こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
遅ればせながら、第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞作品『罪の声』を見ました。
原作は、塩田武士の同名タイトルのサスペンス小説(2016年発表、講談社刊)。
グリコ・森永事件をモチーフとした作品で、2016年度週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、第7回山田風太郎賞を受賞しています。2020年に土井裕泰監督、小栗旬主演で映画化されました。
脅迫電話の声に使われた3人の子どもたちの人生は大人たちの身勝手によって翻弄されます。
ウィキペディアは、塩田武士が同作を執筆した経緯を以下のように記しています。
「塩田は大学時代にグリコ・森永事件の関係書籍を読み、脅迫電話に子どもの声が使われた事実を知り、自らと同年代でもあるその子どもの人生に関心を抱いたという。将来的にはこれを題材とした小説を執筆したいと考えていたが、塩田は新聞社に就職、記者となった」脅迫電話の声に使われた3人の子どもたちの人生は大人たちの身勝手によって翻弄されます。
3人のうちの年長の少女、生島望は、若くして非業の死を遂げます。
映画作品は、望が自らの運命を呪いながら公衆電話で親友に必死に訴えるシーンで幕を閉じます。
映画作品は、望が自らの運命を呪いながら公衆電話で親友に必死に訴えるシーンで幕を閉じます。
あんな
あたしな
諦めたないねん
今の辛気臭い場所出て
一人でもどっかで働いて
お金貯めて
通信制の高校行って
英語の勉強続ける
ほんで
絶対絶対
夢かなえる
あたしの人生やもん
映画雑誌に夢中になり、英語の勉強に励む望の夢は、映画の字幕の翻訳家でした。
子どもたちの夢は生きる希望そのものです。
子どもにとって夢は成長の原動力です。
映画のラストシーンの望の叫びが、見る者の心に刺さります。
エンチャイルド奨学生たちのたくさんのエッセーを思い出しながら、「望」は決して特殊な立場ではないと感じます。
夢を見ることすら許されない子どもたちが世界にどれだけいるでしょうか。
希望を持てずに成長期(自立期)を生きている子どもたちは少なくないのです。
子どもたちの夢は生きる希望そのものです。
子どもにとって夢は成長の原動力です。
映画のラストシーンの望の叫びが、見る者の心に刺さります。
エンチャイルド奨学生たちのたくさんのエッセーを思い出しながら、「望」は決して特殊な立場ではないと感じます。
夢を見ることすら許されない子どもたちが世界にどれだけいるでしょうか。
希望を持てずに成長期(自立期)を生きている子どもたちは少なくないのです。
「世界の子どもたちを元気にする」こと、「子どもたちが夢と志を持って生きられる社会」を実現することは簡単ではありません。
大人たちが変わること、社会が変わること。
大人が大人になること(自立すること)、社会が共立の道を選ぶこと。
エンチャイルドのYouTubeチャンネル登録をお願いします!
グッドボタンもポチっとしていただければ励みになります
Subscribe to ENCHILD channel!
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?
エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!
国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。