★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

Category: 生活


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 12月31日、今日は大みそかです。

 皆さん、2024年最後の日をどのように過ごされる予定ですか?

 大掃除? 年賀状作成? 年末年始の買い出し? それとも年越しそばやおせち料理の準備でしょうか?

 もしかしたら、お餅をつく予定のかたもいらっしゃるかもしれませんし、帰省の移動日というかたもいらっしゃるかもしれません。

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 いずれにせよ、この一年、お疲れさまでした。

 山歩はといえば、2023年はとにかく忙しい一年でした。
 皆さんはどんな一年を過ごされましたか?

 さて、山歩は2024年を「新しい出発の年」と位置付けました。

 新年の抱負はお正月を迎えてから書いてみたいと思います。

 というわけで、2023年、エンチャイルドを支えてくださった皆さま、ブログを読んでくださった皆さま、誠にありがとうございました。

 良いお年をお迎えください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 年度末を迎えて忙しい毎日をお過ごしのかたも多くいらっしゃると思います。
 また、新年度4月のスケジュールもどんどん決まってきている時期ではないでしょうか。

 そして日本社会は、卒業と入学、新入社の時でもありますね。

 ご卒業の皆さん、おめでとうございます!
 まもなくご入学の皆さん、少し早いですが、おめでとうございます!

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 エンチャイルドの年度末は、①3月25日のニュースレターの発行、②3月15日号、25日号のNEWS & REPORTの配信、そして3月31日(木)には、2021年度最後のオンライン報告会を行います。同報告会では、最近のエンチャイルド奨学生の声と、今年度1年を映像で振り返るプログラムを予定しています。また、特別ゲストも予定していますので、お楽しみに。

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 ところで、この時期は桜の季節でもあります。
 皆さんのお住いの地域の桜の開花状況はいかがですか?

 東京はここ数日冷え込みましたが、来週には満開の時期を迎えるのではないかと思います。
 山歩は、4月2日にはPTA役員時代の仲間たちとお花見散歩会(コロナ禍太りダイエットウォーキング?)を予定しています。平日には仕事仲間と近くの公園で歩き花見でもしようかと…。

 東京は、入学式の頃は葉桜かもしれませんね。

 卒業生の皆さんに今年の桜の写真を何枚かお祝いとしてプレゼントします。お楽しみください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本ブログ投稿番号【544】の続編です。

 問題解決のための社会的政策と共に、エンチャイルド流のコロナ禍への家庭生活における対応策(感染していない状況の場合)を8エレメントの視点から提案したいと思います。

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【共有】
 家庭生活でも社会生活でも情報の共有が大切であることはあえて強調するまでもないかと思いますが、会社や仕事、外での付き合いでは情報共有に神経を使う人も、家庭や家族間での情報共有については案外、十分ではないという場合が少なくないかもしれません。

 家族といえども、必ずしも「以心伝心」とはいかないものです。夫婦間や親子間、家族間でも互いに何か考えているか分からない、家の外で何をしているのかほとんど把握していないということも…。
 生活や経済を共有しているのが家族ですが、こと情報の共有については結構意識しないと疎かになりがちです。

 家族愛の絆で結ばれた家族だからこそ、互いに関心を持ち、誰よりも互いの理解に努めないといけないのではないかと思います。
 「ステイ・ホーム」の期間に、情報共有によって家族関係の再構築を図ってみてはいかがでしょうか。

 「愛」の反対は「無関心」というマザー・テレサの有名な言葉がありますね。

 「ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ氏は次のように語っている。『愛の反対は憎悪ではない、無関心である。人間の最大の苦しみ、悲惨は、自分がすべての人に見棄てられている、自分はもうどうでもよい不要な存在なのだと感じさせられる、その絶望なのだ。人間が他者に対して無関心になるとき、その人こそ最悪の貧の人に堕すのだ』」(『テキスト国際理解』米田伸次 他 著 国土社 1997 p.57)

 コロナ禍の中で、家族が一緒にいる時間が増えているというケースが多いと思います。
 意識的に対話の時間を増やし、一緒に食事をしたり散歩したり、行動を共にし、家族だからこそ、互いに「知り合う」べきだと思います。それは家族の貴重な宝物となり、将来のかけがえのない無形の財産となることでしょう。

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【共感】
 デジタル大辞泉によれば、共感とは、「他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち」とあります。

 他人の意見や感情をそのまま同意することは、なかなかできかねることも多いかもしれませんが、いったんは「そのとおり」と受け止めることは大事なことだ思います。
 誰でも無視されたり、頭ごなしに否定されるようなことは嫌でしょう。
 また、「そうかなあ?」と思うことでも、まずは「そのまま」「そのとおり」を受け止めて、「そうなんだね」「なるほどね」と理解を示すことは大事なことです。

 家族関係こそ、共感のプロセスを欠いたり、端折ってはいけないと思います。
 家族関係に「既読スルー」は厳禁です。

 人間関係が難しくなる要因の一つに対等性、公平性が崩れるということがあると思います。投げられたボールはいったんしっかりキャッチするということです。そしてしっかり相手の取りやすい所に投げて返すことが大切です。

 共感性を保つことは簡単ではありませんが、共感性が高ければ高いほど関係性は安定し、信頼感が高まることでしょう。そして関係性が安定し、信頼感が高まれば共感性はさらに高まり、お互いの満足度、幸福度が上がることでしょう。

【共観】
 「共観」はあまりなじみのある言葉ではないかもしれません。
 「観」を共にするという意味ですが、価値観や観念を共にする、共有することを指しています。
 ビジョンや目標、目的を共有すると言い換えてもいいでしょう。

 家族がビジョンや目標を共有するといっても日常的なものとしてピンと来ないかもしれませんが、目指すものが一致していれば、関係性が強まりますし、目的や目標をしっかり共有できれば連携もしやすくなり、協力しやすくなります。共に行動しやすくなります。一緒に行動する機会が増えればコミュニケーションをすることも多くなり絆が深まることでしょう。

 家族だからこそ、家庭におけるビジョンや目標、目指したいものを明確にして共有し、意識的に一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。
 「家族全員で一斉に家の中の掃除や片付けをしよう」とか、「お金を貯めてどこどこに何泊何日で家族旅行をしよう」とか…。

 共観を持つことの大切さは、同じ頂上を目指す登山仲間たち(パーティ)に例えることができます。
 「共観」のない登山計画はありません。登山におけるパーティは8エレメントによって成立すると言っても過言ではありません。
 
 家庭生活も登山と似ています。8エレメントを満たした家庭生活は家族愛の絆で結ばれ、満足度と幸福度の高いものとなることでしょう。

(続く)

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 本日、5月30日(日)、ご案内のとおり、オンライン・スタディーツアーを実施いたします。
 オンラインではありますが、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムをお楽しみいただけます。

 参加ご希望のかたは、本日午後2時までに info@enchild.org までご一報ください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 一年前のものですが、ユニセフの報告書によれば、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は特に最貧困層の子どもたちの生活に壊滅的な影響を及ぼしているとし、「石けんと清潔な水による手洗いは、多くの子どもにとって手の届かないこと」「デジタル技術へのアクセスの欠如は多くの子どもたちが学ぶことを妨げていること」「すでに暴力のリスクにさらされている子どもがより弱い立場に置かれていること」と指摘しています。

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 残念ながら、悪い意味での社会現象ほど、弱者の立場に立っている人々に顕著に現れます。女性や子どもたち、そして貧困層がその代表格と言っていいでしょう。もちろん、複雑化、多様化する現代社会では簡単に言い切ることはできませんが…。

 さて、問題解決のための社会的政策と共に、エンチャイルド流のコロナ禍への家庭生活における対応策(感染していない状況の場合)を8エレメントの視点から提案したいと思います。

【共食】
 一緒に食事をする、これが基本。一緒に食材を買い物したり、一緒に食事を作るのも「共食」。一緒に食事ができない場合でも、ちゃんと食事ができているかどうかを確認し、十分に食べられていなければ食べられるように援助するのが共食です。
 一緒に食事をすることは健康チェックにもつながります。共食は「健康的自立(健康管理)」と密接な関係があるエレメントです。一緒に散歩したり、一緒に運動したりすることも含みます。
 食事を一緒にする(一緒に料理を作るのを楽しむ)、散歩や運動を一緒にする、これが大事です。週に数回は家族で一緒に食事をし、週に1回散歩や運動をしましょう。

【共育】
 子どもたちの勉強を見てあげましょう。本の読み聞かせもいいですね。読書タイムを一緒に持ったり、テレビやYouTube、ネット動画も家族で一緒に観るのもいいですね。一緒にトランプをしたり、ゲームをしたりするのもいいと思います。
 ポイントは「共育」です。一緒に学ぶ場を持つことです。教えることも、教えられることも、一方通行だと疲れますし、何よりつまらない。一方通行では思考停止状態になってしまいます。
 共育のポイントは、一緒に学ぶ、一緒に考える、一緒に話し合う、ということです。家族は共に育つもの。成長するのは子どもだけではありません。大人も大人としての成長、親としての成長、夫として妻としての成長、兄姉としての弟妹としての成長というものがあるはずです。
 成長は喜びであり、達成感をもたらします。共育は家族円満の秘訣です。

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【共創】
 「共食」「共育」でも触れましたが、「共創」は一緒に何かをすることであり、一緒に何かをつくり出すことです。コロナ禍の中での生活のルールを一緒に考え、実践するのもいいでしょう。共創のポイントは、一緒に考えること、一緒に決めること、一緒に行う(実践する)ことです。
 創造する喜びは最高級のレベルの刺激であり、楽しみですが、意外と家族の間では行われていないことが多いのではないでしょうか。家族でのDIY(※)を楽しむもよし、掃除や片づけを行うのもよし、です。
 目標や目的意識を共有するところから共創も始まります。一緒にコーヒーかお茶でも飲みながら(共食)、課題や問題意識を共有するところから共助、共育、共創の道が開かれることでしょう。

※「DIY」:素人(専門業者でない人)が、何かを自分で作ったり修繕したりすること。英語の「Do It Yourself」の略語で、「やってみよう」の意。(ウィキペディアより)

【共助】
 共助とは、助け合うこと、支え合うことですが、一緒にいる時間が長くなった分だけ、意識して家の事や他者のために動くようにしましょう。他人任せになってはいけません。部屋の掃除や片付けを一緒にするのもいいですね。
 夫婦仲良く、親子仲良く、兄弟姉妹仲良くは「共助」なくしてあり得ません。「共助」できるかどうかによって天国と地獄に分かれると言っても過言ではありません。繰り返しますが、してもらう一方、してあげる一方ではいけません。「助け合う」ことが肝です。「助け合う」ことから「支え合う」ことが始まります。まずは、他の誰かを助けましょう。

(続く)

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 5月30日(日)、すでにご案内のとおり、オンライン・スタディーツアーを実施いたします。
 オンラインではありますが、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムをお楽しみいただけます。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。

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