさい、というのがバルタザール・グラシアンの指南です。

 11月から2024年のエンチャイルドはスタートします、と宣言しました。
 10月半分。残りの2週間をかけて、2024年の計画をしっかりと練り込みたいと思います。

 さあ皆さん、まずは「計画」を練りましょう。

 では、また。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も人生コラムを書かせてください。

 人生にとって何が大事なのでしょうか。

 人は環境的要因、すなわち外からの影響をもちろん受けます。
 しかしだからといって、悪い環境に置かれた人が全て悪い人になるわけでもありません。
 逆境を跳ね返して成功を収めたり、社会貢献を果たしたりする人、善に生きる人もいます。

 昨日のコラムでは心の畑にどんな種を植えるのか、欲求をどう刺激するのかが大事ではないか、という話をさせていただきました。

 今日は心の畑の話を少し掘り下げてみましょう。

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 種をまき、その種を育てるためには水やお日様の力ももちろん大事ですが、種を植える土壌がどんな土壌であるかも大事なことの一つです。
 心の畑は自己の成長の土台、苗床となる部分だからです。

 山歩は長年、小学校高学年を対象に「将来の夢と志」をテーマに作文の書き方および発表の仕方の指導を行ってきました。

 どんな夢を持とうが、どんな志を抱こうが、それは本人の自由といえば自由なのですが、その夢や志を実現するためにはその種にを発芽させるにふさわしい土壌であるかが重要です。
 どんな夢(何者になりたいのか)、どんな志(どのように生きたいのか)を持つかは、心の畑、心の土壌の状態が関係してくるということを意味しています。

 夢と志を持つということは、言い換えれば、未来の自分と付き合っていくということです。
 未来は現在の結果であり、現在は過去の結果です。
 未来の私も私です。現在の私も、過去の私も私は私なのですが、そのことを本人が正確に分かっている(把握している、理解している)かどうかは別問題です。

 子どもたちには、現在の自分を知り、未来の自分と付き合っていくために、「親へのインタビュー」を勧めています。
 子どもたちに親のことや親の親(祖父母)のことなどをインタビューしてもらうのです。

 「ファミリーヒストリー」という番組(NHK)があります。
 ウェブサイトの番組説明文には、「著名人の家族の歴史を本人に代わって(NHKが)徹底取材。『アイデンティティ』、『家族の絆』を見つめる番組。初めて明らかになる事実に、驚きあり、感動ありのドキュメントです」とあります。

 家族の絆を再確認し、アイデンティティーを見いだす、自己再発見が親へのインタビューの目的です。

 このような作業は、現在の自分に対する思い込みや過去の出来事に対する自己流の解釈を、親の証言を通して時に修正し、時に変更する機会となります。

 歴史を学び、歴史の新事実に触れることを通して歴史を再解釈することを、歴史の再発見と言ったりしますが、一人の人間においても自己再発見の取り組みは必要です。心の畑の土壌を耕し、種を発芽しやすい状態にするためです。

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 日本人であるというアイデンティティーは、日本の歴史を知らずに持つことはできないでしょう。同様に自分のアイデンティティーを見いだすためには自分史、ファミリーヒストリーをさかのぼって自己再発見しなければなりません。

 ファミリーヒストリー、すなわち家族や先祖がたどって来た歴史が私に与えている影響は少なくないと考えます。それは、同時にその時代時代の社会の影響や国がたどって来た歴史の影響を私の人生が受けているということです。

 「歴史は繰り返す」という言葉があります。
 
 歴史は繰り返すとは、過去に起こったことは、同じような経緯をたどって再びやってくるものだということ。古代ローマの歴史家クルティウス・ルフスの言葉「History repeats itself.」の訳語。いつの時代も人間の本質は変わらないため、過去にあったことは、また後の時代にも繰り返して起きるということ。(ウェブサイト「故事ことわざ辞典」より)

 私の人生もまた「歴史」ですから、私の人生においても繰り返されていることが多分にあるのだろうと思います。

 心の畑を耕し、豊かな土壌を得るために、自分史を振り返ること、自国の歴史や世界の歴史を学ぶことは有益だと考えます。

 できれば若い時に知ること、学ぶことが肝要です。それもできるだけ詳しく、深く学ぶことをお勧めします。それは単なる知識の獲得を目的とするものではありません。

 私がより大きな夢と志を抱き、その夢と志を実現するためにファミリーヒストリーを知るべきなのです。より大きな夢と志を持って生きる「偉人」がたくさん現れてこそ、より良い社会の実現がなされていくのではないでしょうか。

 20代でも30代でも、40、50代でも遅くはありません。
 今からでも親へのインタビューを通して自分史、ファミリーヒストリーを知る機会を持ちことをお勧めします。私の心により大きな夢と志を育てるために。
 
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 今回は、人生コラムです。

 中にあるものが外に出てくる。
 外に出てくるということは中にあるということ。
 つまりないものは出てこない、ということです。

 中にあるのなら、いずれ必ずそれは出てくることでしょう。
 問題はその出し方に気を付けなければならないということでしょう。
 それが正しいこと、良いことであったとしても、言い方、表現の仕方、タイミングを間違うと誤って受け取られたり、誤解されることになりかねません。

 もっと厄介なのは、ない場合です。ないのですから何も出てきません。どうしましょう。
 雑草は生えてくるかもしれませんが、その心に何もまかれていないと、何も生えてくることはありません。
 雑草=悪いこと、無駄なものとは必ずしも言えませんが、心の雑草は、あまり外に影響を与えるものにはならないでしょう。むしろ雑草を放っておくと、生えさせるべきものの阻害要因になりかねません。雑草故に結局何も出てこなかったということになりかねません。

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 インプットとは心に種を植えるようなものです。
 しかしその種は心の畑にしっかり植えられないと、生えてくることはができませんから、アウトプットすることができません。
 しっかりと生えてきたものがアウトプットされれば、他者の心にも種はまかれることでしょう。もちろんその種が根付いて生えるものとなるかどうかはその種を受け取った本人次第ですが…。
 
 このように考えてみると、人生とは、心にどんな種を植え、その種がどのように育つかが大事だと言えそうです。

 心の畑に雑草や悪い種が植えられたら社会はどうなるでしょうか。
 社会は森に例えることができるかもしれません。どんな樹木や草花が育つのか…。

 さしずめ、メディアは鳥や動物、昆虫のような存在です。メディアといっても大小さまざまです。人のうわさ話もある種のメディアといえるでしょう。
 旧名「Twitter」という、鳥の形をロゴにしていたSNSもありましたね。大変影響力があるメディアです。種を飲み込んだ鳥たちがあちらこちらに飛んでいって糞と一緒に種を落とす(種をまく)というわけです。
 そして風。風は種を運びます。世間の空気、世論なるものは風のようなものかもしれません。

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 人はしたいことをします。やりたくないことはやりません。
 心の種まきの話は、欲求論の話と似ています。

 欲求があるからこそ、人は行動を起こすのです。
 欲求を正しく刺激することが重要です。心にどんな種をまくのか、どのように育むのか、ということに通じます。
 欲求を刺激するということは、種を発芽させることに例えることができるでしょう。

 例えば、夢と志は人の自己実現欲求や自己超越欲求を刺激するものだと思います。
 今の世の中の風潮は、どちらかと言えば成長欲求よりも欠乏欲求を刺激する内容に偏っているように見えるのですが、皆さんはどう思われますか。

 ウイルスがすごい勢いで感染するように、間違った情報が流布された場合には、人々の心が汚染され、社会が誤った方向に誘導されてしまうかもしれません。

 エンチャイルドは未来を創る子どもたちの心に良い種をまきたいと考えています。
 成長欲求を正しく刺激したいと考えています。

 心の畑を耕すことが教育支援であり、心の畑に良き種をまき、成長欲求を刺激するのが共育プログラムとしてのピース・アドボケイト教育だと考えています。

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 「自立・共立(ギブ・アンド・ギブ)」哲学に関連する話題として、 “アウトプット”について書いてみたいと思います。

 インプットとアウトプット。
 インプットはアウトプットのため、アウトプットはインプットのため、ではないでしょうか。

 吸えばはかなければなりませんし、はけば吸わなければなりません。呼吸の話。

 人体構造を見れば、ギブ・アンド・テイクでもテイク・アンド・ギブでもなく、ギブ・アンド・ギブによって成り立っていることが分かります。

 私たちは知識や情報をインプットする人生を送ってきましたし、今もそのように生きていることでしょう。
 生きているだけで人間はインプットしていると言っても過言ではありません。

 では、アウトプットはどうか。
 してもしなくてもいいものかというと、そうではないと思いませんか?

 自立はインプットとアウトプットの両者が円滑に回ってこそ成立するものです。
 共立もまた、人と人、人と社会がインプットとアウトプットの両者を円滑に回すことで成立するものです。
 ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブです。

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 皆さんの日常生活はどんなインプットとアウトプットでなされているのでしょうか?

 あいさつし合うこと、協力し合うこと、約束やルールを守ること、真面目に働くこと、良き夫婦であること、良き親子であること、良き家族であること、などなど。普段の生活の中にも、たくさんのインプットとアウトプットを見いだすことができます。

 知識を得て、情報を得て、何事か体験して得たものをアウトプットしなければどうなるでしょう?

 身体の健康状態を考えれば、どうも不健康な状態、場合によっては病気になってしまいそうです。

 人間関係を考えてみたらどうでしょう?
 関係性が成立しなくなってしまうかもしれません。

 テイク・アンド・ギブもギブ・アンド・テイクも回転運動をしてギブ・アンド・ギブにならなければ、いずれ減速・停滞し、停止してしまいます。

 停止するということは、エントロピー増大の法則(熱力学第二法則)に従って、放っておくと物事は乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはない、ということになります。

 エントロピーを増大させないためには、ギブ・アンド・ギブの力を加えなければならないということではないでしょうか。(科学に強いかた、フォローを)
 ギブ・アンド・ギブの力とは創造力である、と言ってもいいかもしれません。新しいものをつくり出す力です。応用したり、補強したり、加えたりする力と言ってもいいかもしれません。

 インプットで得た力は、アウトプットによって新しい力となります。
 その力は人を介してまた新たな力を生み出していくのです。
 ギブ・アンド・ギブは発展の大原則といえるでしょう。

 ブログを書くことはアウトプットです。
 皆さんがブログを読んで(インプットして)コメントを書いてくだされば、それは皆さんのアウトプットになります。
 山歩はそのコメントを読んで(インプットして)またブログを書く(アウトプットする)わけで、ここには創造と発展の可能性が大いに潜んでいると見るわけです。

 学んだこと、見たこと聞いたことを誰かに伝える、話してみる。
 これを毎日繰り返すだけでも自分の中の創造と発展(繁殖、拡大)の可能性がどんどん蓄積されていくのではないでしょうか。

 私の中にギブ・アンド・ギブの回転が生じたらしめたものです。
 それは必ずや他者との関係においても、インプットとアウトプット、すなわちギブ・アンド・ギブの連鎖を引き起こしていくことでしょう。

 ブログを読んでくださっている皆さん、読むだけで終わらず、ぜひコメントを書いてください。あるいは、誰かにブログの内容を伝えてみてください。あるいは、ブログの内容を実践してみてください。自分なりでも結構です。何らかの行動を起こしてみてください。

 エンチャイルドの活動も、エントロピー増大の法則に従わないように(停滞しないように)、インプットとアウトプット、ギブ・アンド・ギブの回転運動を促進させていかなければなりません。

 インプットとアウトプット、ギブ・アンド・ギブの回転運動こそが、成長の原動力なのです。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 コメント下さった皆さん、誠にありがとうございます。
 励みになりますし、頂いたコメントを意識して、ブログの記事も作成していきたいと思っています。

 さて、前回「成功哲学」と「成長哲学」と いう二つの言葉を使いました。

 「成功哲学」については、ウィキペディアにはこうあります。

 成功哲学とは、目標を達成するための思想や手法を法則化したものである。成功者の行動や思想を分析し、それを模倣することによって同じ効果を得ることができるという考えに基づく。

 成功哲学の目的は、成功者(目標達成者)になること、と言っていいでしょう。
 
 その表現になぞらえれば、「成長哲学」の目的は自己成長、自己完成(人格完成)を目指すこと、と言えるかもしれません。

 自己成長とは、自分らしさの成長であり、自分らしさの完成、自分らしさを成熟させることです。

 誰もが自身の人生の主人公であるべきです。
 これは自己中心的に生きるということではありません。
 誰かのために生きることは誰かの犠牲になるということでもないと思います。

 成長哲学を支える軸は、自立という縦軸と共立という横軸です。
 この二つの軸がしっかりと90度に交わることが、より良い人生の実現と、社会の成長を促進する鍵になると考えます。

 成功することは確かに生きる目標の一つになり得ますし、目標を達成することで私たちは一定の満足感や幸福感を得ることができるでしょう。

 では、究極の幸福感はどのようにもたらされるのでしょう?

 私が私になれてこそ、自分が自分になれてこそ、ではないでしょうか。
 その意味で、夢(なりたい自分の姿)と志(どのように生きたいのか)を持てる人生は幸いなのだと思います。

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 米国の著名な心理学者、アブラハム・マズローは、自己実現欲求を成長欲求と位置付けました。
 人間が持つ欲求の5段階目とされる自己実現欲求には、実はさらに次の段階があって、それは自己超越欲求といわれています。自分を超えたもののために生きようとする、対象のために(対象を中心に)生きたいと願う欲求です。

 スピリチュアルな感じに聞こえるかもしれませんが、エンチャイルドではこの辺のイメージをクールに言い換えて、「『自立』と『共立』に生きる」ことが人間の本性的な生き方ではないかと提言しているわけです。

 教育は人と社会の成長のためにあると考えます。
 誰かに従わせることが教育の目的ではないでしょう。

 ですから、教育支援するのは、その対象となる人間の自己成長を支え、自己完成を実現するためです。
 自己成長を成し遂げ、自己を完成する、言い換えれば、自立している人間たちこそが真に平和な共同体社会(共立社会)を形づくることができるのではないでしょうか。

 子どもたち、若者たちの輝きはどこから来るのでしょう?
 山歩はそれは彼らの「自己成長」が放つ熱と光ではないかと思っています。

 たとえ未熟で未完成であったとしても、成長欲求に生きる人間の姿は美しいものだと思うのです。
 エンチャイルド奨学生たちの姿にそのような輝きを見いだす時、それがすなわち教育支援の意義を感じる時でもあります。

 繰り返しのご案内ですが、最新号のENCHILD NEWS & REPORT(2023年9月25日号)の二人のエンチャイルド・ユースのスピーチをお聞きになってみてください。

 自己成長に真摯(しんし)に向き合ってきた若者たちの輝きを感じ取っていただけることと思います。

動画の視聴はコチラから
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年9月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も人生コラムをお届けします。

 今回のテーマは、「人生の学び方」。

 誰もが成功した人生、言い換えれば幸福な人生、満足いく人生を送りたいと思っていることでしょう。

 皆さんはいかがでしょうか。

 では、成功者になるためには成功についてだけ学べばいいのでしょうか。
 
 そうではないような気がします。

 成功するためには、成功に学ぶだけでなく、失敗にも学ぶことが必要なのではないかと思います。

 人生の良き師と出会うことは大事なことですが、一方で反面教師に学ぶことも少なくないということです。
 実際、人生において良き師、成功事例と出合うよりも、反面教師や失敗の事例と遭遇することの方が多いのではないでしょうか。

 失敗や反面教師とは、できれば避けたい、見たくもないと思ってしまいがちですが、そこから学べることは少なくありません。

 もちろん、物事はそんな単純ではなく、両面思考が大事だと山歩は考えますので、成功と失敗の両方をバランス良く学ぶのがよいでしょう。成功体験だけでなく失敗体験、失敗談もよく聞いておいた方が人生の役に立つのではないか、ということです。

 その意味で、失敗体験を他人に話す、人に伝えることは悪いことではないといえます。失敗体験をどんどん発信してみてはいかがでしょうか。あなたの失敗体験は意外にも誰かを助けることにつながるかもしれません。

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 振り返ってみれば、人類の歴史も失敗だらけのようにも思えます。
 
 いきなり大成功とはいかずとも、より良い人生、より良い社会を実現するために、失敗の正体をしっかり捉え、その失敗に誘導されるぬよう、「過去」とうまく付き合っていかなければなりません。

 成功と失敗の両方に学ぶ。
 人生経験の浅い、まだ幼い子どもたちに対しても、成功と共に失敗について教えてあげることは有益のような気がします。

 子どもたちを結果的に成功へと導くことのできた反面教師なら、一転して彼は子どもたちの人生の良き師となることでしょう。

 成功哲学は魅力的であり、人生にとって必要な知恵だと思います。

 しかし山歩が言いたいのは、成功者をたたえる成功哲学にとどまらず、失敗してもそこから何かを学び、一つ一つの課題に愚直に向き合い、責任を果たしていくことのできる、「成長哲学」がより大事な人生の知恵ではないか、ということです。

 季節の変わり目。
 日中はまだまだ日差しを強く感じるものの、東京においても朝夕は肌寒さを感じる今日この頃です。

 健康一番。
 9月には久しぶりに体調を崩してしまい健康のありがたさを改めて実感することとなりました。
 ご自愛ください。


 最新号のENCHILD NEWS & REPORT(2023年9月25日号)もぜひご覧になってください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年9月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 体調もほぼ回復してまいりました。

 「人生コラム」にコメントしてくださった皆さん、ありがとうございます。
 コメント、ホントうれしいです。気を良くして、今回も…。

 さて、「苦手なことを克服する」という考え方はよく聞く話ですね。 
 一方で、「長所を伸ばす」ということもよくいわれます。

 バランス思考、両面思考の山歩としてはどちらも必要だよねと考えますが、それでもやはり、より重要なのは後者の方かなと思います。

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 特に、自分らしさを大切にして生きようとすれば、自分らしさ=個性、特に長所となる部分を伸ばし、発揮できるようになることは、幸福な人生を実現するためには至上命題ではないでしょうか。

 苦手なことを続けるのはつらいものです。なかなかやる気も出ません。やる気の出ないことを続けることはつらい、まさに負のメンタルサイクルに入ってしまいます。

 では、正のメンタルサイクルをいかにつくり出すか。

 長所、すなわち自分の得意なこと、自分のやりたいことに費やす時間を増やすことではないでしょうか。

 さあ、ここで自己発見作業が必要になります。

 ❶自分の得意なこと、長所を10個リストアップする。
 ❷自分がやりたいことを5個リストアップする。

 仕事や社会生活だけでなく、私生活、個人的な事でも構いません。
 「心の資産の棚卸し」にも通じますね。

 自己の内面を含め、自分の能力を再点検し、過去の経験を振り返ってみましょう。
 自薦の長所、他薦の長所、どちらもオーケーです。
 自分が長所だと思えること、他の人から褒められたり評価されたことを、どんどん書き出してみましょう。

 ❶として書き出された10項目。特に得意だと思うことは何ですか。三つ選んでみてください。なかなか選べないという人は、自分の人生における重要度で絞り込んでみましょう。

 ❷として書き出された5項目の中で今一番大事だと思うものはどれでしょうか。

 自分(Who)の長所を生かして、人生の大事なことの優先順位を決めて実現していく。
 目的(Why)と目標を明確にし、それらを実現するために計画をしっかり(具体的に)立てましょう。
 何(What)をどこ(Where)で、いつ(When)までにどのよう(How)に行うのか。

 計画は5W1H を明確にするのがポイントですね。
 
 意識して長所を伸ばす生活をすることで、自分らしい人生を創り出していけそうではありませんか。

 やりたい気持ちが高まり、その気持ちを維持できれば、結果的に苦手なことも克服されたり、短所が長所に転じる(短所が気にならなくなる)、なんてことも起きるかもしれません。

 まずは❶と❷のリストアップをしてみましょう。

 そして前向きで積極的で創造的な人生を手に入れましょう。

 長所を伸ばし、得意なことが発揮できれば、それだけで人生明るくなりますね。

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 エンチャイルドの活動の様子を動画でサクッと見ていただけるようYouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひご視聴ください。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 9月に入ってから体調を崩していましたが、だいぶ回復してきました。
 改めて健康であることのありがたさを噛み締めているところです。

 さて今回も、バルタザール・グラシアンの言葉を引用しての人生コラム、いかしていただきます。どうぞお付き合いください。

心の声に耳を傾ける
 直感で正しいと思ったら、必ずそれを信じるべきだ。直面するどんな問題に関しても、自分の心に聞いてみる価値がある。直感は人に備わった神からのお告げ。重要な出来事を予言してくれることもたびたびある。
 自分の心を信じなかったために破滅した人もいれば、直感をうまく働かせて、近いうちに起こり得る問題を察知して身を守る人もいる。
 必ず勝てるという直感がないままに敵と戦う人などいるだろうか?

 直感で生きられる人生。
 それは、自分を信じられる人生を生きていることである、と言えるかもしれません。

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 バルタザールは、「直感は人に備わった神からのお告げ」と言っています。
 “良心の声”という言い方もありますね。

 良心に従って生きられる人生、自分が自分を信じられる人生、そんな人生を生きたいものです。
 直感で生きられる人生とは、自分を味方にできる人生とも言えそうです。

 結局、自分とどう向き合い、どう付き合っていくかが人生の幸不幸、物事の成否、勝敗を分けるのかもしれません。

 「必ず勝てるという直感がないままに敵と戦う人などいるだろうか?」

 これ大事ですね。
 人生全てが勝ち負けとは言いませんが、何事においても「できる」という感覚=直感を持てずに前になど進むことはできないでしょう。必ず勝てるという直感がなければ、すぐに不安や恐怖心に押しつぶされてしまうことでしょう。戦わずしてすでに己に敗れているということです。

 心の声に耳を傾ける生活。
 昨日のブログ【1369】「常に自分の内面をチェックする」と併せて読んでいただければと思います。
 常に自分を見つめ直す、心の資産の棚卸しをすることで、直感(良心の声)もまた、聞こえやすくなるのでしょう。

 自分の心を信じられずに破滅する人生は送りたくありません。
 エンチャイルド流に言えば、「自立した人生を生きよう、共立の人生を生きよう」ということでしょうか。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日のブログにはコメント二つ頂いたので、気を良くして、人生コラムを続けます。

 今回も前回同様、 バルタザール・グラシアンの言葉を引用します。
 バルタザール・グラシアンは、17世紀のスペインで活躍した著述家で、イエズス会の修道士だった人物です。

常に自分の内面をチェックする
 自分の気質、能力、判断力、感情を正確に評価しよう。自分を知ることが自己改善の第一歩。容姿は鏡で確かめられるが、心までは映らない。だから慎重に考察して、自分自身を丹念に調べるのだ。
 鏡に映ることは忘れて構わないが、欠点を直し短所を改善するには、内面にあるものをいつも忘れずにいること。日々、調子と達成能力を自問しながら、自分自身と心の資産の棚卸しをしよう。(『賢人の知恵』より)


 まず、内面とは何かをバルタザールの言葉から確認してみましょう。

 内面=自分の気質、能力、判断力、感情…。

 いかがですか?
 自分の内面、すなわち自分はどんな気質の持ち主ですか?
 あなたはどんな能力をお持ちですか?
 判断力はどうでしょう? ある方? なかなかできない方ですか?
 感情面ではいかがでしょう? 情は豊かな方でしょうか、淡白な方でしょうか?

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 バルタザールは「自分を知ることが自己改善の第一歩」と言います。
 自分の内面、心について慎重に考察して、自分自身のことを丹念に調べなさいと言っています。

 さあ、自己観察の用意はいいですか?

 バルタザールは詰め寄ります。
 この作業、自己観察を毎日続けなさいと…。

 山歩の心に留まったのは、「自分自身と心の資産の棚卸しをしよう」という結びの言葉。

 そうだよね~と思いました。

 生きていく中で大事なのは、自分自身と心の資産を時々棚卸ししなきゃいけないということ。

 棚卸しとは、社内に滞留する「棚卸資産」の数量を実際に数えて、その価値を確認することをいいます。実地で数量や状態を確認し、会計上の資産価値を金額として確定することが棚卸しの大きな目的です。(Money Forward, Inc=クラウド会計のウェブサイトより)

 「会計上の資産価値を金額として確定することが棚卸しの大きな目的」とのこと。
 「心の資産の棚卸し」を言い換えてみると、「自分の心、すなわち内面資産を正確に把握して、その資産の価値(幸せに生きているのか、不幸せに生きているのか)を確認すること」と言えるでしょうか。

 「自分を知ることが自己改善の第一歩
 幸せな自己を実現するためには、己の内面をよく知って、自己改善に日々努めることが大切なんですね。

 というわけで、今日の人生コラムはこの辺で。

 今回はコメント三つを目指します!


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

言葉を飼いならす
 言葉は飼いならされていない野獣と同じ。一度解き放つと戻ってこない。賢人は言葉遣いをうまく制御している。言葉は心の窓であり、そこから心理状態が相手に見えるからだ。(『賢人の知恵』より)

 これは、バルタザール・グラシアンの言葉です。
 バルタザール・グラシアンは、17世紀のスペインで活躍した著述家で、イエズス会の修道士だった人物です。

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 読者の皆さん、いかがでしょう?
 「言葉を飼いならす」
 山歩は、本当にそうだなあと納得してしまいました。

 言葉は人生に不可欠なものです。
 しかし言葉を使いこなすのは簡単ではありませんね。

 思ったとおりに話せばいいじゃないかという人もいるかもしれませんが、思ったとおりに言葉を発してどれほど後悔してきたことでしょう。

 文章も同様ですね。
 今時は、送ったメールの言葉に後悔することもしばしば。思わず「送信取消」することも。

 言葉は独り歩きするものでもあります。
 尾ひれはひれが付くのも言葉の特徴です。
 その意味では、人の話した言葉に対する取り扱いも気を付けないと、とんだトラブルの火種をつくることにも…。

 「言葉は心の窓」
 心は言葉に乗って行き来するということです。
 悪い心を持てば悪い言葉が出てきます。
 善い心を持てば善い言葉が出てきます。

 「賢人は言葉遣いをうまく制御している」
 賢人の道への第一歩は、言葉のコントロールにあるのでしょう。
 言葉の使い方をよく学び、よく心得ることで、より良い人生が得られるのかもしれません。

 文化の初めは言葉の獲得から。
 善い言葉が善い心を育み、善い心が善い行動がもたらすようになる。
 善い言葉で善い文化をつくりたいものです。

 良く年を取るためにも正しく言葉を使いこなせることが大事だと日々実感しています。
 山歩もいい年齢になりました。
 改めて言葉遣いに気を付けて生きていこうと思いました。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、私にとって最も身近な偉人を紹介します。
 ぜひお読みください。

両親

「最も美しいもの」

 私の両親の年齢は合わせると171歳です。

 私の妻(両親にとっては嫁)が幼い子どもたちを残して先に逝ってしまったため、還暦を過ぎ、現役を引退したにもかかわらず、私の両親は孫たちの面倒を見るために私たち家族と同居するようになりました。

 一番下の子(当時2歳)が小学校を卒業するまでの約10年、文字どおり親代わりに親身になって3人の子どもたちを育ててくれました。

 同居間もなく母はくも膜下出血で倒れ、死線をさまよいました。しかし母は奇跡の復活を遂げ、今も毎日あらゆる家事をこなしながら生きています。

 祖父母と孫たちの絆はどんな綱よりも強くしなやかで美しいと感じます。眩しいほどです。

 孫たちに向かう祖父母の愛情が枯れることはありません。こういう人たちを「神様」と呼ぶのだろうと思うほどです。

 孫たちの祖父母への愛情もまた特別です。

 幼少時代に受けた愛は魂に刻まれているのだと思わずにはいられません。
「無条件の愛」という言葉がありますが、私はこの祖父母と孫たちの間に流れる愛情を「無条件の愛」であると自信を持って証言するでしょう。

 両親はエンチャイルドの支援者として応援してくれた期間もありましたし、二度ほど訪日研修で日本を訪れたエンチャイルドの奨学生たちを自宅でもてなしてくれたこともありました。

 言葉は通じませんでしたが、食事を用意し、手を取り合い、ハグをしながら、ノンバーバルなコミュニケーションで異国の子どもたちを愛してくれた姿は今も忘れることができません。

 なぜ両親のことを唐突にこのような内容を投稿するのでしょうか。

 エンチャイルドの子どもたちには、夢と志を持って生きなさいと伝えてきましたが、もっと本質的には「家族愛」に生きることの素晴らしさを分かち合いたかったからです。

 私の教育支援活動の根っこ(動機)には、子である私への親の愛情、さらには孫たちに示してくれた祖父母の無限大の愛がモデルとして埋められていることを感じます。

 人生の一回りを体験してみながら、残りの人生の少しでも多くを親たちのために使いたいという思いに駆られる毎日です。

 独り言に最後まで付き合ってくださり、ありがとうございました。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 【1357】のブログで本多静六の生き方を紹介しました。 

 そこでも引用した「成功への近道」7項目の2番目に、「専心その業に励む~職業の道楽化」というものがありました。

 「専心」とは、心を一つのことにだけ集中すること(デジタル大辞泉)です。
 「専心その業に励む」とは、専門性を高めること、その分野の専門知識を豊かに持ち、必要な技術を磨くことを指すのでしょう。そうしてこそ、職業、すなわち自らが従事する仕事を楽しむことができるようになる、ということです。

 本多静六は自伝の中でこう述べています。

 「職業を道楽化する方法は、ただ一つ、勉強に存する。努力また努力のほかはない。あらゆる職業は、あらゆる芸術と等しく、それに入るに、はじめの間こそ多少苦しみを経なければならぬが、何人も自己の職業、自己の志向を天職と確信して、迷わず、疑わず、専心に努力するからには、早晩必ずその仕事に面白味を総じて来るものである。一度その面白味が生じてくることになれば、もはやその仕事は苦痛でなく、負担でなく、義務でもない。歓喜の力行(りつこう)となって、立派な職業の道楽化となってくる」(『新版 本多静六自伝 体験八十五年』より)

 本多静六の思想、人生に対する考え方は、「人生即努力」「努力即幸福」という言葉に集約されるのかもしれません。努力と人生の成功、努力と幸福の実現は表裏一体のものであるということなのです。

 きっと静六は努力の人だったのです。そして努力を愛し、努力することが好きだったのだと思います。

旅人

 仕事も社会活動も、人間関係も家庭生活も、何事も面白く生きること、それが大事なことだと静六は教えてくれているのだと思います。
 「人生とは楽しいものだよ」「もっと努力することを楽しみなさい」。半世紀以上も前の世界から、そんな本多静六の言葉が聞こえてきそうです。

 努力とは、熱意と誠意、そして創意工夫を含むものなのではないでしょうか。
 人生の幸福は、一方的に与えられるものでも、一方的に奪われるものでもなく、苦労や困難があったとしても(たとえそこに不条理なことがあったとしても)自らの責任で努力しながら実現していくものなのかもしれません。

 本多静六の「専心その業に励む」の考えをしっかりと受け止め、エンチャイルドの活動(教育支援、社会教育)においても、しっかりと努力して結果を出していきたいと思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 まずは、以下の文章をじっくりとお読みください。

‐‐‐
 幸福とは
 自己の努力によって、
 健全なる欲望が満たされ、
 精神、肉体共に
 愉快を覚ゆる状態を指し、
 しかも、それが自己の健康と
 社会の希望に反しない場合をいう
 そうして、真の幸福そのものは、
 比較的、進歩的のものであるから、
 常に絶えず新たな努力精進を
 要するものである。

 私も
 努力しさえすれば
 人並み以上、
 天才近くにも
 なれるのだという
 自覚自信が、
 私の一生を
 どれだけ力強く
 鞭撻してくれたか
 わからない。

 元来人間は、
 前途に大きな目的なり、
 目標なりがあるときは、
 それに対応する
 闘志を生ずるものである。
‐‐‐

 皆さん、いかがでしょう?
 この文が誰のものかというと、本多清六というかたの言葉です。

 本多静六(1866~1952)について簡単に紹介します。
 江戸、明治、大正、昭和を生きた日本の林学者、造園家にして株式投資家です。
 日比谷公園や明治神宮、いくつもの有名な公園を造った、日本の「公園の父」といわれた人物です。
 「月給4分の1の天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を寄付した(ウィキペディアより)器の大きな日本男児です。幼少年期に不遇な人生を送りますが、飽くことない向上心と志ある人生を全うしたかたです。

 山歩が尊敬している人物の一人でもあります。

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本多静六と縁の深い、日比谷公園の「首かけイチョウ」

 さて、冒頭、引用した文は『新版 本多静六自伝 体験八十五年』(実業之日本社)からです。

 この引用カ所を一読してもお分かりになるでしょう。
 本多静六の人生が自立と共立の哲学に貫かれたものであったことが。

 山歩は憧れますねえ、静六のような生き方。
 
 前述の文は以下のように続いています。

‐‐‐
 私の体験によれば、人生の最大幸福は
 家庭生活の円満と職業の道楽化による。
 そうして、私はこの二つを十二分に
 体得してきたものと感謝している。
‐‐‐

 ある意味、本多静六という人物は完璧な理想の人生を生きたかたなのだと思えてなりません。

 静六は、「成功への近道」として、以下の7項目を示しています。

‐‐‐
 1.常に心を快活にもつ~楽天主義。
 2.専心その業に励む~職業の道楽化。
 3.功は人に譲り、責は自ら負う。
 4.善を称し、悪を問わず。
 5.好機はいやしくもこれを逸せぬこと。
 6.勤倹貯蓄~四分の一貯金の実行。
 7.人事を尽くして天命(時節)を待つ。

 これを要するに、「人生即努力」であり、「努力即幸福」にほかならない。
‐‐‐

 こんな時代だからこそ、本多静六のような生き方を再考してみてはいかがでしょうか。


 エンチャイルドの活動の様子を動画でサクッと見ていただけるようYouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年8月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月15日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年7月15日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年7月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年8月15日号

おまけ動画:LOVE IS UNITY 五本締め!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 著名な経営コンサルタントの船井幸雄さんは自身の著作の中で、「成功の三条件」として①勉強好き ②素直 ③プラス発想、の三つを挙げています。

 若いうちは好奇心が旺盛なので簡単にこの三つの条件をクリアできる、ところが、年を取って経験を積むに従って、多くの人は頑固になり、勉強嫌いになってくるものだと船井さんは指摘しています。

 確かにそうかも…。
 皆さんはどうでしょう?

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子どもたちは、100%成功の三条件を持っている

 「勉強好き」を「好奇心」と言い換えてもよさそうです。
 好奇心とは、珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心(デジタル大辞泉)。
 
 素直であるというのは、オープンマインドに通じるように思います。

 プラス発想、プラス思考というのは、引き算(否定)ではなく足し算(肯定)で物事を捉えるということでしょうか。

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子どもらしさは愛らしさ、子どもたちは可能性に満ちている

 ❶関心を持つ
 ❷心を開く
 ❸良い面を見つめる

 こんなふうに言い換えてみると、これは「愛」の属性ではないかと思うのですが、いかがでしょう?
 そう考えると、成功のための条件、成功の秘訣(ひけつ)もまた、愛を実践すること、と言うことができそうです。

 「愛は行動だ!」

 エンチャイルドの奨学生たちに期待する成功の意味もまた、それは愛の実践の結果に他なりません。

 年を取っても、何年過ぎても、倦(う)むことなく、面倒くさがらず、若い心、新鮮な心、成功する三条件(①勉強好き ②素直 ③プラス発想)を持って生きていきたいものです。

 成功の条件は、成長の条件でもあると考えます。
 愛こそ、真の成長、真の成功の苗床なのです。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 事務局のメンバーでミーティングは当然のことながら、ほとんどはエンチャイルドの業務に関することなのですが、最近、以下のような内容を共有してみました。

 「あなたがしたいことは?」
 「あなたがなりたいものは?」
 「あなたが行きたい場所(国)は?」
 「あなたが会いたい人は?」

 このブログを読んでくださったあなたはいかがでしょう?

 エンチャイルド事務局の日頃の現場は、中年探偵団的雰囲気が充満しているのですが、これを何とかするのも課題の一つです。

 刺激的な人生をいかに生きるのか。
 刺激的な非営利活動をいかに行うか。

 上記の四つの質問によって普段使っていない脳の部分が刺激されたようでした。
 特に「あなたが会いたい人は?」の質問では、皆深く自身の人生を振り返させられていましたね。

 夢と志を持つ人生。
 成長欲求を刺激する生活。

 これ、大人こそ必要ですね。

あじさい
ユリ
山の花1

 火曜日(7/18)には、「エンチャイルド・スタディーツアー2023」動画リポート(マニラ首都圏編)をお届けする予定です。お楽しみに!

こちらは「エンチャイルド・スタディーツアー2023」
動画リポート(ミンダナオ編)です。
ぜひご視聴ください!
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 恐らく人間には文化の力が必要なのです。
 なぜなら、文化こそが人間を人間たらしめているからです。
 
 最高の文化とはどのようなものでしょうか。
 それは、やはり、愛の文化でしょうね。
 愛の心、愛の言葉、愛の行動が人を生かします。

 だから人は愛を求めて生きているのでしょう。
 
 家族とは何でしょう?
 家族とは、愛の文化の結晶ではないでしょうか。
 言い換えれば、家族を愛の文化の結晶にすることが人生の最高の目的だといえるのではないか。

 エンチャイルドもまた、人間の活動です。
 愛の文化、家族愛の絆(関係性)を探す運動だといえます。
 そこからしか本質的な意味での社会問題の解決策を見いだすことができないと考えるからです。

 私たちがその目的意識から離れてしまうなら、何も見なくなり、何も聞こえなくなり、何も感じなくなってしまうでしょう。

 エンチャイルドはなぜ子どもたちへの教育支援を行うのか。
 エンチャイルドはなぜスタディーツアーを行うのか。

 エンチャイルドのスタディーツアーは家族愛を探す旅です。
 家族文化をつくり出すための旅なのです。

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 文化の力は小さくない。
 この小さな文化の種が音楽や小説になり、芸術作品や映画となって多くの人々の心に力を与えていくことができたらどれほどいいでしょうか。

 エンチャイルドの最高作品は、エンチャイルド奨学生たちの姿であり、家族愛の絆で結ばれたエンチャイルド・ファミリーたちの姿です。

 私たちは今、コロナ禍から抜け出し、新しい時代をつくり出すためのスタートポイントに立っています。
 
 あなたも、エンチャイルドが紡ぎだす家族愛の物語の、登場人物の一人です。
 
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 「継続は力なり」の言葉はよく聞くところです。

 実用日本語表現辞典には、以下のように記述されています。 

 いくつかの意味に解釈されるようです。
  
❶個々の成果は微々たるものであっても、地道に成果を積み重ねていけば、やがて大きな事業を達成できる。目標を達成できる。

❷今は実力不足であっても、挫けずに修練を積んでいけば、いずれ大成できる。

❸物事を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けるということは、それ自体、優れた能力のひとつである。

 いかがでしょうか。
 主に❶と❷の意味で使っていたような気がしますが、❸の意味で考えると、継続力に対する理解が深りますね。

 継続することは大事だと分かっていてもなかなか継続できない。つまり継続する、取り組み続けること自体に求められる能力がある。目的意識や目標達成に対する願望の強さ、諦めない精神、自己管理・時間管理能力などなど。いくつかのファクターを持ち得てこその「継続は力なり」なのかもしれません。
  
 同辞典は、「イリノイ州のことわざとして『Continuity is the father of success』(継続は成功の父)という言葉が見られるという」と紹介しています。
 これを読んで、すぐに「必要は発明の母」という言葉を連想しました。こちらは英文だと、「Necessity is the mother of invention.」となるようです。
 父(継続性)と母(必要性)の力は確かに人生の全体を通して求められるものですね。

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山歩の継続体験記
①ある時期、数年間にわたって登山を月1、2回ペースで継続しました。山歩は人生で3度同じ膝のけがで松葉づえ生活を強いられ、その膝はぼろぼろだったのですが、ずっと避けていた登山を、つらかったけれど、痛かったけれど、続けられたことで人生の新たな境地が開けたと感じています。膝が完治することはありませんが、膝の弱さとうまく付き合える人生を手に入れられました。

②2020年1月4日から3年間、1200日以上毎日ブログを書き続けました。以前三日坊主で終わったことがありましたが、今回ブログを書き続けることで得たものは小さくないと感じています。文章がうまくなったとは思えませんが、書くこと、情報を発信することの意味や成果、影響力についての考察を積み重ねられたことはよかったと思っています。

③1年前の健康診断である検査項目が「D」でした、今までも「C」はいくつかありました。3年前には人生初めての胃カメラも経験していましたが、昨年の「D」はちょっとショックでした。つまりDランクは〇〇病ですよ(レッドカード!)と宣告されたも同然だからです。コロナ禍の運動不足は気にはなっていましたが、健康診断の結果に「これはまずい」と、心機一転毎日運動をしなければと決意しました。実際、久しぶりに山歩きをしたところ、結構きついし、挙句の果てに足がつってしまって足を引きずっての下山に…。以来、とにかくウォーキングを習慣化することに努めました。1日最低でも1万歩。食事も意識してある程度は制限もしました。数カ月で効果は現れ、かなり減量もできて、衣類のサイズダウンも1.5~2サイズできました。さて今年の健康診断の行方は? あの「D」だった検査項目が「A」に、そしてメタボリックシンドローム判定も「基準該当」から「非該当」へ。「C」項目がゼロというわけではないのですが、また一年、健康管理に励もうと思います。そこで健康管理のために新たに始めているのがダンベルによる筋トレ。一日15分程度ですが、今までたまに使っていたダンベルの重さに1kgプラスのダンベルを購入してやり始めています。+1kgは結構きついのですが、無理のない範囲で続けていこうと思っています。「ダンベルを購入すれば人生が変わる」の言葉に支えられて…。

 皆さんはどんなことを継続していますか?

 山歩は、ダンベルによる筋トレに加えて、長年課題にしてきた英会話学習を今さらながら継続したい項目にリストアップしました。
 他にも毎日続けるべきだなと思っているものがいくつかあるのですが、「過ぎたるは及ばざるがごとし」にならないように、とりあえずはこれくらいにしておきましょう。

 昨日より今日、今日より明日、1カ月後、1年後の自分の中の成長や変化を楽しみに生きていきたいと思っています。そして「一日一善」「エンチャイルド活動」も継続できるように。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は「時間の正体」という題目でブログを書いてみたいと思います。

 忙しい。そう感じて生きている人は多いと思います。
 いや、暇だ。というかたも、参考になるかもしれないので、一応読んでみてください。

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 時間だけを見つめると、時間とはどんどん過ぎ去っていくもの、あるいは減っていってしまうものであると考えるでしょう。
 しかし物事を中心に見つめると、どれだけできたか、どれだけ進んだか、というふうに測ることができそうです。

 「物事」。意味が曖昧な感じがするので、意味を絞り込みます。
 ここでは、目標に対する計画と、その計画に対する行動結果を指すことにしましょう。

 つまり。
 「時間」がどれくらい過ぎたとか、何時になったとか、何日過ぎたとか、あと〇時間しか残っていない、余命〇年、みたいなことではなく、自分のすべきこととそれを実行、実現するための行為全てと、その結果に意識を集中する生き方です。

 生きていれば、おなかは空きますし、疲れも感じるでしょう。眠くもなります。体の健康管理、メンテナンスは大事ですから、それも「物事」としてしっかり認識しておかなければなりません。

 ここまで読んでいただいて、そんな事できるはずない、と感じているかたもいらっしゃいますよね?

 確かに。
 社会的に見れば、私たちのほとんどは「時間」に縛られています。
 私たちは「時間」に依存し、支配されていると言っても過言ではないでしょう。

 しかしこれらの内容は、「時間」などという漠然とした概念のままにしておかず、「物事」として処理してしまいましょう。つまり、スケジュール、締め切り、計画の進捗の目安として、管理可能なものと時間を位置付けましょう。

 時間にとらわれてはいけません。時間に負けてはなりません。

 大抵は、計画・実行以前に、時間という魔物にしてやられているものです。
 幽霊のような正体不明の存在を漠然と恐れ、恐怖に縛られ続けるように。
 「時間」の正体を明らかにして、「物事」として対応し、適切な関係を築かなければならないでしょう。克服すべき相手なら、私たちはそれを克服しなければなりません。

 「時間」とは何なのか。果たして「時間」は存在するものなのか。

 時間の恐怖に支配されないために、目標を持ちましょう、計画を立てましょう、実行・実践・行動しましょう。そして目標を実現するための自らの能力、チームの力を伸ばす努力をしましょう。
 「時間」ではなく、「物事」に意識を集中しましょう。
 
 「時間」に依存せず、支配されることなく、「時間」から自立し、「物事」と共立していきましょう。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 5月18日。東京は真夏日の一日でした。
 南北に長い日本列島。沖縄地方の梅雨入りもそろそろとの声の聞こえてきています。

 とにかく時間のたつのが早いですね。気が付いたら週末、気が付いたら月末、気が付いたら…今日もこんな時間に…。

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 人生、うまくいく時もあれば、うまくいかない時もありますね。
 皆さんは今、うまくいっている時でしょうか、うまくいっていない時でしょうか。

 山歩は今、ちょっとうまくいっていない時を過ごしています。
 
 そんな時、どうすればいいのでしょう?
 皆さんならどうしますか?

 ひたすら寝る、食べて忘れる、ああだこうだと悩みまくる、思考停止する…。

 山歩はそんな時どうするかというと、「自立心」を奮い立たせるようにしています。

 なぜなら、うまくいかないと思っている時は、大抵、人任せになっていて、依存心や依頼心が強くなってしまっているからです。
 人に頼ること、任せることが必要な時もありますが、それによって「自立心」のバランスが崩れるようだと、やばい状態です。

 うまくいかない時は、心と体と頭のバランスが崩れている可能性が高いです。
 それが外からの要因によるものであったとしても、そのせいにしてはいけません。
 だいたい外側、他者のせいにする心が強くなると、うまくいかなくなります。
 まずは崩れたバランスを立て直さなければなりません。
 行動し、克服し、責任を果たすしか、解決の道はないのです。

 人を変える、他者に変わってほしいという発想では、決して解決には至らないでしょう。
 自分を変えるしかありません。自分がやるしかありません。

 自立が共立を生み出すのであって、共立が自立をもたらしてくれるのではないのです。

 というわけで、山歩、依存心を捨て、自助・自立の心を先立てて、出直します!


 明日はエンチャイルド・スタディーツアー2023の申込締め切り日となっております。


「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

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成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

StudyTour2023

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  山歩は、「人はしたいことする。やりたいことをやる。したくないことはしないし、やりたくないことはやらない」という持論を何度かお話ししています。

 では、

 皆さんは、
 何がしたいですか? やりたいことは何ですか?
 したくないこと、やりたくないことは何ですか?

 やりたいこと
 やりたくないこと
 やるべきこと
 やるべきではないこと

 どうでしょう?

 そんなリストを作って取り組んでみてはいかがでしょう。

 これは自分自身を知るための分析ツールになり得ると山歩は考えています。

20221117001

 皆さん(Who)は、

 どこ(Where)に行きたい(目指すゴールは何)ですか?
 何(What)をしたいのですか?
 いつ(When)までにそれをしたいですか?
 それをいつ(When)しますか?
 それをどのように(How)やるのでしょう?
 なぜ(Why)、それをやりたいのでしょう?
 
 毎日、そんなことを自分自身に問いかけて過ごしてみてはいかがでしょう?

 「欲求」は成長するものであり、成長させるべきものです。
 あなたのその行動は欠乏欲求から始まっているものでしょうか、成長欲求から始まっているものでしょうか?

 何をしたいのか?
 なぜしたいことをしないのか?

 なぜしたいことなのにしないのでしょう?
 
 できないからでしょうか?
 それがしてはいけないことだからでしょうか?

 さあ、やりたいことリスト、やりたくないことリスト、やるべきことリスト、やるべきではないことリスト作りを始めましょう。

 あなたのやりたいこと、やってみたいこと、コメント欄で教えてください。

ジャーニー002

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ブログを始めて1214日。丸3年が過ぎ、1200日も越えました。
 毎日投稿してきました。
 投稿数は今回で1268通。コメントも1000通以上頂きました。

 お読みくださっている読者の皆さまには感謝の言葉しかありません。

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 さて、「ブログ休みます」。
 ということで、数日お暇を頂いて、「山ごもり」「ブログ断ち」をしようと思います。

 数を追ってきたわけではありませんが、量と質はある種の相関関係にあると考えます。

 量(積み重ね)が質を高めるということです。
 もちろん、“過ぎたるは及ばざるが如し(Too much is as bad as too little.)”ということもありますが…。

 「休む」ことも大事、と自らに言い聞かせ、充電してもっと大きな責任を果たせる人間になるぞと言い訳しながら、スリープモードに入らせていただきます(その間はバックナンバーを眺めていただけたなら望外の喜びです)。

 皆さん、ごきげんよう。
 

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 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は5月1日、「責任を果たす」というテーマでブログを書いてみます。

 「責任を果たす」などと言うと嫌がるかたも少なくないでしょう。
 実際、責任など持ちたくないし、面倒くさい、重荷だ、厄介だ、しんどい、などなど、頭が痛くなるといったイメージもあるかもしれません。

 しかしそうは言っても、現実問題として責任から逃れることができないのが人生というものですよね。人生とは責任を果たすことの連続のような気がします。もちろん「責任」に対する意識の強さの濃淡は個々違いますが…。軽々いける人、深刻になってしまう人、さまざまです。

 では、責任を果たすとは、どういうことなのでしょう。

 「責任」には二つの観点があるように思います。
 一つは、「責任感」というような、責任を果たそうとする決意、つまり責任意識や意志。
 もう一つは、問われている、あるいは負うべき責任を実際に果たすこと、実現すること。

 決意表明はできても必ずしもやるか(やれるか)どうかは別だったりしますね。
 実質的に責任を果たそうとすれば、実力が問われます。
 責任を果たす上で不可欠なのが、一定条件の下、時間内に求められている基準を満たすことのできる能力を持つことです。

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 以前、自由意志と自由行動について書いたことがあったと思いますが、結局のところ、責任を果たす上でも意志と行動の両面が必要だということになりそうです【1064】

 自らの責任を果たす自助自立の人生もまた、意志力と行動力(能力)を育んでこそ、といったところでしょうか。

 エンチャイルドのピース・アドボケイト教育においても、自立・共立のためには意志力と行動力(実践力)を育むことが大切であることを強調しています。

 エンチャイルド奨学生、特にエンチャイルド・ユースのメンバーには、学ぶことの重要性、実力を身に付けることの大切さを繰り返し話してきました。彼らには強い意志力と共に、優れた実践力を持ってほしいと思っています。自立し、共立(共生、共助、共創)の人生を生きてほしいからです。
 
「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
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 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「成長と変化」というテーマでコラムを書いてみたいと思います。

 「成長」といえば、右肩上がりでより良くなっていく、発展していくというイメージですし、実際、そのような意味で使われている言葉だと思います。

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 まずは、いつものように辞書に載っている意味を確認してみましょう。デジタル大辞泉からです。

【成長(せいちょう)】

1)人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。
 「子供が成長する」「ひなが成長する」「経験が人を成長させる」

2) 物事の規模が大きくなること。拡大。
 「事業が成長する」「経済の高度成長」

 では、「変化」の意味はどうでしょう?
 同じくデジタル大辞泉から。

【変化】
 ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。
 「時代の変化についていけない」「変化に富む生活」「気温が急激に変化する」


 さて問題は、いかに成長するか、いかに変化するか、です。

 成長しようとすれば、変化を恐れず、変化に対応していかなければならないでしょう。
 若い時は、成長が主体となって変化をけん引します。成長と変化は表裏一体のものとして進行しているかのようです。
 しかし年老いてくると、変化を主体として成長をサポートし、その不足さを補う必要があります。

 成長=変化とは言いませんが、成長と変化に共通して必要となるものがあります。

 それは「刺激」です。

 成長にも変化にも刺激が必要だということです。
 成長にとって変化は刺激となり、変化にとって成長は刺激になります。
 刺激は活性化のためのトリガー(引き金)のようなもの。
 日々の生活をいかに刺激的に過ごすかで、人生は変わっていくことでしょう。

 とはいえ、刺激といってもなんでもいいわけではありません。強過ぎても弱過ぎてもいけません。
 その人に合った適度で適切な刺激であることがポイントです。成長の段階にあった刺激、適度で適切な変化をもたらし得る刺激です。自分にとって「良い」刺激を探し出すことが重要です。

 年齢や状態(置かれた状況、事情)にとらわれず、自分に合った成長と変化をいかに引き起こせるかが日々の大事な課題ですね。

 エンチャイルドのスタディーツアーは、そんな「刺激」を参加された皆さん一人一人が得ることができる機会になると思っています。


「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

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スタディーツアー

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日、理事会(役員会)を開催しました。

 フィリピン・ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生から届いたビデオメッセージにも刺激されながら、2カ月後(6/22~6/26)に行われる4年ぶりのスタディーツアーに今からワクワクしています。 

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 さて、何事もその時のための準備が肝心。鍛えておくべきは、気力、体力、知力です。
 そのための山歩の日課(Daily Routine)をご紹介します。
 
 ★8000歩:やはり歩くのが基本。気分転換もかねて一日(朝昼晩)8000歩、歩くようにしています。時間があれば1万歩から1万3000歩も。健康増進、ダイエット効果もあり。

 ☆ダンベル10分:最近筋トレ始めました。YouTubeの動画を見ながら行っています。結構きますね。

 ★blog1本投稿:このブログがそれ。現在、1200日を超えて継続中! アウトプットし続ける人生を生きたい!

 ☆本を1冊読む:なかなか難しいけど、常にインプットし続けることが大切。本は必ず持ち歩きます!

 ★瞑想:雑念を払い、本当の自分と向き合う時間。人生、ブレないために。

 ☆プチ語学学習:なかなか上達しませんが、とにかくやるしかない! 世界中の人たちと話したい!

 ★一日一善:意識しないとなかなか実践できないもの。ごみを拾う、人を助ける、エンチャイルドを頑張る!

 しないことリストもあります。

 ■食べ過ぎない
 ■ネガティブ・ワード(マイナス言葉)を使わない
 ■浪費しない
 ■怒らない
 ■諦めない
 
■慌てない
 ■焦らない
 ■頑張り過ぎない

 心と体と頭の活性化が日々の挑戦項目です。
 心身共に健康な人生を送りましょう。
 
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

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成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 突然ですが…、統一地方選挙や国会議員の補欠選挙が終わったからというだけでなく、新型コロナウイルス感染症の扱いが5類になるからという理由だけでなく、これから新しい時代に入ります、新しい段階に移ります、と申し上げたいと思います。

 なぜ、そんなことが言えるのか?
 その具体的な根拠は別の機会に書こうと思いますが、新しい時代になった、新しい段階に入ったと考えた方が、そのように考えた人にとってはメリットがある、得だ、といいたいのです。

 これからを、新しい時代、新しい段階と捉えれば、まずスタート地点に立ったと考えることができます。新しいゴール設定や、これからの目標と計画を立てるのに良い機会となることでしょう。

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 「新しい時代・段階」ということは、未知・未踏の世界に踏み込むことを意味しますので、予習・調査・準備の意識が高まります。
 温故知新。未来を見通そうとすれば、必ず今を見つめ直し、そして過去を振り返って教訓を得ようとする心理も働きます。つまり物事や歴史、先人の知恵に対して学ぼうとする動機が強くなります。

 新しい出発は、いったん過去を清算、終了させ、リセットすることでゼロからのスタートをすることを意味しているとも言えます。
 かといって、現実問題として過去を全て忘れることはできませんし、すべきでもないでしょう。過去の消去されるわけではありません。これはマインドセットの問題です。

 そして新しい出発という設定は、そのマインドセットを切り替えるのに良い機会なのです。今までの発想や視点を変えてみるのです。もっと言えば、価値観さえも再検討したらよいのではないかと思います。新しい時代、新しい段階をどのような価値を大切にして生きていくのか、どのようなものの見方、考え方で生きていくのか、ということを見直してみるのです。

 というわけで、新しい時代、新しい段階を目の前にして、自分なりの新しい目標と新しい計画、新しいビジョンとミッションとバリューに関するステートメントを本気で考えて、書いてみて、表明してみてはいかがでしょうか。まずは自分自身に対して。

 これからの時代をどう生きるか。

 新年度4月も残り5日。ゴールデンウィークを有意義に過ごすためにも、この5日間、じっくりとこれからの時代をどう生きるかについて、結構真面目に考えてみて、心許せる仲間がいれば一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか。

 その中に、ちょっとでも「エンチャイルド」のことを一つの項目として入れてくだされば、これほどうれしいことはありませんが…(この一文は蛇足か)。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  自分で蒔(ま)いた種。
 「実用日本語表現辞典」ではこう説明されています。

 自らきっかけを作って招いた悪い事態のこと、あるいはそのきっかけを意味する言い回し。「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」という英語由来のことわざから生まれた言い回しである。「自分で蒔いた種は自分で刈り取る(you reap what you sow)」とは、自分の身に起こることは全て自分の過去の行動がもたらしたものであるという意味のことわざである。

 というように、一般的に悪い意味で使われているのが「自分で蒔いた種」という言葉です。

 「因果応報」という言葉も悪い意味で使われることが多いですが、元々は善の種がまかれれば、善の実がなり、悪の種がまかれれば悪の実がなる、実を見れば何の木かが分かるということです。

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 自分がまいている種はどんな種なのか。
 つまり人の価値は、その行為、行動によって決まるということでしょうか。

 良い種をまき続ければ、いつかかならず良い実を見ることができると、山歩は信じています。
 そう思わなければやってられません。

 しかし種をまいてそれを育てて実らせることは簡単ではないものです。
 子どもたち一人一人が個性という花(夢)を咲かせ、ピース・アドボケイトという実(志)を結ばせ、彼らは新たな平和の種をまく(良き行動をする)。

 種をまき続ければ、人生、時には良い出会いもあるものです。
 それらの出会いに支えられ、導かれ、何とか続けてこれたのがエンチャイルドの活動です。

 自分でまいた種は自分で刈り取る。
 どんな人生になるのか、どう生きるかは自分次第です。
 
 実を見れば何の木か分かる。
 エンチャイルド奨学生たちを見ればエンチャイルドが何かが分かる、ということでしょうか。

 皆さんもスタディーツアーに参加して、成長した彼らと交流し、エンチャイルドの実を皆さん自身の目で確かめてみてください。

スタディーツアー

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 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。
 
 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 自分はもちろん、わが家の子どもたちは全員すでに「学校」を卒業しましたが、今年は2回(小、中)の卒業式に出席する機会がありました。孫はいないので、孫の卒業式ではありません。いわゆる“来賓”という立場です。

 入学式にも出席することはありますが、卒業式の方が多いです。年度初めの方が忙しいからという理由もありますが、卒業式を見たいという気持ちの方が強いからなのかもしれません。

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 「卒」とはどんな意味でしょう?
 「終わる」「終える」という意味ですね。
 「済む」「完了する」、「完成する」、「やむ」「やめる」、そして「死ぬ」という意味もあるそうです。

 「卒業」というときには、「完成する」の意味が合っているように思います。

 卒業証書には、「〇〇の全課程を修了したことを証する」などと書いていることが多いですね。
 ある課程(ある期間の学業)を修め、終えたことが卒業です。

 「死ぬ」という意味で言うなら、古い自分が死んで新しい自分が生まれること、とも言えなくもないように思います。

 卒業は、英語でgraduation。graduate(卒業する)はラテン語の gradusに由来するそうです。
 gradusの原義は「階段」とのこと。gradationは、段階的変化・色彩や色調の濃淡変化という意味でも使われますね。

 山歩は、卒業は成長の証し、道標(道しるべ)だと思いました。
 成長は段階的になされるもの。幼稚園(保育園)→小学校→中学校→高等学校→大学→大学院…これも段階。

 卒業式は、成長段階(節目)を目で見ることができる、人生にとって大切な場面の一つです。

 卒業式で流れる涙は喜びの涙です。

 入学式を迎えて成長の始まりを祝福する、卒業式を迎えて成長の証しを喜ぶ。成長と喜びは相性の良い言葉です。

 卒業、そして入学、…そして卒業。
 人生とは、成長と喜びの階段を上る道です。

 「学校」が万能というわけではなく、問題点もありますが、それでも学校に通えること、学校を卒業できること、それは成長と喜びの証しとなり、希望の門出となると信じます。


【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
というかた

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 社会にはいろんな人々が存在し、それぞれの価値観でそれぞれの人生を生きています。

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 グローバル化することで、画一化と多様化の両面が見られるようになりました。
 米国の著名なファシリテーターでリーダーシップトレーナーのマーク・ガーゾン氏は、著作(『世界で生きる力――自分を本当にグローバル化する4つのステップ』英治出版)の中で5段階のシティズン(市民)の概念を提示しています。

 市民の意識レベルの5段階ということだと思いますが、これは同時に市民社会には五つのライフスタイル、あるいはタイプの人々が存在していると捉えることもできそうです。

 1~5。あなたはどんなタイプですか? どんな市民ですか?

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 1のままで生きるのか、2のままで生きるのか、3のままで生きるのか、4のままでいきるのか…。
 それとも、1→2→3→4→5へと段階的に概念を変更して生きていくのか…。

 しかし事はそれほど単純ではなく、人間、1の時もあれば2の時もあり、3の時もあれば4の時もある。朝と昼と夜で気分は違ってくるというのもまた事実なり、でしょうか。

 1.自分と共に生きる
 2.仲間と共に生きる
 3.社会と共に生きる
 4.地球人として生きる
 5.地球(宇宙、大自然)と共に生きる


 山歩は欲張りなので、1~5、全部受け入れて生きていきたいと考えてしまいます。

 さて、皆さん!
 エンチャイルドのスタディーツアーは1~5を同時に体験できるライフイベントらしいよ、と聞いたらどう思いますか?

 山歩がうそつきかどうか、確かめてみませんか? 百聞は一見に如かず。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が盛り上がっていますね。
 日本時間3月21日、米国のマイアミで行われた準決勝(日本 VS. メキシコ)で、日本代表「侍ジャパン」が劇的なサヨナラ勝ちを見せてくれました。

 勝敗を決めた逆転の左中間2点二塁打を放ったのは、今回のWBCではずっと不振に苦しんでいた村上宗隆でした。

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 試合後のインタビューで大谷翔平が最後に語った言葉が印象に残りました。

インタビュアー:
 「日本は祝日でたくさんの子どもたちも見ていると思います。そんな野球少年を目指す子どもたちにひと言お願いします」

大谷翔平:
 「何回かチーム全体として折れかけてたと思うんですけど、最後まで諦めないっていう気持ちだけでつないでつないでああいう形になったと思うので、みんな素晴らしかったと思います」

 大谷は、子どもたちに諦めない心を持ち続けることの大切さを伝えたかったのだと思います。

 逆転劇が不振に苦しんでいた村上によってもたらされたことも意味あることだったと感じました。
 村上は、誰よりも「諦めない心を持ち続けること」が厳しい立場にあったと思うからです。
 
 「諦めたらそこで試合終了だよ」のセリフは、漫画「スラムダンク」の有名な言葉ですが、このことは、人生の全てに通じるものだと思います。

 自分を信じ、仲間を信じ、互いに信じ合えるのか…。
 簡単なことではありませんが、その心の強さが、道をつくり出していくのだと思います。「意志あるところに道あり」ですね。

 大谷はインタビューで聞かれて、その瞬間心によぎったことを話したのだと思いますが、その言葉が子どもたちへのメッセージとして語られたことの意義は大きいと考えます。

 子どもたちが、夢と希望、自らの志に向かって諦めない心を持ち続けてほしいと願います。そして私たち大人もそのような生き方をし、それを子どもたちに背中で見せてあげることが大事なのだと感じます。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 地球村を行く、山を歩く、これが地球村山歩のライフスタイル。

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 SNSでも書きましたが、先週の土日、地元の小学校のおやじの会主催で行われた21kmの夜間“行軍”に参加しました。参加者皆で長距離を歩いた後、ゴールの小学校の屋上から一緒に日の出を見るという一種のツアーイベントです。

 やはりコロナ禍故の3年ぶりの開催。今回が通算18回目。長く続いている立派な伝統行事です。子どもと大人を合わせて70人余りが参加しました。21kmの夜通しのウォーキングは大人でも大変なもの。低学年のお子さんたちは寝ながら歩いていた子もいたけど、よく頑張りましたね。

 私は17年ぶり2回目の参加でした。初めての時は、当時6年生の娘と一緒に歩きました。その時は17kmくらいのコースでしたね。

21km夜間行軍

 写真は小学校の屋上から撮影したもの。太陽が現れると歓声が上がりました。見事な朝日でした。

 21kmのコースは、武道館→皇居→国会議事堂→オリンピックスタジアム(新国立競技場)→東京体育館→恵比寿駅→駒沢オリンピック公園→小学校と、オリンピックにちなんだ場所をつなぐもの。まさにTokyo Walkingでした。次は明るい時間帯に歩いてみたいコースです。

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国会議事堂
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東京オリンピック大会で使われた聖火台
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 3月4日(土)の歩数が13,432歩、3月5日(日)の歩数は34,237歩、合わせて47,669歩。たくさん歩きました(スマホの万歩計の記録から)。日曜日には東京マラソンも行われましたね。

 いい季節がやって来ました。
 皆さん、一緒に歩きませんか?

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  今日は福沢諭吉の心訓(『福翁自伝』より)を共有したいと思います。
 『ことばの森』(平島廉久 二期出版)に掲載されたものから紹介します。

 世の中で一番楽しくりっぱなことは、一生涯貫く仕事を持つことです。
 世の中で一番みじめなことは、人間として教養のないことです。
 世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
 世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。
 世の中で一番尊いことは、人の愛に奉仕し、けっして恩に着せないことです。
 世の中で一番美しいことは、すべての物に愛情をもつことです。
 世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。


 さすが福沢諭吉先生です。
 どれも心に人生の教訓として響く内容ばかりです。

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❶世の中で一番楽しくりっぱなことは、一生涯貫く仕事を持つことです。 
 一生涯貫く仕事。ライフワークですね。
 使命感を持てる仕事、情熱を持てる仕事、心の底からやりたいと思える仕事、といったところでしょうか。

 あなたのライフワークは何ですか?

❷世の中で一番みじめなことは、人間として教養のないことです。
 人間としての教養。年を取れば取るほど、教養を身に付けることの意味と価値を実感します。
 教養は人間の生き方、心を豊かにしてくれるものだと思います。
 人間らしさ、自分らしさもまた、教養を身に付けてこそ、発揮できるのかもしれません。

世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
 する仕事のないことは、寂しいこと。確かにそのとおり。
 働くことは、「傍(はた)を楽にすること」といいます。もちろん自分のためでもありますが、家族のため、誰かのために働くことが、最も心を満たしてくれる仕事なのだと思います。

世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。
 他人をうらやむことほど、みにくいことはないと分かっていながらも、人をうらやんでしまうのが人間の性(さが)ですね。諸悪の根源であるねたみ・嫉妬を、克服し、向上心に変えていきたいものです。

❺世の中で一番尊いことは、人の愛に奉仕し、けっして恩に着せないことです。
 人の愛に奉仕するとは、利他を超えた愛他精神のことですね。「決して恩に着せない」。「うらやまない」ことと同様、簡単なことではありませんが、このような人格を持った大人が増えない限り、社会の居心地が良くならないことは分かります。

❻世の中で一番美しいことは、すべての物に愛情をもつことです。
 全ての物に愛情を持つ。愛を持てているかどうかは感謝の心で生活できているかどうかということとイコールなのかもしれません。
 物や事柄に対する対応もそうですが、全ての時間を「喜んで」「感謝して」過ごせることは幸福な生き方の神髄のような気がします。

❼世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。
 うそをつくことは悲しいこと。うそをつかれることもつらいですが、うそをつく本人は心の中で誰よりも苦痛を受けているのかもしれません。

 福翁の七つの心訓。シンプルですが、重要な人生訓ですね。
 福沢諭吉らしい、実質的で実践的な内容です。

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 今日は「インディアンの教え」を紹介したいと思います。「自立した子どもを育てるための親子の在り方」について示唆している内容とされています。

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「インディアンの教え」

❶批判ばかり受けて育った子は、批判ばかりします。
❷敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います。
❸ひやかしを受けて育った子は、はにかみやになります。
❹ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気を持ちます。
心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。
励ましを受けて育った子は、自信を持ちます。
❼ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。
❽公明正大の中で育った子は、正義感を持ちます。
❾思いやりのある中で育った子は、信頼を持ちます。
人にほめられて育った子は、自分を大事にします。
仲間の愛で育った子は、世界の愛を見つけます。

 「インディアンの教え」はさまざまな訳で紹介されていますね。
 上記のものは、産経新聞(1989年1月30日付)に掲載されたもので、通し番号は山歩が振りました。

 いかがでしょうか。
 子育て真っ最中というかたもいらっしゃることでしょう。参考にしていただけるとうれしいです。

 エンチャイルドの教育支援(共育プログラム)は「自立のための教育支援」を掲げていますが、❺❻❾⓫の内容が特に共通しているように思います。

 子どもの成長にとって親子関係や家族関係の大切さは自明のこととなっていますが、“言うは易し”で、実践するのはなかなか簡単ではありません。

 「世界の子どもたちを元気にしよう」と呼びかけるエンチャイルドもまた、心の国境を超えた家族愛の実践者としての真価が問われますね。

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